919日 午後1時〜210

No Where to Run(逃げ場がない)

 聖書 ヨナ書 1−章112

                                            

 ヨナ書といえば魚に飲まれた男 の詣ですが、一人の人間に対する神の愛と、神が、その男を御国へと連れ帰る熱い思いについての話ともいえます。聖書では金持ちが天国に入るよりも、らくだ が針の穴を通るほうがたやすいと書かれています。確かに東国への入り口は狭く、主なる神様へ私たちの愛を集中させるりことにのみ通り得るものです。私たち は神の国へ入る妨げとなる自尊心や、時に神への愛よりも強くなる憎しみなど、全てのものを捨て去らなければなりません。

 ヨナは戦争のゆえ、ニネベの人 々を憎んでいました。彼は人々が地獄に落ちることを望んでいたので神がニネベの人を救う話をした時に怒りました。その憎しみは、神様への愛や畏敬よりもよ り強くなっていたので、彼は神の前から逃げ出すことを決心しました。しかし、誰も確固たる神から逃れることはできません。神が海で大風を起こさせた時、船 員は、神々は誰に対してお怒りなのかと神を恐れて祈りました。ヨナは、神は、全地の創造主、ただ一人であり、海はヨナに対し怒っておられることを船員達に 告げますと、彼らはヨナを海へ放り込みました。

  しかし、これも逃亡だったの です。ヨナは神の言葉をニネベに持って行くくらいならそこで死んだほうがましだと思っていました。 しかし神はあえてヨナを選ばれたのです。それはなぜ か。神の後押しがあれば、だれでも神のみ言葉を携えて行くことができるからです。神はヨナを大変愛されていましたが、憎しみのためにヨナが神のみ言葉に従 わなかったならば天の御国へは入れないことを知っていました。 神は私たちをも同じように愛してくださっています。時に、神は私たちを神へと向けさせ、準 備させるためにあえて試練を与えることがあります。碑は、私たちを強くするために、悪をぬぐいさるいろいろな試練を与えるでしょう。神はあなたの心の中で 一番ですか?

私はヨナですか?あなたはどうで しょうか?