英語礼拝 103

いっしょうけんめいやりなさい Important Things in a Busy Life

 コロサイ人への手紙

“何をするにも、人に対してでは なく、主に対してするように、心から働きなさい。”

聖書 ヨハネによる福音書17126

 ョハネ17126は、他のどの箇所よりもイエ スが神とひとつであることを強く記しています。神はイエスをこの世に送り、私たちと共にいて私たちが何をすべきかを示し、どのように生きていくべきか、ど のように神との関係をもっていくのかを示してくれています。今朝の白川兄のメッセージにも、“私はあなたにおり、あなたは私の中にいる”ということばが出 てきした。

 イエスは神との歩みをわたした ちにも望んでおられる。イエスのヨハネの中の最後のことば、「わたしはもうこの世にいなくなりますが、彼らはこの世に残っており、わたしはみもとに参りま す。聖なる父よ、わたしに賜った御名によって彼らを守ってください。それはわたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためであります。」(ヨハネ176)のように、もし私たちが何者 なのかをこの世に現すことがなければ、わたしたちの生き方は意味をなさない。この世になにもしていないことになります。

 先週周りの人と、バプテストと は何かを話しました。ほかのどの宗派と異なるのは、バプテストでは個々の信仰を大切にし、一人一人が神との個人的な関係を結ぶことです。神との直接的な関 係はクリスチャンにとってとても大切なことです。しかし、このことは、時にむずかしく、責任が伴います。偉い信徒の言うことをただ聞いて動けばいいだけな ら、こんな簡単なことはない。しかし、バプテストはそれを許しません。一人一人の神との関係が最も大事だというのです。

 パウロは、ある町へ向かいそこ で神の名ゆえに打たれののしられても耐ええたのは、神への強い信仰と自信を持ち完全に神と結ばれていたからです。しかし、今クリスチャンがこのような神と ひとつの関係を持っていないのではないでしょうか。神への信頼がない。神を信じるということは、神の約束を信じること、神の行ったことしたことを信じるこ と、神が私甲人生に働いていることを信じることです。神の行いを信じること。神のすべてを信じるごといーこれがクリスチャンの生き方です。ただ神の存在を 認めるだけではない、神との個人的な関係を持つことです。なぜなら、この姿勢こそイエスと神との関係に現れているからです。

 イエスがしたこと、神との関 係、を信じることなしには、本当に神を信じているとはいえない。どうやってイエスが生きたように生きることができるでしょう。イエスの時代と比べて、私た ちは忙しすぎる。しなくてもいいことに忙しくなりすぎてはいないか、ということも考えたい。自分がしていることは神に栄光を帰することをしているのか。す べてを捨てて、神のために働き、外で宣教をしなさい、といっているのではない。コロサイにあるように、何をする革も人に対してではなく、主に対してするよ うに、心から働きなさい。何をするにもと与軽いても、神とひとつであることをいつも心にとめていることが大切。自分と神との関係が正しくなければ、周り人 にも悪い影響を与えてしまう。忙しいことを言い訳に、しなければならないことを先送りしてはいないか。忙しいことは悪いことではないが、うまく整理してい かなければいけません。神も同じことを言っている。速く生きるのではなく、賢く生きなさい。と。先を見て、何をしなければならないか、計画を立てなさい。 と。

 神とともに座り、一週間の計画 を立てていく、これからの5年間の計画を立てていく。神は瞬間瞬間に働いてくださる方であることは確かであり、必要 な瞬間に神が働いて下さることを感じることはあるが、いつもそうとは限らない。わたしたちは準備をし計画をして、神との関係を保っていかなければいけな い。時間をとって準備をし計画をして神の助けを求めていく、それがイエスのなされたこと。神に祈り、御心を求められた。時に山に登り何時間も祈られた。イ エスは神と対話され、自分はどうすべきかを聞かれた。宣教の3年間彼は疲れを見せず働かれた。5000人の聴衆に向かって話し、5000人を癒し、

パンを与え、あちらこちらへと移 動し、とても忙しい人生だった。それでも、時間を割いて祈り、学び、そして人とともにいることを選ばれた。

 この教会は、神と個々の関係を 大事にしている。わたしたちは一人一人イエスのようになることを大事にしている。一人一人が神との関係を持ち、信じ、聖霊をいただいている。神の計画は、 聖霊によってあらわされ、私たちに示される。

 私は、本来人前で話をしたりす る人間ではないですが、神が自信を与えて責任を与え、すべきことを与え、計画を与えてくださっていることを信じるからできるのです。それは、クリスチャ ンー人一人に等しく与えられているものです。彼の計画に従うのです。もし、従うことをしないなら、なんともったいないことでしょ。神のすばらしい計画は、 彼に従うことによってあらわされるのです。