Looking Forward 前に向かって

第一コリント13:1-13/エフェソ2:110/エレミア17:7

                                                                                              Jan  02   2005

「前に向かって」Looking Forward:要約

 第一コリント13:1-13/エフェソ2:110/エレミア17:7

旧約聖書の中で、神 がモーセに現れた時、モーセの問いに答えて「わたしはある。わたしはあるという者だ」と言われました。(出エジプト3:14)又、イエスはユダヤ人 達の問いに答えて「アブラハムが生まれる前から『わたしはある』と言われました。(ヨハネ8:58)英語では“I am.”現在形で書かれています。現在形は、今から始まり未来へ続くという意味であり過去の意 味はありません。それは神は常に未来について考えられると言う事を表しています。

クリスチャンは神と天にてお会いする時完全な者に変えられると信じていますが、今はそれ とは遠い存在です。ただそうなるように努力をしています。そこには幾つか段階がありますが、その1つは「どの方向を見ていますか」です。神様が何時も前に向かって進まれるお方であるな ら、私達も常に前を見るべきです。

もちろん神様は私達の過去に心をとめて下さいます。それは過去を人生の基礎として良きに 用いられる為です。神様は過去私達の中におられました。そして今日(救い)へと導いて下さたのです。しかし多くの人は、その事に気づかず過去に支配され押 しつぶされています。キリストは私達の土台であり、私達の過去を取り扱って下さいます。自分の過去を(よい事も悪い事も全て)キリストに渡して下さい。渡 したならば神はそれを人生の基礎として良きに用いてくださり、私達はこの上に立って更に上にのぼる事が出来ます。そうしないなら過去は重く私たちにのしか かり、私達は過去の下敷きになってしまいます。ロトの妻は後ろ(過去)を振り返り塩の柱となりました。そうならない為に過去を神に委ね未来に向かって進み ましょう。それを神様は望んでおられます。

昨年は災いが私達を襲いました。津波の災害は本当に悲しい出来事でした。愛する人を亡く した人々の為、今も愛する人を探し続けている人々の為に祈りましょう。しかし私達は過去に押しつぶされてはいけません。過去を神様に渡し、前に向かって進 みましょう。けれど、どの道を行きますか。神の警告を無視し、神の計画を無視し、わが道を行くのではありません。自分勝手な道でも、人間の考えによる道で もありません。神様が望んでいるのは、私達が正しい道を選ぶ事です。過去から自由になり、(主に従い)前に向かって進む時、幸せもそれに伴います。