英語礼拝要旨

2005，1，16

　　　Faith（信仰）

　　あなたはつながっているか。

  "さて、信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することであ る．”（へブル11：1）

聖書：マタイ17：20

　信仰とは、どのようなものか。 南メキシコの言葉では、「心をもって神にすがる」パナマのバリエンテ語では、「神に寄りかかる」スーダンのアヌカ語では、「神の手に自身を置く」、といろ いろな表現をしている。しかし、一番よく言い表しているものは、これもスーダンのウヅク語での「人の身体に、心に、魂に、神のことばをつなぐ」という表現 だ。信仰を語るのは大きすぎるが、力の源である神につながるという視点で考えてみたい。

　私たちがどのような素晴らしい ことをしたとし七も、もし愛と信仰がなければ、何の意味もない占　世ではたくさんの祈りがなされている。自分自身のために。今年も多くの人が神社に初詣に 行き、祈った。多くの人が、痛みを覚え、悲しみを抱えている。しかし、本当に彼らは信じているのか、愛しているのか、信仰を持っているのか。彼らは望みだ けを祈っている。しかし、愛とは、私たちが望むのではなく、神が望むことを行うことである。もし、私たちが神を愛していなければ、私たちの祈りは聞かれな い。神は、私たちと共におられ、守り導かれる。神を信じない人にも同じようにされる。しかし、私たちに個人的に関わり、神を愛すようにし、神のために存在 する意味を教えてくださる祝福は、信仰によるのである。

　　　ヨハネ　15：1−11

　　　マタイ　9：27−31

　　　ヨハネ　14：12−17

　真実の御塞、神の御霊があなた にとどまる、あなたの信仰により。しかし、イエスは、「ああ、信仰の薄い者たちよ。もし、からし種ほどの信仰があれば、」と言われる。神がどれほど力強い か、私たちの人生に何をされようとしているのか、神は私たちが人を手助けするようにと仕向けられる。

　信仰について書かれた箇所を引 くと膨大な量。信仰とは何か。神は新約聖書の神のみではない。旧約聖書、新約聖書を通して神はどのような方なのかを見なければいけない。科学がどう説明し ようと、学校でどのように教わろうと、この世がどう言おうと、聖書はどう語っているかを聞いていかなければ、そして神のことばを信じ自分をその場に置いて 考えなければならない．

　「他のために祈る」という本が 大変有名になった。しかし、他のための信仰という意味で考えてみたい。信仰がなければ祈りは意味をなさない。信仰は祈りを導く。神はあなた、の生き方を変 えられる。

　現代の信仰。ヨハネのぶどうの 木のたとえから、何か強いものにつながるということがどういうことか。力のみへの信仰、救いのみへの信仰、慰めのみへの信仰は信仰ではない。直接源へつな がること、神とつながることが信仰である。例えば、インターネットの進化は素晴らしいが、進化とともにコンピュータのモデムもそれに対応させていかなけれ ばいけない。私たちの信仰も、小さなものであった。神様のくださる小さなことに喜び、それに祝福を感じ、そしてまた祝福を求めることにより信仰が育って いった。神の力がより働くように、私たちの生活には多くわガラクタがあり整理しなければならない。ある人は、こう言う。信仰が厚いとは、責任がより重くな ること、自分のしたいことではなく神のされたいことをすること、自分の諦めたくないことを諦めるということ、自分の生活を変えるということ。しかし、そう することにより神の望まれることに焦点を当てた生き方に変えられる。神は、忍耐強く、手を差し伸べられる。

　生き方が変わらなければ、信仰 は育たない。マタイによれば、「あなたがたの信仰どおり、あなたがたの身になるように」（マタイ9：27）である。つながる部分は小さいが、神につながると、新しい命が与えられる。それが、神 の求められること。わたしたちは、ほど遠いのかもしれないが、力を尽くして思いを尽くして、神の手に届こうとする時、信仰は成長する。届こうとする行為そ のものが信仰である。愛がなければ届かない。しかし、一方の手が神に届こうと伸ばし、もう片方の手が別の方向に伸びるのであれば、信仰は育たない。信仰と は変わることである。信仰とはつながるということ。あなたの生活を新しくしなければ、何を切り落とすのかを学ばなければ、神との関係を表すことはできな い。自分のしたいことではなく、神のされたいことが自分を通してして頂くように、自分が変わらなければな宮ない。