希望

Speaker: M.Noorhoff

希望（HOPE）は願望（WISH）と違って永遠に続くものですo

聖書には「人の心には多くの計画 がある。しかしただ主の御旨だけが堅く立つ。」蔵言19：21とあります。もしかしたら、貴方の昨日今日と物事は上手く行っていないかもしれませんが 神の計画は必ず実現します。何故なら、私たちの過去現在は導かれ神の御心が成るからです。ダビデは、若しみの最中にいた時にも未来に大きな希望を抱いてい ました。（詩篇33さ12〜22）私たちももう一度希望を心に持ちましょう。

 　只、ノクリスチャンは他の人と違って希望の為に、厳しい訓練（試練）に甘んじるでしょ う。私たちは真実に欲するものを手に入れる為には、まず自分自身の願望を捨てなければならないからです。別の言葉でいうと、自分自身が肉的に欲するものを 先ず捨てなければなりません。そうすれば時間がかかっても神は全てを導き、時にかなって実現へ導いて下さいます。神は私たちの人生の中で働き導いて下さい ます。（エレミア29：4〜14、ヨブ6：8〜13、ローマ5：1-5，25）

　世界にある多くは希望ではなく 願望です。しかし貴方が望みに向かって歩むなら、そのために努力するなら、それは願望ではなく希望です。クリスチャンは希望に向かって行動します。時々何 故だか解らないままにそうする事があります。私は自分の生徒によくこんな質問をされます。「どうして日本に来たのですか。」その説明を2時間程かけて充分に説明しま す。神について、神が自分の人生の中で何をしてくれたのか等。

 　最初日本に来ようとチャレンジしましたが、その時は（採用試験に）失敗してしまいまし た。きっと簡単に合格すると思っていたのに不採用となり失望してしまいました。しかし神の御心を知るため、神と（祈りによって）コミュニケーションをする 事を知らされました。そしてその後直ぐに　日本に来る機会が与えられたのです。日本に来る事は神様の御心でした。母もそのことを確信していました。来日後 メールでやり取りしていましたが、2年ほど経った時、母が「どれくらい日本にいるの」と尋ねましたので、私は「わからないけ ど長くいる事になると思う」と伝えました。母は「わかっている。あなたがそこにいるのは神様の御心だから」と言いました。母とは信仰について多く話した事 が無かったので驚きました。掛七佃本の何処に行くのかも解らなかったけれど神様は最初から意思を持って導いて下さいました。神様は機会を与え私たちを導い て下さいます。そしてこれが私の大きな希望なのです。

　次にこんな質問を受けます。 「先生の趣味は何ですか」私は勉強だと答えます。すると生徒は「え〜、なんで」と驚きます。私は神様が何処へ私を導かれてもいいように常に備えていたいの で勉強を続けるのです。　　　　　　　

　又、人生の目標について生徒と 話した事があります。シェークスピアは「世界は舞台であり、我々は役を演じる役者である。」と言いました。これは例えですが、ある日監督は一人の役者に主 役を与えました。本人は大変喜んでその日はお酒を飲みました。あまり飲みすぎたので、次の日練習をすっぽかしてしまったのです。その役者の出番は削られ一 生懸命練習する者に多くの出番が与えられました。神様はあなたに大事な機会を与えようとされます。しかし、貴方が自分の願望にだけ目を向けているなら、神 様はそれを他の人に与えられるでしょう。

　時た私たちは望みが叶えられな い経験をし、期待しなくなる事があります。・祈っても答えが与えられないのです。神様は希望について更に深い理解をさせる為に、そのような経験を導かれる 事があるのです。蔵言19：9「人は心に自分の道を考え計る。しかし、その歩みを導く者は主である。」　では、私たち はどのように神の導きを理解するのでしょうか。。。キリストが私たちの道となり導いて下さいます。自分が目指す願望ではなく、主の道、希望に自分を委ね主 の導きに従いましょう。私も結婚を通して主の導きを理解しました。勿論、結婚さまいろいろな事があり戦いもあります。しかし、神様が授けて下さった子供を 見る時、この道こそが主の導きで他に道はないと確信します。そして、神様がどのように人の人生を配慮を持って導かれるのかを理解する事ができました。

　私たちは自分自身の願望をあき らめて神様の導きに全てを委ねる時、神

様にある真の希望へと導かれるの です。