Extreme Makeover

The Great House of God

脅威の改造人   すばらしい神の家

Speaker:  M.Noorhoff 

イエスは答えて言われた。「この神殿を壊して みよ。三日で建て直してみせる。」

ヨハネによる福音書 2:19

 

バスが脅威の改造人受け入れに選 ばれた家族の家の前に止まり、番組は毎週スタートする。脅威の家改造はテレビ番組で、普通の人がテレビに出るものである。「あいのり」や「ビューティコロ シアム」と同じジャンルの番組で、わたしはこのような番組は好きではないが、これは別である。たぶん自分の中のDIY体 質が、信じがたいストーリーや使われる技術に魅せられているからだろう。毎週何か問題を抱えている家族が選ばれる。病気、障害、片親または両親不在など悲 劇的なストーリーがある。それらの家族も、隣人に気を遣いながら一生懸命生きている人たちである。だから、毎週匠チームが解体チームとともにやって来て、 新しい家がデザインされ、古い家が解体された後に残された箇所の上に建てられていく。今ではそれほど特別なことではないが、家は家族のニーズや特質に合わ せて特別に設計されている。最良の品質、芸術、材料、装置や備品が使われ、それとともに多くの作業員やボランティアの人たちがかかわっている。もっとも驚 くべきことは、古い家が壊され、内装外装風景を含め新しい家が建てられるまで、家族が休暇を過ごす7日間で終えられることである。

ちょうど一週間で、信じられない 話だが。どんな家か?安全なの?他の人にこの番組のことを紹介すると、必ずこんな反応が返ってくる。この番組のもっとも素晴しいところは家族が家に連れて こられ、新しい家がその姿を現すときである。家族は、もたらされた祝福に喜びで満たされる。そして、家族が家という建物だけでなく、家族一人一人への配慮 を見るとき、喜びと感謝の涙があふれてくる。

 家が壊され、美しく新しい家が7日間で建てられる。信じがたいが本当の話である。

ヨハネ2章19節

「この神殿を壊してみよ。三日で 建て直してみせる。」

これらの言葉を聞いた人たちが信 じられない様子だったことは容易に想像できるだろう。

 彼らはイエスが「この神殿を壊してみよ。三日で建て直してみせる。」と答えた言葉が理解 できなかった。

20節「それでユダヤ人たちは 言った,「この神殿は四十六年かかって建てられたのに,あなたはそれを三日で建て直すと言うのか」。 2:21 しかし,彼は自分の体という 神殿について話していた。 2:22 それで,彼が死んだ者たちの中から生き返らされたのち,弟子たちは彼がこのように言って いたのを思い出した。そして,聖書とイエスの語った言葉とを信じた。

私達は、信じる。真実が明らかに されたわたし達には。新しい神殿、神の家が明らかにされ、わたしたちは喜びと感謝で満たされる。その新しい神殿とは、神の家、私たちそのものである。

 なぜならですが,いと高き方は手で造った神殿の中には住まわれません。預言者が 言っているとおりです。」(使途行伝7:48

 第1コリント6:19,20

あなたがたは知らないのか。自分 のからだは、神から受けて自分の内に宿っている聖霊の宮であって、あなたがたは、もはや自分自身のものではないのである。
あなたがたは、代価を払って買い取られてのだ。それだから、自 分のからだをもって、神の栄光をあらわしなさい。

 

イエスの十字架とともに私達は十 字架につけられ、イエスの復活とともに甦ったのだ。

これこそ、脅威の改造である。こ れこそ、イースターの恵であり喜びである復活の主の日である。

それはその以前にはなかったよう な神殿である。

それはその以前にはなかったよう な家である。

それは神の偉大なる家である。イ エスが住まれるところに、私達は住む。それは神の家であり、わたしたちの心の家である。

 

これほど頑丈に建てられた家を見 たことはないだろう

決して漏る事のない屋根

決してひび割れることのない壁

決して揺れることのない土台

なぜなら救い主の岩に建てられて いるから。

これほどすばらしい城を見たこと はないだろう

展望台は、あなたをのびのびとさ せ

チャペルは謙虚にし

勉強はあなたを導く

台所はあなたを養ってくれる

いつも新しく、決して使い古され ることのない家に住んだことがあるか。あなたの心をどこに置くか考えたことがあるか。自分のために城を建てようとして、ほったて小屋に自分たちを押し込め ていないか。ありがたいことに、神はあなたの心も魂もあなたが思う以上によくしてくださる。事実、イエスはあなたの心が彼とともに適切な居場所を持つこと を確かなものにすることを目的としている。

 私たちの中に住まわれる聖霊

使途行伝17:28

『我々はそのうちに生き,動き, 存在しているのだから』。あなた方の詩人たちのある者たちもこう言っている通りです。『我々もその子孫なのだから』。

第1ヨハネ3:24

その方のおきてを守っている者は その方の内にとどまっており,その方はその人の内にとどまっています。これによってわたしたちは,その方がわたしたちに与えてくださったに より,その方がわたしたちの内にとどまっていることを知ります。

詩篇901,2節でモーセはこう祈る

祈り。神の人モーセの詩。
主よ、あなたは代々にわたしたちの宿るところ。

山々が生まれる前から
大地が、人の世が、生み出される前から
世々とこしえに、あなたは神

 エペソ2:19

そこであなたがたは、もはや異国 人でも宿り人でもなく、聖徒たちと同じ国籍の者であり、神の家族なのである。

またあなたがたは、使徒たちや預 言者たちという土台の上に建てられたものであって、キリスト・イエスご自身が隅のかしら石である。
このキリストにあって、建物全体が組み合わされ、主にある聖な る宮に成長し、
そしてあなたがたも、主にあって共に建てられて、霊のすまいと なるのである。

 神はあなたの住処である。

 神 はあなたの住処になりたく思っている。神は、週末の逃げ場所や日曜日のバンガローや夏のコテージには興味がない。神を休暇に過ごす小屋や後の退職後の家な どと考えてはならない。神は今そしてずっとあなたを彼の屋根のもとにおきたいと思っている。神はあなたのメーリングリストや価値判断基準、あなたの家その ものになりたいと思っている。神のひとり子の約束に聞いてみよう。

「イエスは彼に言った,「人がわたしを愛しているなら,彼はわたしの言葉を守る。わたしのは わたしを愛され,わたしたちはその方のもとに行き,その方と共に住むだろう」(ヨハネ14:23

 多くの人にとってはこれは新しい考 えであろう。私たちは神を論ずべき神として考える。不思議な奇跡を起こす方であり、住む家などとは考えない。神を訴える対象の創り主として考え、住む家な どとは考えない。しかし父なる神はそれ以上を望んでおられる。神は

『我々はそのうちに生き,動き, 存在しているのだから』。(使途行伝17:28

エホバが荒野のなかをイスラエル の子孫たちを導いたとき、彼は一日に一度も現れず、彼らを見捨てられた。火柱が夜中あり、雲は昼の間ずっと存在していた。わたし達の神は決して私たちを置 き去りにされない。「わたしはあなたと共にいる」と約束される。(マタイ28:20)父なる神の永遠なる存在を理解するとき、私たちの信仰はほんの少し増す。わたしたちの エホバは夜の火であり、昼の雲である。神は決して私たちを離れない。

天は、日曜日の朝と水曜日の午後 の違いを知っておられる。神は礼拝堂で語られるように、仕事場においてもはっきりと語ることを待っておられる。わたしたちが主の晩餐式につく時だけでな く、夕餉の食卓につく時にも礼拝をささげることを待っておられる。神のことを考えないで、何日も過ごすであろう。しかし神があなたのことを考えない瞬間は 決してない。

だから、私たちは甦らされた神殿 である。

私たちは神の家であり、神の霊は 私たちの中に住まわれる。

しかし、わたしたちは神ご自身の 神の家に住む。

しかし今日の箇所は私たちは事際 生ける石である。

第1ペテロ2:4~9

主は、人には捨てられたが、神に とっては選ばれた尊い生ける石である。
この主のみもとにきて、あなたがたも、それぞれ生ける石となっ て、霊の家に築き上げられ、聖なる祭司となって、イエス・キリストにより、神に喜ばれる霊のいけにえを、ささげなさい。
 
聖書にこう書いてあ る、「みよ、わたしはシオンに、選ばれた尊い石、隅のかしら石を置く。それにより頼む者は、決して、失望に終わることがない」。
 
この石は、より頼んで いるあなたがには尊いものであるが、不信仰な人々には「家造りらの捨てた石で、隅のかしら石となったもの」。
 
また「つまずきの石、 妨げの岩」である。しかし、彼らがつまずくのは、御言に従わないからであって、彼らは、実は、そうなるように定められていたのである。
しかし、あなたがたは、選ばれた種族、祭司の国、聖なる国民、 神につける民である。それによって、暗やみから驚くべき光を招き入れて下さったかたのみわざを、あなたがたが語り伝えるためである

 これらの家はどのように建てられるのか。

祈ること、あなたの心と祈りにい のちの言葉を入れること

聖書は神の計画であり

祈りはレンガ(積み上げるもの)

神の手、神の御心はその後の仕事 をなされる

これを知って、パウロの厳しい ゴールである第2コリント10:5 を理解する。「神の知恵に逆らって立てられたあらゆる障害物を打ちこわし、すべての思いをとりこにして キリストに服従させ、」

るから、私達は、「絶えず祈りな さい」(第1テモテ5:17)、「常に祈りなさい。」(ローマ12:12)、「絶えず祈と願いをし、どんな時でも御霊によって祈り」(エペソ6:18)「さんびのいけにえ、 すなわち、彼の御名をたたえるくちびるのみを、たえず神にささげようではないか」(ヘブル13:15)「目をさまして、感謝のうちに祈り、ひたすら祈り続けなさい。」と神が勧める理由を理 解できる。

 ルカ19:46

「わたしの家は祈りの家である」

 このみ言葉をもって終わろう。

マタイ7:24~29「だから,わたし のこれらの言葉を聞いてそれを行なうすべての者を,わたしは岩の上に自分の家を建てた賢い人にたとえよう。  雨が降り,洪水が押し寄せ,風が吹いてその家に打ちつけても,それは倒れなかった。岩の 上に土台を据えていたからだ。 7:2わたしのこれらの言葉を聞いてもそれを行なわないすべての者は,砂の上に自分の家を建て た愚かな人に似ている。 雨が降り,洪水が押し寄せ,風が吹 いてその家に打ちつけると,それは倒れた。そして,その倒壊はひどいものだった」。 イエスがこれらの事を話し終えると,群衆は彼の教えに驚いていた。 律法学者たちのようにではなく,権威をもって彼らを教えたからである。」

友よ、お帰り