桜田吉孝(さくらだよしたか)

愛媛県美術会会員
県展デザイン部門審査員

愛媛県を中心に活躍、リフォームプランニングを中心にデザイン制作を行う。
イベント企画の紙面制作、CG(コンピューターグラフィック)制作、等

風景写真

 7年前、老いを忘れたくない出来事を書き留め回顧録を作りました。
 それを私的にグラフィックデザインとして制作。「青春グラフィティin松山」、完成した14点の中で紹介出来る作品を アップさせていただいた。


2016年制作
第65回秋季県展 会員出品
勤務地に近い松山中央公園(松山市営松山競輪場)をモチーフにした紙面。
私は競輪には全くの素人、女性の競輪選手が存在しレースが開催されている事も知らなくて勉強した。
描きたかったのはキャラではなく背景の「しまなみの海」。納得の紙面になるまで1年を要した。
審査委員長からは「イラストが凄い」とお褒め(?)の言葉を頂いた。
知人の女性からはメインキャラの太腿ではなく、パンティが良いと賞賛(?)された。

風景写真

2010年制作
第59回秋季県展 特選
イラストは線画主体で描いています。
このころ、白い鯛焼き・日本一鯛焼きなど全国的な鯛焼きブームでした。
趣味の釣りと重ね合わせて意表を突く紙面をと制作。この年はJALが会社更生法の適用を申請。流行語大賞は「ゲゲゲの」、 特別賞は「何か持っている」でした。

風景写真

2017年制作
第66回秋季県展 会員出品
2度目の審査員を経験した秋季県展。紙面は、私の青春グラフィティの一つ。出逢いから半年、初めてホテル仕様の 高額(?)な夕食を共にしたのは萬翠荘のクリスマスディナー。
私は随分、緊張していて味覚障害状態だった。
このポスターのターゲットは20から30歳代の新世代の女性。

風景写真

2013年制作
松山市民文化祭第32回美術展 特選
審査委員長に会場で会うと、挨拶もそこそこに品評ではなく、「櫻田さんが釣りと猫が大好きなのは良くわかりました。」 と言われた作品。
紙面構成はTV番組、愛媛釣り紀行の中で、女性プロアングラーが人気の釣り場を紹介。
サイドコピーを読まないと制作の意図が理解不能ですね。反省、反省。

風景写真

2015年制作
第64回秋季県展 会員出品
美術会会員になって初めての審査員を経験した秋季県展。
特に肩に力を入れた作品ではないのですが構想から制作まで約2年。私の青春グラフィティ制作14点の中では 自信作です。
私は入社2年目、彼女は21歳。少し垂れ目のタヌキ顔。毎日夜中まで残業続きで、ビエンで逢えるのは朝の30分程度。 窓の外は南堀端のお堀と萬翠荘、松山城。

風景写真

2009年制作
第57回春季県展 無審査
懐かしい作品です。私の、今の作風の原型。連覇を願って熱い思いを込めて描いた。
WBC第2回大会の決勝戦はイチローの劇的な決勝打など死闘を極め、大会5度目の対決となった韓国に延長戦で勝利。 2大会連続優勝で連覇。通称「侍ジャパン」。
監督は原辰徳、祝賀会乾杯の挨拶で「お前さん達は本当の侍になった」が印象的。

風景写真

2013年制作
第61回春季県展
2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災から半年後に制作を開始。
若年世代への早期の復旧、復興をどうアピールするかで悩んだ。
ツールはシネマ。ヘッドコピーの原発新世代までは良いと思うのだが
青春浪漫譚には、少し違和感を感じている。

風景写真

2012年制作
第61回秋季県展 特選
当日の愛媛新聞に掲載された審査員の品評で、レイアウト、文字処理が
巧と支持された作品。
サイドのキャラクターの衣装にはこだわった。松山に来て踊りを楽しんで
欲しいとの思いから制作した。

風景写真

2014年制作
第63回秋季県展 会員出品
この年の春、愛媛県美術会会員に推挙され会員としては初めての作品。
くまもん・ひこにゃんなど、ゆるキャラブームで全国の市町活性化の
マスコットとして人気を集めた時期。愛媛の街の特産品を意識させる
キャラを制作したが、数は50を越え、審査員からは多すぎるとの寸評を頂いた。

風景写真

2014年制作
第62回春季県展 
自画自賛で恐縮ですが、私の作品の中で自信の一作です。
猫が大好きです。歳なのでレトロな街並みが好きです。そして松山が
好きです。テーマは春の道後観光。
俯瞰のイメージでバックとメインキャラとの遠近感がうまく出来たと、
また自画自賛。

風景写真

2015年制作
第63回春季県展 会員出品
東日本大震災から、早くも4年の歳月。
一向に進まない復旧、復興に苛立ちます。日本にパワーが無い。
私達に出来ることが、まだまだ有るはずだ。何か有るはずだ。
との思いを込めて制作。

風景写真

2011年制作
第30回松山市民文化祭美術展 松山市教育長賞
出品4回目にして初の特別賞(市長賞・市議会議長賞・教育長賞・文化協会長賞)
を受賞した作品。現存の松山お城祭りを、阿波おどり(平成22年の阿波踊りの
ポスター、キャラはアニメ:空の境界ー随分と盗難されたようです)のポスター
に、との思いで制作。

風景写真

2007年制作
第56回秋季県展 重信百車記念賞
この頃、クリアランス・バーゲン等のポスターや折り込みチラシは、
価格訴求が中心で、他店舗との差別化、オリジナル感の無い紙面が多く
違和感を感じていた。もっと、違った訴求があるはずだと思い制作。
テーマはスポーツウェア・ギアのサマークリアランス。

風景写真

2010年制作
第29回松山市民文化祭美術展 特選
釣りを始めて10年。釣り人のマナーの悪さと、汚染された海には呆れる。
一時の釣りブームが去り、釣り場は少し綺麗になったが、魚がいない。
密漁、乱獲、地球環境の変化が原因。
釣りはキャッチ&イート、キャッチ&リリース。

風景写真

2012年制作
ポスター募集をネットで知り応募
過去の採用されたものを見ると、あまりにもタイトルが大きい。
紙面の約半分を占めている。
私的にはタイトルが小さくても紙面を見れば、何を、誰に伝えたいのか
理解できる紙面であるべきと思う。
審査結果は落選です。

風景写真

猫さくら
私がよく使うキャラは猫です。
名前はさくら、「桜田さくら」です。4年前、癌で亡くなりました。
18年と5カ月、人間年齢では80代後半。
1年を経て、また飼ってはと考えたのですが、亡くなった時の悲しさを思うと
辛いものがあり断念しました。
ペットとはいえ猫も大切な家族です。

風景写真

2010年制作
平成20年の米国バブル崩壊により、証券、住宅ほか多分野にわたり資産価格の暴落がおこった。
いわゆるリーマンショック。
平成21年以降、若年層をはじめ、高齢者の雇用も減少。
何とかならないのかとの思いから制作。

風景写真

2008年制作
年末のクリアランスセールがテーマ。価格訴求と派手なタイトルが多くなり、面白いバーゲン広告
が出来ないかと思い制作。
キャラクターが多過ぎました。
未発表のままパソコンで寝てます。

風景写真

2008年制作
振り込め詐欺が多くなった頃。麻雀を知らない人には理解できないかなと思いつつ制作。
第58回秋季県展特選

トップページへ