平成10年ごろから、農業共済組合の『ふれあいの旅』という旅行があったんや
そのとき、いつも五名の片山さんと相部屋になって、写真の話をしたんや

片山さんはカメラだったけど、私は、ビデオカメラをしとったんや

それが、どんぐりクラブ初代会長の片山幸信さんとの最初の出会いや










平成18年ごろに、片山さんから五名の郵便局で写真を展示せんかという相談があったんや
どうせするなら、仲間を募らないかんという事になって、五名の安倍さん、福栄の長町、児嶋さん
などに呼び掛けて、数回展示したんや

その時に、展示写真の人気投票をしたら、長町一男さんの松茸の写真が、一番であったんと、
写真集団同好会という名前を付けていたのを、記憶しとるわ








平成19年の秋に、急に旅行をしようという話が出て、参加者を募ると7名になったんや
片山、児島、佐藤、村上、国信、木村久男さんと私で、飛騨路を走り、濁川温泉などを訪れたんや

その時、カメラを持っとったんが、4名で、カメラを持っとるもんは、外に出て写真を撮っとるが、
持ってないものは、車の中でじっとしとったり手持無沙汰やったんや

そんなことから、誰かが、半分冗談で、今度行くときは、カメラを持ってないもんは連れて行かんで~と言ったんや

それから、何回か旅行に行ったけど、皆カメラ持っとったわ









白鳥温泉の二階に写真を展示してたんやけど、場所が狭いんで、
所長と相談して、ハウスの中で展示枠を組み立て、設置し、現在の展示場が出来たんや

その折に、会の名前を何にするんやという話になったんや

その時、片山さんが、写真の上手下手は無しで、みんなどんぐりのように同じもんや

そや
それを名前にしたらええでないか、と言ったのが、どんぐりクラブ命名の由来なんや











これが、写真集団どんぐりクラブ誕生の実話である       2022年1月木村芳隆氏 談