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2000/11/1(水)

雨の合間に鳴門の大麻比古神社に行く。ここのお祭りは初めて見る。獅子舞を見た。

帰りは四国八十八箇所の一番札所、霊山寺(りょうぜんじにもよった。ここには大きなコイがたくさんいた。みいこが見たら喜ぶだろうな。でも鯉が噛み付くとコインを曲げるほどだと聴くから、みいこが手を池に突っ込んだら鯉に食べられてしまうかもしれない。危険だ。主と思われる巨大なこいつはカメラを向けると何故か近寄ってきた。人懐こいのか?それとも目立ちたがり家?

2000/11/2(木)

寒くなって来たのでコタツ布団を買いに行った。が、買わずに帰ってきた。先にコタツ本体が買いたい。夜は鍋焼きうどんを食べた。

2000/11/3(金)

たけちゃんちに遊びに行った。自転車をこいで行った。川を越え、行った。途中で死にそうになったが、なんとか辿りついた。ひどく体力不足だ。

2000/11/4(土)

朝の散歩。とてもいい天気。お気に入りの樹を見にいくため遠回り。

散歩から帰ると、彼女は後から帰ってきて窓にへばりついていた。写真なんか撮ってないで早く開けてよと言っていた。

2000/11/5(日)

夜遅くまで、「YAHOOオークション」や「旅の窓口」という旅行予約サービスのHPを見ていたら、みいこがにゃわにゃわ喋りながらパソコンの上に載ってきたので、家の外に連れ出した。ふと見ると星がとても綺麗でよく見える。少し寒いけれど、冬の空は透明で、空気が綺麗な分とても好き。こんな時、冬生まれの人に少しあこがれたりする。

みいこは外には何の用もなかったらしく、すぐダッシュで家に帰った。それでまだ騒いでいる。寒いのでコタツ(つまり私)が必要だと騒いでいるにちがいない。わかった、もう寝るよ。

2000/11/6(月)

パソコン画面見すぎで目が痛くなっちゃった。今度は月がとても綺麗な夜でした。半分だけの形でまぶしいほど輝いていた。一日中ゴタゴタしていた。寒いので私はまた鼻水をたらしている。

試験的に家出仕事し始めた(あ、誤変換。どういう仕事だ?)が、これがまた難しい。頭がこんがらがっている。ああ、散歩に行きたい。旅に出たい。みいこちゃんの可愛さと大きな態度を見習いたい。

2000/11/7(火)

みいこが、13億円で売られてしまう! 行かないでみいこ。と、うなされて目覚めた。するとみいこは隣で寝ていてほっと安心。みいことお別れにならなくてよかった。

2000/11/8(水)

父のゲームをしてパソコンを放さないので、古い安いパソコンを買った。しかし、弟もいるのでやっぱりパソコンはふさがっている。

母に昨日の夢の話をすると売る気満々だった。みんなでハワイに行く気だ。しかし13億では、みいこは売らないぞ。でも母にこっそり売られてしまうに違いない。

みいこは朝から隣の2歳くらいのお子様の手に噛み付いたらしい。軽くだそうだけど。しっぽを膨らませて、敵に対するような態度だったそうだ。母が見ていてみいこは叩きのめされた。「大きさが同じくらいだからライバルだと思ったのでは」とか「猫に見えたのでは」とか「以前しっぽを引っ張られるなどひどい目にあわされたのでは」とか色々考えたが、実際のところはみいこにしか分からない。みいこはそう言えば小さい子供にむちゃくちゃにされた経験があるので小さな子供はきらいだ。

2000/11/9(木)

また怖い夢を見た。私は草原にいる。すぐそばで浅黒い肌、腰みの、手に槍スタイルの人びとが2つのグループに分かれて戦争をしている。そのうち私も見つかって紛れて殺されそうになるが、なぜかすぐ近くにある白い2枚のフスマを開けてそこに逃げ込む。

フスマの中は先の場所とは別の世界。今度も草原だ。メスのライオンが近くにいて、他にもライオンが何頭かいる。私はいつの間にか8歳くらいでおさげをした妹と一緒にいた(実際には妹はいない)。私はメスライオンを叩いてライオンがひるんだ隙に妹と一緒に遠くに逃げた。たくさんの家があるところまで来て、そのうち親戚の家だと夢の中では思っている家に逃げ込んだ。大きな建物だ。私はメスライオンが私を恨んで仲間とともに私をおいかけてくることを知っているので、必死でその家で隠れるところはないかと走り回る。ライオンは私と妹だけにしか危害を加えないことも何故か知っている。

 そこの住人はなぜか日本びいきで、外観は洋館なのに中身は和風にアレンジされて、たたみ、フスマなのでなかなかライオンから隠れるようなところが見つからない。そこにはたくさん人がいて、豪華な和室で将棋のようなゲームをしていたり、大きな部屋の真中でお風呂に入っているおじさんがいたりする。一瞬お風呂に隠れようとするけれどお湯が入っていて、お湯を抜く時間がないので諦める。どこもかしこも部屋のしきりを取り払ったおしゃれで開放的なデザインになっているのが災いしてライオンから隠れるようなところは見つからない。2階の部屋の最後の一部屋まで全て走りまわったけれどどこにも隠れるところはない。押入れもライオンに押し破られるのでダメ。追い詰められて私と妹は2階の窓を開け、外に出る。そこにはベランダはないがちょうど人が乗れるていどの手すりがあり、私と妹は手すりの上にのり窓を閉め中からかぎを閉めてもらった。手すりに出られる隣の部屋とその向こうの部屋の窓も閉めてまわる。しばらくすると思ったとおり雌ライオンがやってきた。雌ライオンは私たちを見つけてガルルルと迫ってきた。窓に顔をくっつけて迫ってくるが窓を開けることは出来ないようだ。後ろを振り向くと隣の家が見える。そこからライオンが飛び移ってこないかと心配になったのだが、隣の家とは距離があるのでまず大丈夫そうだ。私はライオンがいつか根負けして諦めてくれるだろうと思いながら、怒ったライオンのアップ顔を窓ガラス一枚を隔てて、見ていた。

というところで、目が覚めて夢でよかったとほっとした。夢の中でこれは夢だと気づく夢も多いけど、今回は全然気づかなかったので。隣には白い小さな雌ライオンが寝ていて、その顔がアップで迫っていた。こんな夢を見たのはこいつのせいなのか?

2000/11/10(金)

昨日の夢を父は「追いかけられる夢を見ると、出世する」と顔に似合わぬ夢判断を持ち出した。母は、「(ライオンに追いかけられるなんて)みいこの見そうな夢やな。みいこの夢が移ったんちゃうん」と言った。隣で寝てたら夢が移るだなんて面白いことを考えるものだ。でもひょっとして、昨日私が夢の中で連れていた小さな妹はみいこだったりしてとふと思って、なんか不思議な気がした。

写真は舌をしまい忘れている上に、何もない方向を凝視しているみいこ。こんなとき霊を見ているのだという話を聞いたことがある。目の中には星が輝いている。猫型アインシュタインあるいは少女漫画系ホラー猫。

2000/11/11(土)

1 気持ちよくうん○

3 見返り美人。秋編

2 うちまで、猛ダッシュ。途中で野良に会いたくないもん。

3 夜の散歩はワイルドに

2000/11/12(日)

大変な一日だった。

2000/11/13(月)〜14(火)

家から出るのは、朝と夜中のみいこの散歩だけという不健康な毎日。

ヤフーでこの前買ったパソコンでコツコツ作業。12月にお出かけの飛行機のチケットもネットで手に入れたのが届いた。取れなかったらライブのチケットも掲示板に書き込めばすぐ定価で譲ってくれるという親切なヒトからメールが来た。何でもカンでもネットで済む世の中になっている。でも自分の目で確かめて、触って、聴いて、からではないと安心できない場合もたくさんある。けれど生まれたときからインターネット世代というのがそのうち出てきて、その世代は直接に触れないことに違和感を持つこともなくなり、そんなの「古い感覚」になっていくのだろう。

それにしても寒くなった。私はまた風邪をひきかけている。みいこちゃんをかかえて寝ているのに。

2000/11/15(水)

雨だけど、小雨だったので、傘をさしてみいこと散歩に行った。みいこが草を食べて、 爪をといでいる間、傘をさしかけてやった。でもみいこは水に濡れるのが嫌いだからすぐ帰った。みいこはいつものように、強烈な猫ダッシュで帰った(11/11の後ろ姿参照)。まずお隣のうちの玄関まで猛ダッシュ、それから、お隣の庭からうちの洗面所の窓に周ってそこから帰ってくるのがこの頃のパターンだ。このときも、お隣の玄関に、飛びこんだ。すると「ひゃあああ」という悲鳴が。私が走って追いかけていくと、隣には玄関先にはお客さんが来ていて奥さんと立ち話していた。犬をも追い払った物凄い形相と勢いに、驚いたに違いない。「猫が…」とかなんとか騒いでいる。みいこもまさか、誰かいると思っていなかったらしく、とても戸惑っている顔をしながら、フラフラと私の方に走ってきて玄関から帰った。犬、人間をも恐怖に陥れるみいこの猫ダッシュは無敵だ。

2000/11/16(木)

みいこは私と散歩に行くときだけ、猫ダッシュするらしい。母に連れて行ってもらうときには、いつも歩いて帰ってくるらしい。私と行くときは100%走って帰る。どういう意味だろう。母は、母が強いので母といれば他所の猫に終われないと思っているからだという。私はみいこが追いかけっこしてもらいたがっているようにも見える。みいこの本当の考えはよくわからない。

2000/11/17(金)

木曜は知らないうちに寝てしまったのでみいこと一緒に寝なかった。金曜の夜は夜中の3時までパソコンで作業していると、みいこが迎えにやってきてパソコンの上に座りこんだ。一緒に寝ると、ゴロゴロゴロとのどをならして喜んでいた。私のあごに顔をのせて寝ていた。暖かくて、ほかほかだった。猫の健康には、食べ物と水と以外に、愛情が必要だということをみいこを見ていると思う。撫でてやったり、一緒にふざけて遊んでやったりするのをサボるとボケッとしているが、ちゃんとスキンシップをとっているときはみいこもシャキンとしている気がする。

2000/11/18(土)

anchanと中華専門店に行き、ラーメンを食べた。徳島ラーメンらしい濃いラーメンなので食べるととっても喉が渇く。その後ジュースを飲んだがまだ足りない。車で走っている途中でanchanが突然「『DYDOの想ひ出みかん』が飲みたい」と言い出し、『想ひ出みかん』を探す旅が始まった。

とってもおいしいオレンジジュースだという。ジャスコ店内の自販機で売っているというが、夜だからもうジャスコは閉まっている。DYDOの自販機を見つけては近寄っていき、探したが、別のオレンジジュースしか入ってないというパターンが続き、私までとってもそれが飲みたくなってしまった。それを飲めないといられない所まで精神的に追い詰められてきて、もし今日見つからなかったら明日の朝一番にジャスコに行って買い占めようとまで思っていた。が、それは無事発見された。明日の分ということで2本買ったら当たりつき自販機だったので1本当たった。当然、『想ひ出みかん』を選んだ。『想ひ出みかん』は国産のうんしゅうみかん、なつみかん、いよかん、はっさく、オレンジをフレンド、砂糖不使用らしい。飲むとポンジュースと似たまったり感があり、酸味はすくなくさっぱりした後味。達成感のせいかおいしく思えるが、このシチュエーションだからかもしれない。50%果汁とは思えない、生みかん感だ。無事見つかってよかった。

2000/11/19(日)

向かってくるにゃんこ。ジョーズのテーマで。

アライグマにゃんこは足で「ハロー」

今日のにゃんこ。

写真を後から見たら舌が出てた。写したときは気づかなかった。「ペロリン」

「遊ぼう。ネコキックをお見舞いしたいぜ」のポーズ。

2000/11/20(月)

『シュレディンガーの猫がいっぱい』という本がある。「猫がいっぱい」という所に惹かれて図書館で借りてきたものだ。だが、どうしても読めない。なぜなら副題が『「多世界解釈」がひらく量子力学の新しい世界観』という、わけわからない内容だからだ。これを私がもっているのを見た弟は私が猫の本と間違えていると思って笑ったが、そうではない。ちゃんと借りるとき、ジャンルを確認した。にも関わらずタイトルに負けてしまったのだ。「どこかに猫がいっぱい出てくるはずだ。せめてどこに猫が出てくるのか知りたい。きっとこのタイトルをつける人ならユーモアのある人だ」と思って借りた。だが、甘かった。ユーモアではなく、「シュレディンガーの猫」問題というのが、量子力学には元々あったのだ。パーな頭にはその章だけでも読みきれるものではなかった。意味不明だった。しかも箱の中に猫を入れて猫が死ぬと量子の動きが明確になるという猫好きには最悪な装置の話だった。目に見えない量子の世界の考え方についてシュレディンガーというおっさんかが考えた頭の中たけのたとえ話みたいだったが、想像するだけでも最悪だ。きっとシュレディンガーは猫ギライだったんだ。でなければ猫を毒で殺すなんて言うものか。物理学者なんてみんな変態に違いない。

2000/11/21(火)

ぼんやり暮らしているとどこまでもぼんやりする。猫の暮らしは楽しいが、人間界にもどれそうにない。みいこは寒くなっても散歩を喜んでいる。猫は寒さに弱いんじゃなかったっけ。夜中の散歩では震えて猫ダッシュで帰るのは私の方だ。

2000/11/22(水)

突然、旅の計画をたてる日々。夜は外国モノの笑い話がたくさんのっている本を読む。どれも笑えません。シニカルっていうか、だいたい怖いんですが。盗聴機能付きテレビみたいなのが発明されて、みんなでお隣覗きっこ。そのうち機能アップで暗闇もOKに。美人女優も下痢でトイレに駆け込む姿まで皆に見られてショックで衰弱。とかいう話ばっかり。一番面白いと思ったのは、恋人が死んで以来、ずっと黒いネクタイで通したという作者の一人のプロフィール。40歳で亡くなったそうだ。その物語が知りたいな。
寝ながら本を読んでいると、みいこが本を持っている手を枕にするので、手がだるい。

2000/11/23(木)

anchanと本屋に出かけた。anchanはまた『想ひ出みかん』を飲んでいた。そしてみいこに会いたがっていた。anchanにとってはみいこはネットアイドルになっているらしい。今日のアイドルはコタツで寝ているのでダメというと残念がっていた。みいこファンが密かに増えているらしい。作戦どおりた゛。

2000/11/24(金)

みいこは味付け海苔が大好きだ。母が下の部屋で海苔を食べていると、その音を聴き付けて二階から降りてくるという。今日も味付け海苔をパリパリ言わせている母の手元をみいこがじっと見ていた。その顔がなんとも言えず可愛い。海苔をずっとめで追って、顔全体が前に伸びてきて『アザラシ』みたいなのだ。「猫って表情豊かだったんやなあ」とか「アザラシ、アザラシ」とか「目の色が変わっとる」とか言いながら、みいこに味付け海苔を分けてやっていた。いつかこのアザラシ顔のみいこの写真を撮るぞ。

夜は最近、フェィバリットな塩野七生さんの本を読んでいる。『ローマ人の物語VII』だ。読みたかったが読めていなかった本だ。これを読んでいるとローマの皇帝たちがまるで、ご近所のおじさんのように身近に思える。2千年前がとても最近の出来事に思える。例えば悪名高きあのネロは、皇帝なのに竪琴の弾き語りをしてローマ市民に聞かせたていたのだそうだ。聴衆の評判はよかったとか、よくないとか。歌声は今では分からない。歌詞はなかなかなんだそうだ。ジャイアンみたいだったのかも知れないし、もう既に生まれ変わって歌手になって歌いまくりの幸せな暮らしを手に入れているかも知れないとか思ってニマリとしながら読んでいる。でもみいこが相変わらず私を枕にしたがり、本と私の間に入り込んでくるので、なかなか大変なのだ。

2000/11/25(土)

ネロの話を読み進めていると、さらに歌手なりたがりはひどかったようで、ギリシアの大会まで遠征して行き優勝したといってローマに帰るとき凱旋式までしたそう。27日久々に高野さんのライブに行くに当たって、はりきって過去の高野ライブ参加の記録をまとめた(現在は削除しています)。私ってこんなに行ってたのねーと驚いた。かなり危険な人物だ。

2000/11/26(日)

という訳で、明日はライブに。と思っていたら、高速バスのキャンセル待ちが取れたと朝電話がかかってきた。急遽、今夜立つことになった。飛行機はキャンセル。お金ないからね。

みいこ、ちゃんとエサもらえるかな。心配。すぐ帰ってくるから、元気でいるんだぞ。雑な性格の家族にもらえないときはご近所の人に愛想振りまくのだぞ。

写真はワラをかいでいるところ。

2000/11/27(月)

東京へ。夜行の高速バスはやっぱり少ししか眠れなかった。ガタンガタン激しく縦ゆれしているし、何だかシュウマイ臭いし、トイレにみんなひっきりなしに行くので落ち着かないし(トイレの側の席だった)、隣の人のいびきはうるさい。ホテル選びでは、旅の窓口の掲示板で過去の利用者の書き込みを読みまくって、慎重に決めたのに、高速バスって一番苦情だらけのホテルよりひどいよなあと実感する。40名一室。横にもなれない。とても眠くなった頃にバスは東京に着いた。品川バスターミナルでもたもた着替えてもまだ朝早い。「どこ行こうかなあ、とりあえずホテルの方へ」と思っていたがぼんやりしてて気づけば蒲田にいた。蒲田に所用もあったので、9時まで駅前のドトールで時間をつぶし用も済ませた。

そしてホテルのある浅草へ。浅草寺、浅草神社、下町を歩き回った。観光客らしい美人の金髪のお姉さんがたくさんいたのでヘラヘラ嬉しがってウロウロしすぎて、ブーツだと足がとても痛くなってきたので、駅前の松屋でヒロミチの面白い靴を買ってそれに履き替えた。松屋の地下の食品売り場に入るとすっかり迷い、出られなくなってクルクル周った。「後3つ、お昼限定でーす」という売り文句に負けて神戸屋のコロッケパンを買ったが買った後もやっぱり出られなくてクルクル周ってた。苦労の末。なんとか脱出し、隅田川のほとりの公園で食べた。素朴なコロッケパンだった。とってもいい天気で空は青いし、イチョウの黄色は綺麗だし、川の柵にカモメが綺麗に並んでいるそのカモメの形がなんとも言えず微笑ましくてよかった。

その後またヒタスラ浅草の町を歩きつくし、この時点で既に足がすっかり痛くなった。ROXのコムサデモードの喫茶店のショーケースの中のタルトがとってもおいしそうだった。今度行くチャンスがあれば食べたい。このときは既に疲れすぎて、気持ち悪くなっていたので疲れ気味のと時にと書いてあるハーブティーを飲んだだけ。ハーブティーはさわやかでおいしかった。気のせいか、少し元気になり、またウロウロした。

今回のメイン目的地である新宿・リキッドルームから浅草までは遠い。が、「(高野寛さんオススメ(?)散歩に最適な)川の側」「なんとなく中村一義」ということと、やはり旅の窓口の評判と値段の安さのバランスから、浅草のホテルを選んだ。フロントの横のホテルのプレートにたくさんサインが書いてあるのを見て、始めは「従業員さんの寄せ書きなんて変わったことをするホテルだ、やる気満々だね」と思っていたが、よく見ると野球選手の名前だった。そこでやっとブルーウエーブという名前の一致から某球団のグループのホテルだと気づいた。それ以外は普通のビジネスホテルだった。ホテルでほんのちょっと休んで、さて出かけるぞというときになっておなかが痛くなってしまった。「(高野さんファンの方との)待ち合わせ時間ギリギリなのに」とあせるが、結局、歌舞伎町でもすっかり道に迷って5時の約束を20分も遅刻してしまった。

オールスタンディングのライブの間も足腰の痛いのとの戦いで、去年の夏の野外でマリリンマンソンを見たときと同じくらいぐったり疲れてしまった。日ごろの過度の運動不足と昼間やたらとウロウロしたことを激しく後悔。そしてこれからは真面目に、散歩でもしようと今度こそ決意したのだった。6時半からのライブは神様みたいな大御所から才能溢れる若手、歌うお笑いグループまで盛りだくさんの内容で4時間くらい続いた(ライブの感想はまた別のところで)。ホテルに着くと12時ごろになった。コンビニで買った鮭茶漬けと、アロエヨーグルトと、しじみの味噌汁を食べ(貧乏なのもあるけど、この組み合わせはとてもお気に入り。おいしいし疲れたおなかにもなじむ)、お風呂に入って、「フルハウス」を見て、コーヒーを飲んで2時半過ぎにやっと寝た。そう言えばライブ前にはファーストキッチンに行った。その時はセットを頼んだのに、疲れとライブ前の緊張感であんまり食べられなくてもったいないことをした。私は自分が気に入った人のライブを見に行くと必ず始まるまで、体調が最悪になる。自分が出るみたいに緊張するせいか? ちなみに人に誘われたライブでは、感情移入しないので、全く平常心。それにしても高野さんはカッコよかった。

2000/11/28(火)

朝早く起きて、美術館2軒行って、渋谷の野良猫に会いに行こうと、寝る前は考えていたけれど、上野まで出かけたら、それをしていたら飛行機に乗る時間に間に合わないことに気づいた。でも「インダス文明展」を見ることはできた。ちっちゃな土偶がたくさんあって、気に入った。小指の第二間接までくらいの小ささで、とても可愛い。インダス文明はBC7000年から始まったそうだ。土偶もBC2000年くらいのものもあったように思う。そんな昔から手先の器用な人もいたんだなあと細かい仕事に感心した。三角の鼻、二重丸の目、まん丸の口、どうみても、宇宙人みたいな人達。どれもこれもそんなものだ。

これを見て、この頃の人たちはこんな顔だったんだと思う人はいないと思うが、なぜこんなにデフォルメされているんだろうかと不思議になった。今までは考えたことがなくて稚拙なだけなんだろうと簡単に思っていたけれど、実際見ると精巧だし、モヘンジョダロの遺跡の写真やビデオを見ても、技術力はかなり高い人たちだ。ではなぜ、土偶はこんなユーモラスになっているんだろうということになると、ワザとなんだということになる。その時代の文化で日本の浮世絵や漫画がリアリズムから離れていてしかも時代で共通の人びとの認識や特徴があるのと同じようなものなんだろうなあと思った。たまに、100個に1つくらい、リアリズムの極みみたいなのもある。人間も3頭身の埴輪型でなく、八頭身のギリシャ彫刻並みのリアルモデルを一つだけ見つけた。動物のリアルモデルはいくつかあった。だから技術はあったけれど、その地域の流行ではなかったということなんだろう。それに土偶作りの技術は進歩しているといいがたいようだった。昔のものほど私好みで可愛くて、技術もしっかりしていたように見えた。その極みというか、,売店で売っていた現代人が作ったと思われる素焼きの土偶は、あんまり魅力的ではなかった。

変なところで長くなってしまったので後はハショリます。その他、装飾品の一式のうちとても細い腕輪とかを見て、その持ち主のほっそりと美しい女性を夢想したりしてなかなか興味深かった。モヘンジョダロの遺跡のこともよく知らなかったけど、全て4:2:1のレンガで出来ているのだとかいう解説や、実物レンガを触ってみようのコーナーもあり面白かった。

家に帰ると、みいこのエサ箱も水も空っぽだった。やっぱり家族は当てにならない。みいこは、いつも昼も夜も2階にあるわたしの部屋でいるのに、昨日からずっと下でいたのだそうだ。でも私が帰るとまた私の部屋に行っている。今日記を書いているとくっついて寝ている。みいこはきっとまた私がみいこを放っていなくなったと思ったかもしれない。言葉が通じないので、ちょっと旅行に出ただけだと分からないから心配かけたかもしれない。もしかすると、なんとも思っていないかもしれない。よくわからないけど、少なくてもご飯もやる人がいなくてみいこに悪いことをしたなあ。

2000/11/29(木)

みいこに顔マッサージサービスでご機嫌をとる。15分くらい念入りに。

Miiko on the Guitar Case.

写真のみいこはとてもご機嫌には見えないが、今はゴロゴロ言って上機嫌。

寒くなってきた。空気が乾燥しています。火の用心。今日は星が綺麗です。冬の夜空は、星が綺麗です。にゃんにゃにんにゃにゃかにゃにゃんにゃにゃかにゃーな素晴らしいライブの気分を引きずって今ごろ気持ちが盛り上がってニタニタしてます。ヘラヘラもしています。

2000/11/30(金)

往生際の悪い高野ライブレポートを書きました(これも現在は削除しています)。覚悟が足りない感じ。まだニヤニヤが直らない。悪い病気が再発したようだ。これを見て高野ライブに行きたくなったら、いつでもチケット一緒に申し込んであげますよ。ほっほっほ。
みいこにインダス文明展の絵葉書を見せ解説した。みいこは我慢強く聴いていた。天才猫かも?左はインダス文明展で押せるハンコ。私は買った絵葉書に全部押した。かわいい。11月も終わり。

 

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