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○やさしさに包まれたなら(荒井由実) <小さい頃は神様がいて毎日愛を届けてくれた> 「神様のおかげ」と言える心を忘れないで。 ○夜空ノムコウ(スガシカオ) <あれから僕たちは何かを信じてこれたかなぁ> 自分の生きてきた道にさえ自信を持てなかった主人公が夜の公園の情景を見つめながら自分の心に問いかけている歌。最初と最後の歌詞は同じ(『もう』の位置が違うだけ)、でもメロディが心境の変化を語り、最後は希望を抱き歩き出してゆくというストーリーは出来すぎ?でもみんなきっとそんなロマンを日常の中に求めているのです。 ○妖精といた夏(山崎まさよし) <あの時と同じ風なのに僕らの歌声はとどかない> 子ども達は不思議なことを思いついては大人を驚かせる妖精です。だからこそ新しいものごとを生み出し、新しい世界を作ってゆけるのです。そんな妖精たちが翼をたたむことが大人になることだとしたら、それは淋しいことだと思いませんか?でも大人ってもっと素敵なもののはず。力と夢を持っているからこそ、素敵な未来をも切り開いてゆくことが出来るのです。そんな想いを子ども達に伝えてあげたいと思うのです。 ○ビューティフル・ネーム(ゴダイゴ) <どの子にもひとつの生命が光ってる> 子どもの輝きとは『何ができた』、『どれだけ賢いか』では決してない。子どもとは心の底から笑ってこそ輝くもの。その笑顔が僕らの心を照らし、幸せにしてくれているんです。 ○僕の好きな先生(忌野清志郎) <ちっとも先生らしくない僕の好きな先生、僕の好きなおじさん> 子ども達と遊ぶとき僕はきっとおかしなおじさんで、子ども達を諌め大事な何かを教える時だけきびしい顔の教師になろうと僕は思っています。最後にもう一度笑顔のおじさんに戻ることを忘れずに、やっぱり水戸黄門だなあ。だから何度しかっても子ども達はぼくについてきてくれるのだと、そう信じているのです。 ○MOTHER(奥田民生) <どこまで行ってもついてくる大きな太陽> 子どもたちよ、目の前の大空や大海原を自分の足でどこまでも歩いてゆきなさい。振り返ればいつだって大きな太陽が温かく見守っていてくれるから。それがきっとMOTHER。 ○奇妙な日々(佐野元春) <あの光の向こうに突き抜けたい、闇の向こうに突き抜けたい> 子どもたちは闇におびえ、その前でいつも立ち尽くしてしまう。でも大きくなるにつれ闇の向こうにある光に憧れ、闇の中を突き抜けて行きたいと願うようになる。そんなこの子達の背中をちょっと押してあげたいといつも僕は思うのです。 ○月影(斉藤和義) <変わったもの変わらないもの全ては胸の中に> 十年という時間の間にどれだけのものが変わってゆくことでしょう。街も変わるし自分も変わる。でも見上げるあの月は変わらない。心の中にも変わらない月を抱いて、僕は歩いてゆきたいのです。 ○愛の唄(オフコース) <巡り来る季節にも懐かしい匂いがして、ふるえてたあなたのぬくもりさえ蘇える> 涙に沈む子ども達を抱いているとき、この歌を思い出すんです。この涙ちゃんも季節が巡りゆけばじきに大人の顔してこの手からすっと飛び立って行く。だから今は泣きたいだけ泣いていたらいいよと。 ○まんまる(さだまさし) <もしも僕のでこぼこが取れたらいつか会えるだろう> 全てのことを受け止め、そのものに、そして神様に感謝できる『まんまる』の心になれたら、そんな自分にたどり着けたなら、きっとそれが本当の幸せなんです。 |