子育て講座6月『子どもの顔を見つめてみよう〜デジカメ写真講座』レジメ
    2015.5.20
 今年度も6月の子育て講座は『デジカメ写真講座』をしてみたいと思います。『写真』と言うものは絵と違ってそこにあるものをあるように写し取る表現方法です。そう、そこにあるものしか写せません。最近のカメラの技術進化によりまして、誰にでもきれいな写真が撮れるようになりました。でもまだ自分のイメージした通りの写真が撮れないと思っているお母さん達も多くいるのではないでしょうか。そこで今回のデジカメ講座では自分のイメージした写真を撮るコツと言うものをご紹介して行きたいと思います。写真撮影の実践編を盛り込みながらやってみたいと思いますので皆さん、日頃お使いのデジカメを持って園庭に集合して下さい(あるなら取り扱い説明書もご一緒に)。6月24日水曜日、13:00〜です。お天気ならば子ども達をモデルさんに実際に写真をみんなで撮ってみたいと思っていますのでどうぞお楽しみに。当日、雨が降りませんように一緒にお祈りしていてください(雨の場合はお座敷集合です)。

【『意図を持った撮影』に挑戦してみましょう】
 自分が撮った写真を一度ゆっくり見つめてみてください。子育ての記録と思い出に、お父さんお母さん達も一杯一杯写真を撮りためていることでしょう。それはとても大事なことです。その時代のその時の写真は、その時にしか撮れない大切なものだから。出来はイマイチでも後々何かに活用出来たり、素敵な思い出や子ども達の成長記としての価値と言うものは後になればなるほど高まってゆくものだから。でも自分の撮った写真達を見つめながら、「もっとこんな風に撮れたらいいのに」と言うことを一度イメージしてみて欲しいのです。それを踏まえて次に写真を撮る際に、『こんなふうに撮りたい』とイメージを作ってみてください。それだけで撮れる写真が違ってくるはずです。イメージが出来たなら、その後どうすれば良いのかと言うことは、勉強したり教えてもらったりすれば良いのだから。そのイメージを共有出来たなら、「こんな時はカメラをこんな風に使ってみたら・・・」ってアドバイスも僕の方から出来ると思います。そんなやり取りも交えながら、今回一緒にお勉強をしてみましょう。

【実践撮影会】
 まずは今年も子ども達の写真を撮るところから始めましょう。日常の子ども達の自由遊びですが、子ども達、毎日素敵な笑顔を輝かせて幼稚園で遊んでいます。「はい、笑って!」と声をかけた瞬間にその表情は不自然になってしまうことが多いのですが、シャッターチャンスをじっと待ったり、声をかけて気を引いたり、写真を自分で撮ってみながら撮影とわが子の特性についてどうぞ研究してみてください。『観察&実践』と言うものは子育ての中でも大事な大事なお勉強ですが、それをカメラを介しながらやってみようと試みです。ファインダー越しに子ども達のうれしい笑顔を引き出せたなら、まずは半分成功でしょう。後はカメラ使いのテクニックをマスターしてゆけばいいのだから。

【お話会】
 戸外での撮影会の後、座敷にて補足説明や懇談の場を持ちたいと思っています。今回は『どんな時写真を撮るか?』から始まって『どんな風にその写真を活用しているか』まで、そんなお話をみんなでしてみたいと思っています。年賀状にしてみたり、オリジナルアルバムを作ってみたり、はたまた額に入れて飾ったりと、同じ一枚の写真でも活用の仕方は皆さん様々であることでしょう。そんなものを紹介し合いながら写真の楽しみ方をみんなで膨らませてゆきましょう。
 またみんなで写真を介しながら、子ども達のことや子ども達への想いなどについて言葉を交わしてみましょう。おうちから子ども達の写真を持って来て皆さんに発表してみませんか。その時のエピソードなど紹介していただけたら僕も嬉しいです。また「この写真、もっと○○な風に撮りたかったのに…」と言うものがあったなら、それに対してアドバイスも出来るかと思いますので、どうぞそれぞれいろいろな想いを持って遊びに来て下さい。未就園の子ども達も格好のモデル&お勉強のテキストです(例年僕の実践腕試し?)。ご遠慮なく一緒に連れて遊びに来て下さい。皆さんのお越しをお待ちしております。


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