子育て講座10月『音楽で遊ぼう〜ギター・ピアノ弾き語り講座』レジメ
    2016.9.26
 10月の子育て講座は『弾き語り講座』です。これは『音楽で遊びながら子ども達の心を感じてみよう』と言う毎年続けてきた僕のシリーズで、日頃子ども達が興味を示してくる歌や音楽を題材にお母さん達に『音楽』と言うものを楽しんでもらおうと企画しているものです。今年のテーマは『子ども達の好きな歌ってどんな歌?』。10月26日(水)13:00〜14:00 お座敷にて。どうぞお気軽にご参加下さい。

<童謡うたって温故知新>
 うちの愛子さんのために買い求めた『どうよう&あそびうた』の100曲入りCD。この音源をポータブルSDデッキに入れまして愛子の相手を遊び相手を務めながら、曲に合わせて歌をうたって過ごしたこの半年間。「童謡って歌ってみると意外と心地良いじゃん」と感想をいだいたり、「これってこんな歌だったの?」と改めてお勉強になったりと、実りの多い日々を過ごさせてもらいました。一番の大発見だったのか『ウサギとカメ』。あれはよくよく幼稚園でも歌って来たくせに実は一番しか知りませんで、これまで『亀の歌』だとばかり思って歌っていたのです。続きが2,3,4番まであると知り初めてこれが『ウサギとカメ』の寓話の歌だと言うことが分った次第でありました。これがまたさらっと聞いていたのでは流れて行ってしまうばかりの童謡達。自分で歌って口ずさんで初めて意味が分かると言う、小学生の音読の授業のような童謡歌いでありました。でもちっちゃな子達もきっとこうやって人の言葉を真似したり歌を口ずさむことで言葉を覚えてゆくものなのでしょう。時々『空耳アワー』のように面白い歌詞を歌っている子もありますが、それも大真面目で歌っているが故に実に愛らしく見えて来るもの。くすくすっと内緒で笑ってあげてください。またこの童謡集活用のおかげで僕のひよこクラブのプログラムにも厚みが生まれ、歌と絵本とリズム遊び・仕上げにお土産の製作までのテーマのイメージをより分かりやすくプレゼン出来るようになって来た気がしています。今回はここからみなさんと一緒に歌をうたってみたいと思います。
 ・『あひるのぎょうれつ』・『むすんでひらいて』・『あたま かた ひざ ポン』
 ・『パンダうさぎコアラ』・『こぶたぬきつねこ』・『かたつむり』
 ・『かえるのうた』・『たなばた』・『うさぎとかめ』・『アイアイ』
 ・『おすもうくまちゃん』・『おさるのかごや』・『げんこつやまのたぬきさん』
などなど

<これを弾き語りにしてみよう>
 メロディーが頭に入って来たなら、なんとなしにピアノも弾けるような気がして来るでしょう。ここでピアノを弾いてみましょう。曲をかけながら合わせて弾くのがいいのですが、童謡のくせに弾くのに難しいキーを使っているものもけっこうありますし、テンポを合わせるのもなかなかもって難しいもの。自分なりに弾いてみるのがやっぱり良いのかも知れません。
これに伴奏をつけてゆくのですが、みんなで一緒に歌うならツービート、二拍子が調子良くていいでしょう。『あひるのぎょうれつ』・『あたま かた ひざ ポン』・
『パンダうさぎコアラ』・『かたつむり』・『うさぎとかめ』・『おさるのかごや』などは『いっちに!いっちに!』のリズムで合わせてやれば良い感じのコード伴奏の出来上がり。その場でちょっとやってみましょう。

<子ども達の好きな歌ご紹介>
 子ども達がクラスで歌っていた楽曲をあちらこちらから借りて来まして、ギター伴奏をつけてみました。ギターによるイントロクイズなども子ども達には大人気で、僕の下手なイントロのリードギターが微妙に分かりそうで分からないクイズを醸し出しています。こうして子ども達の想いと重ねながら、子ども達と想いをやり取りしながら、子ども達と一緒に歌ってみれば、歌ってすごいエンターテイメントであることが今更ながらに分かります。すみれさんのお泊り保育から9月のお誕生会にかけましてやった楽曲をご紹介してみたいと思います。どうぞ一緒に歌ってください。またおうちで子ども達がよくよく口ずさんでいるような歌や讃美歌があったら紹介してください。出来たら即興で歌ってみたいと思うのですが、お勉強しなくても「こんなかんじ!」ってみんなで楽しみ合えるのが音楽の素敵でいいところ。そんな事例を体現出来たら、みなさんにも大いに共感していただけることでしょう。
・『夢をかなえてドラえもん』・『とりロック』・『ともだちはいいもんだ』
・『きょうもみんなに』・『夏はあついぞ』などなど

<最後は皆さんで座談会>
 今回もまた皆さんの歌に対する想いや子ども達との思い出エピソードを語らい、ご披露していただけたならうれしく思います。こちらからの投げかけも一杯準備して臨む10月の子育て講座。また時間が足りなくなってしまうかも知れませんが、譲り合って分かち合って、また皆さんと素敵な時を共有出来たなら嬉しく思います。そしてその想いをもって子ども達の顔を見つめながら自分の好きな歌・子ども達のお気に入りの歌を一緒に口ずさんであげることが出来たなら、なんと素敵なことでしょう。きっと想いの通い合った瞬間を感じていただけるのではないでしょうか。


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