子育て講座6月『撮影会をみんなで楽しもう〜デジカメ写真講座』レジメ
    2017.5.25
 今年度も6月の子育て講座は『デジカメ写真講座』をしてみたいと思います。十年ぶりくらいにビデオカメラを新調したのですが、その進化のほどに驚いているところ。機能はそんなに変わるところはないのですが性能は飛躍的に上がっている印象を受けました。特筆すべきは十年前に比べて小さく軽くなったのと記憶容量が大きくなったところでしょうか。ビデオカメラでもL版プリントくらいに用いる分には十分な画質を持つようなところまで来たようです。デジカメもそうですが、機材の進化に伴って新たな写真の撮り方も模索出来るのでは、と子ども達にカメラを向けながら新たな技を研究開発中の僕なのです。

 今回も写真撮影の実践編を盛り込みながらやってみたいと思いますので皆さん、日頃お使いのデジカメ(スマホ・ケイタイ・ビデオカメラでも構いません)を持って園庭に集合して下さい。
6月28日水曜日、13:00〜です。お天気ならば子ども達をモデルさんに実際に写真をみんなで撮ってみたいと思っていますのでどうぞお楽しみに。当日、雨が降りませんように一緒にお祈りしていてください(雨の場合はお座敷集合です)。

【ビデオカメラでも写真が撮れる?】
 運動会や発表会などではお父さんとお母さんがビデオとデジカメを手分けして構えている姿をよく見受けます。『機材の最適化・リスク分散』と言う意味、そして『家族の連帯感向上』のためには素敵で微笑ましい姿だと思いつつ僕も見させてもらっています。でもお父さんの都合がつかなかったり、日頃触らない機材を使いこなすのが難しかったりで、その実現が難しいこともあるかと思います。
 みなさんはビデオカメラで写真が撮れることをご存じでしょうか。デジタルビデオカメラには動画の撮影をしながらそれと同時にデジカメスナップが撮れる機能もあるのですが、十年前のビデオではきっとCPUのメモリー容量の不足からでしょう、『動画撮影中は3枚までしかデジカメスナップが撮れない』などの制約がありまして、どこでこの限られた一枚を撮ろうかと悩まされながら撮影をしたものでありました。でも今度の新しいビデオカメラはそれがありませんで、動画撮影中に何枚でも写真が撮れるようになりました。バシバシ撮っては後で「この一枚!」を選ぶことが出来るので、皆さんも是非一度お試しになってみてください(メーカー・機種によってスペック・機能が異なると思いますので、取説等でご確認ください)。

【お話しながら写真を撮ろう!】
 先程はビデオカメラの機能についてご紹介しましたが、今度はデジカメの話。「子ども達に話しかけながら写真・映像を撮ったらいいですよ」とは昔から言ってることなのですが、ビデオの場合はその自分の声掛けが全部録音されてしまうので気恥ずかしいところもあるものです。でも静止画の方ならばその心配はありません。カメラを向けると「べー」ってやったり変な顔で返して来たりする子達も多いと思いますが、それらは気恥ずかしさの裏返し・照れ隠し。そんな子ども達に話しかけながらカメラを向けつつ写真を撮っていたならば、僕らの投げかけに食いついて来てくれる瞬間が必ずあるものです。こちらも最近のデジカメのお得意の『連写モード』でパシパシ写真を撮りながら、しかもファインダーによるフレーミングは適当に子ども達の方に顔を向けながら、撮ってみるのが良いでしょう。特に子ども達への『問いかけ』が良いみたいです。変顔が止んで素敵な真顔で応えてくれたり、嬉しそうにニコッと笑ってくれたりと、そんな表情をよくよく見せてくれるものです。それを連写モードでパシパシパシ。撮れたかどうかは後で確認したらいい、いらない画像は削除も出来るものだから。いずれにしても『撮影』に一杯一杯にならないで、「撮れなかったらまた今度」と言う心持ちでデジカメを介して我が子と向き合うこのひと時を楽しんでもらえたなら、それでいいと思うのです。是非是非挑戦してみてください。

 そんな感じで実践撮影会とその後の座談会で楽しんでみたいと思っています。どうぞちっちゃなモデルさん連れて幼稚園に遊びに来て下さい。お待ち申し上げております。


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