2025年度 1月の幼稚園

1月第2週、3週


【1月9日 始業式】
今日から再び幼稚園が始まりました。
初日からお休みさんもありませんで
みんな元気に来ることが出来たのが何より嬉しいことでした。
久々の幼稚園で「やだやだ!うぇーん!」って子がいると思いきや、
みんな元気元気の御機嫌さんでこっちがびっくりだったほど。
この調子で今年もみんなして
がんばって行けたらいいなぁ!と思いつつ、
この子達の顔をみつめた始業式となりました。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

 1月13日 すみれ・もも・ばら組
登園して各クラスで礼拝を守っていた頃、
急にパラパラ雨が降り出したこの日。
急遽サッカー教室をホールで行なう旨、
連絡させていただきました。
楽しみにして準備もされていた方も多かったと思いますが、
大変申し訳ありませんでした。

連絡後、こちらもホールに設置していた客席を
大急ぎで会場替えいたしまして、
なんとかコーチが来る前にセッティングし直すことが出来ました。
平家コーチがやって来て今回も
ストレッチから始めた今日のサッカー教室。
子どもの頃は「なんでこんなことやるんだろう」
と思っていた屈伸やストレッチも、
大人になるとその意味が段々分かって来ます。
ストレッチをするたび
「あ、つるかも…」って感じるのは僕ばかりでありましょうか。
でもこれ無しに急激な運動で負荷をかけると
肉離れや腱・じん帯を痛めるかも…ってそんな体感を感じます。
逆に関節や筋肉の柔らかい子ども達も
動かして可動域までの動きを慣らしておかないと、
まだ身体を支える筋力が小さいので
ぐにっ!って行き過ぎちゃって怪我をしちゃうかも。
そんなことを感じながら
ゆっくりと身体を動かしつつ、
準備運動を見つめていた僕でした。

それに続いて体幹トレーニング。
寝転んでいる相手をひっくり返すミッションです。
これは土の上ではなかなか出来ないので
ホールでの定番トレーニングになっています。
『お正月に食べ過ぎた』
と言う子は先生と2人掛かりで挑んでも
なかなかに転がらないエキスパートぶりをみせています。
それぞれに得意不得意はあるけれど、
ミッションに自分を生かす醍醐味を
改めて見せてもらったような気がしたものでした。

その頃になると空が少し明るくなって来て、
外でのサッカー教室に切り替えることが出来ました。
その後も怪しいお天気をにらみながら
いつでもホールに逃げ込めるよう
フレキシブルな対応で挑んだこの日のサッカー教室。
たまにパラっとすることもありましたが、
なんとか最後までもってくれました。
外に飛び出すと『ボール鬼ごっこ』から始めた平家コーチ。
繰り返す中で「もうちょっとキツメに」
と言ってミッションをコントロールしていたのが印象的でした。
会場や子ども達の様子を見ながら
レッスンを組み立てているんだな…と思ったもの。
実際ホールでの活動で身体もほぐれ、
これから試合に向かってやって行く中で、
もう少し運動量が必要だと思われたのでしょう。
それに応じて動ける子ども達も大したもの。
ばらさんも追いかけたり・逃げ回ったり
そんな体力と持久力がついて来たことを
嬉しく見つめたものでした。
またそんなフィジカルだけでなくメンタルも強くなったと感じるこの子達。
続いての『サッカー・ボール取り合戦』では
これまでだったらボールを取られたりちょっと転んだりしただけで
大泣きしていた子達が大奮闘。
転んでも自らすっくと立ち上がり
再びボールを追いかけている姿に
ちょっと感動してしまいました。
この子達、本当に強くたくましくなりました。

さあ最後は恒例の紅白試合。
すみれさんのパワーとスピードが
これまた各段にアップしておりまして、
迫力のあるゲームを繰り広げておりました。
身体の大きな子の繰り出すシュートを体を張って
ゴールを死守する男の子。
一発目はなんとか踏ん張ったものの
続けて二発目・三発目が飛んで来て、
最後はちょっと泣いてしまいました。
「でもあの至近距離のシュートは僕らでも痛いよ…」
と思いながら、
それでも身を挺してゴールを守った彼の
勇気と想いの熱量に大きな成長を感じたものでした。
またばらさん達も行ったり来たりのそのボールを
追いかけて走り回っておりましたが、
最後は気力・体力とも使い果たし
足が止まってしまいました。
でもこの終盤までがんばれるようになったことを
嬉しく感じさせてもらいました。
年度をまたぎ年中・年長と大きくなってゆく
これからがとても楽しみです。

そんなこんなで始まる前からあれこれ色んなことがあった
今年最初のサッカー教室。
皆さんのご協力のおかげさまで
子ども達も思い切って一時間がんばることが出来ました。
来月は是非とも文句なしのお天気になって
この子達のこの成長の姿を見ていただけることを祈っています。
その際にはどうぞ皆さんでお越しください。

【今週のスナップ 1月14日】
今日は合同礼拝に松井牧師をお招きし、
子ども達にお話をしていただきました。
クリスマス以外にも学期ごとにこうして来園して
お話をしていただいているのですが、
やはりついこの間のクリスマスでの関りが記憶に新しい子ども達。
松井先生のお話に耳を傾けつつ、
自らの想いも言葉にして
先生と過ごす礼拝の時を楽しんでおりました。

その合同礼拝、
今月の聖句の箇所
『イエスは知恵が増し、背丈も伸び、
神と人とに愛された』
の聖書を引いて話し始められた松井先生。
クリスマスに赤ちゃんとして生まれたイエス様が
この子達と同じように少しずつ大きくなってゆく姿について
語って聞かせてくださいました。
そんなお手本・雛型があってこそ
子ども達も「僕もがんばろう!」と言う気になれるもの。
いきなり完璧な人のことを聞かされるより、
自分と同じように小さな赤ちゃんだったのが
ちょっとずつ大きくなってゆくその姿に希望を感じるもの。
そんな松井先生の想い・そして子ども達の想いを
感じた合同礼拝でありました。

この日はこのあと行なわれるおもちつきに
松井先生も参加してくださることになってなっています。
『おもちつき』と言えば潤子先生の手遊び
『お正月のもちつきは』。
松井先生を相手に突いたりこねたりするその仕草を
子ども達に見せてくれたのでありました。
さあ、おもちつきへの想いが高まって来た子ども達。
勇んで準備のために
それぞれの部屋に帰って行ったのでありました。

本日はお忙しい中、
子ども達にお話をして下さった松井先生。
本当にありがとうございました。

【今週のスナップ 1月14日】
さて、今年も始まりましたおもちつき。
前日から準備をしてくれた眞一さん・佐代子さん。
今日も朝早くから薪をくべ火を起こしたり、
そこでもち米を蒸してくれまして、
子ども達のために奉仕してくださいました。
まずはと言うことで
屋外で蒸したお米を持って来て
石臼に入れてくれた佐代子さん。
そのお米を一口ずつお味見をさせてもらった子ども達。
みんな「おいしい!」「おいしい!」と
蒸したてのもち米を嬉しそうについばんでおりました。
続いてお米を突き始めたのは松井先生。
こね役の眞一さんとのコンビネーションも抜群で
段々とお米がお餅になってゆきます。
それから先生達にもバトンタッチ。
みんなそれぞれ杵を大きく振りかぶり、
勇ましくお餅をついていたのでありました。
「園長は?」と聞かれて丁重に遠慮をした僕。
こんなに突ける人が一杯いるならば、
僕はいいかな…と言うそんな想い。
いつも空いた穴を埋めるポジションに行こうとするのが
僕の特性みたいです。

さあ、いよいよ子ども達の出番です。
子ども用の杵を振りかざし、
1人5つずつ突きあげます。
年長さんともなるとかなり力強く、
その身のこなしもさすが。
初挑戦のたんぽぽさんも先生に手を添えてもらって
なんとか5回突いておりました。
そうして突き上がったお餅を持って
もものお部屋に移動します。
先生達に分けてもらった突きたてお餅を
こねこねこねこね丸めます。
この『こねこね』が結構難しく、
粘土のように両方の手のひらで
行ったり来たりするだけでは細いへびになるばかり。
手のひらの上で回すように『こねる』と
お餅が丸くすべすべになってゆくのです。
そんなこともやりながら分かるようになってゆく子ども達。
やっぱり自分の身体を使ってやってみなければ
本当の理解は得られないと言うことを
改めて教えられた気がしたものでありました。

そうして自分でこねて出来上がったお餅。
砂糖醤油と黄粉を分けてもらいまして
それをつけながら「いただきます!」。
ちっちゃなお餅と言いながらも
あっと言う間に「ぱくっ!」と「ペロッ!」と
平らげていた子ども達でありました。

更にその後のお昼時、
みんなでホールでお雑煮をいただきました。
この日朝早くから来てお雑煮の汁物を作ってくれた先生達。
そこにホットプレートでもう一度焼いたお餅を入れまして、
具沢山お雑煮の出来上がり。
さっき2個も3個も突きたてお餅を食べたと言うのに、
更にこのお雑煮もぺろりと平らげて
ご満悦顔の子ども達でありました。
自分で突いて自分で丸めた
嬉しい美味しいお餅のお雑煮。
こちらも「おかわり!」と言って
沢山食べていた子ども達でした。

今回も眞一さん・佐代子さん・そして先生達のおかげさまで
幼稚園のおもちつきをすることが出来ました。
お家に帰ってからも嬉しそうにその『もちつき体験』を
語って聞かせてくれたと言う子ども達。
色々な『実体験』がなかなかに貴重なものとなって来たこの時代。
本物の杵と石臼でやったおもちつきが
この子達の心に残ってくれるものとなったなら嬉しいことです。
お世話くださったみなさん、
本当にありがとうございました。

【1月16日 参観日】
三学期が始まって丁度一週間。
今日は参観日としてお家の方々にお越しいただき、
子ども達のいつもの園生活の様子を
見ていただくことが出来ました。
発表会などで子ども達ががんばっている姿を
見ていただく機会も大切なものだと思いますが、
日頃の様子・日常の中がんばっている姿を見ていただくことも
これまた大切だと言う想いから
先生達がそれぞれに考え立案してくれたこの日のプログラム。
それぞれの先生らしさが垣間見れて
嬉しく見つめた僕でありました。
<ばら・たんぽぽ組> 
各クラスとも礼拝の様子から見てもらった参観日。
先生の声掛けに答えたり、
みんなで心を合わせてお祈りしたり、
そうやって毎日を一緒に過ごしているこの子達。
お家ではなかなかに落ち着いて座っていることがないと言う子達も、
幼稚園ではこんなにしゃんとしてくれている姿を
見てもらうことが出来ました。
でもその分、『幼稚園ではがんばっている』と言うこと。
お家での甘えん坊や反抗期も
ちょっと大目に見てあげて欲しいと言うお願い。
ちゃんと言うことは言って
伝えなければいけないのでありますが、
ぱっと言ってぱっと出来ない時もあるものです。
そんな時はちょっと『待ってあげる』
それも大事だと思うのです。

さあ、今回のばらたん組は製作で『おもち』を作っておりました。
丁度一昨日やったばかりの『おもちつき』。
そう言う鮮度を大切に
カリキュラムを組み立てるのが上手なえりか先生。
昨日子ども達と一緒にやった下準備のおかげもあって、
子ども達の意識付けもばっちりOK。
限られた時間の中で
『見て欲しいところを参観で表現出来るように』
と言う組み立てと持って行き方が
「さすがだなぁ」と思って見ていた僕でした。
今回の参観日、
時間をたっぷり2時間取ってあったのもありまして、
ゆっくりじっくり進めることが出来たのも良かったよう。
「いそいで!」「いそいで!」となると子ども達も
なかなか自己発揮出来ないものですが、
今日のこの子達はいつも通り機嫌良く
やってくれていたようでほっとしたものでありました。

さてそれからコマ回しを見てもらったこの子達。
クリスマスのサンタさんからのプレゼント、
たんぽぽは手ゴマ・ばらは引きゴマだったのですが
それぞれに想いを持って取り組んでくれているようでした。
『新たな課題』との向き合い方が苦手な子達もありますが、
それに向けての持って行き方やモチベーションが
その抵抗感からこの子達の心を開放してくれます。
『出来る・出来ない』に目が行きがちでありますが、
『出来なくても、自らやろうとする想い』を持つことが大事。
それがこの子達の学びの雛型となってゆくのだから。
そう言う意味では多くの子達が嬉しそうに
コマ回しに挑んでくれていたことを
嬉しく見つめた情景でありました。

さて、前半戦を終えてホールに移動したこのクラス。
ホールでは心と体のウォーミングアップから始めました。
この子達にとっては懐かしの『飛べないペンギン』のダンスを
久々に見せてもらったのですが、
あの頃はかたくなに人前で踊らなかった心と体が
今回は伸び伸びと動かせていて成長を感じたもの。
人前での挑戦は初めてとなった子達も
先生の振りを見ながら嬉しそうにやってくれていて、
その辺は天性の対応力を感じたもの。
そんな子ども達が集まったこのクラスの今の姿を
改めて嬉しく感じたものでした。

またそれに続いてお母さん達との触れ合い遊びにも挑戦。
『なべなべ底抜け』をやってみたのですが、
あんなに一杯で手をつないでいるのに
上手にひっくり返ることが出来るってなんか不思議。
まあそれはさておいて実際にみんなでやってみると、
大人からたんぽぽさんまでいると言うのに
上手にくるっと回れて「すごい!」と思ったものでした。
「みんな頭も体も柔らかいねぇ!」
と感動したものです。

最後は新館に戻って
いつもの自由遊びも見てもらいました。
ニューブロックを組み立て物を作って遊んだり、
おままごとで遊ぶ子がいたり、
更にはすみれさんの姿を見ているからか
一年生のランドセルをかろって
お姉さん気分のちっちゃい子達の姿があったり、と
それぞれ思い思いに自分の好きな遊びに勤しんでいた
子ども達でありました。
そんな子ども達の姿を見つめたり、
請われて一緒に遊んだりしていたお母さん達。
なにか特別なことではないんだけれど
嬉しそうなその心と表情が
なんとも嬉しかった僕だったのでありました。

そうやって一杯一杯子ども達の今の姿を見てもらうことの出来た参観日。
僕らもとても嬉しかったです。
お忙しい中、
時間を作って来てくださって本当にありがとうございました。
 <もも組>
こちらのもも組も礼拝からスタートです。
視界に入るカメラマンをチラ見し意識しながら、
それでも大きな声で讃美歌を歌っておりました。
意外に歌が上手で大きな声で歌うことの出来るこの子達。
ステージを得意とするのはそんなところによるものなのかもしれません。
いずれにしても周りをよく見ながら
それに応じて自分自身も顕すことの出来るこの子達。
この日も実祐先生とがんばっている姿を
お母さん達に見せてくれておりました。

礼拝に続いて親子での触れ合い遊びを投げ掛けた実祐先生。
BGMの音楽に乗っかり
お手玉を使って遊んでみたり、
透けるチーフを手に持って
ふりふりゆらゆらさせながら
みんなで激しく踊ってみたり。
若い感性とお正月の伝統を融合させて
今年の参観日をプロデュースしてくれておりました。
そんな実祐先生に導かれて
ももの子達も大ハッスル。
そして子ども達にいざなわれ
お母さん達も一緒になって大盛り上がりしていた
『もも組ライブ会場』でありました。

そうして盛り上がったその後に
実祐先生が始めたのが製作活動『自画像・福笑い作り』。
三学期が始まってから楽しんで来た
お正月遊びの一環として、
今回は自分の顔の福笑い作りに挑戦しておりました。
今回その前に『大ハッスル』を持って来たのは
実祐先生の作戦だったのかな…と思った僕。
最初から『じっとしていなさい』ではなかなかにもたないこの子達。
一方で勢いをつけて調子に乗せてあげないと
自己発揮もしてくれない子ども達。
そのためにと考えたプログラムだったのかなと
思ったものでありました。
そんな組み立ても自ら考えて出来るようになったのは
この一年の成長だった実祐先生。
この子達の関わりの中で
『こうしたらいい感じに出来る』と言う作法みたいなものを
会得して来てくれたのでありましょう。
試行錯誤の連続だったでありましょうが、
この子達と濃い一年を過ごして来たからこそ
今花開いたクラス運営のような気がします。
その製作活動も一斉指導の言語伝達によりまして
子ども達と上手にやり取りしていた実祐先生。
この子達もそのやり取りで
先生の言っていることが理解・履行出来るようになったんだね…
と嬉しく見つめた情景でありました。

シール素材の紙の上に
顔の輪郭が描いてあって、
そこに顔のパーツを描いて行った子ども達。
「これをどうするの?」「この輪郭の意味は?」
と思って見ていた僕だったのでありますが、
このシールに描かれた目や鼻・口を切り取って
別の台紙に形作られた顔に貼ってゆくと言う作戦みたい。
シール紙の輪郭は台紙の顔とパースを合わせるための
スケールだったようでありました。
最後完成発表会を行なっていたところに再び戻って来た僕だったので、
『どう貼ったのか』の現場は見られなかったのですが、
出来上がったそれぞれの顔はとても整っておりました。
そこから想像すると目鼻を置く時に目隠しをして
面白い顔が出来て笑い合う『福笑い』ではなく、
「こんな表情が良いかな」「こっちの方がかっこいいかな」
とデザインレビューを色々あれこれやった上で
「これ!」をフィックスするためのシールだったのかな…
と思ったもの。
人の顔を描く時に下絵無しでいきなり描くと、
「あーちがった!」ってなることが多くあります。
それがレイアウトだけでもあれこれ色々置いてみて、
「僕の顔はこんな感じ!これがいい!」って出来たなら
満足度の高い作品となるでしょう。
自分の思った通りに出来ないと
いじけてイヤになってしまうところが強いこの子達。
思いっ切りがいいくせに、
些細なことに心を縛られてしまうメンタルの弱さもあることから
こんな製作にしたのかなぁ…と思った僕でありました。

そんなこの子達の参観をじっくり見てくださったお母さん達。
今日は本当にありがとうございました。
実祐先生の投げかけが各御家庭での関わりのヒントに
なってくれたら嬉しく思います。
通り一遍でなく上手にあれこれやりながら持って行ってあげたなら
僕らの思う以上に
自らの個性とパフォーマンスを発揮してくれるこの子達。
ならば僕らはもっとこの子達のことを
自己発揮させてあげるすべを探してゆくべきなのかも…
と思いつつ見つめた
今日の『もも組参観』でありました。
<すみれ組> 
さて最後はすみれ組。
こちらは最初ホールでの礼拝からスタートです。
さすがすみれともなりますと
ちゃんとする時にはちゃんとしてくれるから
見ていて安心感が違います。
もともと真面目君達のクラスなのでそうなのかもしれませんが、
すみれとして熟成して来たこの一年間の成果と姿が
ここに顕されているように思ったものでありました。

美香先生の参観日にも組み立ての意図が感じられます。
しゃんとした姿を見てもらった後は
お母さん達との肌のふれ合いスキンシップタイム。
きっと相当緊張しているであろうこの子達を
ニュートラルな心に戻してあげるには
こんな『甘えんぼタイム』が効果的。
お母さん達にしてみても
しゃんとした姿を見せてもらった後のふれあいタイム、
ぎゅっと抱きしめてあげるのに
こんなミッションは格好の照れ隠し。
お互いにとって良い時間を持つことが
出来たのではないでしょうか。

それに続いて今度は美香先生と子ども達の『お遊びタイム』。
しゃんとしたすみれになるために
時には厳しい言葉掛けも必要だけれど、
普段はこうしてきゃーきゃーわいわい一緒に遊んでくれる
先生と子ども達の関係性を見てもらえた
そんな時間となりました。
ちなみにこれらは僕の個人的な感想・考察でありますので、
美香先生からしたらまた違う想いがあるかもしれません。
そのあたりはどうぞご了承ください。
でも『参観』とはそう言うもの。
プロデュースする側が言葉で趣旨を述べるのではなく、
目の前で行なわれている保育に対して
見ている人がどう感じるか・どう思うかの『材料提供』の場。
言葉にしたら「違う…」ってなることも
同じものを見てそれについて考える時を持つことが出来たなら、
今の子ども達の姿・これから投げ掛けてゆくべき物事について
一緒に考えてゆくことも出来るのではないかと思うのです。

それからお部屋に移動して
親子での自由遊びタイムを過ごしました子ども達。
今、日常に取り入れている『お正月遊び』をベースとして
親子一緒に遊んでもらいました。
いつもは『母親としてちゃんとしないと』と言う想いで
がんばっているお母さん達。
それは尊いことなのですが、
でももっと肩ひじ張らずに接することも
時には必要なのかもと思う僕。
『出来ないお母さん』を見せること、
『お母さんだって失敗もある』を隠さないこと、
それが親子の距離をずっと縮めてくれるように思うのです。
「コマが回せないけど、お母さんも…」
「けん玉だって実は苦手」、
それに対して
「だから一緒にがんばって行こうね」
をメッセージとして贈ることが出来たなら
それがなによりのことだと思うのです。
僕らもいつも失敗ばかりの姿を子ども達に見られ、
一緒に笑ってしまっています。
笑い飛ばした上で
「よし、もう一回!」
ってがんばる姿を見せることが出来たなら、
自分も楽になれるし
子ども達もここからがんばろうと言う気になれるし、
そう言うものなのではないかと思うのです。
『失敗したらイヤだからやらない』ではなく、
『どうしたら出来るようになるか』
を一緒に考えて行ける関係性を作ってゆけたらいいと思うのです。
それも突き詰めてばかりいたらしんどくなるので
『ほどほどに』『休み休み』が肝要。
休んだ時にふと思いついたひらめきやインスピレーションが
次のチャレンジにつながってゆくのだから。

このクラスで最後に見たのは『絵本かるた』の情景でありました。
これが最近のトレンドなのか美香先生のオリジナルなのか分かりませんが、
「これはおもしろいなぁ」と思い見つめた僕。
ルールはこの本について美香先生が読み上げる言葉から
「これ!」と本を取りに行くゲームです。
それがタイトルそのままの時もあるし、
中味の文章の時もある。
字が読めるお母さん達の方が有利な一方、
その本を読み込んで中味を覚えていたりするとそれだけ有利。
毎日のお帰りで先生に絵本を読んでもらっている子ども達、
一方で貸し出しで持って帰って
一度は読んだことのある本の可能性もあるお母さん達。
『寝かしつけのお供に』と流して読んでいたら残っていないストーリーも、
子ども達以上に真剣に読んでいたら心に残っているかもしれません。
どんな勝負になることかと思っていたのですが、
年長ともなると子ども達の圧勝だったそうな。
『子ども達のため』と言いながら
それを自分事に昇華出来るようになったなら、
『子育て』も自分に還元することが出来るのかも…
と思い見つめた情景でありました。

そんなこんなの盛り沢山だったこのクラスの参観日。
僕も沢山の気付きを与えられたこと、感謝です。
お忙しい中、見に来てくださったお母さん達、
本当にありがとうございました。
卒園に向けて歩んでゆくこれからの季節。
はやることなく、でもしっかりと
一緒に歩いて行きたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

 今週の顔
 たんぽぽさんのきっぺい君です。
三学期も始まりましたが、
御機嫌顔で遊んでくれています。
僕らの話をよくよく聞いているくせに、
おとぼけして見せるきっぺい君。
最後に「にっ!」と笑うその笑顔に
「またやられた!」とそんな感じ。
明るくとても愉快な男の子です。
すみれ組のかえでちゃん、
「もうすぐ小学生!」が嬉しいみたいで、
とても弾けている感じの今日この頃。
また心と頭の柔らかさを
見せてくれるようになった新学期。
投げごまでは先生のアドバイスを受けて
左手からの『内巻き投げ』で
回せるようになりました。
もも組のななちゃん、
いつもの特等席でブラリンコ。
ツンツン細かいツッコミ君が
多いもも組の中にあって、
ななちゃんのまったり感が
クラスのムードを柔らかくしてくれます。
優しくみんなを包み込んでくれる
僕らのマドンナ・ななちゃんです。 
 ばら組のゆいと君です。
色々考える次男坊、
『まっすぐ兄ちゃん』がこう行くなら
『僕はこっち』のマイウエイ。
そんな感じのゆいと君でありますが、
僕とのやり取りもお互いに
相手の出方を受けてのボケ合戦。
なかなかのツワモノ君なのであります。
 すみれ組のえおくん、
ここがお気に入りのポジションです。
すべり台の高みから遠くを見渡し
とってもいい顔をしています。
えおくんのこんなまったり笑顔と
弾ける笑い声のコントラストが、
僕らの癒しになっています。
「幼稚園大好き!」のえお君です。
たんぽぽさんのかやちゃん、
三学期も御機嫌に来てくれています。
この間の参観日、
新入りさんながらにみんなに負けず
張り切ってくれていたかやちゃん。
喜怒哀楽を顕しながら人一倍、
存在感を魅せてくれています。
『元気一杯娘!』のかやちゃんです。
ばら組のあゆむちゃん、
のんびりゆったりブランコ遊び。
冬休みにみんなでゆっくり出来たのか、
幼稚園でもまったりいい感じ。
僕らとのやりとりでも柔らかな
落ち着きと優しさを感じる三学期。
「またひとつお姉ちゃんになったね!」
ってそんな感じのあゆちゃんです。
ももさんのりょうちゃんです。
今日もお外遊びで元気一杯
園庭を走り回っています。
昨日のサッカー教室でも大活躍でした。
お正月、お家で一杯練習したのでしょう。
投げごまも上手に回して見せてくれました。
真面目でがんばり屋さんのりょうちゃん、
今年も自分らしさを魅せてくれています。


1月第4週

 【1月19日 ひよこクラブ&たんぽぽ組】
今日はひよこクラブの日。
先月は早い月頭開催だったので、
久々のひよこクラブとなりました。
ひよこちゃん6名に加え4人のたんぽぽさんも参加。
賑やかな声がホールに響いたものでありました。

今月の担当は実祐先生。
親子でスキンシップを楽しめる
色々な『ふれあい遊び』を紹介してくれて、
子ども達も大喜び。
毎日家事・お仕事・子育てに大忙しの日常の中、
取れそうでなかなか取れない我が子との『ふれあいタイム』。
特別なことじゃないけどあったかで
嬉しい時間をかみしめていたお母さん達でありました。

それに続いて絵本を読み聞かせてくれた実祐先生。
それをお母さんの膝に抱かれて
静かに聞いている子ども達。
こんな時間と空間がなにより嬉しいんだね
と言うことを
僕らに教えてくれた情景でした。

さあさあ、そんなまったりタイムを
親子で過ごしたその後に、
今回のメインイベント『サーキットチャレンジ』が始まりました。
ホールをぐるっと回るように
セッティングされた数々のミッションサーキット。
そこをあれこれ色々やりながら、
自分の身体を上手に使っての運動遊びを
楽しんでいた子ども達でありました。
やはりバランス感覚や俊敏性に
一日の長があるのはたんぽぽさん。
幼稚園でも身体を動かす遊びで色々やって来たことが、
ここに来ての経験値として花開きます。
でもそれに負けていないひよこちゃん。
たんぽぽさんがやって見せてくれたのを
「わたしもできるもん!」
と下の子の特性で難なくまねっこ。
さすがに身体パースはまだちっちゃめサイズでありますので
お母さんにアシストしてもらってのトライになりますが、
臆することなくガンガンやってゆける姿を
「さすがだなぁ!」と思い見つめたものでした。

このぐるぐるサーキットを「次に!次に!」「もう一回!」
と30分もやり続けていた
がんばりと集中力には驚かされたもの。
それにお付き合いしてくださったお母さん達も
本当にお疲れさまでした。
でもこれだけ身体に負荷をかけ・刺激を与えることが出来たなら、
益々背丈も伸び・運動神経も分化して
チャキチャキちゃん達になるに違いない!
とそんな想いで見つめた今回のひよこクラブ。
またどうぞ次回も遊びに来てください。

来月は2/2(月)『まめまき』でお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

1月20日 ばら・たんぽぽ組
ばら・たんぽぽさんは劇の練習を始めました。
発表会に向けて演目が決まり、
それぞれ「どの役やりたい?」と尋ねたら
丁度いい具合にばらけてくれたそうで、
早速やってみることになりました。
演技もそうなのでありますが、
その前にまずストーリーを理解するため、
順番にやって来る出番のくだりを
なんどもなんどもくり返し教えてくれていたえりか先生。
絵本が元本のこのお芝居、
読んでもらって「たのしい!」
って想いになれたのですが、
やっぱり自分の身体を動かしながら
やってみなければ本当の理解には昇華されません。
なのでくり返しくり返し一緒にやって
教えてくれていたえりか先生に
「ありがとう」って想いをもって見つめていた僕でありました。

今の時代、『パッと言って、パッとやって、パット出来る』、
それがもてはやされるのが流行りです。
でもしっかりじっくり時間をかけて、
自分でやってみることによって得る学びはとても大事。
特に年少・満三歳の頃は
そうやって身体を使って『言語』と『理解』を
自分の中でつなげてゆくことが大切なのです。
僕らは子ども達に
「一回言った」「前にも言ったでしょ」
なんてついつい言ってしまいがち。
でも『言った』と言う我々のアウトプットと
それを自分の中に取り込むこの子達のインプットには
かなりの隔たりがあるものです。
くり返しくり返しを大切にすることによって
その情報の取り込み方を自分なりに構築してゆく子ども達。
そのがんばりに対してお付き合いしてあげることが
私達の大切なお仕事となってゆくのです。

それは『理解』だけでなく
相手の投げ掛けをきちんと受け止めようとする
態度や作法にもつながります。
そこのところで際限なくおふざけモードに入ってしまう子には
『たしなめること』も必要ですが、
最初に気分を上げてからでないと
未知なる情報や状況を受け入れようとする『インプットモード』が
発動しない子達もあるものです。
そこは互いにお互いを想い合いながら
言葉掛け・投げかけをしてゆくことが肝要。
「イヒ!」「よし!」とその気モードに火がついて
僕らの言葉や想いを受け入れられるようになるために
事前のウォーミングアップも大切。
それがお互いを知ることになり、
信頼関係を構築してゆくことにつながるのだから。

そう言う意味でも上手にこの子達を
導いてくれていたえりか先生。
この子達が『その気100%』になった暁には
素晴らしい舞台を見せてくれることでしょう。
それが今から楽しみな
ばら・たんぽぽさん達でありました。 

 1月20日 すみれ組
すみれさんは合奏遊びの風景です。
まずは「色んな楽器を鳴らしてみよう!」と言うことで
取り組みを開始した美香先生。
本格練習前の楽器遊びなのですが、
先生が投げ掛けたのは
『どこでどう鳴らすか、自分で考えて鳴らしてみて』
と言うミッション。
「わーい!自由!」
となるはずのところですが、
この子達にとっては難課題。
「これをこうやって」と言う提示に対しては
上手にやって見せるこの子達。
先生のお手本の『こう』をよくよく見ているから
僕なんかがやる以上に正確に先生の動きを履行します。
でも「好きにやっていいよ」と言われて
表情の曇るこの子達。
「すきにって言われても・・・」
と最初から尻込みしてしています。
でも鳴らしているうちに
「これっていい感じ」って言うリズムを見つけ、
段々自己表現が出来るようになってゆきました。
この子達は自らやって行くうちに
そう言うのを身についてゆく
そんなタイプの子達みたい。
その楽器の特徴を顕す素敵なリズムには
「これいいね!」と評価してくれる美香先生。
そうしながらこの子達のやる気と編曲の素材を
じっくりと育て吟味してくれています。

今週はじっくりたっぷり
『合奏ごっこ』を楽しんだこの子達。
そうそう、この自分の想いをもって挑戦するって言う
こう言う時間がとても大事。
自分の想いに応えてみて、
色々あれこれやってみて、
その中から掴み取る自分のやりがい・自己課題。
それに向かってこれからしっかりと
向き合って行ってくれたらいいなと思いつつ
この子達を見つめたものでありました。

【1月21日 お誕生会 】
今日は1月生まれのお誕生日君のお誕生会。
かなた君が壇上に上がり
『お誕生日インタビュー』を受けてくれました。
最初は緊張していたのかちょっとよそよそしい感じだったのですが、
美香先生とやり取りしているうちに
段々とお口も良い感じに走り始めます。
「やっぱり君はそうでなくっちゃ」。
みんなからフューチャーされて
御機嫌モードの嬉しいお誕生日となった
かなた君でありました。

さて今回の担当は美香先生。
事あるごとに色々なお楽しみを企画して
自ら挑戦して見せてくれる先生が
今回立ち上げた出し物は『二人羽織』。
実祐先生の手を借りて
リボンをつけたりお化粧したり、
子ども達を大いに喜ばせてくれました。
そこまでは僕らも想定内。
「あはは」と一緒に笑っていたのですが、
「おなかすいた」と言って取り出したのは出来立てカップ麺。
前の様子が見えていない実祐先生が
お箸で掴んだのはアツアツのお揚げ。
「えーだいじょうぶ?」
と僕らの方が心配になってしまいました。
実祐先生も初挑戦とは思えないナイスアシストで、
美香先生がダチョウ俱楽部のようなリアクションになることなく、
上手に口元に運んで食べさせてあげておりました。
今回も子ども達のために身体を張って
一生懸命未知なる世界を体現して見せてくれた
美香先生のフロンティア・スピリッツに
感服したものでありました。

それに続いて準備運動のダンスとふれあい遊びを楽しんだ後、
みんなお待ちかねの『コマ大会』が行なわれました。
三学期が始まってから
各クラスにおいてそれぞれにがんばって来たコマ回し。
その成果を見せ合う時がここに持たれ、
張り切って挑んだ子ども達。
お部屋ではそれぞれに
ちょっとずつ回るようになって来たこの子達。
なのですがやはり人前・本番と言うものは
一味違うもののよう。
クラス毎に「いっせーのーせ!」で投げたコマでしたが、
回ったコマはひとつふたつ。
残念そうな顔ながらも
これをきっかけに更にがんばってコマに挑み始めた子達もあったよう。
ここがただの勝負の場ではなく、
教育においてもとても大切な場であることを
改めて感じさせられました。
最後に優勝者には美香先生から
金ピカメダルのプレゼント。
みんなにも『がんばった賞』のメダルがあり、
今回も人数分メダルを作ってみんなの想いを盛り立ててくれた
先生に感謝したものでありました。

そんなこんなであれこれ色々盛り沢山、
楽しいこと一杯だった今回のお誕生会。
遊びに来てくれたかなた君のお母さんにも感謝でした。
今回も素敵なお誕生会をプロデュースしてくれた美香先生に
心からありがとう!でありました。 

 1月21日 もも組
ももさんは劇遊びの風景です。
発表会でやる劇が決まったこのクラス。
元となる絵本を読み聞かせしたその上で、
それをベースにごっこ遊びで遊んでみることにいたしました。
『11匹のねこ』シリーズの一冊で
『11匹のねこ ふくろのなか』と言うもの。
立札に書いてある字と逆さまのことをやってのける猫達は
まるで反抗期の子ども達のよう。
でもそのロジックを上手に使って導いてゆく様は
『イヤイヤ反抗期』のこの子達を
導いて来た実祐先生の大奮闘を
トレースしているようにも見えたものでありました。
それを知ってか知らでか『その法則』にのっとって
大ピンチから脱出する猫達を
嬉しそうに演じていたももの子ども達。
見ていてついつい笑ってしまいそうになった僕でした。

そうは言いながらやっていた子ども達は大真面目です。
やりながら「ここはこうだった」と
みんなをリードする男の子。
これまでは超マイペースで
自分が人に合わせたり、
協調のための言葉をみんな向かって投げ掛けたり、
そんなタイプではなかったこの男の子。
その彼が見せてくれた成長の姿を
嬉しく見つめたものでした。
そんなこの子の旗振りを受けて
「そうだ、そうだ、そうだった」
とニャゴニャゴみんなで押し進めてゆく仲間達。
本当に『とらねこ大将一家』を見ているようで
これまた可笑しくなってしまいます。
『大将』なのに仲間の押しに流されちゃう
不思議な民主主義の世界を形作っている11匹のねこ達。
それをモチーフにこの子達が
どんな舞台を作り上げてくれるのか、
とても楽しみな想いをもって
この子達のごっこ遊びを見つめた僕でありました。

【今週のスナップ 1月22日】
今日は今シーズン最寒の空の下、
サッカー教室PLUSが行なわれました。
外に出た瞬間から「寒い!寒い!」
と言っている子ども達。
それはそう、今年一番の寒気ですから。
そんな彼らに「そんな時は走るんだ!」
と言って積極的に身体を動かすことを勧める僕。
実際動いていたら身体が温まって来ることを知った子ども達。
いつも以上の運動量が見られたこの子達に
「寒いっていいのかも」なんて思ったり。
子ども達の代謝の高さと、
ここに来てまた体力がぐんとついて
動けるようになった成長の跡を、
嬉しく見せてもらったものでありました。

こんな寒い日は身体を動かすことが肝要と
コーチも思ってくれたみたい。
試合中心のカリキュラムを組んでくれました。
この日はすみれ・ももだけのサッカーと言うことで
子ども達も広く早く活発に動けている様子が伝わって来ます。
ばらさんも加わってグランドが人数で埋まっている普段より
スペースを広く使ったサッカーになっていて、
フリーになったボールに対して多数の子達が参集し
つばぜり合いを繰り広げながら、
あっちにこっちにボールを運び合っておりました。

そんな中、それでも点差が大きく開いてゆく
ゲーム展開を見つめながら、
その要因は何かと考えていた僕。
紅白とも身体が良く良く動いており、
技術的にも上手な子がいて活躍していたのでありますが、
最後は『自分がゴールを決める』
と言う想いの差があったよう。
一対一の勝負で勝ったのに、
そこから先にボールを動かしてゆけない子達は
なかなか得点に結びつきません。
ボールを跳ね返した後
ゴールを守る意識が強いのか、
また下がってしまってボールを追いかけてゆかないのです。
役割分担が明確に分かれていた
大昔のサッカーのようなスタイル。
誰が教えた訳でもないのですが、
そんな作法をいつのまにか身につけてしまった男の子。
真面目な性格によるものなのかもしれません。
でも今はディフェンダーでもボールを取ったら
そこから自らボールを持って上がってゆき、
攻撃の起点となるビルドアップがトレンドです。
自分の前の空いているスペースを
積極的にボールを持って上がってゆく、
そんなポジティブなサッカーが世界を席巻しています。
無理無理過ぎるプレイには問題があるけれど、
自分の目の前にチャンスがある時には
『自分が行く!』って姿勢を見せるのが大事。
『ぼくがこれやっていいの?』
といつも様子見・ご意見伺いから始めるこの子達。
そんな彼らが目の前のチャンスボールに反応し、
素晴らしいシュートを決めることが出来たなら、
それが自分の人生観や価値観を変えることになってくれるはず。
そんなことを想いながら見つめた
この日のサッカーPLUSでありました。

 今週の顔
 ももさんのおうし君です。
やんちゃ盛りの年中で、
思いっ切り自分を顕せるようになりました。
ちょっと前まで時より見せてた
不安そうな『お伺い』の表情も、
いつしか吹き飛んで行ったおうし君。
愉快な仲間達と一緒にニャゴニャゴと
もも組ライフを謳歌しています。
もも組のせなくん、
御機嫌笑顔でブランコ遊び。
みんなの調和のかなめとして、
実祐先生を支えてくれています。
「がんばり過ぎ、大丈夫?」
と思うこともありますが、
弾け全開放の時はこんな顔。
元気一杯ドタバタやってる僕らです。
 ばらぐみのかなた君、
今週お誕生日で4歳になりました。
ポケモン大好きな男の子、
しゃべり出したら止まりません。
今のごひいきはメルメタルで
ブロックで作って見せてくれました。
4歳になって益々がんばってるかなた君。
お誕生日、おめでとう。
もも組のがくた君です。
ついこの間までは僕のカメラを
意識し過ぎていたのでしょうか。
はたまた僕が上手く撮れなかったか
タイミングが合わなかったのでありますが、
久しぶりに撮れた快心のこの一枚。
お互いにマイペースな二人なので
シンクロ出来た時は最高気分です。


1月第5週

1月26日 ばら組
ばらさんは合奏遊びをしながら
練習を進めています。
最初にやったのは楽器を置いてのリズム打ち。
 まずはどう言うリズムで叩くか・叩いているかを
手を打つことでやってみます。
色々な楽器がある中、
それぞれの叩き方・鳴らし方は違うけれど、
リズムが身体に入っていればどれでもいつでも叩けます。
基本パターンとブレイクが入るところ、
リズムの変化についても理解を深めていた
この子達でありました。

さて、それで少し慣れて来たところで
楽器を持っての練習に入ります。
いくつもある楽器を交代交代いたしながら
音を鳴らしてみた子ども達。
鈴にタンバリン・トライアングルにマラカスまで、
色々な音に嬉しくなって来ちゃう子ども達。
みんな音が違うもんね。
音は違うけどリズムを合わせて叩いたなら
なんかいい感じになって来ます。
それはちゃんとリズムがあってこそのこと。
予習はしたものの、
叩きながらちょっと分からなくなって来る子ども達。
そんな時はえりか先生の指揮を見ていたら
「あ、いま!」って分かります。
自由に叩くのは楽しいけれど、
音がごちゃごちゃしていると
自分でもうるさくなって来ちゃうでしょ。
それを感じてくれたのか、この子達。
最初はふわふわしていた子ども達の目線が
段々先生の指先を見られるようになって来て、
そしたらちょっとずつ曲らしくなって来るではありませんか。
そうしてみんなで一つの音楽を奏でることの喜びを
感じていたこの子達でありました。

さてさて、本番舞台が今から楽しみなこの子達。
どうなることでありましょう。

1月26日 すみれ組
すみれさんは劇の練習をお部屋でやっているところ。
これも絵本原作の物語なのですが、
自分達でちょっとずつやり進め
確認もしながらやってみているところ。
『これは誰のセリフ?』『次の順番は誰?』
『この時、他の人達はどうしているの?』
と絵本には書いていないことをみんなでひとつひとつ確認しながら
演出をつけて行っておりました。

ストーリーをまだ熟知していない僕。
撮った写真を後から見返してみたならば、
「あー、この時にわとりさんが卵を産んだのね」
などと分かったほど
この子達の動きに演技がちゃんとついていて、
「へー、やるじゃん」
と思ったものでした。
「ここはどうする?」
と子ども達に提案を求める美香先生。
そう言ってもらえると
あれこれ想いの程とアイディアを
出して来てくれる子ども達。
どちらも本当は恥ずかしがり屋さんで
押しの強くない子達なので、
こんな想い合い・投げかけ合いが
とても素敵に感じられます。
その上で『がんばるときはがんばる・がんばれる』
がこの子達の良いところ。
普段のヘタレも吹っ飛ぶくらい舞台の上ではがんばれる
そんなかわいい子ども達。
そうやって自信とモチベーションを培いながら
本番目指してがんばっています。
すみれ最後の発表会。
体調に気をつけながら・自分達の想いをしっかり込めながら、
みんなでやって行って欲しいと願っています。

【今週のスナップ 1月26日】
春の陽射しが園庭に差し込んで来たこの日、
そんな陽気に誘われて子ども達が色水遊びを始めました。
お花の少ないこの冬の季節ではありますが、
この子達は一生懸命ゴリゴリやりながら
色水を抽出しておりました。

山から吹き飛ばされて来た
どんぐりの木の葉っぱ達は
もうカラカラ落葉になっています。
でもそれを拾ってゴリゴリやっている男の子。
僕も「ほうじ茶みたいにこれもお茶が出るのかしら?」
と興味津々で見ていたのですが、
この乾燥葉っぱからは色水は取れませんでした。
でも僕にとっても良い勉強になりました。
「出ないだろうな」とは思いつつ、
「お茶なら色が出るけど、これはゴリゴリやったことなかったなぁ」
と思った落葉の『ゴリゴリ色水生成』。
僕の代わりに子ども達がやって、
教えてくれたのでありました。

そうは言ってもこの季節、
めぼしい花や葉っぱもなかなか見つかりません。
夏には「くさいくさい」言いながらも
嬉しそうにゴリゴリやっていたドクダミも
なかなか見つからないのです。
そこで目に留まったのは出始めた『菜の花大根』の緑の葉。
ばら・たんぽぽさんが取り組んでいる
劇にも出て来る大根を受けまして、
「ほら、だいこん!」
と手渡せば大喜びの子ども達。
実際ゴリゴリやってみれば
『綾鷹』のような明るく澄んだ緑の色水が出て
「これきれい!」。
やっぱり天然の色はなんか素敵。
作為的でない・押しつけがましくない、
それでいて人の心の琴線を震わせるような美しさがあり、
それを「きれい!」と言って喜べる原初の心が
この子達に育ってくれていることを
嬉しく思ったものでありました。

いつもなら氷遊び・雪遊びでワ―キャー言う季節ですが、
今年は一足早い春の訪れを
ゆったりまったり味わうことの出来た
そんな小春日和の一日でありました。
もうすぐ立春、
『春遠からじ』です。

1月27日 もも組
ももさんはホールで合奏の練習です。
クリスマスのハンドベルでの約束、
『先生の方をみんなが見ないと始めないよ』。
それを今回も守って合奏に挑んでいる実祐先生とこの子達。
そうは言われてもなかなかずっとは
集中出来なかったクリスマスの頃に比べ、
みんなの意識が実祐先生の方に向いているような気がします。
最近この子達の口から聞こえて来る
「もうすぐすみれだもん!」
は伊達じゃないんだな…
と思ったものでありました。

大太鼓・小太鼓・シンバルも入り、
なかなかに勇ましい音を聞かせてくれている子ども達。
「よっしゃ!」となると
どこのクラスより張り切ってみせることが出来るこの子達。
お調子に乗って余計な方向へ跳んで行ったり、
飛ばし過ぎて早々に飽きて『中だるみ』になってみたり、
これまではそんなこの子達でありましたが
さて、今回はどうでしょう?
勢いとテンションだけでは乗り越えられない次なる課題。
でもそれをすみれさんはそれぞれに
やり遂げてここまで来たのです。
すみれを意識し出したこの子達、
さてさて、その想いがどれだけ今の自分を
押し上げて行ってくれるでしょうか。
なんだかんだまたまたあれこれあるでしょうが、
そんな気付き・そして先生や仲間達とのやり取りが
この子達をもう一回り大きくしてくれるはず。
そこは『当確』ではないけれど…。
歩みの歩幅と想いの発露は
それぞれのマイペースで構わないけれど、
一歩でもそちら方向へと足を踏み出すことが出来たなら
「次はいよいよすみれだね!」
とみんなで喜び合えるはず。
わしゃわしゃ・にゃごにゃごのこの子達、
「自分達らしく実祐先生と一緒にがんばって行ってね」と
願いながら見つめた練習風景でありました。

 
 1月27日 ばら・たんぽぽ組
ばら・たんぽぽさんはお帰りの風景です。
お当番活動を始めたばら組さん。
お当番さんはさっさと自分の準備を終わらせて、
みんなが揃うのを前で待っています。
やっぱりお当番はモチベーションが上がるもののよう。
いつも以上にそそくさと動いている姿を見つめながら、
「こんなことも出来るようになったんだ」
と嬉しく思ったものでした。

続いてえりか先生が取り出したのは
『色々鬼ボード』。
みんなの心の中に棲んでいる
色んな鬼を紹介しながら
「みんなのはどれ?」と尋ねます。
「怒りんぼ鬼の人?」「恥ずかしがり屋鬼の人?」
と尋ねてゆくと、
「はーい!」と手を挙げる子ども達。
普段は意地っ張り・見栄っ張りのように見えて、
「こう言う時は素直なんだよね」
とこの子達の告白を聞きながら、
そんなことを思ったものでありました。

そうみんな意外と自分のことって分かっている。
そんな自分に一番困っているのは自分自身だもんね。
でも素直になれない・それを認められない自分がいて、
ついつい意地を張ってしまうのです。
その日は合同礼拝の日で、
『洗礼を受けたイエス様』
と言うお話をこの子達に聞いてもらいました。
イエス様がバプテスマのヨハネから洗礼を受けられると
「これは私の愛する子、私の心に適う者」
と言う神様の言葉が聞こえて来たと聖書にあります。
「神様は大切な時に僕らに御言葉を投げ掛けてくださいます。
その言葉を聞き逃さないようにしっかり聞いていてね」
と言葉を贈った僕でした。
そして節分にかけて
「僕らの心には神様の声と鬼の声が聞こえて来ます。
しっかりと聞き分けて、
神様の言葉を守る子どもになってね」
とお話をしたのでありました。
その言葉を覚えてくれていたばらの男の子。
鬼のボードを見ながら
「心の中の鬼と神様!」
と言ってくれたのにビックリだった僕。
「合同礼拝のお話、
ちゃんと聞いてくれているんだな」
と心から嬉しく思ってしまったのでありました。

この一年・そして二学期以降の数か月で
確かに大きくなって来てくれたこの子達。
色んなところでふと見せてくれるそんな姿を
僕も嬉しく見つめています。
ばらの子はもも組になるのを楽しみに、
たんぽぽさんはばら組になれることを心の糧に、
それぞれがんばっている三学期。
ここまでしっかり歩いて来たからこそ、
先に見えて来た未来に希望と期待を持って
歩んでくれていることが伝わって来ます。
そんなちょっとうれしい
ある日のお帰りの情景でありました。

【今週のスナップ 1月27日】
三学期が始まって
色々なお正月遊びに興じて来たこの子達。
大寒の季節を過ごす中、
真冬の寒さが訪れた日には
『こもってお部屋遊び』を大いに満喫しておりました。
それがただのお部屋遊びでは終わりませんで、
カルタなどの札遊びにしても・コマ回しにしても
どんどん理解を深め・上手になってゆくからビックラコ。
普段のブロックやトミカの遊びでは見られない
そんな心身の分化を見せてくれるこの子達を
嬉しく見つめたものでありました。

異年齢の子ども達が肩を寄せ合って
一つの遊びに興じることには時別な効果もあるようで、
すみれさんの回していた投げごまに
興味を示し挑戦していたばら・たんぽぽさん。
紐は先生に巻いてもらってではありましたが、
何度も何度もコマを投げているうちに
ついに回るようになりました。
このがんばりと執念にもびっくり。
一月の終わりにとっても嬉しい情景を
見せてもらった気がしたものでした。
この今のやる気を大切に、
お家でも一緒にお付き合いして
継続させてあげることが出来たなら、
嬉しい成長をその目に見せてくれるかもしれません。
これがこの国のお正月文化なんですねぇ。

今週の顔 
 すみれ組のいとちゃん、
ブンブン・ブランコで超ご機嫌。
劇では責任感の強いコックさん役で、
自分から牢屋に入っちゃって…。
でも出て来たらまた最高のお仕事、
素晴らしい卵料理を作ってくれました。
いつも一生懸命ないとちゃんに
ピッタリな役でがんばっています。
たんぽぽさんのるりちゃん、
大好きブランコに乗って御機嫌笑顔。
温かな陽射しの中で
お口も軽やかにおしゃべりしつつ、
嬉しそうに身体を揺らしておりました。
シャンシャン末娘が園にも慣れて、
素の自分の想いを顕してくれている
そんな姿を嬉しく見つめている僕なのです。
 もも組のさくや君です。
劇でリーダー『とらねこ大将』に大抜擢。
真面目なのに押しの弱い大将が
言うこと聞かない猫達に手を焼いて、
「こまった!」の顔がとっても上手。
でもでもみんなの勢いに流されて
一緒に「やっちゃえ!」の時は良い笑顔。
もう本物の大将に見えて来たさくちゃんです。
ばらさんのなぎ君です。 
「次はももさん!」の意識の高い
がんばり屋さんのなぎくん。
この間のお片付けではみんなの分も
全部さっさと片付けてくれまして、
潤子先生がビックリしておりました。
真面目で明るい上にとっても頼りになる
素敵なお兄ちゃんになりました。



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