2025年度 1月の幼稚園
1月第2週、3週
1月9日 始業式
長い冬休みが終わりました。
子ども達、元気に幼稚園に帰って来てくれまして
嬉しい想いのなか始業式・合同礼拝を守ることが出来ました。
久々の幼稚園にちょっと調子の出ない子達もありましたが、
みんなで『主イエスと共に』を歌って励まし合い、
元気を出して三学期をスタートした日土幼稚園でありました。
三学期は忙しくあわただしい時節でありますが、
私達は子ども達の想いをしっかり感じてあげられるように
心を落ち着けゆっくりゆったり寄り添いながら
共に歩いてゆきたいと思っています。
イエス様が私達と共に歩いてくださるように。
遅くなりましたが皆さんにおかれましても、
本年もよろしくお願いいたします。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
1月14日 すみれ・もも・ばら組 今日はサッカー教室の日。 実質本格始動となるこの日がサッカー教室で 「大丈夫?」とも思ったものでしたが、 この一年の歩みは伊達ではなかった。 しっかり心と体を動かしながら がんばってくれた子ども達でありました。 ウォーミングアップではちょっと複雑ルールの鬼ごっこを やってみようと提案して来た平家コーチ。 『凍り鬼』を組み込みながらボールを扱いつつ ONとOFFを判断して自分で動くと言うこのミッション。 周りに促されながらも しっかり体が動いていたこの子達でありました。 また紅白対決ミッションでは頭脳戦も展開していた子ども達。 新しいボールがコーチから出て来ることに目をつけて コーチの前でマンマーク。 「へー」と思いながら 自らミッションに参画しようとしているその姿を 嬉しく見つめたものでした。 最後は紅白戦で本式ゲーム。 そこではやっぱり身のこなしの速いすみれさんが大活躍。 点の取り合いが繰り広げられ なかなか見ごたえのあるサッカーを展開していた この子達でありました。 今回はお天気も良く お母さん達にも見学してもらえて嬉しかったです。 子ども達の勇姿を見つめながら 喜んでいただけた事と思います。 また次回もお天気でありますように。 |
【今週のスナップ 1月15日】 今週は雨が降ったり寒かったりで 部屋の中で遊ぶことが多かったのですが、 子ども達はお正月遊びに興じておりました。 今より寒く雪に閉ざされることも多かったであろうその昔、 やはりこうして遊んでいた子ども達のことを想いながら 見つめた情景でありました。 ひとところに肩を寄せ合い遊んだなら 冬の寒さもしばし忘れさせてくれたのでありましょう。 コマ回しに挑戦している子、 先生と絵合わせカルタで遊んでいる子と、 それぞれに興味の赴く先に向き合いながら 遊んでいた子ども達。 自分の中に設けた自己設定を目標に がんばり続ける子もあれば、 早々に「やーめた」とエスケープする子もあったのですが、 人目のなくなったところでチャレンジを再開する子もあって、 自己実現の仕方・自分との向き合い方は その子その子で様々なんだな…と思ったものでした。 がんばっているところを見て欲しい子に、 出来るようになったところを見て欲しい子、 それぞれの自己顕示の仕方の違いを 興味深く見つめています。 でもでもそれでいいのです。 自分なりのやり方で 自分に向き合って行ってくれたらそれでいい。 そんなことを想い見つめた 子ども達のお正月遊びの風景でありました。 |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
1月15日 ばら・たんぽぽ組 今日はばら・たんぽぽのこの子達が 製作をしているところをゆっくり覗いて参りました。 今年の干支である蛇をモチーフに 製作をしようと考えた美香先生。 まずは『十二支のはじまり』の絵本を読み聞かせ、 干支や今年の主役の蛇の姿を 子ども達に伝えます。 そこからばらさんは色紙を切り貼りして、 たんぽぽさんは絵具の一筆書きによりまして、 それぞれ『へび』を顕しておりました。 今回ハサミの使用も解禁して 製作に挑戦したばら組さん。 前々から使いたかったのですが、 心も体もやっと落ち着いて来たこのタイミングで 使ってみることにいたしました。 そのために時間を取って ちゃんとハサミの扱い方や注意点を 子ども達に教えてくれていた美香先生。 ハサミも扱い方を間違えば 事故や怪我につながるからね。 ちゃんと説明を聞いて履行出来るようになった子ども達に 教えてあげるために『時が満ちた』と言うことでしょう。 時々持ち方や扱い方が違う子もありましたが、 手を添え言葉掛けをしていた美香先生。 そんな先生と子ども達のがんばりで 七色のクネクネ蛇が出来上がり、 大いに満足そうな顔を見せていた 子ども達でありました。 一方のたんぽぽさんは絵具を使って 長い長い蛇を一筆書き。 先生のお手本を見つめながら、 自分でも筆を持って ぐるーっとうにょーっと描いておりました。 羽子板の形の画用紙に蛇を描いてみたのですが、 やってみたら思った以上に面白かった。 別の紙を『お代わり』しまして 筆と絵具の感触を嬉しそうに味わっていたものでした。 年明け御機嫌の製作風景でありました。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
1月15日 もも組 お次はももさんの製作風景。 こちらは紙皿に絵具をべたーっと塗っていて 「何が出来るのかな?」とよくよく覗き込んで見たならば、 どうやら鬼のお面のよう。 エンボス加工が施された白いお皿、 その波々のところに絵具が乗らなくて 「できん!」と言って来る子ども達。 「そんな時は筆を立ててごらん」とアドバイスしたなら 余白が塗りつぶれて一安心。 ついつい先々に答えを言ってしまった僕なのですが、 自分で解決策を探し出すまで 待っていたらよかったかな…とも思ったもの。 こう言う製作一つ取っても子ども達にとっては 学びの時・発見の時。 泣きそうな顔になっていた子もあったので 一人一人に対する対応は それぞれのカスタムであるべきだね…と思いながら 見つめた製作風景となりました。 いつも後手後手になってしまって ばたばたしてしまうことを反省し 早めに始めた『鬼の面製作』でありましょうか、実祐先生。 先生も試行錯誤いたしながら 色々考えて一生懸命やってくれているのが伝わって来ます。 絵具だけでなく色紙をくるっと巻いて髪の毛に仕立てたり、 ハサミを使い線に従って画用紙を切ってみたり、 色々な要素が入っているこの製作。 さてさて、どんな鬼の面が出来上がることでしょう。 ゆっくりじっくり作っているところですので どうぞ完成を楽しみにしていてください。 |
【1月16日 交通安全教室】 今日は交通安全教室に 市役所・交通安全協会から4人の方々がお越しくださり、 子ども達のための学びのひと時を与えてくださいました。 最初に紙芝居の読み聞かせ。 横断歩道の渡り方を教えてくれるお話でしたが、 その絵にじっと食い入り見つめている子ども達。 続いてDVDでの映画上映で もう一本交通ルールの話しをお勉強。 違うお話ではありますが 静止画と動画で重ねて学んだ交通安全。 改めて考えてみると 静止画では横断歩道や自動車など モノとしての情報をしっかりインプット、 動画ではそれがどのように動いて どの結果どうなったのか… そんなイメージが与えられる、 両者の良いところの相乗効果があるように 感じさせられたものでした。 さてさてその後『交通安全体操』で体を動かし 今度は実践モードに突入です。 学んだ事を自分で実際にやってみて 体で理解すると言うおさらいを みんなにやってもらいました。 そんなみんなにハマポンもお付き合いしてくれまして、 一緒に横断歩道を渡ってくれました。 「上手に出来たね!」と褒められて 御機嫌だった子ども達。 最後に一緒に写真も撮ってもらって、 その上お土産に交通安全グッズも頂きまして、 満足げだった子ども達。 本当に良い学びの時を与えられ 心より感謝でありました。 お世話くださった皆さん、ありがとうございました。 さてさてこれからみんなで交通安全、 気を付けて参りましょう。 |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() <たんぽぽ組> |
|
![]() <ばら組> |
|
![]() <もも組> |
|
![]() <すみれ組> |
【1月17日 キリスト教保育講演会】 今日は講師に関西学院短期大学の小見のぞみ先生をお招きして キリスト教保育講演会を行なうことが出来ました。 先生をお招きしようと最初に計画したのがコロナ前。 足かけ7年の講演会となりましたが、 その間先生とは色々とやり取りをさせていただいて そのための準備も一杯して来ることの出来た 中味と想いの詰まった講演会になりました。 『タネくんのたび』と言う学生さんが創作した物語をモチーフに、 子ども達に対する向き合い方や、 キリスト教の想いとメッセージ、 そしてご自身の子育て体験から先輩として、 ほっと出来る温かな言葉を一杯かけて頂きました。 その中で心に残った言葉は 「だいじょうぶ」。 僕等は目の前の一つ一つのことを 自分の想い通りでないと大事として取り乱してしまうけれど、 「私も出来ていなかったけれど、だいじょうぶ」 と言ってくださる言葉に励まされた想いでありました。 それがいいかげんな『大丈夫』ではなく、 大学でずっと研究に勤しんで来られた専門家からの目、 そして実際に我が子との関わり合いの中で得た経験、 そして聖書に証しされた『大丈夫のその理由』、 それらによってふんわりと温かく包まれた想いとして 『だいじょうぶ』と言う言葉が伝わって来て、 あれこれ一つ一つの事例についてHOW TOの回答を頂くより なんかほっと出来たような気がしたものでありました。 お忙しい中はるばる日土まで来てくださった小見先生に感謝です。 そして時間を割いてお話を聞きに来てくださったお母さん達にもありがとう。 子ども達にこう言う想いを向けられるようになれたなら、 きっと僕らの子育ては大丈夫。 神様が良き学びの時を与えてくださり、 時が満ちて豊かな実りが与えられると、 先生が証しして下さいました。 学校の先生でも専門家でも、 ましてや幼稚園教諭の僕らでも、 子ども達は思うようにはならないし 思うようにしてはいけないと思うのです。 子ども達が自分らしく生きるその中で 自ら学びと実りを得て行ってくれるのが一番良い。 そんなことを思った今回の講演会でありました。 準備・ご協力頂いた全ての方々、 そしてここまで導いてくださった神様に 心より感謝です。 |
|
![]() |
|
![]() |
![]() |
1月20日 ひよこクラブ&たんぽぽ組 今日は1月のひよこクラブが行なわれ、 ひよこちゃん6名・たんぽぽさん3名の9人で 楽しいひと時を過ごすことが出来ました。 今回のテーマはサーキット、 『体を動かして遊びましょう』と言うことで、 最初から手遊び・体操で張り切りモード。 いつの間にか心も体もシャンとして来たたんぽぽさんが 『お手本』とばかりに元気にやって見せてくれまして 僕らを喜ばせてくれました。 それに続いて今回新たに用意したサーキットアイテムを 会場に並べた眞美先生。 『ちっちゃい子用』と言いながら よちよちちゃん達には結構ハードルが高いかな? と思いながら見ていたのですが、 ここでもたんぽぽさんが張り切りフィジカルを 思う存分披露してくれました。 その姿を見たならひよこちゃん、 『私もやる!やる!』とモチベーションアップ。 お母さん達の手をしっかり握りながら でも自分の想いを持って挑戦してくれておりました。 何周も何周もサーキットに挑んでいた子ども達。 体を動かすことの心地良さ、 『自分で出来る事』の気持ち良さを、 一杯に感じてくれたみたい。 そんな嬉しい姿をお母さん達に見せてくれた 今日のひよこちゃん達でありました。 その後は自由遊びを楽しんだ子ども達。 やりたい遊び・使いたいものが重なった時には 「さて、どうしよう」の学びの場面。 「いいよ」と言って譲ってあげたり 「私はこっちであそぼう!」と他所に想いを向けてみたり、 はたまた自分の持っていたものを「これどうぞ」 と手渡してくれる子達もありまして、 そんな子ども達同士の世界を 嬉しく見せてもらった僕でした。 そうだね、ひよこクラブに来始めの頃より 心も体も大きくなりました、この子達。 そんな育ちの過程を共に共有させてもらって 僕らも感謝でありました。 また来月も、どうぞ遊びに来てください。 皆さんのお越しをお待ちしております。 |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
【今週のスナップ 1月20日】 この日のひよこクラブが終わる頃、 丁度自由遊びで外に飛び出して来た在園児達。 久しぶりにひよこちゃんと大きい子達が一緒になって 遊びの空間を共有する時を持つことが出来ました。 そんな子ども達の距離が一番近かったのはやっぱり砂遊び。 それぞれに自由な想いを顕していたのですが、 でも限られた空間の中に居たら『関わり合いの場面』も生まれて来ます。 「こうやってやるんだよ」 ってお手本を示しながら自分の遊びを進める子。 また自分の想いをちょっと遠慮気味に 小さい子を慮りながら言葉で伝えてくれていた子。 それぞれの関わり方は様々でしたが、 みんなお互いの存在を感じ合いながら 砂場遊びを繰り広げていたのが印象的でありました。 一方園庭では『凍り鬼』が大人気。 先週のサッカー教室で教えてもらった 『凍りサイン』のとんがり帽子パフォーマンスを見つめながら、 「良いアイディアだったね」と 思いつつ見つめた僕でした。 参観日や発表会の準備も進めているその中で、 でもこの自由遊びの時間を大事にしてくれている先生達に 感謝感謝の一週間でありました。 みんなでがんばるのも大事、 それぞれの想いが満たされるのも大事。 そのバランスを大事にしながら、 またみんなで元気に想いを重ね合い この季節を過ごして行ってくれたらいいなと思います。 |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
【1月22日 合同礼拝】 今日は合同礼拝に松井先生が来てくださって 子ども達にお話をして下さいました。 前回のお話で 子ども達も先生御自身も気に入って下さった 『はなをくんくん』の絵本を手に取って、 子ども達へのメッセージを語り始めた松井先生。 絵本を見つめながら 子ども達と言葉を交わすこのひとときを とても大事にしてくださっているのが伝わって来ます。 そう、『分かること』『伝わること』 が大事ですから。 そこを話の糸口に 聖書のお話の絵本も広げながら この日のメッセージを子ども達に語って下さった 松井先生でありました。 『思い悩むな』の聖書箇所を 絵本を用いてお話してくださった松井牧師。 先週の小見先生の講演にもあった 『だいじょうぶ』が私達の励みになることを 聖書の御言葉を引きながら聞かせて下さいました。 子ども達も神様がいつも守って下さっていることを想いつつ、 毎日幼稚園に心安らかに通って来てくれたらいいなと 思いつつ見つめた情景でありました。 松井先生、本日はお忙しい中 ありがとうございました。 この後、お餅つきをすると言うので 潤子先生が「おしょうがつのもちつきは…」 と手遊びをご紹介。 松井先生を相手に お餅つきの所作をリズミカルに 演じて見せてくれました。 さあ、これからおもちつきです。 がんばるぞ! |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
【1月22日 おもちつき】 去年は感染症の流行で中止となった幼稚園のおもちつき。 今年は出来て本当に嬉しかったです。 『うす』や『せいろ』、 普段見たことのないものが次々と目に入り 興味津々の子ども達。 立ち上がる湯気を見つめ声を上げておりました。 先生達の模範演技、 松井先生・実祐先生・美香先生と 慣れぬ手つきながらもペッタンペッタン! 良い音をさせてお餅をついているその姿を 熱いまなざしで見つめていた子ども達。 「僕も出来る!」と杵を持ってみたならば、 思いのほか重たくてなかなか上にあがりません。 それでも先生達に手伝ってもらいながら なんとか5回ずつお餅をついて 嬉しそうだった子ども達でありました。 つき上がったところでお部屋に移動して、 自分達で自分の分をこねこねこねこね丸めます。 すぐ「できた!」と言って来る子ども達に 「丸々のすべすべになるまでこねこねしてね」 と促せば、 きれいな丸餅が出来ました。 それに砂糖醤油や黄粉で味をつけ、 「いただきます!」でもぐもぐもぐ。 つきたてお餅を美味しそうにパクパクしていた 子ども達でありました。 いくつかのお代わりもさせてもらい、 「まだ食べる!」と言う子達に、 「次はお雑煮で食べるからね」 と諭しながら嬉し美味しい時をみんなで分かち合ったものでした。 さておもちつきを終えまして、 ホールに移動しこの日の昼食。 先生達お手製のお雑煮を お昼にみんなでいただきました。 お弁当箱に持って来たおにぎりも食べながら この日はお腹一杯お昼ご飯を食べていた子ども達。 まあ、食べた食べた、この日は食べた。 遅ればせながらそんな嬉し美味しい『お正月の風景』を みんなで味わうことが出来ました。 準備から当日の子ども達のお世話まで 沢山手を掛けて下さった眞一さんと佐代子さん、 杵をふるって大活躍してくださった松井先生に 心より感謝でありました。 子ども達の心にも素敵な思い出として 深く刻み込まれたことでしょう。 本当にありがとうございました。 |
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
1月24日 ばら・たんぽぽ組 今日は参観日。 子ども達の普段の姿を見ていただこうと 礼拝から始まってクラス活動、 そしてお外での自由遊びまで、 ゆったりとした時の中で 子ども達の様子をたっぷり見てもらいました。 子ども達の方もお母さんが見ていると 張り切り半分&ちょっと舞い上がってしまったところもあったよう。 それでも脱線しそうになるところを 先生の投げかけ&子ども達とのやり取りで、 なんとか引き戻しつつやっていたのが印象的でありました。 いつもだったらお母さんが見ていたならば 「せん!」と言って頑なになってしまう子や、 興奮しちゃっていつものがんばりが発揮出来ない子もあるのですが、 この日はみんなそれなりにリラックスしながら、 時に『ここはシャンとしなくっちゃ』と想いを入れながら、 やってくれた姿にこの子達の成長を感じたものでした。 美香先生の集団遊びの展開も 色々と想いと配慮が感じられる投げかけで、 改めて感心させられた僕。 今、発表会に向けて絵本の読み聞かせから始まって、 普段のごっこ遊びにも端々に顕れて来ている『三匹のこぶた』。 そのストーリーとキャラクターを呼び水に ゲームを展開させて行った美香先生。 『狼に捕まらないようにお引越し』 のゲームでは 段々と追加のルールを加えて行って、 子ども達の理解とモチベーショを促していました。 最初は意味が分からずルールから大外れしていた子ども達も、 段々と先生のやりたい遊びを具現化出来るようになって来て、 最後はちゃんとした『ルール有りの集団遊び』が みんなで出来るようになっておりました。 このクラスのそんな様子を 「さすがだなぁ」と思いつつ見つめたものでありました。 また二つ目のゲームは 『狼とこぶたのお家』をモチーフに始まったのでありますが、 それが『転がしドッヂボール』へとつながってゆくではありませんか。 一つの『ごっこ遊び』が次の未知なる集団遊びの導入にまでつながってゆく姿に 「さすがだなぁ」とそのセンスと力量を感じさせられたもの。 それぞれの『並行遊び』を楽しんでいたこの子達が、 次の学年も見据えて集団遊び・ルール遊びにも 参画出来るようになって来たその姿を、 嬉しく見させてもらいました。 今回、子ども達の自由遊びを お母さん達にも近くで見てもらったのですが、 お友達との関りや園での『興味のゆく先』などなど 今のこの子達の姿を見てもらえたことと思います。 そんな園での様子や美香先生の投げかけなどから、 お家で子ども達に向き合う際の気付きやヒントが得られたなら 僕らも嬉しく思います。 本日はお忙しい中、 ありがとうございました。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
1月24日 すみれ・もも組 すみれ・ももさんの参観日です。 今日は製作を中心にクラスの中での 子ども達の姿をお母さんに見てもらうことが出来ました。 礼拝では自由な感じの子ども達に向き合う 実祐先生の奮闘ぶりを感じてもらえたことでしょう。 すぐに脱線してしまうこの子達に対して、 自分の持って行きたい方向性を確かめながら 言葉や投げ掛け方に気を配りながら 自らの想いを伝えようとしていた実祐先生。 この『受け入れ合う・赦し合う』の関係性が 元来気の小さいこの子達を伸びやかに 幼稚園で過ごさせてくれているのです。 お互いに互いの伸び代を大切に、 想いを交わし合っているこのクラス。 その関係性の良さを感じてもらえたことと思います。 さて、この日の製作は凧作り。 すみれ組・もも組それぞれに 課題や作業を替えながら準備してくれた実祐先生。 レベルをそれぞれの学年に合わせたその上で、 個々人それぞれの理解度や作業の難易度を受け止めて、 眞美先生と手分けして一人一人に寄り添いながら 製作を手助けしてくれておりました。 それぞれ面白い発想とこだわりのある個性がユニークなこの子達。 でもよく話を聞き漏らしたり 思い込みでやってしまうところも多いので、 彼らの良い所を伸ばしつつ 課題についても一緒に向き合い 出来るようになってゆこうとするその姿を、 見つめ嬉しくなってしまった僕でありました。 この日の終わりには一人一人 『がんばったところ発表会』を企画して、 子ども達の声をお母さん達に届けてくれた実祐先生。 子ども達が自分の想いを 言葉にして発表すること、 これに寄り添い手助けしてくれた実祐先生。 普段は自由にぺちゃくちゃおしゃべりしているこの子達も、 『お母さん達の前でテーマを与えられ、 自分の想いを言葉にして伝える』と言う課題に、 ちょっと戸惑っていたところもあったよう。 でもでも実祐先生のアシストもありまして、 なんとか自分なりの言葉で 自分の想いを伝えることが出来た この子達でありました。 こうして一つ一つの作業や子ども達のふるまいを、 沢山の時間をかけて見てもらうことの出来たこの日の参観日。 この子達と実祐先生の関係性や この一年の嬉しい成長、 そしてみんなそれぞれひとつずつ 上の学年を目指しつつ過ごしてゆくこれからの課題を 見てもらうことが出来たと思います。 でもこの子達の嬉しそうな顔を見てもらえたのが何より。 お母さん達に笑ってもらえたのが何より。 そんなことを感じたこの日でありました。 時間を割いてお越しくださったお母さん達に心より感謝です。 |
今週の顔 | |
![]() |
![]() |
たんぽぽさんのゆいかちゃんです。 遊んでいるところに出くわすと 「カメラ持って来て!」とかわゆいおねだり。 こんなはつらつ笑顔を撮らせてくれました。 ひよこクラブではマイクを持って、 運動会やクリスマスの歌達を 上手に歌って聞かせてくれたゆいかちゃん。 明るく元気に幼稚園でがんばっています。 |
たんぽぽ組のあゆむちゃん。 あゆちゃんも元気元気の良い調子。 きゃっきゃきゃっきゃ言いながら 嬉しそうに遊んでいます。 新先生を狼に見立ててコショウの瓶を ぱっぱと振ってやっつけるパフォーマンス。 「ハクション!」とやって退散する 僕に大喜びのあゆちゃんです。 |
![]() |
![]() |
ばら組のかほちゃん、 うんていに鉄棒に自由自在で 上り下り&クルクルやって「すごいでしょ!」。 元気に遊ぶ姿を見せてくれています。 時々「ヤダヤダうぇーん!」の時もあるけれど、 御機嫌顔のこんな時は 誰より輝いているかほちゃんなのです。 いつもニコニコでいられますように。 |
たんぽぽのなぎくん です。 いつも元気なお調子モードで 幼稚園でがんばっているなぎ君。 でもお母さんと一緒の時には スイッチOFFになってしまうのでしたが、 この日の参観日はONモード。 お母さんと先生が大喜びしていました。 嬉しい成長を見せてくれたなぎ君です。 |
1月第5週
![]()
1月29日 ばら・たんぽぽ組
今日のばら・たんぽぽさんは『鬼のお面』の製作風景。
まずは節分の紙芝居を美香先生に読んでもらったその後に、
たんぽぽとばらに分かれて製作開始、
たんぽぽさんは先生の準備してくれたパーツを使って
『福笑い』のようにお顔をデザインしてゆきました。
「こんな顔かな?」ってあっちに置いたりこっちに置いたり試行錯誤。
またスパッと直感で決める子も有りますが、
それぞれの仕草の中にも楽しんでいる想いと様子が伺えます。
「そうだよね、やってみないと分からないよね」
と思いつつ、
この子達のあれやこれやを嬉しく見つめたものでありました。
「できんー!」「わからんー!」と
そんな想いに陥ってしまいがちな
お年頃のこの子達。
『良いか悪いか』ではなく『自分はどうしたいのか』に想いを寄せて
自己実現して行ってくれたなら、
それがなによりだと思います。
そんな『うれしい!』の体験を
一杯一杯させてあげたいと思いつつ、
見つめた製作風景でありました。
一方のばらさんはパーツ作りから始めます。
それぞれ好きな色の画用紙に
丸とそれに接する直線を書いてくれた美香先生。
「この線を切って行って」
と言う先生に
「ではこの接戦は?」
と思って見ていると、
画用紙の端から切り始めて丸へと至る
『導入線』だと言うことが分かりました。
そんな端々の細やかな配慮に
「よくよく考えているなぁ」と感心させられたものでした。
そんな子ども達の作業を見渡していると
ちょっとやりにくそうな男の子を発見。
ハサミを左手で扱うこの子は
紙を回し切り進めてゆく方向が
逆になってしまうのです。
その姿を見て美香先生、
「切りにくいね、ごめんね」
と逆回りのための接戦を引き直してくれました。
そうやって一人一人をちゃんと見ながら
優しく寄り添ってくれる美香先生を、
「ありがとう」って想いで見ていた僕でありました。
たかだか『一本の接戦』と思われるかもしれませんが
そこには『どうしたら子ども達に分かってもらえるか』
の想いが込められているのです。
『線を切って』と言っていて最初に線がなかったら
子ども達は戸惑うばかり。
「そこは関係ないから適当に切っていいよ」
と口で言っても、
もうそこから『例外』が生まれてしまいます。
先生に言われたことを一生懸命聞きながら、
その通り履行しようとする真面目なこの子達。
そんな子ども達の想いを大事に丁寧に
してくれている美香先生に感謝です。
その後も『髪の毛のモジャモジャ』をクレパスで描いたりしながら、
少しずつ製作が進んでゆきます。
一つ一つの工程で学びと経験を積み重ねながら、
色んなことが『大丈夫に』『出来るように』なって来ているこの子達。
完成する鬼のお面をどうぞ楽しみにしていてください。
1月28日、29日 すみれ・もも組
すみれ・ももさんは発表会に向けての劇の練習風景。
まずは『(台)本読み』と言うことで、
みんなでの台詞合わせから始めていました。
壁には例によって台詞や歌の歌詞がずらーっと貼ってあるこのクラス。
『字まだ読めないんだけど』
と言う子達もありますが、
だからこその学びのチャンス。
50音表を一字一字覚えてゆくより、
自分や友達の話している言葉を文字で追ってゆけば、
「あれで『おおかみ』って読むんだ!」と
目と耳から入って来る情報がひとつにつながり
『文字を読む』と言う経験になるのです。
覚えられない・字が読めないと言う引け目からか
小さな声でみんなの後を追いかけているすみれさん。
一方、『ここは私のがんばり見せ所』
と言わんばかりの勢いで
大きな声でやってくれているももさんもありまして、
その対比を興味深く見つめたものでありました。
でもこれがこのクラスのカラー・そして良い所。
慎重派のすみれさん、
最初こそこんな感じですが
コツコツ練習を重ねるごとに
段々と出来るようになってゆくのがさすがなところ。
それに対してももさんは
練習ではこんなに出来ているのに
本番の舞台に上がると『しゅーん』と心が縮こまってしまって・・・。
そんな時に助けてくれるのが本番に強いすみれさん。
そうやってお互いに引っ張り合い・補い合いいたしながら、
一つの劇・一つのクラスを形作って来たのです。
そう、クリスマスまではそんな感じだったこの子達。
でもそれぞれに「もうすぐ一年生!」「つぎはすみれ!」
の想いを持って挑んでいる今回の発表会。
それぞれの課題はもう分かっているので、
それに向けてまたもうひとつ
現状突破のがんばりを僕らに見せてくれるはず。
そんなこの子達の姿と伸び代を楽しみに
見つめている僕なのです。
【今週のスナップ 1月29日】
今週の水曜日、
お昼ご飯をみんなでクッキング。
今回は焼きそばに挑戦いたしました。
最近高値のキャベツですが、
丸々一個の大玉を
ばら・たんぽぽさんが剥いてちぎってしてゆきます。
『刃物は使えないからね』
と言うなかれ。
キャベツなどの葉物は切るよりも、
ちぎった方が水気もでないし味もからむし
適材適所のこの子達なのです。
一方のすみれ・ももさんは
人参切りに挑戦。
両手でのこぎりを引くようにギコギコ切る子や、
押さえた左手の指がぴーんと伸びてる子。
「ネコの手で」と声をかけるのですが、
一杯一杯でそれどころではないこの子達。
『指を曲げて爪を具材にかけるようにすると
滑りにくくて指も安全なんだけどなぁ…』
思いつつ声をかけるも、
なかなかひとこと言っただけでは伝わりません。
お家でお手伝いする時にも、
声掛けをしてあげてみてください。
いずれにしても良い体験をすることが出来たこの子達。
『またやってみたい』のきっかけになってくれたなら…
と思いつつ、
素敵な授業を企画してくれた先生達に感謝したものでありました。
そこからは先生達の腕の見せ所。
お肉と野菜をいためながら
子ども達に麺を袋の上からもみもみすることを指示します。
「へー、そんなことするんだぁ」と思いつつ見ていた僕なのですが、
それもホットプレートに乗っけて
蒸し焼き&粉末ソースでの味付けで「はい、完成!」。
『大量の麺がここに入り切るのか』と思っていた僕の心配を他所に
見事に完成させてくれた先生達でありました。
さて、出来上がった焼きそばの出来たてを
早速みんなで「いただきます!」。
焼きそばに加えて眞美先生が握ってくれた『わかめおにぎり』もふるまわれ、
子ども達は「おいしい!おいしい!」と
ぺろっと平らげお代わりまでしていたものでありました。
僕もこの焼きそばを頂いたのですが、
出来上がった麺を食べてびっくらこ。
柔らかいのに腰があってとっても美味しい焼きそばでした。
僕が自宅でホットプレートで焼きそばを作りますと
クタクタの麺になってしまうことが多いのですが、
先生達の作る焼きそばはお店のもののよう。
あとで聞いたら「麺を揉むのがコツ」と教えてもらって、
今度やってみようと思います。
『食べるの大好き』『お料理大好き』の先生達がプロデュースする
クッキング給食は子ども達ばかりでなく、
僕らも気付きやヒントをもらえる大切な学びの場。
準備する方は大変だと思いますが、
また先生達とっておきの裏技やお得意料理を
見せてくれることを期待しています。
今日はお疲れ様、本当にありがとうございました。![]()
今週の顔 ばらぐみのおうしくん。
幼稚園では『お調子モード』で
みんなのことを盛り上げてくれる
頼りのムードメーカーです。
周りもよくよく見えているから
素に帰って『・・・』となる時もあるけれど、
持ち前の明るさと元気パワーで
がんばっているおうちゃんです。すみれ組のかずくん、
ブランコ乗っておちゃらけパフォーマンス。
照れ隠しもありながら
オフショットと知ってのこんな顔に、
「舞台でもこの調子でやってね!」と言うと
「へへへ」とまた照れ笑い。
やる時はやれるかず君だから
今度もきっとがんばってくれることでしょう。ももさんのいとちゃん です。
礼拝でも発表会の練習でも
クラスで一番大きな声で
歌って演じてしてくれるいとちゃん。
「すごいなぁ」っていつも感心しています。
そんないとちゃんが大好きなのは
『なりきりごっこ』の追いかけっこ。
相変わらず『狼』にされている僕なのです。
ばらさんのがくたくんです。
乗り物大好きながくちゃんは
数ある幼稚園の三輪車達を
次々乗り換えては御機嫌笑顔。
お家ではストライダーを乗り回して…
なんて話も聞いてビックリ。
「いつの間にそんなアクティブになったの?」
と嬉しい成長と変化を感じています。
戻る トップページへ