2025年度 10月の幼稚園
10月第1週
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| 9月30日 もも組 ももさんは個人種目の練習をしているところ。 今年のテーマを『忍者』で揃えて来た実祐先生。 トータルコーディネートを意識してか 忍たまの『勇気100%・ダンス』に続いてこちらも 忍者になってのフィジカルトレーニングを体現しているよう。 そうは言ってもついこの間まで のんびり・まったり君そろいだったこの子達。 毎朝『身支度、急いで』と言っても馬耳東風。 「なんで急がなくっちゃいけないの?」 ってそんな感じだったこの子達が、 先生の投げ掛けに背中を押され 走っているではありませんか。 「運動会でしょ、あたりまえじゃないの」 と思われる方々にとっては 当たり前に見えるかもしれませんが、 去年からこの子達を見ている僕からしてみれば 感動モノの光景なのです。 どうやってこの子達をその気にさせたのか分かりませんが、 「実祐先生とこの子達の化学反応は、 こんなところまで進んで来たんだね」 と嬉しく見つめた僕だったのでありました。 走るのが早くなった子、 連続ケンパで足腰の強さを顕している子、 そしてなにより「ヤダ、やらん!」 って子がひとりもいないこの情景に ひとり感極まっていた僕でありました。 実祐先生とイメージを共有して 忍者に成り切ることで『その気』になれたこの子達。 時代考証・文化考証の上で気になるところはありますが、 それよりもこの子達の『その気』を醸成する設定が どれほど大切であるかを言うことを 感じさせてくれているこのクラス。 もも組の子ども達、 この半年の歩みの中で 確かなる心身の成長を 嬉しく感じさせてくれています。 運動会本番では 皆さんがご自身の目と感性をもって それを見つけてくださったなら、 それがなにより嬉しいことと思います。 | |
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| 9月30日、10月1日 すみれ組 すみれさんも個人種目の練習風景。 これまで個々に練習して来た跳び箱・鉄棒に加え、 サッカー教室でやって来た『空中ボールキャッチ』 (最近はあまり見られないのですが、 この子達がももばらの頃は結構やっていた ボールに慣れる為のミッション)、 そして最後は『ランドセルを担いで駆け込みゴール』と そんなメニューを用意してくれた美香先生。 こうして見ていると この子達の『入園からの園生活の集大成』 と言った感じでなんか物語を感じます。 特に最後が『駆け込み一年生』で この子達の半年後を暗示しているかのよう。 でもでもきっとそれで良いのです。 すんなり小学校に上がって そこで苦労をするよりも、 『何かが足りない自分』に今の時分から向き合って それを乗り越えてゆく体験と学びこそ 小学校に行ってからのこの子達を 支えてくれるものとなるはずだから。 去年の最初は鉄棒の前で 小刻みにぴょんぴょん跳ぶだけで、 「なんとかして」と先生の顔を見上げていたこの子達。 自分の力で鉄棒に身体を引き寄せて 跳び上がれるようになりました。 『ボールキャッチ』もなかなか真上に上がらぬボール、 そして落ちて来たのをキャッチ出来なかった子ども達。 それを『ボールを選択出来る』と言うルールを取り入れたなら 『これならできる』と自信を持って取り組み出したこの子達。 昔なら「できん!できん!」 でわらわらしているだけだったのが、 『こうしたら出来る』を見つけることで 自分自身に前向きに向き合えるようになって来たみたい。 それは園生活・そして学校生活においても同じこと。 うまくいかない自分、 そして何が不安か・問題か それが分からずスランプになることだってきっとある。 いままで上手く行き過ぎて来たんだから。 上手にかわして『失敗』をせずに来ちゃったんだから。 そんな自分に対して後ろばかりを向いていたならば 前には暗闇が広がっているように感じるばかり。 夕涼み保育で真っ暗の中を突き進み みんなでゴールまで辿り着けたこの子達。 きっときっと今回も みんなで励まし合って・助け合ってゆけたなら、 素晴らしいゴールに辿り着くことが出来るはず。 そんな想いで見つめていた すみれ個人競技の練習風景でありました。 がんばれ!すみれ組! | |
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| 10月1日 たんぽぽ組 たんぽぽさんはダンスの練習風景です。 入園からまだひと月のおふたりさん。 段々と自分を出して 笑顔やおしゃべりも見せてくれるようになりました。 でもやっぱり『全体』の中に入ると緊張するのか、 練習の中では控え目モード。 そんなたんぽぽさんを優しく あちこちあれこれお世話してくれる すみれさん達でありました。 それでもたんぽぽのおふたりさん。 決して『イヤイヤモード』でないところが偉いところ。 リードしてくれるすみれさんにしっかりついてゆきまして、 お勉強をしてくれています。 この子達が物静かな時、 これって実は『インプットモード』。 先生の話や友達の姿から 『今、自分に求められていること』を じっと見聞きし受け止めているところなのです。 『分からないままやっちゃうより、ちゃんと出来るようになりたい』 と言う想いの顕れなんだと 嬉しく受け止めている僕なのです。 だから段々と分かるようになって来たならば、 身体もちょっとずつ動き始めたこの子達。 ノリの良い「ばにーちゃーん!(本当は『バニージャンプ』)」 と歌うこの曲に合わせて、 心と体が少しずつ動き始めた今週のこの子達。 そんな『不言実行』なところ、 園生活の中でもあちらこちらで垣間見えて来ました。 自分達が分かるようになって来た『おかえりの準備』なんかも、 自分はさっさとやり終えた後で ばらさん達に「タオル入れて」なんて声掛けをしていました。 そんな『しっかりさんぶり』に思わず笑ってしまいます。 そうそう、お互いに良い励み&心の糧を 嬉しく醸し出しているこの子達。 そうやって徐々に徐々にちょっとずつ 自分を顕して行ってくれたらいい。 そんな姿を嬉しく見つめている僕なのです。 | |
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| 10月1日 ばら組 ばらさんは単独でダンスに挑戦。 ふりふりボンボンを持ちながら 機嫌良く踊っているところです。 あっちに向いてこっちに向いて 最後は丸くなってと隊形移動に挑戦しているこの子達。 敬老参観日で『人前』を体験したこの子達。 やっぱり初めては緊張しちゃったけれど 『見てもらうことのうれしさ』も感じる経験となりました。 また『お客さん一杯』を目の前にしたら感じることもあるでしょうが、 今は『ヤダヤダ、うぇーん!』の姿も見せずに がんばってやってくれています。 しっかりさん達でも手順とか段取りとか 覚えるのに苦労しているけれど、 こう言うのやりながら 『動きの規則性』とか『こことここは同じ』 ってことを自分の身体で理解してゆくのって とっても大事な学びです。 それによって物事の入力や理解の力が 分化してゆくものだから。 そして『それが出来るようになる自分』が嬉しくって、 また新たなインプットを求めてゆくのが 『豊かなる学びの螺旋階段』のはじめの一歩。 えりか先生も子ども達に分かるように・伝わるように、 寄り添いながら・くり返しながら 教えてくれておりました。 さあ、たんぽぽさんがいない舞台の上で この子達の想いにどんな変化が現れるでしょうか。 ひっついて・交わって・関わって、 そして離れて・見てみて・またくっついて。 そんな状況の変化が この子達の中に気付きと想いをもたらせます。 最近『ばぶちゃんモード』のぬるま湯で 二学期リスタートのプレッシャーを 塩抜きして来たばら組さん。 想いも調子も戻って来たここいらへんで 自分達の『見せ場』を喜んでアピールすることが出来たなら、 もうひとつ・そしてもう一歩 また先に進んでゆけるような気がします。 もうその実力はあるんだから。 そんな想いで見つめた『ばらさんダンス』の練習風景でありました。 | |
| 【今週のスナップ 10月2日】 今日はすみれ・もも組の子ども達が公民館のおいもほりに参加。 日土公民館とスタッフの皆さんにお世話いただき、 小学校・保育所と一緒においもほりをさせてもらいました。 いも苗植えの時は雨降りで 全部公民館の皆さんにお願いしてしまったので、 今回みんなで顔を合わせるのは初めて。 日土の子が少ない幼稚園ですが、 それでもスポ小とか保育所経験のある子達は 見知った顔を見つけて嬉しそうにしておりました。 公民館長さんのご挨拶から始まったおいもほり。 「今年は暑く雨も少なく おいもはどうなっているでしょう? 掘ってみたらおいもの機嫌が分かるでしょう」 とそんな言葉を受けまして 勇み畑に上がった子ども達。 おいもの機嫌はよく分かりませんが 畑はカチカチの難攻不落。 なかなか掘れないおいもさんに 諦めモードの子ども達でありました。 それでも周りの大人に助けられ、 掘ってゆけば地中深くにたくましいおいもを発見。 やはり今年は暑く雨も少なかったので 下に下に涼と水を求めて伸びて行ったのでしょう。 いつものようなおっとりとした デブいもちゃんはあまり居ませんでしたが、 それでもすらっとしゃきっとマッチョなおいもが あっちこっちで掘り上げられておりました。 こう言うおいもは掘るのがホントに難しい。 細く下に伸びているおいもの周りを 『指先ドリル』でぐりんぐりんと掘ってゆきます。 僕らも手を添え周りを掘って行ったなら、 ちょっとずつおいもがグラグラし始めます。 すみれさんは歯の生え変わりの時期となり 「歯がグラグラする!」って言う子が数人あって、 それになぞらえ 「おいももグラグラ。 ○○ちゃんの歯みたいにもうすぐ抜けるぞ! がんばれ!」 と励ますと、 もいちど『やる気スイッチ』に火が入った子ども達。 そうやりながらなんとかかんとか おいもほりを遂行したこの子達でありました。 そんなこんなで手こずって 気が付けば一時間経過のもう10時。 保育所のお迎えバスもやって来て、 最後は急いでみんなで記念写真を撮りまして 「またね!」「ありがとうございました」 「今度はおまつりパレードでね!」 とお別れをしたのでありました。 そうして幼稚園に帰って来た子ども達。 後から園に届けていただいたおいもさんを 「これ、わたしがほったやつ!」 と嬉しそうに持って帰ってゆきました。 本日も一杯一杯お世話くださった公民館の皆さん、 そして日土の皆さん。 本当にありがとうございました。 中には幼稚園卒園生のお母さんの顔もあって 嬉しい再会の時となりました。 また幼稚園にも遊びに来てください。 | |
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| 10月6日 すみれ組 すみれさんは組体操の風景、 練習をして来た技の数々に 磨きをかけているところ。 日土の野山で元気に走り回って遊ぶ子ども達。 でも『気にしい』なのは相変わらずのよう。 組体操で手足についた砂が気になって ぐずぐずしたり埃をいつまでも掃っていたり。 そんなんでは次々繰り出す技が遅れて行ってしまいます。 僕らが「そんなの後で」と思えるのは 経験値の違いなのかもしれません。 『今のこの時』を生きている子ども達。 気になったらそこに想いが行ってしまうのは自然な姿。 でも『今この時』、 その想いを後回しにしてまでも顕したいものがここにある。 一瞬の不快感を我慢してまでも成し遂げた 達成感や満足感を感じることが出来たなら、 きっとそれがこの子達の 未来に向けての心の糧になってくれると思うのです。 身体に砂が付いたり技を失敗しちゃったり、 そんなモチベーションダウンの状況下にあったとしても 進めて行かなければならないのがこの組体操。 特に二人組・三人組と人数が増えてゆく中で 自分のなすべきことを止めてしまったら、 周りの子達も困ってしまいます。 そんなフラストレーションを乗り越えて 最後まで一生懸命やり遂げて、 終わった後にみんなで身体を寄せ合って喜び合えば、 そこから舞い上がる砂埃は その想いを讃えるものとなってくれるはず。 それもみんな経験してこそ分かるものなのでしょう。 その想いを感じるためには 練習からみんなで心を重ね合って、 思いっきり演技するしかありません。 そこで出し惜しみしていたら、 思いっきりやることの心地良さ・大切さを 感じることなど出来ないから。 そんな想いを投げ掛ける美香先生の言葉に発奮しながら がんばっている今のすみれ組。 言われただけで過剰に気にして 逆にヘロヘロうじうじになってたこの子達が こうして想いを返して来てくれるようになったこと、 それが一番の成長かな…と 思いながら見つめた練習風景でありました。 | |
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| 10月6日、7日 ばら・たんぽぽ組 ばら・たんぽぽさんはかけっこの練習をしているところ。 最初の頃は『きりんコーン』の右と左に 別れてこっちに走って来たり、 途中で走るのやめちゃったり、 とそんな感じだったこの子達。 でもやっぱりかけっこの最初と言うものは そんなところから始まるもののよう。 それが『左回りに走るルール』を理解したり、 『置いて行かれても最後までゴールを目指す』 と言う『かけっこの意味』を学んだり、 僕らの設定に対して色々なことを 頭と体で理解してくれるようになりました。 こんなこの子達の姿を見ているうちに 僕も『かけっことはなんぞや』と言うことを もう一度自分に問いかけて考える時を持ったもの。 ただの『勝負事』であれば自分の負けを認めたならば、 途中で投了しても良いはず。 でも子ども達は最後まで走るし、 僕らも最後までゴールを目指すように励まします。 であるならば『かけっこの意味』とは『運動会の意義とは』 一体どこにあるのでしょう? それは自分自身に向き合って 最後までがんばってみること。 負けていたら悔しいし、なんだかイヤになっちゃうし、 そこから走るのもしんどいし…。 結果だけを求められたら 「もういい」ってなっても仕方ないかもしれません。 でも『ゴールまで全力で走った』 『去年より走れるようになった』 『自分ががんばる姿を見て喜んでくれる人がいた』 と走る中でそんなことを感じることが出来たなら、 神様に今の自分に感謝しつつ 「またがんばろう!」って思えるようになると思うのです。 着順はあくまでその時の結果、 良い時もあるし失敗することだってきっとある。 でもその時、『自分が精一杯出来たかどうか』と言うことだけは その子にとって嘘偽りのないものです。 転んで足が痛い中、 また遅れを取って心くじけそうになるその中で、 『最後までがんばった』と言うことだけは この子達の誇れるなによりの宝物となるのです。 今月の聖句『一緒に喜んでください』、 この言葉が今のこの子達を見守っている全ての人に 今贈りたい言葉です。 やだやだ!うえーん!と 現実から逃げてばかりだった子ども達が こんなにがんばれるようになったのです。 最後までやり抜ける心と体を育んで来てくれたのです。 運動会本番ではその姿を見つめながら 一緒に喜んでいただけることを 心から望んでいる今日この頃です。 | |
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| 10月7日 もも組 ももさんはダンスの練習風景。 8人の子ども達をどう見せたいか、 一杯考えてこの隊形移動を編み出した実祐先生。 途中、引く線が幾何学的につじつま合わなくなっちゃったりして 何度も何度も考え直しておりましたが、 やっとまとめることが出来たよう。 先輩達のアドバイスも受けながら 皆が理解出来る形にきちっとした上で、 自分の意志を表現することの大事さを学ぶ機会となりました。 自分の中できちっと定義が出来なければ 自分のやりたいことも人に伝えることが出来ません。 きちんと規則性を持って・普遍性を持って 想いを顕すことが出来たなら、 そこからみんなが理解を深め合い教え合い 全体のものとなすことが出来るのです。 お次はその設定を具現化するためにこの子達、 自分の位置取りを一生懸命勉強しています。 線が何本もある中で、 位置を示す印も一杯ある中で、 『この時の自分がどこに居ればいいか』 『どっちを向いていたらよいか』、 身体を動かしながら理解しようとがんばっていることろ。 そんな中、頼りになるのは実祐先生のお手本と 周りの子達の動く姿。 自分で理解し覚えるまでは 人がやっている姿をよくよく見ながら、 『あれ、今僕、みんなと違う?』 と気付きを得ながら、 求められている動きを体得してゆくのが 一番の近道&それが大きな手掛かり・足掛かり。 隊形に規則性がちゃんと顕されていたなら、 みんなと違う自分ってなんか違うって 感じることも出来るはず。 熱を入れて・想いを込めて踊るのも とっても大事なことでありますが、 周りをちらっと見た時に感じる客観性も 集団演技には必要となって来るのです。 そうは言いながら 『踊るのイヤ』『せん!』ってところから歩み始めた この子達の姿を思い返せば、 周りが気にならないほど自分のダンスに打ち込めているのって 一つの成長なのかもしれません。 そんな姿を感謝し受け止めながら、 また『もも組』としての表現を目指しながら、 ちょっとずつ練度を高めているこの子達です。 | |
| 【今週のスナップ 10月10日】 今日は『おまつりパレード』がありまして、 秋祭りの雰囲気とムードをみんなで味わえた 嬉しい一日となりました。 例年なら運動会が終わった後、 のんびりまったりムードの中で行なわれるこの行事。 それが今年は昨日『運動会リハ』が行なわれたばかり。 と言うこともありまして、 なんか『がんばるモード』の真っ只中 って感じの今日の子ども達。 運動会練習はお休みだけども、 モチベーションの上では 運動会本番に向けまして いい感じの調整日になった気がします。 『法被にねじり鉢巻き』と言うお祭りコスチュームで 意気揚々と園庭に出て来た子ども達。 もうそれだけで『おまつりりモード』にスイッチが入り、 あちらこちらでテンション爆上がり。 嬉しそうな笑顔があちらこちらで見られまして、 お母さん達を喜ばせてくれたものでした。 みんなのやる気とちゃきちゃきモードが 準備を先に先にと進ませて、 「早過ぎるこのタイムスケジュールどうしよう…」 困惑させられたほど。 去年は参加・実施出来なかったので、 勝手を思い出せない頼りない僕。 そんな中、先生達が『てやてや』の練習時間に当ててくれたり、 園内で牛鬼を担いでお母さん達にお披露目したりなどと、 上手にしてくれて助けられたものでした。 さて、そうして幼稚園を出発した子ども達。 JAの駐車場までの道のりを 「わっしょい!わっしょい!」言いながら、 すみれさんからたんぽぽさんまで 元気に歩いてゆきました。 スタートも早く会場がすぐそこと言うこともありまして、 一番に到着した幼稚園。 日陰でゆっくりお茶を飲んだりいたしながら 休憩することが出来ました。 そこにやって来たのは日土保育所と日土小学校の子ども達。 小学校は金管バンドの演奏をしながらの行進で 近づいて来るのがよくよく分かります。 到着後、まずは小学生の演奏が披露されます。 『校歌』『手のひらを太陽に』『ミッキーマウスマーチ』と 三曲も聞かせてくれた小学生。 その中には大きくなった卒園生の姿も見られまして、 嬉し懐かしい想いで聞き入っていた僕らでありました。 それに続いて小学校低学年・保育所とお神輿が会場を練り歩き、 いよいよ幼稚園の番となりました。 相変わらず小さな幼稚園の日土幼稚園ですが、 この秋に入って来たたんぽぽさんまで みんなでしっかり歩いて来てくれたから、 20人強の行進は一番ボリュームがあるように見えたもの。 増えることはないけれど 他が少なくなる中でこうして変わらずに 子ども達が集まって来てくれること・ そしてそのように僕らを導いて下さる神様に、 心からの感謝を感じたひとときとなりました。 また以前はみんなで一緒に歩いた『おまつりパレード』だったのですが、 今回小学生・保育所・幼稚園と それぞれ単独で歩くと言うことに 「えー、聞いてないよー」 とダチョウ倶楽部状態。 それでもくるっと会場を一周行進した後 牛鬼を高く掲げて「やー!」と雄叫びを上げた子ども達。 瞬時にそんな演出と見せ場を作ってくれた 美香先生とこの子達に感謝でありました。 頼りない園長先生は 「しんせんせい!」と眞美先生に叱られておりました。 そんなこんなもありながら また牛鬼を担いで幼稚園まで帰って来た子ども達。 秋晴れの少し陽射しの強い日でありましたが、 子ども達にとっての気分転換にもなりまして 「またがんばろう!」って想いを高めてくれたよう。 僕にとっては幼稚園のお母さん達・地域の方々に 温かく見守ってもらったその中で、 先生や子ども達のがんばりに支えられ なんとかやり遂げることが出来たことを 嬉しく感じた一日となりました。 本日は少々暑いくらいの陽気の中、 子ども達を支え応援して下さった皆さん。 本当にありがとうございました。 さあ、また僕らは僕らしく がんばって歩いてゆきましょう。 「主イエスとともに、歩きましょう。いつも」 と歌いながら。 | |
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|  <ばら・たんぽぽ組> | |
|  <もも組> | |
|  <すみれ組> | |
| 【今週のスナップ 10月15日】 今週は運動会があるのですが、 中日のこの日は 『パンメゾンのパン給食の日』でした。 すみれさんがバスに乗り込みまして 八幡浜までお買い物。 バスの中から嬉しそうにしていた子ども達でありました。 さて、パン屋さんに着きまして、 3人ずつ店内に入ってお買い物。 もも・ばら・たんぽぽさんから注文を受けた その分も買ってくれたすみれさん。 無いパンがあったので店員さんをつかまえて聞いてみたり、 レジに並んでパン屋さんのお仕事を見学したり、 良き学びの時を得ていた子ども達。 多少緊張していたのか、 外のテラスに戻って来たら ふーっと大きく息をつきながら その表情を和らげておりました。 その後『おかわりのパン』を買いに再び店内に入って行った美香先生。 外で待っていた6人はちょっと気分高揚。 度々声が大きくなっちゃって、 「しぃー」と言い合い 『ほどほどに』に務めたものでありました。 幼稚園に帰って来まして、 下のクラスの子達にパンを届けたすみれさん。 自分の注文したパンを 嬉しそうに受け取っていたもも・ばら・たんぽぽさんでありました。 そして早々にお昼の準備をいたしまして、 待ちわびたマイオーダーパンを「いただきます」。 いつもならなかなか食べ終わらないお昼時も この日ばかりはあっと言う間。 どの子も早々にぺろっと平らげておりました。 嬉しかったんだね。 美味しかったんだよね。 すみれさん、 みんなのためにお使いありがとう。 こうして運動会を控えつつも 気分転換&リラックスして過ごした子ども達。 こんなメリハリがこの子達の心に やる気とモチベーションを与えてくれたのかもしれません。 今から思えばそう感じる『パンメゾン給食の日』でありました。 今回もパンメゾンの皆様、 本当にお世話になりました。 ありがとうございました。 | |
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| 【10月18日 運動会】 今日は待ちに待った運動会の日。 例年より一週遅いこともあり、 リハーサルは前週に行なわれたこともあり、 『満を持して』と言う想いで迎えたこの日この時。 朝から張り切りモードでやって来た子ども達でありました。 中にはちょっと浮かない顔の子もありましたが、 それでも「やらなくっちゃ」と言う意志が伝わって来る 凛々しさを感じさせてくれたもの。 そしてこの日はお休みが誰もなく 全員そろって運動会を迎えられたこと、 神様に感謝でありました。 前々からお天気が心配された今日この日。 朝を迎えてみれば雨予報はなくなって、 眩しいくらいの陽射しと青空に包まれました。 またリハーサルの時のような強い風も吹くことなく、 風が恐い子も一安心。 徐々に気温が上がって来るのに呼応するように 心地良い位の風も吹き始め、 本当に『運動会日和』と言った一日になりました。 そんな全てのことを守られて、 この日この時まで導かれて来た私達。 開会礼拝でまずそのことを感謝しつつ、 「最後まで守り導いて下さい」とお祈りしたのでありました。 さてさて、そんなして始まった運動会。 どんなだったでありましょうか。 また皆さんとご一緒に振り返って参りましょう。 | |
|  | <オープニング> 今年のオープニングは鳴子を使った明るい曲。 『どっちにしたってやるなら楽しくやらなくっちゃ損損!』 と言う想いを歌ったこの楽曲。 慎重派で心配性な子が多い今年にぴったりの曲です。 そんな想いが伝わったかどうか分かりませんが (言葉にして伝えていないけど)、 でも身体は段々楽しい方に弾めるように なって来たことを感じます。 練習では微動だにしなかった たんぽぽ・ばらさんの子達までもが、 本番ではチャキチャキ鳴らして 踊っているではありませんか。 そう『出来る・出来ない』じゃない 『やろうとする想い』の積み重ねの中でこそ、 子ども達はこうした変化と成長を見せてくれるもの。 それだけで今年の運動会の意義と意味を 体現して見せてくれたと思えた 素敵なオープニングでありました。 | 
|  | < ディズニー体操> 人前に出るとしゅんとなってしまうこの子達だったのに、 ディズニー体操では大きな声で歌って踊って がんばっているさまを僕らに見せてくれました。 その心と身体の大きな動きが なんとも眩しかった今年のディズニー体操です。 | 
|  | <かけっこ> かけっこではたんぽぽさんからすみれさんまで 力一杯の走りを見せてくれて感無量。 ついこの間までよちよちだった子ども達や もう最初からあきらめムードの脱力モードだった子達まで、 本番での一生懸命精一杯の走りが 見ている僕らにひしひしと伝わって来たものです。 嬉しい秋の実りを見せてくれた 今年のかけっこでありました。 | 
|  | < バニージャンプ> たんぽぽ&すみれダンス。 ここまで続けて出番をがんばって来たたんぽぽさん。 ダンスもすみれさんにリードしてもらいながら、、 大勢のお客さんのプレッシャーに立ち向かいながら、 なんとか自分を顕そうとがんばっておりました。 手先・指先の小さな小さな動きでしたが、 お母さん達にはしっかりその想いが届いたはず。 この子達のまた新たなるはじめの一歩、 素敵に魅せてもらった気がします。 | 
|    | <ももぐみいざ出陣!> もも組の個人競技。 ここに至るまで色々あったこのクラス。 のんびりまったりが この子達のトレードマークだったのに、 でも寸前の練習で「もっと速く!」と 先生達から叱咤激励を掛けられて、 初めて『本気で挑むこと』に 喜びと手応えを感じてくれたよう。 今日はどの子もさっさかたったかやってのけ、 これまでの『最高到達点』が感じられる風景を 実感していたように見えたものでした。 「やれば出来るじゃん!この子達」、 今日は本当によくよくがんばりました。 | 
|  | <いらっしゃいませひよこちゃん♪> いつ以来でありましょう、 こんなに沢山のひよこちゃんが参加してくれたこの競技。 なんかとっても嬉しい想いに ひとり浸らせてもらった僕でした。 またどの子もイヤイヤ言わずに 嬉しそうにやってくれたのが、 これまた嬉しいことでした。 幼稚園に来てくれたひよこちゃん達、 そして優しくエスコートしてくれたすみれさんに 心からのありがとうです。 | 
|    | <ジャンプdeタッチ> ばら組個人競技。 ばらさんも障害走に挑戦しました。 どの子も「イヤイヤやらん!」と言うことなく がんばってくれたことがなにより嬉しいことでした。 元気に体を動かしながらも 所作の端々に感じられた緊張感。 前だったら 「もう、やだ!」 ってなりそうな状況でしたが、 みんなみんな本当によくよくがんばりました。 がんばれるようになりました。 その姿な何より嬉しい 成長だったと神様に感謝です。 | 
|  | <勇気100%> もも組ダンス、元気一杯100%のお披露目です。 あっちにこっちに大忙しの隊形移動も 無事にうまく行きまして、 ちょっと忘れちゃった『お客さんの方を向いて踊る』 ってのも 人のふりを見ながらすーっと修正出来てたし、 「君達、お兄ちゃん・お姉ちゃんになったねぇ」 と思いつつ見つめたダンスでありました。 またこれまで「なんだかなぁ」 って感じで踊っていた子達も、 今日ばかりはピッピッシャキン! その張り切りようが僕にも伝わって来て、 子ども達と先生のがんばりを嬉しく受け止めたもの。 カッコ良かったよ! | 
|  | < すみれベイビー!?> すみれ親子競技。 「今日は可愛い赤ちゃんに戻って」 と言っていましたが、 それでもやっぱり大きくなったこの子達が全力で マットの上をウゾウゾウゾ!と 這って前進して来たなら大迫力。 あれがこっちにやって来たら 思わず避けてしまいそう… と思いながら見つめた情景でありました。 『そんな子ども達を待たせちゃいけん!』 とお父さん達も大ハッスル。 それもぐぉー!って・だぁー!って すごい熱気と迫力で 会場を盛り上げてくれました。 お手伝い下さった松井先生とえりか先生ももう大変。 お父さん達の勢いに 必至でついて行っておりました。 皆さん、お怪我・筋肉疲労等々 ありませんでしたでしょうか。 ご協力いただき、ありがとうございました。 | 
|  | <チャリンコでGO!> 小学生参加競技。 今年は10人もの子ども達が参加してくれまして、 これまた久々大熱戦となったこの競技。 大きくなった身体と小さなタイヤのトラクションの バランスが取れずにホイルスピン、 となかなかにドライビングに苦慮していた この子達でありました。 また久しぶりに幼稚園に来てくれた子もありまして、 嬉し懐かしの再会の時ともなりました。 それこそ一番最初は『ひよこ競技』で来てくれたこの子達が、 10年越しで幼稚園運動会に参加してくれるこの情景。 嬉しくまばゆく見つめたものでありました。 みんな来てくれてありがとう、 また幼稚園に帰って来てね。 | 
|  | <アロハ・エ・コモ・マイ> ばらダンス。 それぞれ想いも悲喜こもごも。 今年こそはと張り切りパフォーマンスを見せてくれた子や、 今日はどうにも調子の出なかった子達もありまして、 『今の精一杯』をがんばって見せてくれた 子ども達でありました。 去年のリベンジを果たした子あり、 この場に踏みとどまりしっかり立つのが精一杯だったけど でも泣いて逃げ出したりせずにがんばっていた子達あり。 そんな姿を嬉しく見つめたもの。 この自分なりのがんばりが 次につながる一歩となるのです。 お兄ちゃん・お姉ちゃんになろうとがんばっている この子達のことをこれからも どうぞ励まし応援して下さい。 | 
|    | <めざせ!ピカピカの一年生> すみれ個人競技。 今週になって段を上げたり、 上手に跳び箱を跳び超えることが出来るようになったり、 そんながんばりと急成長を見せてくれたこの子達。 逆にこのタイミングでそんなだから 困ってしまったのが美香先生。 出来たとは言ってもメンタルの弱いこの子達が、 本番で無理なく出来る設定での 本日の挑戦となりました。 そうは言いながら、 リハーサル時と比べても 数段パフォーマンスアップしていた この子達の本番演技。 それぞれプレッシャーや緊張もあったでしょうが、 そんな自分に打ち勝つことが出来たこと、 それがなにより大きな成長だったと思います。 不安になると さっきまで余裕で出来ていたことさえも 出来なくなっちゃうこの子達。 でも本番では自信と勇気をいだきながら、 自分を信じてがんばることが出来ました。 この子達と先生もホントによくよくがんばりました。 | 
|  | < 3色玉入れ> 新競技の『3色玉入れ』です。 例年なら籠に数えるほどしか入らないうちの玉入れ。 今年は籠にあふれるほどに沢山入って、 見応えたっぷりでありました。 でもでもたっぷり入っても松井先生の引くくじで 運命が決まる今年の玉入れ。 「玉は一杯入っているのにー!」 と思いつつ、 出た色で逆転負けなんてことも。 そんなドキドキワクワクのてんこ盛り、 大いに盛り上がった3色玉入れでありました。 | 
|  | <ドキドキ親子チャレンジ> もも組親子競技。 出たカードに従って ボールの運び方が変わるこのゲーム。 「お父さん・お母さんと一緒の方が パフォーマンスが上がるでしょう」 と思っていたのに、 その体格差から四苦八苦していたペア―もありました。 練習ではもっとすんなり行っていたのに、 「やってみなければ分からないことってあるよねぇー」 とそんな親子競技でありました。 大奮闘でがんばって下さったお父さん・お母さん、 ありがとうございました。 | 
|  | <休憩> さあ、大物出番を前にして リラックスムードの休憩時間。 そうそう、そうでなくっちゃ 本当の力も発揮出来ないからね。 子ども達の良い顔に 「よし、これは行ける!」 と確信した情景でありました。 | 
|  | < 友よ> すみれ演技。 組体操を取り入れて、 音楽に合わせてパフォーマンスを見せてくれた子ども達。 『魅せ方』について先生と何度も考え 練習して来た成果が花開き、 素敵な演技を見せてくれました。 子ども達の緊張を一挙に引き受けて、 しょっぱな失敗しちゃったのは美香先生。 でもそのおかげで子ども達は緊張することなく、 自分らしく表現することが出来ました。 先生は悔しそうでしたが、 素敵なすみれの今の姿を 余すとこなく見せることが出来たと思います。 ♪ありーがとう、すみれ! | 
|  | < おすし大冒険> ばら・たんぽぽ親子競技。 『回転寿司屋さん』に見立てまして 親子一緒に楽しんだ『おすし大冒険』。 寿司ネタの完成度の高さに 「えりか先生、がんばったなぁ」 と本当に思ったもの。 マグロはスジ模様まで入って 「リアル!」とため息が出るほどの逸品でした。 そんな回転寿司屋さんに お父さん達もノリノリで参加してくれて 子ども達を大喜びさせてくれました。 ご参加いただき本当にありがとうございました。 | 
|  | < リレー> 走り順決めの作戦タイムから始まって、 色々な出来事があった今年のすみれ・ももリレー。 ハプニングはあれこれあったけど、 でもどの子も一生懸命走ることが 出来るようになりました。 負けていても泣かずに諦めずに 走り抜くことも出来ました。 その想いとがんばりが これからの自分の心の糧となってくれるはず。 がんばったみんなにエールを贈りつつ 見つめたリレーでありました。 | 
|  | < ジャングルぐるぐる> 今年も最後は親子ダンス。 『ジャングルぐるぐる』は幼稚園での定番曲ですが、 思えば最近は久しく聞いていなかった気がします。 子ども達に尋ねても 「知らない」と答える子が多いので、 数年ぶりだったでありましょうか。 でもノリの良いこの曲は 今でも子ども達に大人気。 踊りながらダンス相手と遊んじゃうポップさが 子ども達にウケちゃう由縁でしょう。 お父さん・お母さんもそんな子ども達を見つめながら 嬉しそうに一緒に踊ってくれました。 また機会があったら子ども達と 一緒に踊ってみてください。 ご参加、ありがとうございました。 | 
|  | <閉会式> 全てのプログラムを終えまして、 いよいよ閉会式です。 「精一杯がんばれた人?」 と尋ねると、 大きな声で「はーい!」と答える子ども達。 そうだね、みんなみんながんばったよね。 ついこの間まで「ヤダヤダ、うえーん!」 だったこの子達が、 がんばって今の自分と向き合って ここで踏ん張ることが出来るようになりました。 そのことを「いっしょに喜んでください」 とお願いして 最後のご挨拶とさせていただきました。 それからご褒美の金メダルを 首にかけてもらった子ども達。 裏面がオモチャになっていて、 嬉しそうに見つめていたこの子達。 今日は本当にみんなみんな とってもよくよくがんばりました。 お忙しい中、お越しくださった皆さんにも 心より感謝です。 ありがとうございました。 | 
|  <たんぽぽ組> | |
|  <ばら組> | |
|  <もも組> | |
|  <すみれ組> | |
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| 10月21日 すみれ・もも・ばら組 運動会も終わった振休明け、 久々に行なわれたサッカー教室。 久しぶりだったので「どうかな?」 と思って見ていたのですが、 なんのなんの 運動会に向けて歩んで来た日々は 本当に伊達ではありませんでした。 どの子も気力・体力ともに 急に伸びて来たように感じた今日この日。 涼しくなって来たおかげもあって、 思いっきり身体を動かせていた子ども達の姿を 頼もしく見つめたものでした。 また関わり合いにも変化を見せ始めた子ども達。 友達の手を引きながら励ましながら 一緒にボールを追いかけていた子や、 仲間に大きな声で声掛けをして チームの勝利を目指していた子達など、 「運動会で体験したことが ここにも生きて来ているんだな」 と思い見つめたもの。 負けても・ボールを獲られても ヤ―ヤ―泣く子の姿も見られませんで、 「このひと月で本当に大きく成長したんだね」 と思ったものでした。 さあさあ、これからが秋本番の『スポーツの秋』。 心と体を一杯に動かしながら またそれぞれの輝きを見せて欲しいと願っています。 | |
| 【今週のスナップ 10月22日】 今日はクッキングの日。 今回はピザ作りに挑戦いたしました。 たんぽぽさんからすみれまで もも組の部屋に集まりまして、 麺棒で生地を伸ばすところからやってみました。 日頃粘土遊びに勤しんでいるとは言うものの、 この粘る生地には手こずっていた子ども達。 折角伸ばした生地が麺棒にくっついて来るのに四苦八苦。 先生に粉をかけてもらったり 押さえてもらったりもいたしながら、 生地作りに奮闘していたものでありました。 それからお手製のピザソースを塗りまして、 チーズもふりかけたその上から 好きな具材のトッピング。 「好きなもの・食べれるものを乗せたらいいよ」 と先生に言ってもらった子ども達。 思い思いに具を乗っけておりました。 そう言いながらも子ども達のカスタムピザを見てみると、 好き嫌いのない子はトマト・ピーマンの 鮮やかな原色で彩られ、 なんかとっても「ピザ!」って感じ。 一方『野菜苦手』って子達の作品は 茶色いシックな装いのピザになりました。 無理無理に言いはしないけど 「ちょっとは綺麗な色、あったら素敵じゃない?」 と声をかけると、 ピーマンをひと欠片おいた男の子。 出来上がりを食べてみたら、 「ピーマン美味しい!焼けていたから食べれた!」 と大興奮でありました。 「いやいや、いつものピーマンも 生のものはあまり出てないはずなんだけど…」 と思いつつ、 でも『焼けた』と感じるほどしっかり焼けた石窯焼きのピーマンは 本当に美味しく感じられたのでありましょう。 今回も潤子先生と和彦さんにご足労いただき 子ども達一人一人のカスタムメイドピザを焼いてもらったのでありますが、 自分で作ったことも相まって 素晴らしく美味しく感じられたのでありましょう。 ここに『石窯ピザマジック』を 見たような気がしたものです。 そんなドラマがあちらこちらにちりばめられ、 みんな大喜びでマイピザを平らげていた この日の『ピザクッキング』。 たんぽぽさんやばらさんも いつもはお昼に時間のかかる子もあるのですが、 この日はあっと言う間に平らげて 「おかわり!」って言っておりました。 忙しい週の中にあって 先生達にお世話いただいて、 今回もみんな大喜びだったクッキング。 心より感謝です。 | |
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| 10月23日 ばら・たんぽぽ組 この日、ばら・たんぽぽさんは 秋の作品作りを楽しんでおりました。 手形を葉っぱに見立てまして、 大きな模造紙にペタペタ押してゆく『秋の葉っぱ』。 ゆっくりじっくり「ぺたぁ!」とやると 綺麗にスタンプされまして、 子ども達は大喜び。 絵具に染まった自分の掌を見つめながら びっくり&御機嫌笑顔のこんな顔で 大喜びしておりました。 この『掌スタンプ』、 嬉しくなって来ると『やんちゃモード』にスイッチが入っちゃって、 無茶苦茶やり出す子も出て来ます。 そこは上手になだめ諫めながら 素敵な作品になるように子ども達を導いていた えりか先生でありました。 『汚れるのイヤ』『こんなことしていいの』 と昔より大人し目になって来た現代の子ども達。 やった上でそう感じるのなら それはこの子達の成長ですが、 最初から世の中の既定路線に納まって 「しない」「やらない」のおりこうちゃんに なってしまっているような気がします。 お家で無茶苦茶されても困りますが、 幼稚園でお約束の上であれこれやってみることは とても大切な教育過程。 小さい子達がこう言うことをする為の 準備やお世話も大変だと思うのですが、 えりか先生の子ども達への想いが伝わって来ます。 身体や洋服に絵具がついちゃった子もあり、 お母さん達のお手を煩わせすみません。 でもこうして自分の想いを顕しているこの子達のことを 「一緒に喜んでください」。 どうぞよろしくお願いします。 | |
| 【今週のスナップ 10月23日】 今日は先日収穫したお米の脱穀作業に すみれさんが挑戦しておりました。 稲わらから籾を外す作業に始まり、 もみ殻を取って玄米にするところまで、 体験していたこの子達。 もみを瓶に入れ 束ねたお箸でトントントンとついたなら、 もみ殻が外れると言う仕組み。 ではあるのですがこれがなかなか大変。 しかもついた後、 お皿の上で玄米ともみ殻を寄り分けて ひと粒ひと粒お米を拾い集めてゆく そんな作業をしていた眞一さん。 毎年こんな大変なことをしていたと言うことを 初めて目の前にした僕ら。 その姿を見てこの子達も 「僕らもやります」 とお手伝い。 そんなこんなを体験し、 やっとのことで玄米にすることが出来た子ども達。 「ひとつ食べてごらん」 と言われて口にしたなら 「にがい!」と口々に言い出します。 「ほんとに?」と確かめつつ 子どもの口にはそう感じたのかもしれないなぁ… と思ったものでありました。 日頃、色々なものを排除して 食べやすいものばかり食べている現代っ子。 僕らが感じる以上に 味覚・食感に過敏なのかもしれません。 そんなことも含めて 僕らが日頃食べているお米の大切さ、 そしてそれがどんなに手間暇かけられたものであるか、 感じる時となったと思います。 僕らも含めて 『生まれた時から世の中そう言うもの』 で知らないことが一杯あるこの世界。 確かにそれは恩恵であるのですが、 でも『知ること』を経た上で 改めてそのことを考え見つめ直してゆくことが 今を生きる僕らが大切にしてゆくべき課題。 そうでなければ『ありがたみ』や『感謝』の想いを 僕らは感じることが出来ないから。 そんなことを感じ思い起こさせてくれた この日の『すみれ活動』でありました。 眞一さん、 今日も・そしていつもありがとうございます。 | |
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| 【10月24日 親子遠足】 今日は親子遠足で内子の龍王公園に行って来ました。 去年も計画していたこの遠足。 雨のために中止となってしまったので、 今年はそのリベンジです。 朝、幼稚園の駐車場に集まって来た子どもとお母さん達。 幼稚園のバスより遥かに大きな大型バスを見上げ 大喜びしておりました。 意気揚々とバスに乗り込んで、 内子に向けて出発した僕らの遠足バスでありました。 龍王公園に着いたなら、 記念のクラス写真を撮りまして、 そこから早速あちこちに繰り出して行った子ども達。 『親子で行動』をお願いしていたのですが、 想いが先に先にゆく子ども達を追いかけて お母さん達も大忙し。 でもそうやってかまってくれるお母さんが嬉しくて、 ちょっとの甘え気分も滲ませながら 大いに龍王公園を楽しんでいた子ども達でありました。 色々な遊具に幼稚園の友達もいて、 子ども達は大ハッスル。 日頃やらないミニ冒険にも果敢に挑戦しておりました。 途中で恐くなって「お母さん…」ってなることもありましたが それもまた良い経験です。 先生達・お母さん達がいつも見守っていてくれる安心感から 子ども達は『まだ見ぬ自分』に挑戦してゆくことが出来るのです。 それが如実に表れたのが やはりグラススキーだったでしょう。 最初は「こわい」なんて言っていた子達まで、 何度も何度もくり返し滑ることで バランス感覚・そして体幹も 見る見るうちに進化してゆきました。 一番すごいなぁと思ったのは そりを担ぎ自分の足で何度も丘を登っていたこと。 これだけ登ったら相当足腰の鍛錬になるよ… と思いつつ、 自らは省エネに徹していた カメラマンの僕でした。 子どもって本当にすごいです。 お昼時、 お弁当とお菓子で心とお腹を満たした子ども達。 いつも『お昼ゆっくり』の子達まで さっさと食べ終わってまた遊びに繰り出してゆきました。 またどんぐり拾いに勤しんだり バッタを追いかけて駆け回ったり、 ゆっくりと流れる秋の時を満喫していた子ども達。 たっぷり遊んで秋の親子遠足を 心ゆくまで楽しんでおりました。 本日は親子遠足に御一緒下さり、 お父さん・お母さん達に感謝です。 運動会をやり遂げて、 気力体力・そして自信も満ち満ちて 一年で一番コンディションの良い時かもしれません。 こんな時にこそ 新たな発見・そして嬉しい成長が見つかるはず。 子ども達と過ごす中、 そんなものに心と目を向けていただけたなら 僕らも嬉しく思います。 本日は本当にありがとうございました。 | |
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|  <たんぽぽ組> | |
|  <ばら組> | |
|  <もも組> | |
|  <すみれ組> | |
| 今週の顔 (ピザクッキング・デイ 特集) | |
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| たんぽぽ組のかやちゃん、 今週入園のニューフェイスさんです。 入って来たばかりと言うのに ニコニコ笑顔で機嫌良く、 元気に通って来てくれています。 今週は二日だけの登園となりましたが、 大きな存在感と明るい笑顔を 嬉しく感じさせてくれたかやちゃんです。 | たんぽぽさんのきっぺい君、 今月お誕生日で3歳になります。 きっぺい君も慎重派君なのですが、 根は明るい元気っ子。 運動会が終わった途端、 あれもこれもと各クラスのダンスを 御機嫌さんに踊ってくれています。 お誕生日、おめでとう。 | 
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| ばら組のだいき君、 「ピザ美味しい!」ってこんな顔。 新しいことにドキドキしちゃう 緊張しいのだいき君ですが、 リラックスしている時はこんな顔。 まったり&元気元気がミックスした 面白愉快な男の子です。 さあ、秋本番これからが楽しみです。 | ばら組のゆいと君、 ピザにかぶりついて御機嫌笑顔。 何をするにも元気に愉快に 自分を発信して来てくれています。 そんな愉快な『ゆいと君劇場』が 毎日繰り広げられている幼稚園。 「わいの!やいの!」言いながらも 張り切りがんばってくれています。 |