2024年度 11月の幼稚園

11月第1週、2週

11月5日 すみれ・もも・ばら組
今日はサッカー教室が行なわれました。
いよいよ涼しくなって参りまして、
サッカーをするには今一番の気候ではないでしょうか。
子ども達、いつになく気持ち良さそうに体を動かしておりました。

最初のアップは『ボール当て鬼ごっこ』。
だだーっと走り出す子ども達の姿は実に壮観。
半年前まではよちよちヨタヨタだったばらさんも
上の子達に交じってしゃーっと走ってゆきまして、
目の前を駆け抜けてゆくその迫力を
肌で感じたものでした。
続いて『ボール取りサッカー』でもみんなの足は止まりません。
ボールを取って端っこでキープしている
すみれのさぼりプレイを見つけては、
下の子達と一緒にそのボールを奪いに行った僕。
アップの目的『体を動かすこと』に対して
『勝者』の誉が欲しいすみれさん。
『周りのプレイに対して、自分にどんな動きが出来るか』に
喜びや可能性を感じる場となるように
彼らに勝負を挑んで行った僕でした。

この日のミッショントレーニングは『一対一』。
コーチが不意に繰り出すボールがスタートのサインとなりまして、
そのボールを取り合いゴールに入れるミニゲーム。
ボールの転がる方向とゴールの位置を
瞬時に判断しつつ自らボールに寄せてゆきまして、
シュートまで持って行ければ得点チャンス。
センスの良い子は相手とボールの間に身体を入れて
そこから突破ルートを探して切り込んでゆくと言う、
『サッカー上級者』のようなプレイを見せておりました。
誰に教わった訳でもないそんな球際の強さと言うものを
自分のインスピレーションで体現出来る姿に
驚かされたものでした。

最後は例によって紅白戦。
ばらさんの奮闘もあったのですが、
やっぱりこの時間帯はすみれ優勢。
ホールの狭い空間ならば対等に立ち会えるもも・ばらの子ども達も、
これだけ広いスペースを支配するのはまだまだ体力不足。
それでも「もうイヤー!」ってすぐなって
『終了モード』だったあの頃に比べれば、
各段にがんばれるようになった嬉しい姿を見せてくれています。
そんなこの子達のがんばりを今回は最後まで
お母さん達にも見てもらえたこと、
それもとても嬉しいことでした。
やはりお天気で行なえることは何よりありがたいことです、と
神様に感謝したものでありました。
お忙しい中、見に来ていただいた沢山の方々に
「本当にありがとうございました」です。


【今週のスナップ 11月13日】
個人面談ウィークで13:00降園の忙しい中、
行事続きでもあったこの一週間。
二日目は幼稚園の畑でのおいもほりです。
夏前に子ども達が植えたおいもを
今日は久保田のおじさん・眞一さんと一緒に
掘り上げることが出来ました。
雨が多かったりカラカラ天気が続いたり、
最後はイノシシにおいもを取られたりと、
色々あっての今年の収穫となりましたが、
それでもこうしていもほりが出来たこと、
神様に感謝です。

収穫量については残念な所もありましたが、
自分で土を掘ってそこから手ずからおいもを取り上げる
その体験こそが貴重なことなのです。
それを心で感じ分かってくれているこの子達は、
「本当に素敵な魂に育っているなぁ」と思います。
ほっそい細いおいもを掘り上げて
嬉しそうに僕らに掲げて見せてくれる子がいたり、
大きなのが好きな子は自分の頭より大きなおいもを
顔の前に持ち上げ「写真撮って!」とPR。
そうかと思えば一杯根っこが伸び伸びた
すだれのようになったおいもに大喜びだった子もいたり。
自分の巡り合ったおいもに対するリスペクトもありますが、
そんな色んなおいもを喜び受け入れてくれるこの子達の姿に
「おいもほりってこう言うのが大事なんだよね」
と嬉しく見つめたものでした。

今年も畑作りから収穫まで
沢山の方々にお世話をいただき、
本当にありがとうございました。
皆さんのご助力に感謝です。
子ども達は自分のお気に入りのおいもを選んで
喜び勇み持って帰ってゆきました。
お家でどんなおいも料理&おいも談義が行なわれたでありましょう。
みんなに喜んでもらえたなら
それがなによりです。


<たんぽぽ組>

<ばら組>

<もも組>

<すみれ組>


【今週のスナップ 11月8日】
今日は日土小学校の町探検が行われ、1・2年生7名が幼稚園に遊びに来てくれました。
引率は1年生担任のはるか先生。
コロナ禍もあってなかなか交流が出来なかったこともありまして、
先生ご自身も初めての幼稚園訪問&探検となりました。
小学生が準備して来た質問にお答えしたのですが、
一言で答えをまとめきれない僕の言葉を
一生懸命メモしようとしている小学生。
自らのことを「やっぱり話し下手だなぁ」と思った僕でありました。
であるならば『百聞は一見にしかず』と言うことで
幼稚園母屋を案内して歩くことにいたしました。
『幼稚園に秘密はありますか?』と言う質問に
「みんなが知らない部屋が沢山あります」と答えた僕。
奥座敷や台所の土間なんかを案内してゆく中で
「これはなに?」と二階への階段を見つけた子ども達。
「これが秘密の部屋がある二階への階段、行ってみる?」
と尋ねると「行く!行く!」と乗って来た子ども達。
「じゃあ」と言いながら
階段を上った踊り場までご案内した僕でした。
そこから続いてゆく二階の部屋を見渡して
「すごい!」と満足そうだった小学生。
文字通り幼稚園探検を満喫して行ってくれたのでありました。

さてさてその後、
一緒に遊ぶのを楽しみにしていた幼稚園の子達と合流しまして、
園庭で遊んだり裏山に登りに行ったり
交流の時を持ちました。
またヤギ牧場まで行ってヤギに餌をやったりもして、
日土幼稚園を満喫して行ってくれた小学生でありました。
また逆上がりに挑戦しているすみれさんに
お手本を見せてとお願いしたところ
格好良くやって見せてくれた子もありまして、
「やっぱり小学生はすごいねぇ」
と尊敬のまなざしで見つめていた子ども達でありました。
今回は『幼稚園初めて』の子達ばかりだった小学生。
でも先日の公民館の芋掘りで一緒になった子達もあって、
嬉しい再会&交わりの時を与えてもらって感謝でした。
バランスもあるので
すみれ・もも組の子達と一緒に記念撮影をいたしまして、
それから小学生を門のところまでお見送りいたしました。
「また遊びに来てね」と声をかけつつ
別れを名残惜しんだ子ども達でありました。
日土小学校の皆さん、
幼稚園のことを覚えて交流の時を持たせてくださったこと、
心より感謝です。

<記念写真>


【11月11日 ひよこクラブ&たんぽぽ組】
今日はひよこクラブの焼きいもパーティーが行なわれ、
9名のひよこちゃんと3人のたんぽぽさん・そしてお母さん達で
楽し美味しいひと時を持つことが出来ました。

いつもの手遊びに続きまして、
今日はおいもほりの絵本の読み聞かせをしてくれた眞美先生。
そこに集まりお話をしっかりと聞いているひよこちゃん達は、
すでに『幼稚園児』の風格(たんぽぽさんも交じっておりましたが)。
この一年ですっかり眞美先生のパフォーマンスに魅了されたようで、
その距離感がすごく近くなってくれたことを感じた情景でありました。
それに続いて『体験版・おいもほり遊び』に興じた子ども達。
眞美先生お手製の芋蔓&おいものオブジェを
みんなして「うんとこしょ!よいしょよいしょ!どっこいしょ!」と引っ張れば、
大きなおいもが出て来て大喜び。
「掘れたおいもは持って帰っていいよ」
と言ってもらって、
大喜びでおいもを抱きしめていた子ども達でありました。

さてさて、そんなしておいもとしっかり触れ合い遊んだその後で、
待ちに待った『ひよこちゃんの焼いもパーティー』が始まりました。
潤子先生と和彦さんが幼稚園の石窯で焼いてくれたおいもを
一杯一杯運んで来てくれまして、
それをみんなでいただきました。
ホクホクのおいもを美味しそうに口に運ぶ
子ども達とお母さん達。
「これぞ焼いもパーティー!」の嬉しい時を
皆さんに味わっていただくことが出来て嬉しかったです。
『石窯で焼くので、焚火で作る焼きいもよりムラなく焼けて美味しい』
と言う評判もあるこの『ひよこの焼いも』。
今回はいかがだったでありましょうか。
皆さんに喜んでいただけたなら幸いです。

おいもを食べたその後も、
お部屋で子ども同士関わり合いを持ちながら、
お母さん同士日々の子育ての想いを語らいながら、
ゆったりと過ごして行ってもらいました。
そんな時間・空間としてこのひよこクラブを用いていただけたなら
僕らにとっても嬉しいことです。
この日はやること一杯で時間が足りませんでしたが、
次回来られた時にはお外で遊んだり
一緒にヤギ牧場に行ったりして
日土幼稚園の『らしさ』を一杯感じて行って欲しいと思っています。
どうぞまた来月も皆さんで遊びに来てください。
皆さんのお越しをお待ちしております。
今日は来てくれてありがとう!


【今週のスナップ 11月12日】
今日は収穫感謝礼拝&焼き芋パーティー。
前日、お芋洗いとホイル包みのお手伝いを
がんばってくれた子ども達。
今日はあさイチでそれを髭のおじちゃんのところに届けます。
子ども達からおいもを受け取ったおじちゃんは
その上に落葉や薪やダンボールを
次々と乗っけてゆきまして、
最後に火をつけたならモクモクと煙が出て来ます。
これには子ども達も大盛り上がり。
それでもしばらくすると
「けむい!」「くさい!」と声が上がるので、
「焼いも・焚火ってそう言うものなの」と諭してみても
そんな体験が日常になくなってしまった子ども達には分かりません。
だからこそ、ここでのこんな体験はとても貴重!と改めて感じます。
そんな想いから
「こんな煙の中で長い時間をかけて
おじちゃんは焼いもを焼いてくれるんだよ。
だから『おじちゃんありがとう』なんだよ」
とそのことをみんなに伝え、
「やきいも、よろしくおねがいします」
とおじちゃんに丁重にお願いをして
その場を後にした僕らと子ども達でありました。

さあさあ、収穫感謝礼拝の時間になりまして、
子ども達・そしてお母さん達が園庭に集まってくれました。
そこで一緒に合同礼拝を守りながら、
日頃の礼拝の様子をお母さん達に見てもらうことが出来ました。
聖書のお話を聞いて一緒に考えながら
受け答え&やり取りを交わしつつ行なわれている合同礼拝。
その中でこの子達の心と想いが育って行ってくれているその場面を
お母さん達にも共有してもらえて嬉しかったです。
今日は『感謝についてのお話』を聞いてもらったその後に、
髭のおじちゃん達に「いつもありがとう」って想いを伝える
そんな場を持たせてもらいました。
たんぽぽさんからすみれさんまで
みんなで作った『ありがとうの色紙』を手渡せば、
嬉しそうな顔で受け取ってくれたおじちゃん達。
「こう言うことってやっぱり大事だよね!いいよね!」
と言う想いをみんなで分かち合えたこと、
本当に嬉しいことでした。

その後、焼いもが焼けるまでもうしばらく時間があると言うことで、
『焼き芋じゃんけん』で場を盛り上げてくれた美香先生。
みんな『じゃんけん大会』にテンションが爆上がり、
嬉しそうにジャンケン勝負に参じていた子ども達でありました。
さあさあ、そうしている内に焼きいもが出来て参りました。
先生からおいもを受け取って、
それぞれに「いただきます!」と食べ始めた子ども達。
最初は皮や新聞紙を剥きながらいただくと言う
『焼いもの作法』が分からず躊躇していた子もあったのですが、
みんな見よう見まね・もしくは先生からレクチャーを受けて
『焼きたておいも』にかぶりつきます。
すると「おいしい!」とあちこちから声が漏れ、
その嬉しい喜んでくれている様が伝わって来ます。
お母さん達にもおいもがふるまわれ、
みんなで嬉し美味しい時を共有したものでありました。
そんな美味し幸せな時の中、
我が子の笑顔を写真に撮っているお母さん達の顔を見てみると、
なんとも素敵な顔をしています。
やっぱり『我が子が嬉しそうな顔をしているところ』を見てるのが
お母さん達にとっての幸せなんだね…と
そんなことを想った情景でもありました。

そうしてゆったりゆっくり時間をかけながら、
おいもと幸せを味わいかみしめた今日の焼き芋パーティー。
髭のおじちゃん達やお母さん達にも
一杯一杯お世話&ご奉仕いただきまして、
おかげ様で今年も嬉し美味しい想いのうちに
終えることが出来ました。
お手伝いくださった皆さん、
そして子ども達のために今日幼稚園に来てくださったお母さん達、
本当にありがとうございました。
皆さんが持ち寄って下さった野菜果物をもって
感謝の礼拝を献げることが出来ました。
明日はこれを持って『日土のめぐみ』に
嬉しい想いのおすそ分けに行って来ます。
こんな嬉しい&感謝の連鎖がつながってゆく
『素敵な秋の日』を与えてくださった神様に
心より感謝です。

<たんぽぽ組>

<ばら組>

<もも組>

<すみれ組>


11月13日 すみれ・もも組
収穫感謝礼拝でみんなが持ち寄ったお野菜・果物を携えて
『日土のめぐみ』まで行って来ました、今日のこの子達。
空も高く晴れ渡り、
お散歩にも絶好の遠足日和。
幼稚園から1km弱の道のりを
いつの間にかしっかり歩けるようになった足取りで
歩き切ってくれた子ども達でありました。

『日土のめぐみ』に着いたなら、
もう皆さん首を長くして待っておられて
大歓迎で迎えられた子ども達。
春に初めて来た時はちょっと緊張気味だった子ども達も、
おばあちゃん達の喜びように
まんざらでも無さげな顔をしておりました。
まずはご挨拶をいたしまして、
その後に子ども達の口から今日来たいきさつの口上を述べ、
交流の時がスタートしたのでありました。
みんなが代わりばんこに背負い持って来た果物と
感謝礼拝のカードを受け取ってもらいまして、
とりあえず『今日の大仕事をひとつ成し遂げた』って顔をしていたこの子達。
それから音楽に合わせて『きのこ』の歌って踊ってを披露したり、
おばあちゃん達もよくご存知の
『どんぐりころころ』を一緒に歌ったり、
僕らのパフォーマンス大会を見て喜んでもらうことが出来ました。

おばあちゃん達との距離を近く感じられるようになった子ども達。
お次は皆さんと一対一のペアになって
手遊び・触れ合い遊びを楽しみました。
中でも盛り上がったのが『焼いもじゃんけん』。
子ども達が勝ったら『ぎゅ!』っとして、
あいこなら『握手』・負けたら『肩トントン』と言うルールでゲーム開始。
そこでは子ども達との触れ合いを
心から喜んでくれているおばあちゃん達の姿がありました。

楽しかった時間はあっと言う間に過ぎまして、
僕らの帰る時間となりました。
最後に皆さんと握手&むぎゅで想いを伝え合い、
名残惜しそうにその場を後にして来た子ども達でありました。
ちょっとのことで人があんなに喜んでくれることって
この子達の日常にそうそうないこと。
『自分は喜ばれている』『必要とされている』、
こう言う体験がまたこの子達の自己肯定感を高めて行ってくれるはず。
人との触れ合い・相手に対する想い合いの大切さを
一杯に感じながら幼稚園までの帰り道を
意気揚々と歩いた子ども達でありました。

今回も触れ合いの時を持たせて下さり
ありがとうございました。
一生懸命お世話をなさっている日土のめぐみの職員の皆さん、
そして子ども達を一杯の愛で受け止めてくれたおばあちゃん達、
本当にありがとうございます。
また来年、『花の日礼拝』の時におじゃましたいと思っていますので
それまでどうぞお元気に・お健やかにいて下さいね。


11月15日 すみれ組
今日は八幡浜消防署に社会科見学に行って来ました、すみれさん。
勤労感謝・収穫感謝と合わせまして、
日頃お世話になっている方々にお礼を言いに行きましょうと
幼稚園のバスに乗って行って来ました。
消防署に到着すると若いお兄さんが優しく案内してくれて、
子ども達も友達感覚。
「あれ、なに?」「これも乗りたい!」
と言いたい放題の口ぶりに、
「『あれはなんですか?』でしょ」と
消防署の方に聞こえるように苦言を呈したものでした。
でも幼稚園ってそんなものかもしれません。
それが小学校に上がったその途端、
僕らに対してまでも丁寧語を使えるようになるのだから
この子達の対応力と日本の小学校教育は大したもの。
そんなことを想いながら
この子達の伸び代に期待をした僕でありました。

搭乗させてもらった救急車では
またこの子達の「これなに?」から始まった
心拍数の計測大会が始まりました。
最初の子が80回/分で
「はやいなぁ、緊張してる?」と言ったものでありましたが、
次の子は120回/分でその超ドキドキ具合にみんなびっくり。
何でもない顔をしていたこの子達、
日頃から緊張したりドキドキしながらがんばっているんだなぁ…
と改めてその想いを見せてもらった気がしたものでした。
でもドキドキしている割にこの子達、
遠慮と言うものがありませんで
「あれも!これも!」とオーダーが続きます。
若い消防士さん、
見学時間一時間のうち時間配分もあったでしょうが
まったくもってマイペースなこの子達に合わせてくれまして、
想いをすべて満たしてもらって大満足の子ども達でありました。
唯一『災害支援車』の搭乗に際しまして、
「これが倍くらいの大きさに広がるんだけれど」
と言う消防士さんに、
「やって!」と気軽に口にするこの子達。
隣りにポンプ車が停めてあるのもあって、
そのまま広げるとぶつけてしまうのでさすがにそれはNG。
ギリギリにつめ合わせて停めてある各種の特殊車両を
全部動かさないとスペースが確保出来ないので、
『それはご勘弁…』となった次第でありました。

そんなこんなであれこれ色々な車両を見せてもらった子ども達。
お次はいよいよ放水体験です。
先程来の説明に出て来た取水口にホースをつなぎ、
バルブを開けばとてつもない流量の水が飛び出します。
そのホースを消防士さんと一緒に支える子ども達。
口ばかりであれこれ言っていた彼らでありましたが、
やっぱり自分の身を呈して励む
消防士さんの仕事を自分の身体で体験出来たことは
とても大きなことだったと思います。
ちょっとはその大変さを感じてくれたのでありましょうか。
その後、勤労感謝の想いを伝えたくて持って来た
お花とカードをお渡しした時も、
ちょっと神妙な顔で皆さんにリスペクトの念を感じているようにも見えた
この子達でありました。

最後に消防士さん達と一緒に写真を撮らせていただいた子ども達。
ここで得た多くの学びに何か特別なモノを感じていた
そんな表情で写っておりました。
今日はお忙しい中
僕らの消防署見学をエスコートしてくださった
八幡浜消防署のみなさん、
本当にありがとうございました。
お体に気を付けて、これからもお仕事がんばってください。


今週の顔
ばらさんのりょうちゃんです。
今日も三輪車に乗って御機嫌笑顔。
こんな時のりょうちゃんはカメラを見ると
はみ出すくらい近くに来てくれることもあるのですが、
すぅーっと遠ざかって行く日もある照れ屋さん。
だからこれくらいの距離感がいいみたい。
行こうか去ろうかそんな面持ちのワンショット、
こんな自然な笑顔がとても素敵なりょうちゃんです。
すみれ組のかずくんです。
最近、鉄棒・うんていに
がんばって取り組んでいるかずなりくん。
最初うんていに乗せてあげたなら
「こわいー!」って言っていたのですが、
最近では自分から登ろうと挑戦しています。
恐がりだけどやれば出来る自分に気付き、
色んなことにがんばれるお兄さんになりました。
ももさんのゆうまくんです。
まったりゆったりのんびりさんのゆうくんですが、
そんな時間の流れの中で
色々なアイディア・新発見を見せてくれます。
最近のヒット作は『ニューブロック』で作った
すごくかっこいい可動ロボット。
車輪軸を関節に使って手足を動かす
リアルな動きのロボットに脱帽でした。
もも組のかえでちゃん、
今月お誕生日で5歳になりました。
5歳の誕生日が待ち遠しかったかえちゃん、
「もうすぐ5才!」ってずっと言い続けておりました。
僕からしたら入園当時の愛らしさが忘れられず、
「いつまでも2才でいてくださいよー!」と言ったなら
「5才だもん!」と誇らしげに言い返すかえでちゃん。
素敵なお姉さんになりました、お誕生日おめでとう!



11月第3週

【11月19日 アドベント礼拝】
今日はアドベント礼拝。
クランツのロウソクが一本灯り、
クリスマスに向けて準備を始める季節がやって来たことを教えてくれます。
今年もそのアドベント礼拝に
日土教会の松井牧師にお越しいただき、
子ども達にお話をしていただきました。
今回は動物達が沢山出て来る絵本を用いながら
お話をして下さった松井先生。
『はなをくんくん』の大団円、
冬ごもりをしていた動物達が
一輪のお花の周りに集まっている絵を見つめながら、
『みんなにとっての喜び』を
語って聞かせて下さいました。
そして
「それが私達にとってのイエス様。
救い主のお生まれを待ち望んでいた私達のところに
赤ちゃんとして生まれて来て下さったイエス様。
そんなイエス様の元に羊飼いも博士も
みんなみんながやって来て、
そのお誕生を喜びお祝いしたんだよ」
とお話して下さいました。
そんな先生のお話にしっかり耳を傾けて
聞いてくれていた子ども達。
お話を聞きながらそれぞれの小さな心に
クリスマスの訪れを感じてくれたことでしょう。

この日は松井先生と言葉を交わしたり
一緒に讃美歌を歌ったりしてまじわりの時を持った子ども達。
「また今度クリスマスの時に来てくださるからね」
と伝えると嬉しそうな顔をしていた子ども達でありました。
松井先生、本日は子ども達のためにありがとうございました。
これからクリスマスと向き合ってゆくこの子達にとって
素敵な『始めの一歩』になりました。
心より感謝です。
クリスマス本番もどうぞよろしくお願いいたします。


11月18日 ばら・たんぽぽ組
ばら・たんぽぽさんはおいもほりのお絵描きをしているところ。
ちょっと前のこととなったおいもほりの記憶を辿りながら
おいもの絵を描き始めた子ども達。
2週間も前のことなので僕などはよくよく覚えていないのですが、
この子達は「この時は茶色の服を来ていた!」なんて言い出したり、
「そうそう茶色だった」と美香先生もそれを覚えていたり、
楽しかった記憶が今も鮮やかに脳裏に焼き付いている様を
見せてもらってただただビックリだった僕。
「みんなすごいなぁ」と思ったものでありました。

かと思えば記憶と心象風景が素敵に混じり溢れかえっていた女の子。
おいもと自分を描きあげると、
「これ、どんぐり!」
と不意に言い出しグリグリグリと描き始めます。
「最近よくどんぐり拾いに行くからね、まあありかな」
と思いながら聞いていると、
「はっぱ!」「みかん!」と続きます。
「幼稚園の山にも一杯あるし、給食のデザートにもみかん出るもんね」と
そのイメージの出所を推測していると、
「キツネ!」。
「山にはキツネはいるもんだよね…」の次は
「イチゴ!」「ぞう!」と続いて・・・。
なるほど、始発点はおいもほりだったのでありますが、
彼女の中でイメージがイメージを呼び覚まし、
『私の素敵なワンダーランド!』を絵に描いて
僕らに見せてくれた彼女でありました。

お休みの子が多かったのが残念だったのですが、
一生懸命お絵描きに取り組んでいる子達の手元を見ていると
想いを持ってしっかりと絵を描いているその姿にあれこれ感じ入ってしまう僕。
絵に描いたその子の自画像を見てみると、
丸顔にくりくりお目々で
「良く自分を描けているな…」と感心。
デッカイさつまいもを画用紙一杯にぐりぐりぐりと描き込んで、
あの時掘り上げたデカおいもの感動を表現している子がいたり。
技巧派も感性派もそれぞれの個性を画用紙一杯に
描き付けていた子ども達でありました。


【今週のスナップ 11月19日】
今日はお山に遊びに行った時の出来事です。
なかなか今年はどんぐりが落ちていないのですが、
それでも「お山いく!」とお山散歩を切望するこの子達。
それはどんなに「ないない!」言っても、
誰かがどこかにどんぐりの実を見つけちゃって
意気揚々と持って帰って来るのを知っているから。
梢を見上げてもどこにもどんぐりが生っている素振りはないのですが、
本当に不思議なお山です。
先日草刈りをしてもらったおかげで
ちょっと奥の方まで分け入りやすくなったのを受けまして、
子ども達の『どんぐり捜索範囲』が広がりました。
すると今まで見つからなかったどんぐりが
またひとつふたつ見つかりまして、
子ども達のテンションを更に上げてくれました。
どんぐり捜索の過程で
上の小路に続くノリ面をよじ登り始めた子ども達。
この間まで走るのもよちよち、
ハードルジャンプも一本橋も危なっかしかったこの子達が、
我先にと両手両足を使って登り始めるものだからビックラコ!
途中、勾配に阻まれ立ち往生する子達もありましたが、
先生から「こっちの方が登りやすいよ」と声を掛けられ
別ルートで登頂を目指したり、
一息ついた後そこから強硬登山を再開して
ついに登り切ってみせた子達などなど、
みんなの大冒険がそこで繰り広げられておりました。
日頃「できん!できん!」言う子に限って、
こう言う場では強行突破をして見せたりもして
興味深く一人一人の状況判断とチャレンジスピリットを
見つめたものでありました。
「一度スイッチの入ったこの子達のやる気はすごい」と思いつつ、
「できん!」の子は心の不器用さから後戻りが出来ないのか、
でもそれが正面突破の原動力となったのかなぁ…と
そんな考察もした僕でした。

そんなこんなで子ども達が大冒険の大舞台で
自身の底力と可能性を一杯に見せてくれた情景でありました。
この日は帰ってからのお着替えが土まみれだったでしょう。
またお世話をおかけして申し訳ありません。
お洗濯できれいになったでありましょうか。


【11月20日 お誕生会】
今日は11月生まれのかえでちゃんのお誕生日を
みんなでお祝いしてあげることが出来ました。
あんなに小さかったかえでちゃんが…と思うと感無量。
お誕生日インタビューにもしっかり応えている姿を嬉しく見つめながら
「お姉さんになったなぁ」としみじみと思ったものでありました。

今月の当番は眞美先生で
お話は『どうぞのイス』。
有名なお話ではあるのですが、
知っていることを次々と口走ってネタばれにしてしまう子と戦いながら
それでも眞美先生のお話は負けません。
さすがの話術に感銘を受けながらも、
「ちょっと先々言わんといて」と言われたのに
自分を押さえることの出来ない男の子に
「お話が聞けるようになってね…」と思いつつ見つめた情景でありました。

さて今月のお楽しみは『焼き芋じゃんけん大会』と『イス取りゲーム』。
この間の焼き芋パーティーでやった焼き芋じゃんけん。
ジャンケンのルールもおさらいしつつ、
挑んだばらさんのジャンケン相手はお誕生日のかえでちゃん。
こんな特別なリスペクトをちょっと嬉しく思いつつ、
ばらさんのちょっと怪しいジャンケンに
「???」って顔をいたしながらも
優しくお付き合いしてくれたかえちゃんでありました。
クラス毎のジャンケン大会を終えた後、
みんなが意気込んで挑んだのがイス取りゲーム。
お休みさんが多かったので先生やお母さんにも参戦してもらい、
またちょっと違ったムードの中で行なわれたイス取りゲームとなりました。
前回は『負けて大泣き』の子があったので、
今回の眞美先生のスペシャルプロデュースでは
負けた子達にも『がんばった賞』のメダルをプレゼント。
これに気分を救われたのか、
はたまた先に負けた方が先にメダルをもらえたのが良かったのか、
混乱することなくゲームが進行してゆきました。
上組の子達・下組の子達と別れて行なったゲーム大会。
潤子先生が張り切って優勝しちゃったり…
なんてこともありましたが、
子どもと本気で向き合うとはそう言うこと(?)。
でも上組の決勝戦で最後の最後に負けてしまった女の子の目に
涙が滲んでいたのを見た時に、
「これくらいの歳になると、欲しいのはモノじゃなくて栄光なんだよね」
と改めて思ったもの。
涙を湛えながらぐっと我慢しているその姿に
この子の嬉しい成長を感じました。

のんびりまったり「僕が!私が!」のマイペースのように見えていたこの子達が、
僕らの知らず知らずのそのうちに
こんなに自分の想いで自分自身に向き合って
がんばれるようになったそんな姿を
あちらこちらで見ることが出来るようになって来た今日この頃。
運動会や発表会で
『何々が出来るようになりました』も素敵だけれど、
そうやってがんばって来た過程を通じて
この子達の心がこんなにしっかり&たくましくなって来た姿を見ることが出来ること、
それがなんとも嬉しく感じられます。
こんな思いを皆さんと分かち合いながら
またこの子達の背中をまたそっと押して行ってあげることが出来たら…
と思っています。
今日はそんなこの子達の素敵になった姿を見せてくれた
眞美先生のお誕生会。
先生に感謝です。
今日遊びに来てくださったお母さんにも
「ありがとうございました」。


11月21日 すみれ・もも組
ずっと『お休みさんが一杯』の今週でしたが、
やっとみんなが帰って来てくれて
今日はページェントのDVDでお勉強をしたこの子達。
ばら・たんぽぽさん達と一緒に母屋の玄関の間に集まりまして
一年前の自分達の可愛らしい姿を見つめ
共に喜んだものでありました。

そこからクラスに帰りまして、
早速役決めの相談です。
みんなで『何の役やりたい?』を話し合ったこの子達。
DVDの演技を見て
それぞれに思い感じた所もあったみたい。
「あの役がいい!」と言葉と想いを交わし合っておりました。
「そうだよね、去年のあの子、
素敵にやってくれたよね」
と感動を反芻しながら、
「じゃあ今年はどうする?」。
そうして今年の役をみんなで決めて行ったこの子達でありました。

そうではあるものの、
やはり『ドラフト一位』が重なってしまうこともあるものです。
「そう言う時には?」「じゃんけん!」
とみんなでルールを決めまして、
『聖劇セレクション』が始まります。
悲喜こもごも、ドラフトの中にもドラマがありまして、
想いの叶えられなかった子はやっぱり涙も出てしまうもの。
それでもそんな子ども達の想いを受け止めて
落ち着けるまでじっとぎゅっとしてくれた実祐先生。
言葉で諭せば理解は出来はするけれど、
『受け入れること』が出来ない時もあるものです。
そんな時ただただぎゅっと抱きしめて
一緒に寄り添ってあげることが、
何よりこの子達の心を救ってくれる時もあるものです。
そんな実祐先生に想いを支えられ、
なった役でがんばると言ってくれたこの子達。
そう、どの役もイエス様の誕生劇を
僕らに伝えてくれる聖劇の大切な語り部です。
この日の想いを胸に抱きしめ
クリスマスのその日まで、
みんなで一緒に支え喜び合いながら
イエス様のお誕生を一緒にお祝いしてゆきたいと思っています。
お家でも自分の想いを吐露することがあると思います、この子達。
練習が上手くいかない時や、
自分の思ったものと違った現実に向き合った時。
そんな時には実祐先生のように
そっとぎゅっとこの子達の心を支えてもらえたなら…と思います。
この子達に言葉を投げ掛け想いを伝えることって
やっぱりとても難しいことだけど、
言葉にできなくても想いを伝えるすべって
きっときっとあるはずだから。


今週の顔
ばら組のがくたくん、
今日は御機嫌砂遊び。
たんぽぽの時はいつも砂場でじっとしてるような
そんなイメージだったがくちゃんですが、
今は砂や水をせっせせっせと運んだり、
園庭で走り回って遊んだり、
ずいぶん印象がアクティブに変って参りました。
そんながくちゃんを眩く見つめている僕なのです。
すみれさんのこうき君です。
滑り台の階段を登って来たところ、
スマイルショットをくれました。
最近スランプの妹ちゃんに合わせてくれる
そんなお兄ちゃんぶりを見せてくれるこうき君。
今まで合わせてもらう方だったから、
「お兄ちゃんになったねぇー」と
その成長を嬉しく感じる今日この頃です。
ばらさんのかほちゃん、
ブランコから急接近のズームイン!
こうやってひとつスイッチが入ってくれたなら、
元気なニコニコ笑顔で
幼稚園を楽しんでくれているかほちゃん。
かほちゃんの御機嫌モードは最強です。
またクリスマスに向かう日々の中、
こんな笑顔を一杯見たいと願っています。
もも組のとうまくん、滑り台を滑ってこの笑顔。
嬉しそうに園庭を走り回って遊んでいます。
ところどころ『様子見モード』のとうま君でしたが
最近では幼稚園にもすっかり慣れて来て、
お調子全開の顔も見せてくれます。
ちょっとビビりで心配性なところもあるから
それくらいが丁度いい感じかもしれません。
バスの中では一番大はしゃぎのとうま君です。



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