2023年度 12月の幼稚園

12月第1週


<行き帰りがんばって歩きました>

<グループ作り・自己紹介>


<学校探検>


<交流遊び>

<お弁当>

<振り返りの会>

<みんなで記念写真>

<さようなら、またね!>
11月28日 すみれ組
今日は日土小学校にて日土小・日土保育所・日土幼稚園によります
交流会が行われました。
小学校までの道のりを歩いてゆきました、すみれ組の子ども達。
なんだかタラタラ歩くその姿に
「間に合うの?」と思い後ろから声掛けをしながら歩いたのですが、
意外にも20分程でたどり着くことが出来ました。
この子達の歩きぶりから相当遅いように感じたのですが、
それなりに歩けていたみたい。
この子達と日土小に向けて歩くのは初めてだったのですが、
しっかりと一年生としての体力がついて来ているんだねと
嬉しく思ったウォーキング大会でありました。

小学校の体育館に着きまして、
まずは先生方・お友達にご挨拶。
今回は1、2年生と幼稚園・保育所の年長さん
計30名での交流会で、
小学校の先生によりますと4年ぶりの開催となったそう。
「そんなになるかなぁ」と思いながらも
再びこうして交流の時を持てたこと、
嬉しく思ったものでありました。

グループ作りや自己紹介から始まった交流会。
『さすがの2年生』が上手に間を取り持ってくれまして、
最初は緊張していた子ども達も
段々と自分らしさ(良くも悪くも)を発揮して行ってくれました。

それに引き続き『学校探検』に連れて行ってもらったすみれさん。
『小学校』と言うフォーマットはどこでも大概こんな感じ…
ってことが分かってくれたなら
この子達にとっても大きな学び・そして心の準備となるでしょう。
日土校区の子がいない今年の幼稚園ですが、
こうして交流会に呼んでいただき
貴重な体験をさせていただいたこと、
本当に感謝でありました。
校内を巡りゆく中で
懐かしの卒園生が勉強している姿を垣間見ることも出来、
僕にとっても嬉しい時となりました。
6年生は英語の授業で
『日本語も相当たどたどしかったこの子達』が英語を話している姿や、
人前が苦手だった子達が手を挙げて
一番、二番に発表していた姿を見つめながら、
時の流れの速さとこの子達の成長の跡を
嬉しく見つめたものでありました。

またそれに引き続き2年生がプレゼンしてくれたのが『交流遊び』。
手作りおもちゃを一杯準備して
幼稚園・保育所の子達のために遊び場をプロデュース。
遊び方の説明からフォローまで
ちょっぴりお姉さん・お兄さんらしくなったその姿を
僕らに見せてくれたのでありました。
その頃にはみんなの中にすっかり打ち解けていたすみれさん。
面白遊びを心ゆくまで楽しませていた姿が印象的でありました。

その後、お弁当を一緒に食べたり、
『振り返りの会』を持って感想を言い合ったりした子ども達。
感想発表では小学生に負けじと
年長さん達も手を挙げこの日の想いを言葉にして伝えてくれて、
学校の先生達も驚いておりました。
最後にみんなで記念撮影をいたしまして「ハイ、チーズ!」。
帰る時には下までみんなでお見送りもしてくれて、
名残惜しく小学校を後にして来た僕らだったのでありました。
今日は本当に色々とお世話になりました、小学校の皆々さん。
また旧知の友達のように一緒に遊んでくれた保育所のお友達。
みんなみんなに心より感謝です。
本当にありがとうございました。
またどこかで出会った時には嬉しい再会を喜び合えたなら
僕らも嬉しく思います。
じゃあ、またね!


【今週のスナップ】
寒い日が続いていますが、
子ども達は元気にお外で遊んでいます。
冬の始め、食べる葉っぱが少なくなって来たヤギさん達に
麓の青桐の葉を拾って手土産に持ってゆくこの子達。
好き嫌いが多い中でこの青桐はムシャムシャ食べてくれるので
両手いっぱいに抱えて山路を登っていたこの子達でありました。
それにしても毎日毎日山路を上り下りしているこの子達、
相当足腰が鍛えられたようでして
先生達よりも先にさっさか坂を登ってゆくその姿に
頼もしさを感じたものでありました。

葉っぱを差し出すと嬉しそうにやって来たヤギちゃん達。
茶色のさくらチョコちゃんはちょっとわがままさん、
黒のハートちゃんを押しのけて
葉っぱを独り占めしようとしてしまいます。
さらに柵から身を乗り出して「ほしい!ほしい!」の食いしん坊。
そんな姿に対して「いけんよねぇ」と言いながらも
求めに応じエサをあげてくれた優しい子ども達でありました。

帰りしな、赤く色づいたモミジの葉っぱを見つけ拾った子ども達。
秋の様も段々と移り巡りゆき、
桜・柿の葉の紅葉が終わり
モミジ・イチョウがイロドリ化粧を始めています。
クリスマスへの準備もがんばっている中、
こうしたのんびり・まったりの時間を大切にしながら
クリスマスに向けて『心と身体の準備』をしている
この子達でありました。


11月30日 もも・ばら組
もも・ばらさんは合奏の準備を始めました。
色んな楽器を紹介し音を出してみるところから始めたのですが、
自分で実際に鳴らしてみると
「こうした方がやりやすい」「上手に叩ける」と言うのが分かって来ます。
なかなかコツを掴めない子には先生が手を添えて
「こんなかんじ」と教えてくれるので、
ちょっとずつ『出来るようになってゆく自分の姿』に
嬉し顔を見せている子ども達です。

何でも意欲的にしゃんしゃん取り組めるばら組さんと、
その気になったら上手に出来るのだけれど
中々スイッチが入らないももさんのアンサンブルに、
奮闘中の美香先生。
ひとつひとつ『出来たこと』『出来るようになったこと』を取り上げて
みんなの前でリスペクトしたならば、
「次は僕も!」と言う想いが湧いて来て
ちょっとずつ素敵な音が重なり響き始めています。

先生の言葉を聞き逃すまいと
くりくりお目めを見開いて先生の方に向けている子達は
どんどん上手になってゆきます。
一方「今言われているのはぼくじゃないし」
とインプットのインターフェイスを閉じてしまって、
手元の楽器で遊んでいたり
ふらふらよそ見をしている子達は、
先生に言葉をかけられても
『曲のどこのこと』を言っているのか分からない
『何々をどうして』と言われているのかも分からない。
その上、急に自分に向けられた(と感じる)オーダーに対して
心も平常心ではなくなって、
いっそう訳が分からずわちゃわちゃに。
僕ら大人でもそうですが
『うわのそら』ってこんなにパフォーマンスを落すものなんだってことを
まざまざと見せつけられた練習風景でありました。

『アドベントの日々はクリスマスに向けて
心と身体を整えてゆく日々です』
と子ども達に伝えている僕ら。
聖劇でも合奏でも『僕一人』が出来たら良いと言う風には思いません。
みんなが場面を伝え受け渡してゆくから、
みんなで心を合わせてひとつの曲を作り上げてゆくから、
だからこそそれが素晴らしい神様へのお贈り物となるのです。
そんな想いでこの子達に
「お友達のしよる時も一緒に見ていて」
と常々声をかけています。
そのことが色んなことを解決して行ってくれる、
それぞれの成長の糧になってゆく、
大事なことだと信じているから。
そうしてひとつひとつ心を整えながら
アドベントの日々を歩んでいるこの子達です。


12月1日 たんぽぽ組
たんぽぽさんもクリスマス準備。
まずは心を静かに礼拝を守ります。
ちょっと前までそわそわしていた子達も
いつの間にかしっかりおめめをつむりながら
先生のお祈りを聞くことが出来るようになっていて
驚かされたものでありました。

「すっかり落ち着いてくれたのね」と思ったのですが、
なんのなんの歌ったり踊ったりする段になれば
あの元気パワーが炸裂。
「待ってました!」と言わんばかりに
嬉しい想いをぴょんこぴょんこ身体全部で表現してくれていたこの子達。
『心静かにする時』『がんばる時』『想いを開放して良い時』
とその時々において求められていることを
ちゃんと分かり受け入れられるようになって来たんだなぁと
嬉しい想いでこの子達の姿を見つめています。

聖劇の中でたんぽぽさんが任されたのは
一番最初に舞台に上がって歌う聖歌隊。
これも「いやだぁ!」って子もなく、
高らかに讃美歌を歌いあげてくれまして
「これまたすごいのね、この子達」
とただただ感心するばかり。
そんなこんなで只今大活躍・大奮闘中のこの子達。
心も体も落ち着けてアドベントの日々を歩んでくれていることに感謝しながら、
その姿を嬉しく見つめている僕なのであります。


今週の顔
もも組のなぎさちゃん、今月お誕生日です。
「大きくなったらユーチューバ―!」と言うので、
「漫画家じゃなかったの?」って尋ねると、
「あれは相当絵が上手じゃないとダメだからね」。
フワンフワンしているように見えて
色んなことを考えているなぎちゃんに、
「君なら大丈夫、なんでもなれるよ。」と言いたいです。
5歳のお誕生日、おめでとう!
すみれ組のみず君も今月お誕生日。
6歳のお兄さんになります。
最近、自分から色んなことにがんばり
挑戦してくれるようになったみずき君。
鉄棒出来た!サッカーも得意!と
色んなことが出来るようになって、
自信に満ちたこんな顔で笑ってくれています。
お兄ちゃんになったね、お誕生日おめでとう!
すみれさんのひかりちゃんです。
最近『白目の変顔』がマイブームのひかちゃん。
「聖劇の時に『マリヤさん、驚かないでください』
って言って白目だったらこっちがびっくり!」
と言いながらみんなで笑い合っています。
黒目の大きいくりくりお目めのひかちゃんが
かわゆいマリアさんを演じてくれるその姿を
嬉しく見つめている今年のページェントです。



12月第2週

【12月4日 ひよこクラブ&たんぽぽ組】
今日はひよこクラブの日。
3名のひよこちゃんが遊びに来てくれて
7人のたんぽぽさんと一緒に遊んで行ってくれました。
いつもの手遊びとダンスでウォーミングアップ。
お母さんが一緒だと嬉しくっていつもよりハイなたんぽぽさんもありましたが、
やっぱりなんだかんだ言ってみんなこの至福の時が大好き。
嬉しそうにお母さんとベタベタしていた子ども達でありました。
そんなこの子達をいつでも受け入れてくれるお母さん達の懐の広さを
いつも感心・感謝しているのが眞美先生。
「この子達が落ち着いて過ごせているのは
こんなお母さん達の関わりがあってこそ」
と常々言っていた言葉を思い出した情景でありました。

今回のテーマは『クリスマス』と言うことで
製作もクリスマスリース作りに挑戦した子ども達。
先生の用意してくれた松ぼっくりの飾りを
「どれにしようかな?」と品定めしながら選んでいる姿を
嬉しそうに見つめていたお母さん達でした。
出来上がったリースを僕の所に持って来て
嬉しそうに見せてくれた子ども達。
舞台の上ではお披露目会が繰り広げられ
お母さんと一緒に作ったリースを嬉しそうに
掲げて見せてくれました。
嬉しずぎちゃってカメラのフレームからはみ出すほど
ズームイン!して来た子達はご愛敬。
それぞれ素敵に出来たクリスマスリース。
お家で飾ってクリスマスまでの毎日も
楽しみに喜び待ち望んでくれたなら嬉しく思います。
ひよこクラブ、どうぞまた遊びに来てください。


【今週のスナップ】
ページェントの練習も熱が入って参りました。
毎日練習をがんばっているばら・もも・すみれの子達も
だいぶセリフや動きなどを分かって来てくれました。
練習後それに対して行なわれる総評を
毎日自分達の聖劇に取り込んで、
日に日に上手に・そして進化もしてくれている子ども達。
僕らも嬉しい限りです。
そこにたんぽぽさんも時々入って
舞台の感触を確かめています。
オープニングの聖歌隊と言う大役を任されて、
張り切ってやってくれている姿がなんとも可愛らしくもあり
頼もしさも感じるこの子達です。

僕らが聖劇で一番大事にしていること、
それは『聖劇は礼拝なので、
心を込めて神様にお献げするのが大事なんだよ」と言うこと。
確かに記憶力が良かったり大きな声が出たりもして
上手にやっている子もあるのですが、
でも自分の番じゃない時にそわそわしたり
退屈そうにあくびをしたり、
そんなところばかり指摘されるので
ちょっと面白くなさそうなそんな顔。
「僕、ちゃんと出来ているのに!」
って思っているかもしれません。
でも僕らは
今は出来ていなくても一生懸命やろうとしてくれる子、
先生の言葉をひとつも聞き逃さないようにじっと目線を送ってくれている子達のがんばりを
みんなの前でリスペクトしています。
『出来た・出来ない』だけでは分からない
その子の心がそこにしっかりと顕されているのだから。
『成果主義』のこの時代をがんばって生きている子ども達の中には
こんな僕らの想いが分かってもらえない子もあるかもしれません。
でも『結果』はあくまでもその瞬間に切り取られた切り口の形。
良い時もあれば思い通りに行かない時もあるものです。
でもがんばってやって来たその過程は
神様はちゃんと見ていてくださいます。
神様は私達の一生懸命・そして心の込もった聖劇と言う献げものを
なにより喜んで下さる方です。
そしてがんばって出来るようになったこと・
一生懸命取り組んだその経験は、
この子達がこれから生きてゆく人生の上で
大きな糧となることでしょう。
それが故に僕らはこの子達に
「心を込めて聖劇に取り組んでゆきましょう」と
繰り返し繰り返し言葉をかけているのです。
この想いが届いてくれたなら
今年の聖劇はとても素敵なものとなるはずと信じているから。


12月5日 すみれ組
すみれさんは今回ピアニカに挑戦しています。
毎朝、来た子から取り組んでいる自主練のメロディが
新館から聞こえて来ます。
いつもならすぐに「疲れた!」「遊びたい!」の言葉が
遠慮なしに飛び出して来るこの子達なのですが、
今回はなんか相当本気みたい。
3つのパートに分かれて編曲された今回の楽曲『ジングルベル』。
「これをやろうと思えば時間はかかるよなぁ」と思うのですが、
「その準備や日々の練習と子ども達の関わり方で
実祐先生はも一つ大変だろうな」
とも思いながら見つめた風景でありました。

それにしてもこの子達、
『出来ないことはやりたくない』『失敗するのはイヤだからやらない』
とそんな風だったに、
「いつの間にこんなにガシガシ取り組んで行ける子どもになったのでしょう」と
嬉しさも感じている今日この頃。
ここに至るまで想いを一杯受け止めてくれた先生の献身と、
そんな先生と一緒に積み重ねて来た成功体験の数々が、
この子達を強くたくましくしてくれたんだなぁと
嬉しく思い見つめています。

そんな実祐先生のがんばりを見守りながら
必要に応じてサポートしてくれる先輩先生達。
今日は眞美先生がふっと入って来て
教え方や学び方に行き詰りそうになっていた先生とすみれさんに助け船。
これまでのがんばりをリスペクトしたり更にちょっとあおってみたり、
子ども達の心とやる気をくすぐりながら
また爽やかな風のように去って行ったのでありました。

その間も玲子先生がたんぽぽさんをちゃんと見ていてくれて、
安心して行き来出来ている今年のフォーメーション。
美香先生がすみれさんを見に来てくれる時には
潤子先生がももばら組をサポートして…とこちらも安定のバックアップ。
新人さんを迎えるにあたって熟考の上に定めたこのクラス編成。
『マンツーマン』になりがちな担任とクラスの関係を
フレキシブルに躍動的に動かして、
お互いに新鮮な風と感情を導いてくれていることを
本当に嬉しく見つめたものでありました。
そんなこんなでこの子達、
クリスマスに向けて誠心誠意がんばっています。
そんな想いをクリスマス礼拝・祝会では
皆さんに感じていただけたなら嬉しく思います。


【12月6日 お誕生会》
今日は12月生まれさんのお誕生会。
みず君・なぎちゃんとれいこ先生もお誕生日で
みんなでお祝いをしてあげることが出来ました。
インタビューコーナーではマイクを片手に
みんなからの質問に嬉しそうに答えていたおふたりさんでありました。

今回は僕の担当でペープサート&弾き語りの
『クリスマスってなあに』を聞いてもらいました。
アドベントの日々を歩んでいるこの子達と
知っているお話を違う切り口から楽しんでみました。
初めて演奏するクリスマスの讃美歌を聞いてもらったり、
知っている讃美歌をみんなで一緒に歌ったり、
クリスマスの物語をみんなでリスペクトしながら再構築して行った
素敵な時となりました。

それに引き続き今回は『イントロクイズ』に挑戦してみました。
聖劇に出て来る讃美歌を
ギターの一節で当てると言うこのゲーム。
イントロが似ている曲があったり、
全く同じ弾き始めのメロディに「これってどっち?」と
僕の方が分からなくなってしまったり…、
とそんなこともありました。
『マリヤさん、驚かないでください』のつもりで弾いたら
『私はマリヤー』と歌い出す子ども達。
「え?でもおなじよなぁ」
と思わず一人で笑ってしまった僕でした。
そんなこんなもありながら
クイズで出した『荒野の果てに』や『飼い葉おけにすやすやと』も
子ども達はみんな大きな声で歌ってくれました。
舞台の上でもこれくらい歌ってくれたらいいのに…
と思いつつ、
「やっぱり人前の緊張感やプレッシャーは違うんだよね」
とも思ったもの。
イントロクイズでは「あてて!あてて!」と手を挙げて
正解が出たら嬉しさ余って大合唱。
やっぱり『聴いてもらえて嬉しい!』『私を見て!』と言う想いにたどり着いてこそ
舞台の上は楽しく嬉しくなるのでしょう。
それには自信をつけるしかないし、
そのためには自分で納得出来るまで練習するしかありません。
やらされてやっているうちは大したものにはなりません。
自分で『僕はもっと出来るはず』『私はもっと歌えるはず』と
その想いを持って一生懸命やった者に与えられるのが、
この自信とパフォーマンスなのだから。
今日のイントロクイズで歌うことの楽しさを少しでも感じてもらえたなら
本番に違った息吹を吹き込んでくれるのではと思い期待しています。

さてさて今日は歌尽くしのお楽しみとなったので、
最後は先生達が助け船を出してくれまして
『ジングルベルの曲でダンス大会!』をしてくれました。
こう言うのをぱっと出来ちゃう先生達を
すごいなぁと思いつつ・感謝しつつ、
嬉しそうな子ども達の踊りを見つめていた僕でありました。
お忙しい中、遊びに来てくださったお母さん達にも
心より「ありがとう」です。
一緒にこの子達のお誕生日をお祝い出来て
僕らも嬉しかったです。
そんな嬉し楽しいこと一杯あった
今月のお誕生会でありました。


12月6日 もも・ばら組
ももばらのこの子達はクリスマス祝会の歌を練習しているところです。
『サンタはいまごろ』と言う曲なのですが、
また例によって子ども達と一緒に振り付けを考えて行ってくれていた香先生。
聞いてくれたならあれこれアイディアも湧いて来て、
それで良いものが出来て行ったら嬉しくなって
もっとやる気も出て来る子ども達。
そんな導入で取り組んでくれていた素敵な姿をまばゆく見つめた僕でした。

そうやって練習を重ねて行った今週のこの子達だったのですが、
週末にホールの舞台上でやった練習では
ちょっと気が入っていなくってダラダラに。
その前に聖劇と合奏の練習もあったし
週末と言うことでちょっと『お疲れ』だったのもあったのですが、
それ以上になんか「こんな感じでいいや」と言う態度が伝わって来て
「こんなんなら、もう合奏だけでいいよ。歌はやめる?」
と問いかけた美香先生。
その言葉にはっと我に返った子ども達。
やればそれなりに出来るようになったこの子達。
それはこの子達の成長です。
でも形だけ出来てもそこに想いが入っていなければ
何のためのクリスマス祝会?
イエス様のお誕生をお祝いするプレゼントとして合奏や歌を準備して、
「こんなにがんばって出来るようになったんだよ!」
ってところをお母さん達の前で披露して
一緒に喜んでもらいたいと言う想いをいだきながら、
僕らはいま子ども達と一緒にがんばっています。
それがお母さん達へのなによりのクリスマスプレゼントだと思うから。
お母さん達だって『最初から出来る子ども』が欲しい訳ではないはず。
自分の赤ちゃんとして生まれて来てくれた子ども達が
こんなに一生懸命物事に取り組めるようになったこと、
そしてそのがんばりによってこんなことも出来るようになったと言うこと、
それがエモーショナルなんだから。
そしてこの子達もそんなにして喜んでくれた人々の想いを受けて
またひとつ大きく成長して行ってくれるはずだから。
僕らはそんなアドベントの日々を歩んでいるのです。


【今週のスナップ 12月8日】
今年は冬が一週間から10日ほど早く進んでいるようです。
いつもなら幼稚園のクリスマスが終わった頃が
このカエデモミジやイチョウの紅葉が旬を迎え、
クリスマスをやり遂げてのほっとした想いと相まって
まばゆく見つめていたもの。
それが今年はもう今がピーク。
今度冷たい大風が一晩吹きすさんで行ったなら、
葉っぱがみんな落ちて吹き飛ばされてしまいそうな感じです。

今日はたんぽぽさんがヤギ牧場へのおさんぽ帰りに紅葉狩り。
もうモミジのハッパがだいぶ散って落ちて来て、
その落葉をぱっと舞い上がらせて遊んでいたこの子達。
自分の頭の上のモミジを見上げれば
真っ赤に色付いて本当にきれい。
思わず声をあげていた子ども達でありました。

今日はたんぽぽさんだけの贅沢な『プライベート紅葉狩り』となりました。
他所なら遠足に出かけないと味わえないような
秋の終わりの自然の醍醐味。
田舎暮らしと古い園舎で
なにかと不便な日土幼稚園でありますが、
こう言う所はどこよりも贅沢な保育環境を与えられていると
感謝しています。
ちょっとふらっとのおさんぽで
こんな一番の旬の秋を感じることが出来ること、
これは神様が私達に与えてくださったなによりのプレゼント。
忙しい中ではありますがまた来週は上の子達も連れ立って
『ちょっとそこまで紅葉狩り』を楽しめたらいいなぁと思っています。


今週の顔
たんぽぽ組のせな君です。
ヤギ牧場への山路・散歩道をさっささっさ
誰よりも力強い足取りで歩いているせー君。
思えばそう一年前、幼稚園への坂道を
お兄ちゃんが抱っこ・せー君が歩いていたなんて
そんなこともあったもんね。
スポーツマンそろいの兄ちゃん達ですがそれ以上に
ポテンシャルを感じさせる頼もしのせな君です。
たんぽぽ組のじゅん君、いつも御機嫌ピカピカ笑顔。
屈託のないこの笑顔が
僕らをいつも癒してくれています。
おさんぽ大好きなじゅん君は
今日はイチョウのハッパを拾って大喜び。
黄色に色付いた葉っぱを大事そうに
握りしめておりました。
そんなイチョウのハッパのように明るく輝いているじゅん君です。
たんぽぽさんのりょうが君です。
面白パフォーマンス大好きなりょうちゃんと
笑わせパフォーマンス対決するのが楽しみな僕。
おさるのポーズを送ったら
即興でクネクネダンスを返してくれるりょうちゃんに
思わず笑ってしまいました。
そんなりょうちゃんが時よりふと見せてくれる
こんな純真ピュアスマイルも大好きな僕なのです。



12月第3週、4週

【今週のスナップ 12月12日〜14日】
リハーサルも終わりまして
ちょっとホットの息抜きも出来たこの一週間。
今が盛りの黄色い落葉のじゅうたんの上で
葉っぱ遊びを堪能しておりました。
先週は銀杏の木にびっしり茂っていた黄金色の葉っぱ。
それが週を跨いでの雨や木枯らしに吹き飛ばされて
ほとんど残っていないような有様に。
でもその分もとあった葉っぱはどこかに行っているはずなのですが、
それがこの金色じゅうたんを作り出したのでありました。

子ども達の『葉っぱシャワー』から始まって、
落葉による自然遊びがどんどん展開してゆきます。
お誕生日の子に上からみんなで
『おめでとうシャワー』をかけてあげたら、
「私もして!して!」と大人気イベントに。
「へぇー、して欲しいんだ」と変に感心してしまったのですが、
シャワーをしたい方として欲しい子の
需要と供給のバランスが丁度良く、
いつまでも『葉っぱシャワー大会』が続けられたのでありました。

また銀杏の葉っぱを束ねて
「花束を作ろう!」と子ども達を誘った美香先生。
拾い集めた時の束ね方がコツでして、
葉の軸を揃えながらちょっとずつ横にずらしてゆけば
バラの花のようにくるっと丸く巻かれたお花になって
子ども達を喜ばせておりました。
またたんぽぽさん達は葉っぱ遊びが嬉しくって
銀杏の木の周りをくるくると何週も走り回ります。
運動会の時より遥かに速く力強くなったその走りを見つめながら
「走るの速くなったねぇ」と感動してしまいました。
モミジの下で集合写真を撮ってみたり、
「あっちにもある!」「こっちにも!」と葉っぱ狩りを楽しんだり、
季節外れの温かさも相まって
子ども達にちょっとホットのひと時を与えて下さった神様に
感謝したものでありました。


【12月14日、15日 クリスマス礼拝・祝会】
今年もこの日がやって参りました。
日土幼稚園のクリスマス。
今年は季節外れの温かさもあり、
『風邪引きお休みさん』がなかったのもあり、
本当にクリスマスらしくない『クリスマス日和』を与えられたと
感謝したものでありました。
昨日の雨も一晩であがり、
暖房もいらないほどの温かさで換気も十分。
こちらのコンディションもより良く整えられまして、
「観客無制限で皆さんをお迎えしよう」と心を決めて挑んだクリスマスが
神様によって祝福された気がしたものでありました。

クリスマス礼拝の前半、
『子どもの礼拝』では子ども達が松井牧師の投げ掛けに
嬉しそうに言葉を投げ返して来てくれたり、
『大人の礼拝』ではお集まりくださった皆さんが
共に讃美歌を歌い牧師先生のお話に耳を傾けて
『クリスマスの礼拝』を共に守って下さったこと、
本当に嬉しく思ったものでありました。

また礼拝後半の『聖劇』では
子ども達がこれまで一生懸命準備して来たことが用いられ、
『今までで一番』の素晴らしいページェントで
イエス様のお誕生を証ししてくれました。
そしてクリスマス祝会の部では
聖劇が終わってちょっとほっとした想いの中で、
舞台の上から見えるお母さん達の嬉しそうな笑顔に勇気づけられ、
これまた素敵なパフォーマンスを見せてくれた子ども達。
それぞれにアクシデントはありましたが、
でもみんなから『一生懸命心を込めて』
の想いが伝わって来て、
「神様にお献げする、なによりのクリスマスプレゼントになったよね」と
嬉しく思ったものでありました。
さてさて、そんなこの子達のクリスマス。
もう一度皆さんとご一緒に、振り返って参りましょう。

<子どもの礼拝>

<大人の礼拝>
<聖劇>

『神様のお約束』
聖劇の始まりを告げるたんぽぽ聖歌隊。
この子達のすごいところは舞台の上でもニコニコ自己発揮出来ること。
今日はお母さん達の顔が見えてなおさら
御機嫌に元気良く
最初の讃美歌を歌ってくれたのでありました。

『受胎告知』
『緊張しいの天使ちゃん』と『マイペースなマリヤさん』の
すみれガールズコンビによる幕。
でも本番が始まったなら度胸を決めて
大きな声で歌いセリフを述べてくれたおふたりさん。
その誰より頼れるすみれ女子の安定感を
嬉しく見つめていた僕だったのでありました。

『宿探し』
今日は乗り気か上の空か。
その日によって当たり外れの差が大きいももさん達による幕。
でも今日はマリヤさんに優しく寄り添うヨセフさんと、
宿が中々見つからない若夫婦に
気の毒そうに受け答えしていた宿屋さん達の心遣いが、
十二分に伝わって来た素敵な場面となりました。

『羊飼いへのお告げ』
『ばら羊君達』が大奮闘で大きな歌声が響く中、
そこに現れたリトルエンジェル。
今日はオルガンの音量に負けることなく、
声を張って『讃美歌独唱』を歌い遂げてくれました。
そして最後は『羊飼い君』の身も心も包み込むような大きな歌声に導かれ、
幕が引かれて行った情景をまばゆく見つめたものでした。

『星と三人の博士』
きらびやかに輝く星達が声高らかに歌う讃美歌と、
そのまばゆさに押され気味な博士達の幕。
でも一人ひとりの見せ場になると
ここぞとばかりに大きな声でしっかりと
博士を演じてくれたさすがのすみれさん達。
『星に導かれる博士』の場面を体現してくれました。

『みんなのクリスマス』
お生まれになったイエス様を囲んで
みんなで讃美の歌を献げます。
「子守歌のように」と先生達から教えてもらった言葉を思い出しながら
大きな優しい声で歌ってくれたこの子達の『飼い葉おけにすやすやと』の讃美歌が、
ホールに響き渡りました。
これぞ『みんなのクリスマス』『みんなが嬉しいクリスマス』の体現です。
豪華なベットもきらびやかな装飾もないけれど、
そんな中でみんなの希望として輝いていた一人の赤子・イエス様。
そんな『本当のクリスマス』の姿をこの子達に見せてもらったような
感動を感じていた僕でありました。
<クリスマス祝会>
たんぽぽ組
『あわてんぼうのサンタクロース』

聖劇聖歌隊でがんばったたんぽぽさん、
満を持しての再登壇。
すっかり『ON STAGE』が気に入ってしまったようで
祝会のダンス&パフォーマンスも
御機嫌にやってくれました。
入園から8か月、
こんなにのびのびと自己発揮してくれている
この子達の姿を
嬉しく見させてもらいました。
みんなみんな本当によくよくがんばりました。

ばら組・もも組
『すてきなホリデイ』
『サンタはいまごろ』

心を込めて聖劇をやり遂げたこの子達。
祝会はちょっと燃え尽きちゃった感があったのですが、
それでも今出来る精一杯を
がんばってやって見せてくれました。
楽器は緊張からか
いつもはリードしてくれていた子が半拍外したり、
いつもは半拍遅れていた子が今日はちゃんと合っていたり、
「やっぱり本番はそうだよね」と思ったもの。
でもいつもは最後の最後で
尻つぼみになってしまったサンタの歌は、
今日は最後までがんばり通して
お客さんを魅了してくれたのでありました。
がんばって二曲用意していてよかったね!
素敵な音楽をありがとう。

すみれ組
『ジングルベル』
『あっというまにクリスマス』

このひと月ずっとピアニカをがんばって来たこの子達。
その成果を見事に披露してくれました。
これだけやって来たからこその
安定したアンサンブル。
一番緊張していたのは実祐先生だったでしょうか。
それでも伴奏のタッチもいつもより力強く
気合は一番入っていたみたい。
それが子ども達のピアニカ&歌声と相まって
クリスマス祝会の大トリを
見事に魅せてくれたすみれさん達でありました。
色んなことを一杯一杯がんばって
準備して来てくれたこの子達。
おかげさまで素敵なクリスマスのお祝いになりました。


【今週のスナップ 12月18日】
クリスマス礼拝・祝会を無事に終えた週明けの月曜日。
かねてからのお約束だった『ページェントごっこ』をホールでみんなでやりました。
例年「やらん!」と言う『お客さん志望』の子があるものなのですが、
今年はみんなやる気満々。
「この役、やる人?」&「〇〇ちゃんやってみない?」と言う先生達の
押したり引いたりの上手な声掛けに、
文字通りオールキャストのページェントがなされたこの日でありました。
それだけみんなこれまで聖劇に真剣に向き合って来て
知らず知らずのうちに自信がついたのと、
人の役も一生懸命に見つめながら過ごして来た結果によるものだと思うのです。
『本番で上手に出来た!』も嬉しかったですが、
こう言う想いが育って来てくれたことを
心より嬉しく見つめていた僕だったのでありました。

「この役、やる人?」
「はーい!」
みんなノリノリ、聖劇ごっこの始まりです。

舞台裏もまったりリラックス。
おふざけ笑顔も『ごっこ』ならでは。
このムードを心一杯楽しんでいたこの子達でした。

全員歌唱となったオープニングの『神様のお約束』。
上の子達の声量によって大迫力に満たされた中、
それでもやっぱり『本職たんぽぽさん』の大健闘が光っておりました。

女の子達の一番人気はやっぱりマリヤさん。
本番は敷居が高いけれど
「やっぱりやりたい!」って子がこんなに沢山ありました。

宿屋探しの御一行。
もはや誰がヨセフで誰がマリヤか分かりませんが、
嬉しそうに練り歩いていた子ども達でした。

羊飼いもこんなに沢山で大賑わい。
それに対して羊が二匹、
至れり尽くせりの手厚い飼育がなされたことでありましょう。

星の子と博士達も勢ぞろい。
やっぱり『インテリ・ブルーワーカー』が時代のトレンド?
いえいえ、現場の博士は泥臭くコツコツとがんばってます。

みんなで大団円の『飼い葉おけにすやすやと』。
すみれさんからたんぽぽちゃんまでそろった
オールキャストの名シーンとなりました。
素敵なクリスマスがまたここに訪れた
素敵な一日となりました。


【12月19日 プチ・クリスマス会】
今日は急遽お休みになったサッカー教室に代わりまして、
先生達が『プチ・クリスマス会』を企画してくれました。
こう言う心配りや献身にはいつも頭が下がる想いです。
まずはお誕生会でもやってくれた『ジングルベルダンス』で
心と身体のウォーミングアップ。
クリスマス礼拝・祝会を無事に終えた『ほっと一息週間』ではありますが、
サッカーは中止・お外は雨混じりで遊べない…
と言うことで、
こうして身体を動かして遊ばせてもらったことは
この子達にとってとっても嬉しかったよう。
全体で輪になったり・二人でペアになって踊ったり、
『嬉しいクリスマス』をこれまた体現してくれておりました。

お次は『トナカイレース』。
去年もやったのを子ども達はよくよく覚えてくれておりまして、
幾人もの子達が「これやった!」と
嬉しそうに声をあげておりました。
ちっちゃいサンタさんをソリに乗っけて
がんばり走る大きい組のトナカイさん。
プレゼントを運んで来たら積み上げて
『高く積めた方が勝ち』と言うゲームに
子ども達も大喜び。
張り切るすみれさんの馬力がすごくって、
振り落とされそうになりながらも
ソリにしがみついていたサンタさん達でありました。

そんな楽しいひとときを過ごさせてもらった子ども達。
嬉しいクリスマスの思い出が、
またひとつ心に降り積もった素敵な一日となりました。



【12月20日 終業式】
始まった頃は『暑い暑い残暑で…』だったのが、
終わる時には『寒い寒い寒波が…』となった今学期。
季節柄そう言う時節なのではありますが、
今年は特にその程度と乱高下の幅の大きさに
振り回されたような気がしたものでありました。
なのですが節目節目の行事や日々の生活の中では
『神様が守ってくださった』と言うより他にないと思われるほど
一つ一つのことが整えられ、
そこでの成長も与えられて
みんなでがんばって来れたような気がします。
最後の合同礼拝&終業式も、
たんぽぽさんはちゃんとこうして座っているし、
すみれさんも話しをしっかり聞きながら
想いの丈を返して来てくれるって言うそんな、
嬉しい時を与えられて心より感謝したものでありました。

今日の合同礼拝のお話は、
『私は目に見えるものではなく、見えないものを信じます』
と言うパウロの言葉。
「僕らは夏から『まだこの目に見たことのない自分』を
信じてがんばってやって来ました。
目に見える『今の自分』だけを信じていたなら
『現状維持』以上のものを得ることは出来ないから。
そしてそんな『未知なる自分』を信じると共に、
そんな僕らを守り導いて下さっているのが
目に見えない神様なんだよ!」とのメッセージを贈った僕。
「そんな自分を信じて・神様の御心を信じてがんばって来た君達は
色んなことが出来るようになったよね。
みんな本当によくよくがんばりました。」
とそんな言葉で2学期の最後の合同礼拝を締めくくりました。
僕達は『目に見えるもの』ばかりを信じ
それに振り回されているようなところがあるけれど、
本当に大事なものは『目に見えないもの』なんだと言う
聖書のメッセージをみんなで分かち合った終業式となりました。

さあ、明日から冬休み。
ちょっとほっと一息つきながら、
夏以降がんばって来た子ども達の成長を
お家でも皆さんで喜び合いながら、
過ごしてもらえたなら嬉しいことと思います。
そして元気を一杯充電して年明けにまたお会いいたしましょう。
これから僕らが目指してゆくものは
やっぱり『まだこの目に見ぬ未知なる自分』。
それは子ども達ばかりでなく僕ら大人もそう。
『新たなる自分』を神様から与えられることを信じながら、
子ども達と一緒に成長してゆくことを望みながら、
またみんなで共に歩んでゆきたいと思っています。
本年も大変お世話になりました。
どうぞ良いお年をお迎えください。

【12月20日 サンタさん来園】
終業式の終わった後、
子ども達のソワソワの心の声が聞こえて来ます。
「今日はサンタさんが来てくれるって!」。
と言うことで楽しみに待ち望んでいたその日その時が
ついにやって来たのでありました。
いつもなら何も聞いていない『ふわふわ気分の子ども達』が、
「あ、鈴の音が聞こえる!」と言うから振り返ってみたならば、
サンタさんがホールの入り口に立っているではありませんか。
大喜びでサンタさんをお迎えした僕ら&子ども達でありました。

今年のサンタさんはとってもお話上手で僕もびっくり。
司会の美香先生との息も(なぜかしら)ぴったりで、
子ども達の言葉や質問に優しく応えてくれました。
この子達から何度も繰り返される
「好きな色は何ですか?」の質問にも、
アレンジを加えながら答えを返してくれる話芸には感心するばかり。
そんなサンタさんのひととなりを感じ取って子ども達も
いつまでも質問募集に手を挙げてくれておりました。

さて、本日のメインイベントはやっぱり『サンタさんからのプレゼント』。
一人一人名前を呼んでもらって前まで繰り出してゆく
子ども達のなんと嬉しそうなことでありましょう。
間近にサンタさんを見つめながら、
「ありがとう」とお礼を言ってプレゼントを受け取り
そそくさと帰ってゆく子ども達。
そんなサンタさんとのコミュニケーションをたっぷり楽しませてもらった後、
お礼に『赤鼻のトナカイ』を歌ってプレゼントしたのでありました。
「さようなら」とホールの出口をいつまでも見つめていた子ども達のまなざしは
なんともまばゆく輝いていたのでありました。

今日、日土幼稚園にお越しくださったサンタさん、
本当にありがとうございました。
おかげさまで子ども達も大喜びでした。
また来年も遊びに来てくださいね!

<たんぽぽ組>

<ばら組>

<もも組>

<すみれ組>



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