2025年度 2月の幼稚園

2月第1週

 【2月2日 ひよこクラブ&たんぽぽ組】
今日はひよこクラブに7名のお友達が遊びに来てくれました。
たんぽぽさんも3名が参加、
合計10人で賑やかに『まめまき』の回を楽しむことが出来ました。
今回の担当は僕。
ひよこちゃん・たんぽぽさんの名前を呼んだなら
「はーい!」の元気な返事をもらいまして、
みんなの成長も相まってちょっといい感じの予感の中
『まめまき』をスタートさせたのでありました。
まずは童謡『まめまき』を
ギターの伴奏に乗せてみんなに歌ってもらいました。
1番を歌い終わって
「日土幼稚園は教会幼稚園なので、
『福の神』は出て来ないんです。
だから1番をもう一回」
と言いながら
みんなにもう一度1番を歌ってもらいました。
教会と日本の風俗・文化の融合って
難しいところもあるのですが、
でも『まめまき』や『七夕』なども
子ども達に伝えてゆきたい伝統行事です。
そこのところは色々考慮・配慮しながらではありますが、
教会幼稚園らしくやらせてもらっています。
どうぞご理解の程、よろしくお願いいたします。

さて、続きまして『鬼のパンツ』をご紹介。
潤子先生にお願いしまして
歌遊びの振りをつけながら、
みんなで歌って・踊ってしてみました。
また絵本の読み聞かせも潤子先生にお願い。
子ども達に『アンパンマンとだだんだん』を聞いてもらいました。
その絵本をモチーフに
『バイキン鬼』と『ドキン鬼』のお面の製作を
ひよこちゃん・たんぽぽさん親子にやってもらいました。
いつもと同じく『ちゃちゃっと』で終わるかと思っていた製作ですが、
たんぽぽさんは勿論ひよこちゃん達も
かなり集中してやってくれまして、
それぞれに力作の『鬼のお面』が出来上がっておりました。
「出来たお面を見せに来て」と呼びかけると
ステージ上に大集合してくれた『ちびっ子鬼』。
お母さんに写真を撮ってもらって
嬉し恥ずかしそうにしていた子ども達でありました。

そこに登場したのは『だだんだん鬼』。
「日土幼稚園の豆まきは、
『鬼は外!ぽりぽりぽり』
ってお豆を食べて、
お腹の中の鬼を追い出す豆まきなんです。
だだんだんもお腹が一杯になったなら
中の悪い鬼が逃げ出すから、
みんなで『ボール豆』を投げて入れて
お腹一杯になるまで食べさせて!」
とミッション発令。
お腹の中が見えるように仕立てただだんだんに
『ボール豆まき』開始です。
最初はなかなかお腹の中に
『ボール豆』が溜まって行かなかったのですが、
要領を分かって来た子達が
両手を使って一杯ボールを持ちまして
食べさせてくれたそのおかげさまで、
なんとかダダンダンのお腹を一杯にしてあげることが出来ました。
「だだんだんのお腹が一杯になった!
お腹の鬼が逃げて行った、ばんざい!」
とみんなで勝利の雄叫びを上げ、
ひよこクラブの豆まきミッションを
無事にやり終えたのでありました。

だだんだん鬼をやっつけたご褒美に
子ども達にも『ミニボーロ』と『節分マシュマロ』をプレゼント。
「みんなもお家に帰ったら
これを食べて「鬼は外!」って言って、
自分の中の鬼を追い出すんだよ」
と日土幼稚園式をPR。
これは先代の清水佐和子先生発案の
日土幼稚園の伝統文化。
天国から
「今年もやっとるなぁ」
と思いながら見守ってくれていることでしょう。

僕の回はいつも時間前に相当早く終わってしまうのでありますが、
今回は子ども達の成長に助けられ
じっくりたっぷり取り組んでもらえたおかげで
丁度程良いくらいのお時間に。
「来月も来てください!」
とアナウンスもして終わった2月のひよこクラブでありました。
『バイキン鬼』『ドキン鬼』のお面も気に入ってくれたみたいで、
嬉しそうに頭に被って帰って行ったひよこちゃん達。
喜んでもらえたなら嬉しいことです。
次回は3/2(月)です。
どうぞまたみんなで遊びに来てください。
お待ちしております。

 【今週のスナップ 2月3日】
さて、今日は節分。
子ども達にはこの日の合同礼拝で
鬼の仲間の『悪魔』のお話を聞いてもらいました。
聖書には鬼は出て来ないのですが、
その代わりに悪魔が出て来ます。
どちらもその人が悪いのでなく、
心の中に入って来た鬼や悪魔が
人に悪いことをさせるんです、と言うロジック。
そう、本当に悪い人などいないのです。
心の中の『鬼・悪魔』と『天使・神様』が綱引きをして、
どっちの言うことを聞いちゃうか。、
それで良いことをしたり・悪いことをしちゃったり、
人の行いって決まってしまうのです。
それでも間違えちゃうことは誰にもあります。
でもそれも悪いことをさせた『心の鬼』が出て行ったなら
その人はまた良い人になれるから、
『省み』って大事なんです。
「だから悪魔の声に騙されそうになった時、
悪魔に騙されてしまった時、
みんなちゃんと神様の声を聞いてね」
とメッセージを贈った僕でありました。

さてその後は節分モード。
潤子先生お得意の『鬼のパンツ』から始まって、
みんなで鬼のお面の記念撮影。
そしてお外に飛び出し
鬼役・やっつけ役に分かれての『豆まき大会』も行なわれ、
園庭を走り回りつつ
お互いの心の中にいる鬼を
やっつけた子ども達でありました。
そして最後はホールに戻って
『お腹の中の鬼をやっつけろ!』。
今時安全上、大豆は幼稚園では食べさせられないので、
今年は先生達が買って来てくれた『鶯ボール』を食べまして
自分の心の中にいる鬼を追い払ったのでありました。

こんな風にあれこれやりつつ自分自身と対峙して、
自分の中の鬼を退治しましたこの子達。
立春も迎え『心の春』ももうそこまで来ています。
お家でも少しお兄ちゃん・お姉ちゃんに
なれた気がすること、ありませんか?
そんなちょっと晴れやかな想いになれた
今日の幼稚園の節分でありました。
 
<たんぽぽ組>
 
<ばら組>
 
<もも組>
 
<すみれ組>

2月3日ばら・たんぽぽ組
さあさあ、ばら・たんぽぽさんも
上手になって参りました『野菜劇』。
張り切り過ぎてハチャメチャだった子も、
みんなのノリについてゆけずぼーっとしている子も、
段々と劇の面白さと内容が自分の中に入って来たみたい。
中でもばら組の『がんばり姉さん・兄さん』は
全編にわたって歌も覚えてくれて
デッキのBGMよりも大きな声で歌っています。
「あれがあの子?」
と思わんばかりの熱演にびっくり。
「たんぽぽでの入園当初は人前ステージがイヤイヤで、
ぐずぐずスネスネして見せていたあの子が…」
と思うと感無量。
今でもあるそんな想いを跳ね返しがんばっているところなのか、
はたまたこちらの今の姿が本来の自分だったのか。
いずれにしてもその成長の姿を嬉しく見つめています。
『やっぱりみんな必要な場数と時間を
豊かにたっぷり与えられ、
その姿を先生達に受け止め・励まされしながら
歩んで来た結果なんだよね!』と
咲きつつある大輪の花を見つめています。

そんな子達に引っ張られて
他の子達も『がんばりモード』にスイッチオン!
こちらは今まさに葛藤の中で、
『がんばる自分』そしてそれを喜んでくれる大人達の反応を
手応えとして感じながらやっているところ。
ステージを降りた彼らに
僕が「タラッタ、ラッタ、ラッタ」と口イントロで振りますと、
「ぼーくはゴボウ!」
なんて歌い乗って来て、
その後はお調子替え歌合戦で盛り上がるのですが、
「そんなお調子出来るなら舞台でやってよ!」
と突っ込んでます。
「えへへ…」と笑っているその子達に
「また本番終わってからが本調子になるんでしょう…」
と笑ってしまう僕なのでした。
舞台の上の勇姿を見たいのが
先生・そしてお母さん達なのでしょうが、
その想いを受けてがんばれるようになるためには
もっともっと沢山の成功体験と
見てくれる人々の賞賛と笑顔が必要なのでしょう。
そうやって先輩達も出来るようになって来たのだから。

とそんな感じで只今大奮闘中のこのクラス。
とうぞその端々の姿を見せてくれたその時には、
一緒に喜びながらさりげなく
励ましてあげて欲しいと思っています。
『気むずかし屋さん』のこの子達ですので
なかなかに思うようには行かないかもしれませんが、
僕らの想いと投げ掛けを受け入れてくれるツボが
それぞれどこかに埋まっているはず。
それを発掘してゆくのも
子育ての楽しみだと思っています。
熱くなり過ぎることなく・嘆くことなく、
神様が与えてくださる『気付き』と『きっかけ』を用いつつ、
この子達と一緒に歩き成長して行って欲しいと思っています。


2月3日 もも組
もも組も劇の練習風景です。
本編もそうですが、
もうひとつの『とらネコ大将一家物語』も続いています。
こちらのとらネコ大将=実祐先生も大奮闘。
舞台の上にあがったなら
テンションが上がってしまうのか、
言葉で言ってもなかなか届かないこの子達。
そんな彼らに「あーしてみて」「こーしてみて」と
試行錯誤を重ねながら演出をつけているところ。
「おれたち!のらねこ!」の歌が始まると
ノリノリになってしまう子ども達。
ブルーハーツのような曲調のこの曲、
スイッチが入ったら一直線のこの子達に
ブーストをかけているみたい。
勢いは十分なのですが
それぞれの想いとタイミングでシャウトするので、
歌もセリフもニャゴニャゴわちゃわちゃ。
そこで
「もう少しゆっくりでもいいから、
大きな口をあけてはっきりと表現するように」
と伝えます。
でもそうやって『セリフを言える』という段階から
『表現する』が課題となる段階に入って来たんだな…
と思いつつ、
がんばっているこの子達の姿を嬉しく見つめたものでした。

そんな掛かり気味の子達に対して、
のんびりチームの子ども達。
前日までは出来ていたのに
初めてのクラスをまたいでの『見せ合いっこ』では
ゼンマイが切れたように『・・・』。
そこで初めて「緊張しているの?」
と察した僕らでありました。
マイペースでのんびりまったりが個性だと思っていた子達が、
実は『緊張しい』だと分かったこの事実。
でもそれもこの子の成長です。
最近、『急ぐこと』が出来るようになって来て、
まわりと同調する姿も見られるようになって来たこの子達。
『見られること』『周りの人の想い』を意識して
受け止めることが出来るようになった
成長の足跡でありました。
それは嬉しいことだったのでありますが、
今度はそれが行き過ぎて舞台の上での『緊張フリーズ』。
新たな課題と向き合うことになりました。
でも今度は対処法は分かっています。
これまでやって来た『マイペース』を
『ほどほどマイペース』に進化進歩させたなら、
舞台の上から見えるみんなの視線も
「あー、見てるなぁー」と嬉しく感じられるようになってくれるはず。
子ども達の成長にはそう言った
『行ったり来たり』が大事だってことを
改めて教えてくれたこの子達でありました。

そんなやり取りをする中で、
また絆を深めているこの子達と実祐先生。
おっとりしていた先生が時々見せる焦りと苛立ちの表情に、
これまた成長と課題を感じます。
これまでは先輩が代わりに言ってくれていたことも、
『自分が何とかしなくっちゃ!』と言う場面が増えて来ました。
そんな場やそこでの関わりの体験が
お互いにとって大事。
『ただいま成長真っ只中』のこのクラスの関わり合いを見つめながら
そんなことを思っていた僕でした。

2月3日 すみれ組
すみれさんは演出・演技共に
日に日に仕上がって行ってる姿を感じます。
子ども達が自分の中に
『演じる役』を浸透させて行っている一方、
先生も「こっちの方がスムーズ」「こうしたら見ている人に伝わりやすい」
と自らの気付きや僕らの言葉を真直ぐ受け止め、
手間暇惜しまず直してくれるからそれに感動。
小道具一つでも作ったり修正したりするのは
本当に大変なお仕事です。
でもそれを一生懸命やってくれるから、
劇がどんどん良くなってゆくのです。
「子ども達が困らないように」「やりやすように」
と言う想いが子ども達にも伝わって、
彼らも気持ち良く全力で演じてくれているのだと思うのです。
また「先生ががんばっているから」
と言う想いは子ども達のモチベーションも奮い立たせ、
「僕もがんばろう!」と言う想いに昇華しているように感じます。

そんなこの子達を見ていると
段々と不思議な想いになって来ます。
今回の配役、
それぞれが「これやりたい!」
と手を挙げてみんなで決めた役だそう。
なのでありますがこの子達の演技を見ていると
「これ、先生が決めたの?」
と思う程の適材適所の抜擢になっています。
それはこの子達が自分自身を見つめつつ、
「自分はこの役がいい」と感じ
挑戦しようとした結果なのではないかと思ったもの。
いつもぽーっとしているようで、
事あるごとに面白いことをひらめいちゃう男の子の演じる王様。
心配性でいつもあれこれ「どうしよう!?」
とドキドキしている子達の家来達。
いつも飛び跳ね元気に走り回っている子達のニワトリさん。
それぞれが自分らしさを生かしつつ、
役の中に自分を顕そうとがんばっているその姿に
ここまで歩んで来た中で培った成長を感じます。
そんな子ども達と美香先生のこのステージ、
どうぞどうぞお楽しみに。

 今週の顔
 すみれさんのもとよし君です。
責任感の強いもんもんが
今回挑むのは兵隊隊長と大太鼓。
困った時には切なそうな表情で
美香先生を見つめているもとよし君。
でも自信を持ってやったなら、
きっときっと大丈夫。
いつものこんな笑顔で出来ますように。
ばら組のだいきくん、
今週お誕生日で4才になりました。
お兄さんになって色んなことに
自信を持って取り組むことが
出来るようになりました。
舞台の上でもハツラツと
元気ハッスルを見せてくれています。
お誕生日おめでとう。
 もも組のあつむ君です。
今週5歳のお誕生日を迎えました。
原作ネコのようなこんな笑顔で
にゃごにゃご言いつつ熱演中。
普段もにゃごにゃご言うことあるけれど、
やる時には一生懸命がんばれる
素敵なお兄ちゃんになりました。
お誕生日おめでとう!
 すみれ組のとうまくん、
たまごの好きな王様役で大活躍。
「犯人は王様だったのですね」
と言われてドギマギしちゃうけど、
「誰にも言いません」と言ってもらっての
『ほっとした顔』は名演技。
でもあれってきっと素の顔だよね。
本人も赦されキャラのとうま君です。


2月第2週

 【2月13日 日土幼稚園発表会】
今年度もいよいよこの日がやって来ました、発表会。
今年は大雪も降らず、暖かな陽射しに包まれて、
お休みなしの全員参加で発表会を行なうことが出来ました。
「何事も無くてよかったねぇ」
と終わってまずそのことを感謝した私達。
この日を・そしてこの一年を神様に守られて、
ここまで無事に歩んで来れたことに心より感謝です。

その中で端々で見つけたこの子達の嬉しい成長。
『こうやって』と言われるのがイヤでサボタージュしていたあの子が、
人前に立つのが恥ずかしくって「出来ん!出来ん!」
って言っていたこの子が、
舞台の上で身体を一杯に使いながら
自分を表現してくれているその姿に
ちょっとウルっとしてしまったものでありました。

この一年で『人に見てもらえること』『みんなに喜んでもらえること』、
そのことの喜びを心一杯感じ、
それを自分らしさを生かして顕してくれるようになったこと、
それがなにより嬉しいことでした。
それでは皆さんとご一緒に
もう一度振り返って参りましょう。
当日は言葉足らずで終わってしまいましたが、
どうぞ子ども達のこのがんばりを
一杯一杯讃えてあげてください。
一緒に喜んでいただけたなら僕らも嬉しく思います。
 <歌・合奏の部>
 <ばら組>
『たのしいね』

ばらさんの歌と合奏です。
気分は徐々に上向き調子となりまして、
昨日は大爆発だったこの子達。
潤子先生には「がなりすぎじゃない?」
と言われたものですが、
いえいえ一度『マックスの自分』を出してみないと
『表現』ってやっぱり出来ないもの。
その幅の中で『ここはこれくらいがいい』
と自分の『これ!』を出すためにも、
昨日の全力は必要だったのです。
今日は本番の緊張も相まって
『丁度いいところ』に落ち着いた、
この子達の歌&合奏でありました。

また昨日の友達に感化され、
一日遅れで『自己マックス』を
初めて見せてくれた子もありました。
仲間同士の『関り合う』『影響し合う』、
その力の大きさも感じさせてくれた今日の本番舞台。
これがアンサンブルと言うものです。
音楽だけの話でなく、
仲間が一緒に何かをしたならば
そこに『和』や『ぶつかり合い』が生まれます。
「きみがそうなら、ぼくはこう!」
と想いを掛け合い・重ね合わせてゆくうちに、
お互いの心も変化して
成長し合ってゆくのです。
そんなこの子達の素敵な関わり合いを
魅せてくれた・聴かせてくれた
素敵なばらさんの発表でありました。
この子達のがんばりに「ブラボー!」です。
 <もも組>
『手のひらを太陽に』

自由な8匹の子ネコ達。
実祐先生がいくら一生懸命指揮を振っても、
それを見ていなければ合うはずありません。
そんなところからスタートしたこの子達だったのが、
『素敵な音楽を体現するには、
みんなで指揮する人を見ることが大事』
と言うことが分かって来たみたい。
『音楽って合ったら気持ちいいもんだ』
と言うことも感じ始めたこの子達。
それをこの場でもう一度
みんな一緒に顕したくって、
今日は実祐先生の指先を
一生懸命見つめて演奏しておりました。

『そのタイミング』で音を鳴らすためには
『心と体の準備をしておかなければ間に合わない』
と言うことを分かってくれたこの子達。
待ち時間の多い子が
ふわふわよそ見をしていて『自分の番で外しちゃう』
ってことが練習の時には多くあったものでしたが、
この日は先生の方をじっとずっと
見つめていたのがとても印象的でした。
実祐先生だけでなく、
幕裾にいる眞美先生にも目線を送り
どや顔をしていた男の子。
人に認めてもらう・喜んでもらうことの喜びを、
今回の合奏を通して一杯感じてくれたみたい。
「この子のツボってここにあったんだ」
と新たな発見をした想いで
この子達の合奏を見つめていた僕でした。
8人の演奏者がみんなみんな
今の自分を精一杯顕してくれた
素敵な合奏でありました。
よかったよ!もも組さん!

<すみれ組>
『きみのこえ』
『ハイホー』

幕が開いてお客さんの顔が目に入り、
しばらくフリーズしちゃった子がいたほど
緊張感がひしひしと伝わって来たすみれ組。
昨日聞いた歌はもっと爆音だったのですが、
今日のはそれが八分目、
でもその中に
言葉使いやメロディーの表現が
しっとりとなされていてとてもいい感じでした。
それは美香先生の伴奏もそうだったようで、
いつもの『フォルテ!フォルテ!コン・フォーコ!』
が優しいタッチのしっとりした感じが伝わって来て、
「先生も緊張しているのかな?」
と思ったもの。
その方向性の一致を不思議に感じながらも、
お互いの想いが通じ合っていたのかな…
と思うような素敵な歌でありました。

合奏の方も練習では、
『大好きなお姫様のために
めいっぱいがんばる7人のこびとちゃん』
ってそんな感じだったのが、
いい感じに力が抜けて
こちらもなんか良い感じ。
力が入り過ぎていた大太鼓・小太鼓も
緊張ゆえか力が入り過ぎなくて、
とてもリズミカル&軽やかに
『自分の音』を刻んでいたのが印象的でした。
他の子達も移動し楽器を持ち換えたり、
足踏みで『こびとの行進』を表現したり、
それぞれに愉快でボリューム感あふれる『ハイホー』を
表現してくれました。
幼稚園最後の発表会で、
これまでで一番の自分を奏でてくれた
 すみれ組のこの子達。
素敵な演奏をありがとう。
 <劇の部>


 <ばら・たんぽぽ組>
『にんじん・だいこん・ごぼう』

ばら・たんぽぽさんのオペレッタ。
毎日がんばって練習して来た成果が顕され
これまでで一番素敵な演技を見せてくれました。
こちらも本番前日の方が
はっちゃけたパフォーマンスのようにも見えましたが、
『本番舞台』と言う場でこれだけのことが
出来るようになったこの子達に
大いに感心させられたもの。
今朝御機嫌がイマイチだった子、
緊張で思うように声が出ない子達もありました。
でもそんな子達も身体を一杯に使い
演技やダンスをしてくれていて、
「がんばっているよ!」と言う想いが伝わって来ます。
また緊張した時にも『身体で覚えたこと』って
『動きでなら表現出来るんだ』と言うことを
改めて教えてくれたこの子達。
歌やセリフと言った言語表現は
緊張やプレッシャーに弱いもので、
その時々で出来栄えに大きな波が生じます。
でもそんな時にも『身体と動き』で
想いを顕すことが出来たなら、
それは見ている人にこんなにも伝わるんだ
と分からせてくれたこの子達の演技。
やらないんじゃない・やりたくないんじゃない、
この時のこの子達の精一杯のがんばりを
見ているみなさんに十二分に伝えてくれた
素敵な『野菜劇』となりました。


 <もも組>
『6ぴきのねこ ふくろのなか』

練習の中で色々な事を教えてもらって来たこの子達。
「セリフはゆっくりでいいからはっきり言おう」
「お花を取った後はさっと動いて」、
そんな先生の言葉を本番でも
しっかり思い出して演技していたこの子達。
練習の時には出番を忘れてしまったり、
急ぎ過ぎてわちゃわちゃしちゃって、
『リアルにゃごにゃご』のドタバタ劇に
見えてしまったものでした。
それが本番ではちょっと間違えちゃっても
先生や仲間の促しによって
原状復帰をちゃんとしてくれたこの子達。
見ていても安心感と安定感のある
『実力以上』のパフォーマンスを
見せてくれたように思います。
実祐先生とあれやこれや
色々何度も直しながら練習して来たこの子達。
始めのうちは何を言われても
『馬耳東風』のところがあった子達が、
先生の想いと自分のなすべきこと・
そしてそれを喜んでもらうことの嬉しさを、
感じることが出来るようになったのでしょう。
そんなことが伝わって来た
素敵な『にゃごにゃご物語』でありました。
もも&実祐先生らしい劇でした。
みんな、ありがとう。


 <すみれ組>
『おしゃべりな たまごやき』

発表会の最後はすみれの劇。
大道具の出し入れ・準備なんかも自分達で役割を決め、
本番中も考えながら動いていたこの子達。
練習では出来ているのに不安な想いから
ずーっと美香先生の方を見つめていて、
何度も
「お客さんは先生じゃないよ。
合っているから自信を持って、
真直ぐ客席の方を向いてやって!」
と言ったもの。
今日は客席にお父さん・お母さんが
いてくれたせいもあってか、
いつになく正面を向いて
堂々と演じていたこの子達。
それだけで
「君達、がんばったね」と
嬉しい想いで一杯になってしまいました。

これまでも出来ているのに・出来るのに、
変な不安を自分で煽り
自滅しちゃうところのあったこの子達。
人の目を気にするあまりのことなのですが、
そうやって状況を見定めながら
厄難を上手に避けて来たこの子達。
それを自らの処世術としてやって来ました。
でもそれよりも
自分の精一杯をやり切って、
『出来た・出来ない』それ以上に
やり切ったことから得られる達成感や、
がんばった自分をみんなに喜んでもらえる喜びの方が、
何倍も素敵に感じられると言うことを
今回の発表会で実感してくれたなら
それがなによりだと思うのです。
『未知なる自分』に挑む際、
『出来た・出来なかった』は当たり前にあることです。
そんなものに縛られずに、
目標に向かってがんばることが出来た自分を
誇りに思えることの方が、
前に向かって歩んでゆくことの方が、
『どれだけ素敵か・価値あることか』と言うことを
知るための機会となったこの発表会。
これがこの子達のこれからの
『心の糧』となってくれることを
心から祈っている僕なのです。
今日はみんな本当にがんばりました。
素敵な劇を見せてくれてありがとう。


2月第3週、4週

 【今週のスナップ 2月16日】
発表会をやり遂げて、
今週はちょっとほっとのんびり気分。
週の始めに『発表会ごっこ』をみんなで楽しみました。
「自分と他のクラスの劇、
好きな役をやっていいからね!」
と声をかけられ嬉しくなっちゃった子ども達。
お互いに何度か『見せ合いっこ』もして来たので、
「僕はこれ!」とやりたい役の目星はついていたよう。
今回は矢継ぎ早に手を挙げて、
参加してくれたのでありました。
まずはばらたん『野菜劇』。
これを上手にそつなくやってくれた子ども達。
『お約束』のくり返しパターンのこの劇は、
初挑戦の子達もうまいことやっておりました。
「だから小さい子達でもあんなに上手に出来たんだね」
と改めて思ったもの。
『年齢に応じた選択って大事』
と思った劇遊びでありました。

続いてももの『にゃごにゃご劇場』。
こちらも自由なネコ達の生き様が
子ども達に共感を産んだようでして、
嬉しそうに参加していた子ども達でありました。
でもさっきと違うのは
一人ずつセリフや役割が違うこと。
もも組の中でも役が変わると
なんかちょっとシドロモドロ。
ずっと見て来たはずなのにねぇ。
自分でやり込み・準備して来た役だったからこそ
出来た『名演』だったと言うことを、
気付かせてくれたこの子達のごっこ遊びでありました。
そんな中でも劇におけるキャッチ―なセリフを
言ってみせていたばらの男の子。
普段は人の話を聞いているよで・いないよな
そんな彼であるのですが、
「これ!」と言うインプレッションに出会った時は
こんなに自分の中に入ってゆくんだなと言うことを
改めて教えてくれた出来事でありました。
どうやったらそう言うモードに入れるか、
そんな課題はありますが、
来年以降が楽しみとなる発見でありました。

最後はすみれの『たまごやき』。
こちらもダンスや追いかけっこなど
面白要素が一杯で大人気の劇でありましたが、
実際やってみると難しい。
それでも「わたしこれやる!」
と自ら大役に手を挙げてくれたばらさんもあったりして、
「へー」と思い見つめたものでした。
大きな子達に憧れて
「わたしもやってみたい」と言う想いを
いだき顕せるようになったこの子の成長。
普段は恥ずかしがり屋さんで
そんなに押しの強くない子だったので、
ちょっとびっくりもしましたが
嬉しい情景でありました。

また合奏の方もやらせてもらったこの子達。
大物楽器は先生とのじゃんけん大会で決めたのですが、
見事想いが叶った子達は
嬉しそうに大役を担えた満足感を味わっておりました。
意外だったのはそんな彼ら、
結構リズム感が良いと言うこと。
普段はハチャメチャ、
先生のことなんか見ていないような子達が、
休符のすっ飛ばしとかはあるものの
ベースのリズムに上手に乗って
楽器を叩いていたのが印象的でした。
「これまた来年楽しみ」
と思いつつ、
「調和や努力も出来るようになったら、
すごい表現が出来るんじゃない?」
と思い見つめたものでありました。

そんなこんなで色々楽しませてもらった『発表会ごっこ』。
本番での姿を見ただけでは
分からなかったようなことも、
僕らに気付かせてくれる時となりました。
子ども達・そして先生達に感謝です。

 2月17日 すみれ・もも・ばら組
今日はサッカー教室の日です。
発表会の準備もあって久しぶりとなったサッカー教室。
今日は天気も上々で、
お母さん達もホールで見学です。
皆さんに見てもらってのサッカーは久しぶりなのですが、
だからか益々張り切ってやってくれていた
子ども達でありました。

今回もストレッチから始めまして、
徐々に身体を動かして行きました。
前回は片足立ちのストレッチでフラフラしていた
子ども達&僕ら大人も、
ちょっといい感じに出来るようになった気がします。
体幹を意識してやることの大切さを
感じた準備運動でありました。

続けて『追いかけっこ』『サッカーボール取り』にも
挑戦した子ども達。
印象的だったのは
ボールを取られたら泣いて怒って
逆切れしていたような子達がワイワイ言わず、
また取られたボールを追いかけて行っていたところ。
ゲーム遊び・ごっこ遊びもそうですが、
入り込み過ぎて「絶対負けるのイヤ!」
ってなってたこの子達が、
『ゲーム』や『ルール』を受け入れられるようになったこと。
それが嬉しい成長でありました。

さて、それに続いて行なわれた『紅白対決・2vs2』。
コーチがボールを繰り出した瞬間、ゲーム開始。
お茶目な平家コーチのフェイントに惑わされながらも
集中してボールを目で追う子ども達。
いち早くボールに身を寄せて
ゴールに向かってボールをコントロールして行って、
最後「ナイスシュート!」まで持って行っておりました。
これもなかなか様になって来たこの子達。
ボールとゴールの位置を瞬時に把握し、
自分の身体をどこに置けばゴールに向かってゆけるのか。
それを判断しながらやるのって
『空間認識力』を養うトレーニング。
ゴールとボールを結んだ延長線上に
自らポジショニング出来たなら、
あとはゴールに向けてベクトルを持って圧をかけてゆけばいい。
ボールが足や身体のどこかに当たって
少しでもゴールの方に運んで行けたなら、
それが得点になるチャンス。
兎に角「前に前に!」
と声をかけつつ
この子達の奮起を促した僕でありました。

最後は紅白戦試合。
白組にはすみれ最強のツートップ。
一方的な展開になるかと思いきや赤が勝利。
カメラで撮影をしていると
フレーミングとシャッターチャンスにばかり気を取られ、
全体の試合運びが見れず
事の成り行きが分かりません。
そこで美香先生に「なんで?」尋ねると、
白は来たボールを跳ね返してクリアするけど
そこから攻撃につながって行かないみたい。
いくらサッカーが上手と言っても
この歳の子達の脚力では、
自陣ゴール付近からのロングシュートは入りません。
一方の赤組はボールを持ったらゴールまで
自分で持って行ってシュートを決めるストライカーぞろい。
それが得点の差となったよう。
ポジションごとの役割分担が出来る
『組織サッカー』が出来るようになればまた別ですが、
今のこの子達は兎に角「前へ前へ!」で
前に向かってみんなで圧をかけてゆかなければ
得点にはつながりません。
なのでそう言う声掛けをするのですが、
これは『性分』なのでなかなかそうは出来ません。
『守り重視』のすみれさん。
『叱られるのがイヤ』『指摘されるのがイヤ』
の性格故に、
そうなる前に『叱られないようにしよう』
と言う『守り気質』でここまでやって来たけれど、
このへんで「僕が!」「私が!」と
自分を前に出してゆこうとするブレイクスルーが出来たらなぁ…
と思ったもの。
さあ、『PLUS』を含めてあと二回。
すみれの子達の心の中に
僕らは何か波紋を起こすことが出来るでありましょうか。

今日は最後に平家コーチと記念撮影を行ないました。
ばらさんは次回が最後。
今年も小さい子達のことも考慮に入れながら、
本当に上手に導いて来てくれたコーチに感謝です。
メンタル・フィジカル共に
大きく成長して来たこの子達。
大きな子達と一緒に1時間、
サッカー教室をやり通すことが出来るようになりました。
試合でも躍動していたその姿に感激しています。
来年度、またまた楽しみなこの子達。
平家コーチ、今回もご指導ありがとうございました。

 【2月18日 お誕生会】
今日は2月生まれさんのお誕生会です。
2人の男の子が壇上に登り、
みんなから祝福されて御機嫌笑顔。
インタビューされてご満悦、
お母さんに『好きなところ』を言ってもらってふにゃふにゃ顔。
幸せを一杯にかみしめていた
おふたりさんでありました。

今回の担当は実祐先生。
パネルシアターでガチャガチャ遊びをプロデュース。
こう言う参加型のお楽しみ、
子ども達は大好きです。
先生との言葉のやり取りを楽しみながら、
ガチャポンくじ遊びで
大いに盛り上がっておりました。

ダンスで準備体操をした後に、
今月のお楽しみコーナーでは
『二月・節分・豆まき』と言うことで
鬼の出て来るゲームを企画してくれた実祐先生。
赤白に分かれての『鬼・豆まき玉入れ』や
『ペアで運ぶ鬼風船リレー』で
楽しく過ごさせてくれました。
『鬼玉入れ』では先生やお母さんが鬼役になってくれて
子ども達から逃げ回ったのですが、
一杯入った『鬼豆ボール』。
そのあと数えるのが大変なほど入りまして、
大喜びしていた子ども達でありました。
風船リレーも人数分『鬼風船』を作ってくれた実祐先生。
発表会が終わってからそう時間もなかったので
準備が大変だったことでしょう。
それでも子ども達の喜ぶ顔を見たくって
一生懸命企画・計画してくれました。
楽しいお誕生会を「ありがとう!」です。
そんな愉快でみんなが楽しめた
二月のお誕生会でありました。

 【今週のスナップ 2月19日】
発表会もやり遂げて、
暖かな陽射しが園庭に届く季節になって来ました。
今日は『一日入園』が行なわれたのですが、
在園児の子ども達も総出でお出迎え。
以前はお部屋で絵本の読み聞かせなどをして、
園生活の様子を体験してもらったのでありますが、
「やっぱり日土幼稚園の一日体験なら
自由遊びがいいよね」
と言うことで最近は、
たっぷりお外で自由に遊んでもらう時を
持たせてもらっています。
在園のお兄ちゃんお姉ちゃんも
自分達もそれぞれ好き好きに遊びながら、
でも視界に入る新入り君に目をかけ・気にかけしてくれまして、
さりげなく関わってくれておりました。
新入り君も最初はちょっと硬い顔をしていたのですが、
そんな周りの子の笑顔に感化され
段々と表情が和らいでゆきます。
前半は砂場でマイペースに遊びながら、
関わりに来てくれる子達や先生とのやり取りから
『幼稚園ってこんな感じ』
と言うのを感じてくれたよう。
それにちょっと慣れて来てくれたなら、
みんなと一緒にかくれんぼをするほどになってくれました。
すべり台上の切り株のところに
みんなと一緒に身を寄せ合って
隠れている時の顔はなんだかとっても嬉しそう。
また先生と一緒に
隠れている子を探しに行ったなら、
たったかたっかた走って行って
「こんなに元気なの!」
と僕らがビックリするほどでした。
お互いにとって良い時・良い交わりを与えられ、
感謝の一日となりました。
日土幼稚園が気に入ってくれたみたいで
僕らもほっと一安心。
「4月になったらまた一緒に遊ぼうね」
「元気に来てね!」
と再会を約束してお別れした
今日の一日入園でありました。

 【今週のスナップ 2月20日】
今日は卒園記念写真の撮影が行なわれました。
発表会や普段の姿から
「大きくなったね」と思っていたこの子達。
でもこうして式服に身を包み
シャンと勢ぞろいした姿を見たならば、
『園児として大きくなったね』
ではなく
『もう一年生なんだね』
と改めて気付かされたもの。
当の本人達はまた緊張しまくりで
嬉しさとドキドキでもう大変。
写真屋さんがいるだけで
いつもと何も変わらないのに、
ホールの後ろから見ているのは在園の後輩だけなのに、
「やっぱり、こんなに緊張するんだね。君達」
と思ったものでありました。

「これが卒園式本番になったらどうなるの?」
と今からこちらが思うほど
緊張してしまったこの日の写真撮影。
これに動きがついて一人一人セリフも入って、
お母さん達がじっと見ている卒園式。
「だいじょうぶかなぁ」とも思ったものですが、
でもこの子達はこれまでも
本番に向けて一杯一杯練習を重ね
緊張に負けないようにやって来た子達です。
だから今回もきっと大丈夫。
ドキドキだけれど真面目君。
人一倍努力して
色んなことが出来るようになって来たこの子達。
今はまだ不安に負けて
自分と向き合えない子もあるかもしれないけれど、
これが君達の最終課題・卒園検定。
『こんな時、自分とどう向き合って行ったら良いか』、
それを自分の心と体で感じながら
残りひと月となった園生活を
がんばって行って欲しいと思っています。
自分で『楽しいスイッチ』『がんばれるスイッチ』を見つけないとね。
でも「たのしいね!」って思って出来る糸口を
自ら見つけられたその時は、
このひとつひとつの歩みが
素敵な思い出に変ってゆくはず。
大丈夫、大丈夫。
みんな一緒に歩いてゆくのだから。
友達も・先生も・そして僕らを守ってくれているイエス様も。
最後までみんなで
「あるきましょう、いつも!」
で歩いてゆきましょう。

今週の顔
 ばら組のゆいかちゃん、
ブランコが大好きな女の子です。
定点撮影のようでありますが、
だからこその成長がよくよく分かります。
「おしてー」ばかりだった小さな身体が
画面からはみ出しちゃうくらいに
力強く自分で漕げるようになりました。
お姉ちゃんになりました。
 すみれさんのゆうま君です。
陽だまりのすべり台で良い感じ。
ゆうまくんのまったり感に
なんとも心癒されるもの。でも
本人は「やばいよ!」連呼のドキドキ君。
大丈夫大丈夫、
明るく元気な君だから
道は自然に開かれてゆくから!
もも組のやまとくん、
今はまっているのはさら粉作り。
母屋入り口の石段の脇、
ここが恰好の採掘ポイント。
軒下で雨にも濡れず乾いた真砂土が
沢山出土するのです。
やり出したら止まらないやまくんが
毎日バケツ一杯ふるいをふるっています。
たんぽぽさんのきょうちゃんです。
 独立独歩のがんばりやさん、
お帰りのお着替えも手伝おうとすると
「あっち行って!」。
でものんびりやっているので
じっとみてると「これやって」。
がんばり屋さん、でも甘え上手。
そんなきょうちゃんが大好きです。
  
すみれ組のそうたくん。
春の陽射しに誘われて
気分も春満開の外遊び。
寒がりの僕のニット帽を
取ったり被せたりイタズラ三昧。
真面目も良いけどお調子が
力をくれる時もあるからね。
調子に乗って力強く歩いてゆこう!  


 
 2月25日 ばら・たんぽぽ組
ばらたんちゃん達、卒園式に向けて準備を始めたところです。
最近色んなところからこの子達の成長を
伝え聞かせてもらっているのですが、
そんな中で印象的だったのは
『ひとつずつ上の学年に進級することを喜びながらも、
すみれさんとのお別れも感じているみたい』と言うこと。
その淋しさを口にする子達もあるそうで、
「そんなことも感じられるように、そして
それを言葉にして顕すことが出来るようになったんだね」
と僕も嬉しく思ったものでした。

これまで自分達のマイペースを
優しく受け入れ・受け止めて来てくれたすみれさん。
感謝の言葉を口に出して表したことはなかったかもしれませんが、
ちゃんとそのことを感じてくれていたこの子達。
『次は自分が大きくなって、
下の子達にしてあげたい』
と言う思いやりの連鎖に、
この子達の春の訪れを感じます。
季節がひと巡りし、またつながってゆく、
この素敵な想いのバトンタッチ。
今月の聖句『互いに愛し合いましょう』を体現したいと願う
僕らの想いがそこに顕されています。
互いに愛し合えない時もある、
わがままを通して相手に譲ってもらう時もある。
『互いに愛し合いましょう』とは
常にフィフティ・フィフティでなければいけない
と言うのではありません。
自分が出来る時に・自分が人からしてもらったことを想って、
相手を愛する・愛を分け与えてあげられる
そんな人になって欲しいと言う僕らの願い。
それは私達がイエス様からいただいた愛を受けて、
子ども達に投げ掛けている想いなのです。

今回すみれさんに贈る歌は『ありがとうのはな』。
歌詞を覚えるところから始まって
みんなで歌っているところ。
SDデッキから流れて来るこの曲はテンポも速く
歌詞の言葉数も多いので、
子ども達も歌うのに一苦労。
でも発表会での成長も相まって、
みんな新たな挑戦にも前向きに取り組めるようになりました。
以前だったら取り組み初期には
「イヤだなぁ」ってなかなか前向きになれなかった子達も、
歌の歌詞を先生の口伝えから受け取って
がんばって歌ってくれています。
『素敵な歌を、卒園式では歌って贈ってあげたい』
と言う想いが伝わって来て、
なんか嬉しくなってしまった僕。
そんなこの子達の成長・そして季節毎の歩みを与えてくださる
神様に心より感謝です。

 【今週のスナップ 2月25日】
発表会も無事に終え、
卒園写真も撮りまして、
また前を向いて歩き出したすみれさん。
忙しい合間を縫いながら、
来週みんなでひな祭りをお祝いするために
おひなさまを飾ってくれました。
一年ぶりに出してもらえたおひなさま。
その喜びを代弁してくれた美香先生の言葉を
大真面目な顔で聞いていた子ども達でありました。

ひとりひとり出て来るおひな様に
歓声を上げるこの子達。
女雛・男雛登場の後、
取り出された三人娘の姿を見て
「さんにんばやし!」。
惜しい。
お部屋で歌い出した『うれしいひなまつり』の歌でも
一番に出て来るのは「ごーにんばやしの笛太鼓」
だもんね。
それが三人だから…と思考をフル回転させて
導き出したこの子達の面白ワードでありました。
『三人官女』の名前とそのお仕事を
教えてくれた美香先生。
その言葉を聞いて「ふんふん」と納得していた
子ども達でありました。

さてさて、おひなさまが飾られて、
「この前で走り回ったり、
おひなさまを触って遊んだりしたらいけません」
と言う約束も学んだこの子達。
おひなさまの前でみんなで写真を撮りまして、
お部屋に帰って行ったのでありました。
ありがとう、みんなお疲れ様でした。
来週のひな祭りが楽しみです。

【今週のスナップ 2月26日】
今日は幼稚園の畑でじゃがいも植をいたしました。
昨日は久しぶりの雨が降り
恵みの雨となったのですが、
おかげで畑はドロドロ。
でも今日しか出来る時がないので
みんなで畑に繰り出してゆきました。
畑では髭のおじちゃんがご指導・お手伝いしてくださって、
みんなで種芋を畝に植えてゆきます。
いつもカチカチで中々土が掘れない畑ですが、
今回は雨に濡れて重たい土。
これはこれでまた四苦八苦の畑仕事になりました。
さらさらの砂場の砂と違って、
スコップを使ってもなかなか救えない畑の土。
「まずは垂直にスコップを立てて、
ぐっと力を入れてやらないと掘れないよ」
とそんなアドバイスを投げ掛けながら、
みんなでなんとかおいもを最後まで植えることが出来ました。
眞一さんにお礼の言葉を贈りまして、
帰って行った子ども達でありました。

園まで帰って来て、
今回の泥が手ごわかったことが
外した軍手や脱いだ長靴から分かります。
『泥がついた』と言うレベルではなく。
長靴も底の凹凸に泥が全部食い込んで、
先生達が苦労しながら水洗いをしてくれておりました。
それでも洗い切れなかった長靴に
全身泥まみれとなった上着や洋服、
お家でのお洗濯が大変だったと思います。
ご協力、ありがとうございました。

子ども達はと言えばこんな体験に大興奮でありましたが、
『こうやって野菜は作られ育てられている』と言うことも
学ぶ時ともなりました。
収穫は6月頃だそうです。
またじゃがいもの成長を見守りながら、
草引きやお世話をいたしながら、
そんな体験をもって一緒に大きくなって行って欲しいと
思い見つめた情景でありました。
今回も事前準備にご足労くださった和彦さん・久保田さん、
そして当日お世話くださった眞一さんの皆さんに
心より感謝です。
ありがとうございました。 

 【今週のスナップ 2月27日】
今日は市尾商店さんにお買い物。
来週のお別れ遠足のためのお菓子を買いに、
すみれ・ももの子ども達が出かけて参りました。
幼稚園の七不思議、
『市尾さんに行く日は必ず雨』。
行く前は「歩いて行く!」
と先生も子ども達も張り切っているのですが、
中には「雨よ降れ」と願う子もあるのかもしれません。
雨だと園バスでのお買い物となるのです。
口では「歩いて行く」とサラっと言ってのける子ども達ですが、
「歩くと、どれ位かかるか知っている?」。
毎日自動車でさーっと通るからすぐだと思っているでしょう。
園から『日土のめぐみ』に行くまでで1km・30分。
そこからさらに倍+αの市尾さんまで歩いたら、
片道1時間はかかるでしょう。
いや、最後まで歩き通せない子があるかもしれません。
「最後に歩いて行ったのはどの子の時だったかな…」
と思い出してみても
その時の卒園生が思い出せないほど、
例年雨のお買い物なのでありました。

さてさて、歩くのは来週の遠足に取っておくとして、
まずは1便でもも組が出発です。
10人乗りのハイエースでは
すみれ・もも全員が一度に乗ることは出来ません。
『来年はすみれ』と最近意識して、
お互いに言葉掛け・投げ掛けをし合っているももの子達と実祐先生。
お買い物のマナーや約束事をきちんと確認し合いながら、
行って来たものでありました。
お店に着くと市尾商店のご主人が出迎えてくださって、
「よろしくお願いします」
のご挨拶からきちんと出来た子ども達。
店内に招かれ、
早速お買い物を楽しんだこの子達でありました。
お店を一回りし、さっさと150円分の買い物を済ませた
『買いっぷりの良い子』もある一方、
何を迷っているのか分からないくらい
買い物に時間のかかった子もありまして、
その買物ぶりにそれぞれ個性を感じたもの。
『日頃から買う前に、お母さんと約束としてから買い物に挑んでいる子』と、
『ゴネ勝ちで、あれもこれもとOKしてもらっている子』の差かな?
と考察したもの。
『お菓子を買いに』と一言で言っても、
その中には沢山の学び・そして研鑽の元が散りばめられています。
数字を読むところから始まって、
『これとこれで』は足し算、
『あといくら』は難しいにしてもこれは立派な算数の勉強。
またこれが欲しいけれど『これとこれ』が両立しない場合、
「どうするか」を自問自答するのは
自分と向き合う良い機会。
「機嫌が良くなるから」だけでなく
こう言う場を社会勉強・自己研鑽の教材として用いる事、
それは子ども達にとってとても大切なこと。
特に『すみれになる』と一段上を目指すこの時期に、
そのモチベーションをもって
今まで出来なかったセルフコントロールにも
ブレイクスルーが与えられたらいいな…
と思いながら見つめたこの子達のお買い物の情景でありました。

さてももさんのお買い物が終わり、
次にすみれさんとバトンタッチ。
2便で市尾さんにやって来たすみれさんも、
ひとりひとり自分でお買い物に挑戦です。
算数的思考が得意なのか、
細々としたものを買い物かご一杯に入れていた男の子。
それぞれがいくらか分からない僕は
「これお金足りるの?」
と思っていたら、
お会計で見事『ぴったり賞!』。
「すごい!」と感動してしまったものでありました。
これまでは総合的に生活の中のあれこれを
学んで来ました、この子達。
学校に上がってそれぞれカテゴリー分けされた科目を
専科的に取り組めば、
「ぼくこれ、得意かも!」
って自分のことがより分かって来るかもしれないね…と
そんな想いで見つめた情景でありました。
幼稚園では一つ出来ないことがありますと
全てのことに自信が無くなってしまう、
そんな想いにもなるであろうこの子達。
でも小学校では「これ得意!」が出来て、
そのサクセスストーリーが自分で理解出来るようになると、
他のものにも応用出来るようになる可能性が開けてゆきます。
色々心配・不安なこの子達。
課題ごとに自分にリセットをかけながら、
ひとつひとつの課題に向き合って行けたらいいね!
とそんな想いで見つめた情景でありました。

すみれさんはお買い物経験にアドバンテージがあるのか、
みんなそれぞれ早々にお買い物を終えまして、
満足そうにバスに帰って来たものでした。
そんなすみれさんに「お手伝いに来て」
と美香先生から声が掛かります。
ばら・たんぽぽさんの分のお買い物を
自分のお買い物を終えた子達にヘルプのお願い。
下の子達の為と聞いて
まんざらでもないような顔で
再びお店に入って行った子ども達でありました。
そんなこんなでたっぷりお買い物を満喫させてもらった子ども達。
市尾商店さんには
本当に良い体験をさせていただきました。
子ども達一人一人に寄り添い付き合って、
お世話してくださったご主人に感謝です。
これだけ手間暇かけて『1人150円分のお買い物』で
本当に申し訳ない想いです。
どうぞまた普段のお買い物でも
子ども達の学びの場・社会勉強の場として
市尾商店さんをご利用して下さい。
またその時には大人の分も『大人買い』して
売り上げにご協力いただけたら感謝です。
本日はお世話くださった市尾商店さん、
そして子ども達をお買い物に連れて行ってくれた先生達、
本当にありがとうございました。
来週の下の子達の『お買い物ごっこ』、
そして週末の『お別れ遠足』が楽しみです。
どうぞお天気になりますように。


今週の顔 
 ばらさんのゆいとくん、
元気一杯ジャングルジム登り。
元気があり余っているゆいと君、
幼稚園での外遊びの発散は
とても大事なルーティーンです。
下が大地の遊び場は
とても大切な安全環境。
そのことを物語っている眩しい笑顔です。
 ばらぐみのかなた君です。
『お兄ちゃん』『ももぐみ』と言う言葉に
高い感度をもってがんばっている
そんな感じの今日この頃。
発表会で自分に自信がついたのか、
お得意の鼻歌・替え歌が一杯聞かれ
前向き気分で良い感じ。
『かなた君ワールド』全開の春です。
すみれ組のかえでちゃん、
まったりのんびりブランコ遊び。
小学校に上がるのを
楽しみにしてるかえちゃんですが、
時より見せる憂いの面持ちに
乙女のおセンチも感じます。
猪突猛進だけじゃない、
素敵な女の子になりました。
 もも組のおうしくんです。
春の日差しを浴びながら
元気にブランコ漕いでいます。
すみれになる喜びもそうですが、
少々プレッシャーも感じているみたい。
時々変な顔してるけれど、でもまた
笑って吹き飛ばしちゃえばがんばれる!
ってそんな笑顔のおうちゃんです。
 ばらさんのなぎくん、
ももになるのがとっても嬉しい今日この頃。
小さい子達のお世話をしたり、
先生のお手伝いを買って出たり、
あれこれ気付いて大奮闘。
すみれさん達、そうしてたもんね。
そんな姿と想いを受け継いで、
がんばっているなぎ君です。
 すみれのいとちゃん、
鉄棒の上に佇み御機嫌スマイル。
小さい時は『人見知り』だったのに、
とっても恐がりさんだったのに、
おふざけ・お調子・アクロバット
何でも行けちゃう
明るいお姉ちゃんになりました。
今まさに春真っ盛りのいとちゃんです。



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