2025年度 3月の幼稚園
3月第2週
【3月3日 ひよこクラブ&たんぽぽ組】 今日はひよこクラブが行なわれ、 10名ものひよこちゃんが遊びに来てくれました。 たんぽぽさんも合わせてこんなに沢山の人達と一緒に 楽しい時を過ごすことが出来て感謝です。 今日のテーマは『ひなまつり』。 かわいいおひなさまの『ぼんぼり手提げ』をお母さんと作った後、 『おひなさま着物』を羽織って段飾りの前で記念撮影。 なのですが『こんな写真の一枚』が嬉しいお母さん達の 想いを知ってか知らずか、 子ども達は自由気まま。 ふらふら「やだやだ!」やるものだから、 なかなかシャッターチャンスをモノに出来ません。 そんなしながらもやっとのことで『思い出の一枚』を スマホに収め嬉し笑顔のお母さん。 思うようにならない我が子&子育てだからこそ こんな愛くるしい我が子の写真の一枚が 子育ての糧となるんですよね。 そんな大切な親子の関りと思い出のひとときを、 プレゼントすることが出来て僕らも嬉しく思います。 その後は自由遊び。 今週もまだまだ寒い日続きで、 お部屋遊びを楽しんで行ってもらいました。 すっかり幼稚園に慣れ親しんでくれた子、 まだまだよそよそしい顔ながらもここで遊ぶのを気に入ってく入れた子。 そんな子達と過ごすこんな時は僕らにとっても嬉しいもの。 また『卒園生が我が子を連れて遊びに来てくれた』 なんてそんな一場面もありまして、 お互いにとってちょっと嬉し恥ずかしい時ともなりました。 「ここではしゃいで、〇〇先生に激切れされた」 と自分の幼稚園時代を笑いながら話してくれた卒園生。 そんな子がお父さんになって帰って来てくれたこと、 嬉し懐かしく感じた僕でありました。 そんなこんなで今回は僕にとっても ちょっと特別に感じたひよこクラブ。 こうして親子何世代にも渡って日土幼稚園に つながってくれる子ども達と、 そんな僕らを守り導いて下さる神様に 心より感謝です。 また4月から新年度のひよこクラブが始まります。 どうぞみなさんで遊びに来てください。 |
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3月4日 すみれ・もも・ばら・たんぽぽ組 今日は今年度最後のサッカー教室。 最後の最後も雨降りとなり、 残念ながらホールでの活動となりました。 恒例の『ボール当て鬼ごっこ』から始まりまして『ボール取り』へ移行した 今回のカリキュラムプリグラム。 すみれさんからばらさんまで みんなが止まることなく動き続けているそんな姿に、 この一年における体力の向上を感じたもの。 『継続は力なり』を体現して見せてくれたこの子達。 それはばらさんばかりでなく、 もも・すみれの子達も『ボールに向かって身体を寄せてゆく』 と言う『サッカー本能』を会得して来てくれたよう。 一年前は足元をボールが転がってゆくのに反応出来ず、 心も体も『エンプティ』の姿を見て憂いていたのが夢のようです。 またこの日は途中からたんぽぽさんも見学にやって来て、 上の子達がサッカー教室でがんばる様を 嬉しそうに見つめておりました。 来年からは自分達も参加するサッカー教室。 そのサッカーへの想いは日に日に高まり、 園庭でサッカーボールを追いかける姿もよく目にします。 『大きくなることの喜び』を色んな所で感じ 体現してくれているこの子達です。 さて、『ボール取り合戦』の勝ち抜き戦では すみればかりでなくばらさんやももさんも勝ち残って、 熱い戦いを繰り広げておりました。 『隅っこに持って行ってボールをキープする子』 『ロングボールを一本蹴って状況を打開しようとする子』などなど、 それぞれお得意の戦略がある子ども達。 そして更にボールが動かなくなると介入し 遠くへ蹴り出す僕らの攪拌もある中で、 最後に勝ち残った子は 動いたボールにイチ早く身を寄せることが出来る子達だったよう。 そこでキープは出来ないのですが、 あちらこちらに彷徨いゆくボールに対して 兎に角早く身を寄せ相手とボールの間に自分の身体を入れ込むと言う サッカーの基礎とセンスが十分に身についているようでありました。 やはりテクニック云々のその前に、 『早くボールに身を寄せ、諦めずに追いかけ続ける』 と言うのが出来たなら 相手に勝てると言うところを見せてくれたこの子達。 そう言う根性や執念が、 『泥臭いながらも一点を取れるプレー』につながってゆくのです。 そんな嬉しいサッカーを見せてくれた子ども達でありました。 最後にはたんぽぽさんも並んでの 「ありがとうございました。またよろしくお願いします」 のご挨拶。 先月撮った記念写真を平家コーチにプレゼントして、 感謝の想いを伝えた子ども達。 今年度も大変お世話になりました。 また、来年度もどうぞよろしくお願いいたします。 |
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3月5日 すみれ組 今日はすみれさんの卒園記念植樹。 忙し続きの今週にありまして、 『今日朝一番』にこの予定を入れたすみれ組。 登園後の準備を終えて早速植樹を始めたのでありますが、 丁度その頃、雨が降り出して「どうしよう…」。 これまで延期はあるものの 雨の中での植樹をしたことは無かったのですが、 そのまま苗木を植えることにいたしました。 こんなところにもいつもなにかとわちゃわちゃな この子達&このクラスらしさを感じます。 でもだからこそ何かとどれも印象深く 僕らの想いに残っているこの子達。 これこそが『今年のすみれらしさ』なのかもしれません。 そんなこの子達の歴史が僕の想いの中で、 走馬灯のように駆け抜けた瞬間でありました。 そんな中でも傘を差し掛け合ったり声を掛け合ったりしている この子達の絆の深さを嬉しく思った僕。 雨に濡れながらお世話してくださったひげのおじちゃんに感謝しつつ、 最後に『かんぺい』の苗木を前に記念写真を撮りました。 「またこの木に実が生る頃に集まれたらいいね」 とそんな言葉を交わし合いながら、 この思い出(になるはず)の場所を後にした子ども達でありました。 |
【3月5日 ひなまつり&お楽しみ会】 今日は3月のお楽しみ会の日。 「お誕生日の子はいないけど…」と言いながら始まった会でありましたが、 「誰かいるの、しってる?」の問いかけに 「眞美先生!」と答えた男の子。 「去年もそうだったし」と答える彼の記憶力に すごいなぁ…と思わされたもの。 そんな眞美先生を前にお迎えして 質問コーナーでひと盛り上がり。 眞美先生も嬉しそうに答えてくれていたのが 実に印象的でありました。 今月は美香先生がお当番。 『ひなまつり』にかけまして、 手作りの雛段とペプサートで お楽しみを演出してくれました。 ちょっと面白要素も含んだペープサートでのやり取りに 子ども達は大喜び。 目の前の子達を引き込みながら、 ひな段飾りやその元となった『流し雛』のいわれまで お話の中に盛り込んで教えてくれた美香先生。 そのプレゼン能力に「すごいなぁ」と感心させられたものでした。 そして更にはその『流し雛』をモチーフに 『雛流しゲーム対決』まで演出してくれて、 子ども達をたっぷりと『おひな様ワールド』にいざない 楽しませてくれたのでありました。 それやこれやで『おひなさま尽くし』のお楽しみ会。 最後は『おひなさま撮影会』と言うことで、 男雛と女雛にしてもらった子ども達が 段飾りの前で記念撮影。 嬉し顔でカメラに向かい笑ってくれた 今日・この日の子ども達でありました。 こうして一日たっぷり『おひなさま』で楽しく過ごした この日のお楽しみ会。 素敵なひとときをプレゼントしてくれた、 美香先生と先生達に「ありがとう」です。 |
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【今週のスナップ 3月6日】 今週、幼稚園の畑でジャガイモの種イモ植をやりました。 延期となった発表会に加え、お天気の安定しない日が続いたせいで、 なかなか出来ないでいたおいも植え。 この日久保田のおじちゃん・眞一さんにお世話をいただきながら、 やっとみんなで植えることが出来ました。 準備してもらったジャガイモの種芋を ひとつひとつ丁寧に畝に埋めてゆく子ども達。 一杯あったおいもがどんどん埋められてゆきまして、 あっと言う間にジャガイモ植えを終えることが出来ました。 「じゃがいも掘りはもう出来んよ」と言うすみれさんに、 「同窓会はこのジャガイモでカレーを作ったら?」 と声をかけた僕。 時間だけで区切ったら終わりのことも、 『想いをつなげて行こう』と何かにつなげて行ったなら 形を変えながらも未来で再会出来るはず。 そのために何をするか・何が出来るか 考えることこそが大事なのです。 このジャガイモの成長を見守りながら・お世話もしながら、 収穫までのこの時をみんなみんなで楽しみながら、 一緒に成長して行って欲しいと思ったものでした。 今回も手を掛け・お世話してくださった皆さんに 心より感謝です。 ありがとうございました。 |
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【3月7日 お別れ遠足】 今日は『お別れ遠足』で『日土の里散策』。 すみれさんからたんぽぽさんまで、 梶谷岡の集会所まで歩いて行って参りました。 小さい子達の手を引きながら歩いた大きい子達。 『僕らが引っ張って行ってあげる』と言う想いは素敵だったのですが、 これまでその経験値が少なかったのでありましょうか。 手を引いていることも忘れてしまって いきなり歩き出したり・はたまた急に止まったり、 はたまたたんぽぽさんにはしんどそうなペースで歩いちゃったりと、 そんな姿を見受けたもの。 『マイペース』が『らしさ』だったすみれさんですが、 「自分!自分!」のところが玉にキズ。 いつも一緒に過ごしているももさん達の身体能力の高さによって、 あまりそれを感じて来なかったのかもしれません。 とは言いながら今年のたんぽぽさんも気丈夫ぞろい。 そんなすみれさんに食いついて しっかり歩いて行ってくれるから、 そっちのがんばりに「すごいなぁ」と思わされたものでした。 しばらく行くといつもの『つくし群生地』に差し掛かります。 今年はいつまでも続く寒さで 春の訪れが遅れているのでありますが、 よくよく目を凝らして見たら 頭を出したばかりのつくしがちらりほらり。 「やっぱり今年も春はそこまで来ているんだなぁ」 と嬉しく見つめたものでありました。 段々と小さい子達のリードの仕方も分かるようになって来た上の子達。 良い感じで歩けるようになって来ました。 やっぱりこう言うのは、やりながら自分達で気付いてゆくもの。 そんな自らのリードについて来てくれる子達と自分自身に 『まんざらでもない』って顔でエスコート。 個性や実力の違う者同士が関わり合うことで、 自分に出来ること・相手を慮ってあげたら良いところなどを 実感し・それをやって見せられるようになるんだね…と そんなところを見せてくれたこの子達でありました。 さてさて、そんないい感じで歩き出した子ども達でしたが、 また新たなるミッション発生。 急な坂道コースとゆったり歩きコース、 ふたてに別れる分かれ道に差し掛かりました。 すみれ・ももさんは『急坂コース』、 ばら・たんぽぽさんは『ゆったりコース』を選択し、 「また後でね!」とそれぞれの道を歩き出しました。 そう、こうやって組み合わせを自由自在に変えながら、 自分達の課題に向き合えると言うのが 今の日土幼稚園の強みです。 そうやって負荷や相手が変ることで、 色んなことを感じ・挑戦をして来たこの子達。 目の前の山路にちょっとドキドキしながらも、 誰一人弱音を吐くことなく登り出した すみれ・ももの子ども達でありました。 山路をあっと言う間に登り切ったこの子達。 本道に出た後も勢い余って更に上へ登ってゆこうとします。 ミッションをやり遂げた興奮からか、 「こっちだよ」と言う地元の子の声も聞かず 『まだ集会所を通っていないから』 と言う理由で登り道をゆくことを主張します。 こう言うのを『クライマーズ・ハイ』と言うのでしょう。 登り道を数メートル進んだものの、 なんか様相と雰囲気が違うことを察して 「やっぱりちがう」と女の子。 引き返してみたならば、 ひとつカーブを曲がったらすぐに その下に梶谷岡の集会所が現れます。 先程の山路は集会所より上で本道と合流していたのです。 危なく遭難しかけたこの子達でありましたが、 今のこの子達を象徴しているような事件でありました。 色々なことをやり遂げて あれこれ自分の力で出来るようになったこの季節。 何でも自分で出来るような気に、 何でも自分の思う通りやりたいと思うようになって来たこの子達。 その成長は本当に素晴らしいもの。 でもそれもこれまで真摯に色々なものを受け入れ・受け止めて 自分と向き合いながらやって来たからこそ与えられた成長。 そのことを忘れかけた時、 自分達はまだまだこんな『迷子』に陥る存在だと言うことを 忘れないでいて欲しいと思うのです。 僕ら大人でもそうですが、 『人の言葉を素直に聞いて、受け止める心を忘れてはいけない』 と言うことを改めて学んだこの子達でありました。 そんなこんなもありながら一足先に集会所に辿り着いた大きい子達。 ふと集会所を見たならば、 玄関が開けられ中の部屋も暖房をつけてもらっておりました。 事前に梶谷岡の区長さんに集会所をお借りすることをお願いしていたのですが、 そんな温かな心配りで僕らを迎えて下さったみなさんに 心より感謝でありました。 それから下の子達を迎えに行こうと集会所下の道に目をやれば、 もうそこまで来ていた子ども達。 去年は上の子達の到着から だいぶ待った記憶があったのですが、 今年のばら・たんぽぽさんの健脚ぶりに驚かされたものでした。 そうして無事に集会所にたどり着いた下の子達。 本当にみんなよくよくがんばりました。 集会所に着きまして まずは玄関先で記念写真撮影です。 みんなみんながんばって歩いた全員集合の記念写真を ここに残すことが出来ました。 それから集会所の中でしばしの間、 お楽しみの時間を過ごさせていただきました。 実祐先生によります『お楽しみ会大会』で、 『おおかみさん』と『ジャンケン列車』で盛り上がった子ども達。 今年初見のお楽しみ遊びも先生の説明をちゃんと聞きながら、 みんなで楽しむことが出来ました。 さてさて、その後はお昼のお弁当タイム。 みんなここまで歩いて来て、 そしてお楽しみ大会で元気に楽しんで、 劇のおおかみではないけどもうみんな『お腹ペコペコ』。 「がまんできない!」なんて子もあったほど。 それでささっと準備して迎えたお弁当タイム。 みんなお母さんが作ってくれたお弁当を 嬉しそうにぺろっと平らげておりました。 その後は『市尾さんの駄菓子』でおやつタイム。 のんびりゆったりデザートを味わう時間を 満喫していた子ども達でありました。 さて、楽しかった時間もあっと言う間に過ぎまして、 幼稚園に帰る時間となりました。 お弁当&お菓子で心も体も満たされて、 また元気一杯歩き出した子ども達。 幼稚園への道を下ってゆきます。 帰りは梶谷岡の貯水タンクのところで二手に別れ、 大きい子達・小さい子達それぞれのペースで 幼稚園までの道のりを楽しみつつ歩いて帰ったものでした。 幼稚園までがんばって歩き切った子ども達。 今日は本当によくよく歩きました。 お疲れさま。 そしていつの間についたのか、 子ども達の心と身体の体力には驚かされたもの。 この子達、確かにしっかり大きく強くなっています。 また親子でご近所をお散歩してみてください。 前だったらすぐに「だっこ!」と言ってた子ども達が、 すたすたと歩いてゆく姿に出会うことが出来るかもしれません。 こうしてなんとかかんとか無事に行って帰ってして来た『日土の里散策遠足』。 今回も沢山の方々にお世話になり、 最後までやり遂げることが出来ました。 お天気も含めて全てのことをお守りくださった神様と 僕達のためにお世話下さったり声をかけてくださった梶谷岡の皆さんに 心より感謝です。 本当にありがとうございました。 |
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今週の顔 | ![]() |
ももさんのゆうまくんです。 お別れ遠足では山路登りを がんばっていたゆうまくん。 どんぐり拾いの裏山歩きを 恐々よちよち歩いていた昔からは 想像出来ない健脚ぶりに僕もビックリ。 「心も体も強く、お兄ちゃんになったなぁ」と 後ろ姿を嬉しく見つめたものでありました。 |
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すみれ組のこうがくんです。 園庭でも走り回っているこうがくん、 フレームからはみ出すほどに 身体は大きく動きも早くなりました。 サッカーのボール取りでも いつも上位に残る奮闘ぶり。 運動系はちょっと…だったのに、 『張り切り頑張りお兄さん』になりました。 |
ばらさんのななこちゃん、 御機嫌笑顔でハイチーズ! 『色んなことが大丈夫!』になりまして、 「お姉ちゃんになった!」と 喜びをあらわにしているななこちゃん。 春の眩しい日差しの中バイクに乗って、 嬉し気分を一杯に咲かせておりました。 素敵なお姉さんになりました。 |