2023年度 5月の幼稚園

5月第1週

【今週のスナップ 5月1日】
「今年は生り年だね」と言って楽しみにしていたさくらんぼ。
「もうちょっと」と完熟を待ちわびていたら
ある日突然消えてしまいました。
よくよく見ると周りの果実だけを上手につついて
小鳥達がついばんで行ったみたい。
それでも子ども達となんとかかんとか
人数分16個を収穫してくれた先生達。
今年のサクランボは
甘酸っぱい思い出を残して行ったのでありました。
それでも手ずから採って
採りたてを食べた子ども達は
「美味しい!」「すっぱい!」と
嬉しそうに言っておりました。

自然が相手、そんな年もあるものです。
そう言う子どもも自然の一部。
思い通りにならないこともあるけれど、
だからこそ伸びやかに
すくすくと育って行って欲しいと思うのです。
そしてその成長・収穫が与えられたその時には
心から喜び神様に感謝を捧げたいと思っています。


【今週のスナップ 5月2日】
子どもの日のためにこいのぼりを作りました、子ども達。
今日はそのお披露目&撮影会。
ご機嫌笑顔で写真に写ったなら、
後は矢車を回したくって
園庭を所狭しと走り回っておりました。

そうそう、このこいのぼりのように
元気に泳ぎ走り回ってくださいと、
この子達を見つめていながら
思ったものでありました。
新学期が始まってひと月、
ようやっと元気モードのご機嫌さんで
過ごせるようになって来たこの子達です。

<ばら組>

<もも組>

<すみれ組>


5月2日 すみれ組
今日はすみれさんが園バスに乗って
JAグリーンに野菜の苗を買いに行って来ました。
こう言うことは美香先生の十八番だったのですが、
頼れる美香先生は今年はお留守番。
頼りない園長と・園芸はあまりお得意でない眞美先生と(演芸は一級品です)、
何もかも初めての実祐先生で僕らに不安が募ります。
でも去年もここに苗を買いに来たすみれさん達は勝手が分かっている様子。
ちゃっちゃと動いてお目当ての苗を見つけ
籠に入れておりました。
「たよりになるなぁ」と感心させられたものでした。

園に帰って早速苗植えをしたこの子達。
『大きく美味しくなるように…』と
瞳を輝かせながらお世話をしてくれておりました。


5月2日 もも・ばら組
すみれさんが買って来てくれたキュウリの苗を
みんなで植えたももばらさん。
売り物の苗はやっぱり立派で
産毛もチクチクするほどしっかりしています。
「触ってみて」と言う美香先生に恐る恐る触る子ども達。
勝手が分からず「ぽきっ!」っとなって焦っていた子もあったのですが、
「大丈夫だよ」とみんなで慰め合ったものでした。
でもこう言う体験が必要なのです。
どれくらいの力加減で触ったらいいか
やってみなくては分からない。
人と人の関わり合いもそうですが、
おりこうさん同士の当たらず触らずでは
相手の痛みや本当の気持ちが分からないもの。
ちょっとの失敗をみんなで繰り返し積み重ねてゆくことによって
お互いのことが分かってゆくのです。

そんなこんなもありながら
二本のキュウリの苗を植えたこの子達。
お水もあげつつ、こちらも「大きくなってね」と
願いを込めて見つめたものでありました。
今年も始まりました食育プロジェクト。
こんな実体験が子ども達の食に対する意識を
刺激して行ってくれることを願っています。



5月第2週

5月8日 すみれ組
今日のすみれさんは教材『はっけん』でお勉強中。
今回の課題は『色について考える』だったみたい。
付録のカラーフィルターを色加工のしてある写真にかざしてみれば、
不思議な見え方をするから子ども達もびっくらこ。
理屈はむずかしいからあれこれ言うのは後にして、
「なんだ!これは?」の不思議体験・感動経験を楽しむのが目的です。
冊子にフィルターを被せてみたり、
何枚かを重ねて見てみたり、
そしてお約束は眼鏡のように自分の目の前にかざして「うひゃひゃひゃひゃ!」。
日常とは異なった色の世界を楽しみながら
大いに楽しんでいたこの子達でありました。
実祐先生と共に良き学びをしているこの子達です。


【今週のスナップ】
オタマジャクシのお世話を始めた子ども達。
飼育ケースの水換えやエサやりなど
果敢にチャレンジしているところ。
水換えのスポイトは何度説明してみても
原理が理解出来ず水槽のなかでブクブクブク…。
汚れもゴミも攪拌されてお掃除どころではありません。
でもそのうちこのシーケンスを理解する子が現れ、
みんなに教えてくれるのですがやっぱりブクブクブク。
『自分が理解すること』と『人に教えること』の違いとむずかしさを
改めて子ども達の関わり合いの中に見つめていた僕でありました。

あげているエサは小さいメダカ用の超微粒エサで
お箸やピンセットでつまむのにこれまた一苦労の子ども達。
でもこうやって自分の体・手先指先を『考えながら制御する体験』が
脳の中のニューロンをつないでゆくシナプスを増やすことにつながってゆきます。
苦労すれば苦労するほど
そのネットワークは複雑かつ豊かに形成されてゆくのです。
さあさあ、たかが『おたまのお世話』と思うことなかれ。
一杯あれこれやりながら
おたまと一緒に子ども達の心と体も
のびやかに成長して行って欲しいと願っています。


5月9日 すみれ・もも・ばら組
今日はサッカー教室の日。
ばらさんからすみれさんまでまたまた張り切ってサッカーに挑戦いたしました。
今年の見どころ・感心すべき所ははばらさんがサッカーで
心も体も生き生きと動けているところ。
二回目となる今回は
前回の経験もあってコーチ発のミッションを
よくよく理解して年上の子達と遜色ないパフォーマンスで
やってくれておりました。

試合では点が良く入る『動くゲーム』を見せてくれた子ども達。
身体が動かないとゲームも動かないのですが、
今年のこの子達はすごいシュートと運動量をほこりまして、
コーチをうならせていたものです。
「ばらさんに出来るの?」と思っていたサッカー教室。
問題は年齢ではなくモチベーションだと言うことを
僕らに教えてくれているこの子達。
最後の方は電池切れになりかけることもあるのですが、
手を引いて一緒に走ればまだまだがんばれる今年のこの子達。
こうして一杯体を動かして体力をつけて行ってくれたなら
きっとどんどんすごいパフォーマンスを見せてくれるようになるでしょう。
そんな期待感をたっぷり与えてくれた
今回のサッカー教室でありました。
みんなみんな、がんばっています。


5月10日 もも・ばら組
ももばらさんは母の日の製作の風景です。
『カーネーションを作りましょう』と素材を準備してくれた美香先生。
ピンクを主体に素敵な色の花紙を細かく切って
それを台紙に張り付ける作業です。
ももさんをお世話係に選んでお手伝いをさせてくれた美香先生。
日頃のばらさんのハイパフォーマンスに
早くも白旗ムードのこの子達。
そんな彼らに華を持たせてあげようとのリスペクトを感じます。
ちょっといい気分のがんばりムードで製作に入ることの出来たももさん達でした。

台紙全面にノリをつけるところから始めるのですが、
「一方指でこうやってつけてね」と言う先生の説明を聞いて
上手に塗っていた子ども達に
「さすがだなぁ」と思い見つめたものでありました。
一方、指2本も3本もにノリをつけた子がいたり、
更には両手にノリがべったりで
次の貼り付け作業が出来ずに途中で手を洗いに行った子達もあって、
その様子を興味深く見つめたもの。
現代っ子のこの子達、
手が汚れるのを嫌って『手での糊付け』もようせんのかと思いきや、
『両手べたべた』でも全然平気なその姿に
「そこは大丈夫なのね」と感心したものでありました。
でも両手がべたべたになったことに気付いたその時に、
そこで作業が止まってしまった子が数名。
『両手のりベタ』が平気ならそのままガンガン行くのかと思いきや、
さすがにそれは躊躇していた姿を見ながら
「この子達の許容しきい値はどこにあるんだろう?」
と不思議に思ったものでした。
出来上がりの作品がベタベタになるのを嫌ったのか?
はたまた両手ベタベタになって初めて自分の現状に気付いたのか?
結局よく分かりませんでしたが、
『こうするとこうなる』と言うことを
学ぶ大切な機会となりました。
次回の糊付け製作の時、
これが実になっているか花が咲いたか、
興味深く見つめてみたいと思っています。


【今週のスナップ】
今週から6名のたんぽぽさんが入園となりまして
幼稚園を賑わせてくれています。
初の幼稚園生活、
ひよこクラブでは一緒だったお母さんが一人で帰ってしまいまして(当たり前なのですが)
大泣きだった子もありました。
でも先生と一緒に身の回りの片づけをいたしながら
ちょっとずつ落ち着いて、
「さあ、お外に遊びに行こう!」
となったら誰よりご機嫌になってくれたこの子達。
お気に入りの砂場・水場できゃっきゃ!言いながら遊んでいます。

そんなたんぽぽさん達に寄り添って
一緒に遊んでくれる上の子達。
今週も砂場は大人気の社交場となりました。
やりたい放題のたんぽぽさんに気遣い赦してくれる子もあれば、
わがまま怪獣同士ぎゃおぎゃお言っている現場もありまして
とても興味深く見つめたもの。
でもこう言う経験の積み重ねが人間関係の構築を促して
相手の想いを感じ慮ることの出来る心を育ててゆくのです。
ほどほどのところでレフリーブレイクを入れながら
ゆっくりじっくりそんな姿を見守ってゆきたいと思っています。



【5月12日 母の日礼拝】
今日は新入りさんのたんぽぽさんも交えまして
母の日礼拝をみんなで守ることが出来ました。
ついこの月曜日に入って来たたんぽぽさんですが、
すみれさんが毎日一緒に礼拝を守ってくれたおかげさまで
『礼拝ってこんな感じ』と言うのを分かってくれたみたい。
今日もみんな座って礼拝を守っているその姿に驚かされたものでありました。

エフェソ書を引きながら子ども達に
『父と母を敬いなさい。それは神様が喜んで喜んでくださることだから』
と言うお話を聞いてもらいました。
『いつもはなかなかお母さんに素直に「ありがとう」と言えない僕ら。
でもそれは神様が喜んでくださることなんですよ。
だから勇気をもってそうしましょう。
今日はプレゼントもあるから最強だよね。
一緒に「いつもありがとう」の言葉を贈ってあげて』
と言ったお話を
いつになく真剣な顔をして聞いてくれていたこの子達でありました。
最後に「上手にありがとうって言えますように」
とお祈りをして礼拝を終えました。
子ども達からの想いとメッセージ。
お家でお母さんに届いたでしょうか。
しっかりと受け止めてもらえたなら嬉しいことです。

5月12日 たんぽぽ組
週の最終日にやっと全員揃うことの出来たたんぽぽ組。
今日はお帰りの時間を覗いて参りました。
午前保育で大忙しの中でしたが、
この一週間をがんばり通したこの子達。
がんばっただけでなくその過程で教えてもらった
日常のいろんなお仕事やお約束も
分かって来てくれたみたい。
みんなしっかりとお帰りの準備を整えて
眞美先生の読んでくれる絵本にじっと見入っておりました。

今日の絵本は『だるまさんの』。
だるまさんシリーズがお気に入りのこの子達。
なんど読んでもついつい笑ってしまう
そんなユーモラスなだるまさんに
大喜びしておりました。

今週一週間、みんな本当によくよくがんばりました。
週末はお家でゆっくり過ごして
来週も元気に幼稚園に来てください。
また一緒に一杯遊ぼうね!


【今週のスナップ】
「今年もそろそろあの季節?」
と言うことでお昼を前にして野いちご摘みに出かけた美香先生。
去年は山ほどなっていた野いちごでしたが
今年はなかなか見つかりません。
でも茂みの奥の方に赤く光るものを見つけた美香先生。
ありました、ありました、探していた赤いイチゴ。
正式名は『クサイチゴ』と言うそうな。
とりあえず人数分の9個を目標に採り始めたなら
今回は10個20個と沢山採れて
大収穫となりました。

この間のサクランボは一人一個だったから
今度は一杯食べたい子ども達。
「すみれさんにもあげる?」と尋ねる美香先生に
「あげん!」とこの子達。
「このへんはやっぱり年長とは違うよね…」と思いつつ
見つめた子どもの生態でありました。
「あげたら喜ぶことない?」と美香先生。
「そうかな?そうだよね…」
と頭の中で天使と悪魔が戦っている子ども達。
結局「すみれさんにもあげよう!」
と言うことになって
おすそ分けの野いちごを
差し入れしてくれたこの子達でありました。

『すみれさんにあげたら自分の分が減ってしまう』と
そう言う計算は出来るこの子達。
『減る』と言うベクトルの方向は分かるけれど
『自分も食べた上でのおすそ分け』
と言うことに想いが届かないのでありましょう。
『あればあるだけ全部食べたい』と言うのは
幼子の・そして人間としての本能。
でも10個食べたからと言って
10倍の満足度が得られる訳ではありません。
人間の欲求って『数』に固執する割に、
その満足度は対数グラフのように
どんどん感度が下がってゆくのです。
『0→1』:『無かったものが得られた』ことに対するゲインが
もっとも高いのに対しまして、
『1→10』になっても『10→1000』になっても
あの最初に得られた喜びを超えるものとはならないことは
経験的に僕ら大人には分かるでしょう。
そうやって欲張ったその挙句、
虚しさを感じた体験がきっと誰にでもあるはずだから。
それよりも『イチゴをあげたらすみれさんが喜んでくれた』と言うことの方が
どれだけ嬉しいことなのか、
この子達が感じてくれたなら嬉しいことと思うのです。
これも自分自身の経験を経てしか分からないことなのですが。
こうして自然遊びを発端に
いろんな学びを与えられているこの子達。
心も体も健やかに
大きくなって行ってくれています。


今週の顔
たんぽぽさんのせな君です。
頼れるお兄ちゃんがいる安心感もあって
入園初日から安定感たっぷりです。
そうだよね、バスの見送りに来ては
「早く幼稚園行きたい!」って言ってくれていたから
その想いが今まさに満たされていることでしょう。
砂場遊びも大好きで毎日とっても楽しそう。
こんな素敵な笑顔を見せてくれています。
たんぽぽさんのじゅん君です。
ひよこクラブではなかなかに
ホールに入って来なかったじゅん君でしたが、
やるとなったら誰よりも
がんばれるところを見せてくれています。
あれこれよく見・よく考えられるじゅん君ですが、
面白・おかしなことも大好きで
大きな声を上げて笑う姿も見せてくれています。
満を持してたんぽぽ入園となったおうし君。
もう生まれた時からお母さんとお姉ちゃんが
「日土幼稚園に入れます!」って言ってくれていた
僕ら待望のルーキーです。
最初は涙が出たこともあったけど
週半ばにはもうこんな笑顔で笑ってくれて
僕らを嬉しくさせてくれています。
今週3歳のお誕生日です、おめでとう!
ももさんのかず君です。
マイペースな弟君が入って来たのですが、
つかず離れずとっても上手な間の取り方で
関わり見守ってくれています。
おせっかい過ぎたらイヤがられるし
困っていたらかわいそう。
砂場でも傍にいながら干渉し過ぎることなしに
一緒に遊んであげている姿が印象的でした。



5月第3週

【5月15日 ひよこクラブ・たんぽぽ組】
今月のひよこクラブは3名のひよこちゃんと5名のたんぽぽさんで行なわれました。
たんぽぽさんにとっては『入園一週間目の参観日』となり
子ども達にとってはほっと一息の、
お母さん達には「どんな風にがんばっているんだろう」と見て安心していただけた
回になったように思います。
やっぱりお母さんと言う『安全装置』はたんぽぽさんにとっては効果絶大。
この一週間でだいぶ慣れて来て
笑顔も見られるようになって来たたんぽぽさんでしたが、
お母さんが一緒のこの日ばかりは
パワーも弾け具合も違います。
「幼稚園でこんなに出来るようになったんで!」
とがんばれる姿をお母さん達に見て欲しくって、
ディズニー体操に引き続きみんなでチャレンジしたサーキットでは
何周も何周もずうっと駆け回ってやっておりました。

そんなたんぽぽさんの勢いに引っ張られ
ひよこちゃんもサーキットに挑んでいたのですが、
こちらも負けておりません。
「私だって出来るもん!」
と嬉しい姿をみんなの前でプレゼンテーション。
そんな風に関わり合って影響し合って
楽しんでもらった今月のひよこクラブ。
「こんなに体力続くの?」と思うほどがんばってた
たんぽぽさんには脱帽でした。
「その気になったらすごいのね」
と思いつつ見つめたこの子達の姿、
それはお母さん達もきっと同じだったことでしょう。
先週は別れ際にずっと泣いていた我が子が、
こんなにものびのび生き生きと
自らの想いを体現していたのだから。
たんぽぽさんとお母さんにとっては
ゆっくりたっぷり関わりながら過ごすことの出来た
素敵なひよこクラブとなりました。

今回はお知らせが行き届かなくてどうもすみませんでした。
5月は来週22日、再来週29日と『ひよこ広場』でお待ちしています。
山を登ったりヤギ牧場へおさんぽに行ったり
ゆっくりまったり一緒に過ごして遊びましょう。
また来月6月の『ひよこクラブ』は6月19日です。
沢山のひよこちゃんのお越しを願っています。


【今週のスナップ】
今流行りの色水遊び。
花壇のパンジーや己生えのキショウブなど
綺麗な色が出る花が咲いているこの5月。
またシークワーサーの実と皮が
不思議な『色変わりマジック』を見せてくれることも発見した
美香先生と子ども達。
それらから色とりどりの色水をこさえてみんなご機嫌顔。
あまりに上手に出来たので
ジュース屋さんを開店したところ、
沢山のお友達が「ほしい!ほしい!」とやって来ました。
売り上げ倍増の嬉しい悲鳴で
裏方さんがまた大忙し。
実習生のお姉さんにも手伝ってもらって
追加のジュースを一杯増産しておりました。
砂遊び・水遊びが流行りの中、
「サッカーしたい!」と言う子達がいたのでお付き合い。
さすがのすみれがバシバシ決めちゃうので
「ちょっと軽気にしてあげて」とお願いしたなら
それなりに配慮してくれたすみれさん。
負けるのがイヤで勝つために必至だった去年と比べて
嬉しい心の成長が見受けられます。
手加減してもらってもも・ばらさんも
いっちょ前にナイスセーブを見せてゴールを守り
なかなかいい試合をしておりました。

そんな中、ボールが取れないことに業を煮やし
ボールを抱えて駈け出した男の子。
すみれさんは言葉で制止するのですが
それも届かないので頭を抱えておりました。
でもでも実力行使で奪い取ることはせず
「あー、えらくなったなぁ」と思ったもの。
こんな関わりの中からお互いの成長が発露して来てくれることを願いながら
半笑いで見つめた情景でありました。
すみれさん、偉かったよ!



【5月16日 花の日礼拝】
今日は花の日礼拝、
みんながお家から持って来てくれたお花を講壇にかざりまして
感謝の礼拝を献げました。
子ども達に「どう?」と尋ねると
「きれい!」「いいにおい!」と感嘆の声がこぼれます。
「この嬉しい気持ちを他の人にも『おすそ分け』出来たなら
もっともっと多くの人が嬉しくなれるんよ。どうずる?」
と尋ねると「おすそ分けする!」と子ども達。
みんなの思いがこもったお花達を
今年もご近所さんにお届けに行くことになりました。
そんな思いやりの心がこれからも
この子達の中に芽吹き花咲いて行ってくれたなら
本当に嬉しく思います。
皆さんがお花を持ち寄ってくださったことに
心より感謝です。
ありがとうございました。

【今週のスナップ】
今年も幼稚園の庭の梅の木で
子ども達と梅採りをいたしました。
こちらは「今年は少ないねぇ」と言いつつ梅の木を見上げていたのですが、
それでも立派に育った実がいくつも見えるではありませんか。
『大事なのは数じゃなくって
こんな収穫の実体験をみんなですることだよね』と
先生達にお手伝いをしてもらって
梅採りに繰り出したこの日でありました。
目の良い子ども達に梅の実を探してもらいながら
高枝ばさみを伸ばし梅を採ったのでありますが、
なんだかんだ言いながらザル一杯分の梅が取れました。
「これだけあれば梅ジュースが作れるかな?
佐代子さんに作り方を教えてもらおうね」
と美香先生。
翌日、『カレーの日』のカレー作りに来てくれた佐代子さんのところに行った子ども達。
梅ジュースをつける工程をお世話してもらい、
「毎日ビンをゆっくり揺らすんだよ」と
作り方も教えてもらいました。
一週間ほどで飲めるようになると言うこの梅ジュース。
みんなでお世話して行こうと話し合っていた子ども達でありました。


5月17日 すみれ・もも・ばら組
今日は『花の日礼拝』でみんなが持って来てくれたお花を持って
ご近所さんにおすそ分けに行って参りました。
まずはお隣の清水医院に向かった子ども達。
いつも本当にお世話になっている久和先生に
感謝の言葉と一緒にお花とカードをお渡ししました。
にこやかに受け取ってくださった久和先生、
「段々とおじいちゃん先生に似て来たなぁ」と
先生のお父上であり・日土幼稚園三代目園長であった資明先生のことを
ひとり思い浮かべていた僕でした。

そこからすみれ・ももさんはJA日土へ、
ばらさんは幼稚園へと二手に分かれた子ども達。
JAでは支店長さんが出て来て下さいまして、
職員の方々が見守って下さる中
お花とカードを受け取ってくださいました。
いつも行事で会場を貸していただき
本当にお世話になっている農協さん。
子どもたちの笑顔を添えながら
感謝の想いをお伝えすることが出来て本当に良かったです。
今年もまた色々とお世話になりますが
どうぞよろしくお願いいたします。

そこから更に『日土のめぐみ』を目指し歩いたこの子達。
幼稚園から1kmほどある道のりを
ヘロヘロわちゃわちゃになりながらではありましたが
何とか歩き切ってくれたのでありました。
日土のめぐみでは皆さんが子ども達のことを
首を長くして待っていてくださって、
大歓迎で出迎えて頂きました。
ここでもお花とカードを受け取っていただいた後、
子ども達が一人一人自己紹介したり
歌の披露をして聞かせてあげたり、
更には『せっせっせーのよいよいよい』の手遊びを
おじいちゃん・おばあちゃんと一緒にやらせてもらいました。
久方ぶりのふれあい交流に
本当に喜んでくださった日土のめぐみの皆々さん。
「泣いていたよ」
と帰り道で話していた男の子もあって、
その喜びの大きさが子ども達の心にも伝わって来たものでありました。

そんなこんなで大冒険・大旅行となった
今日の『花の日礼拝のおすそわけ』。
昨日今日でこの子達も色んなことを感じつつ、
『人に喜んでもらえることの嬉しさ』を実感してくれたことでしょう。
それもみんな皆さんのお花のおかげです。
本当に本当にありがとうございました


【今週のスナップ 5月18日】
今日はアサガオの種蒔きをいたしました。
今年も髭のおじちゃんにお世話いただき
アサガオの植木鉢づくりをしたこの子達。
水持ちをよくするため鉢底に敷いたビニールに
「これなぁに?」と聞いて来た男の子。
その言葉の中に知的好奇心の溢れる息吹を
感じたものでありました。
入れてもらった土に指で穴を開ける子ども達。
フカフカの土なのになかなか力の入らない子達もあって、
自分の体を使う体験としても
「良い学びの時を得ているねぇ」と
思いつつ見つめた情景でした。

そんなちっちゃい子達に寄り添いながら
お世話してくれたすみれの子ども達。
『やらせてあげること』が『自分でやること』より
難しいと感じたことでありましょう。
でも君達もそうやってやらせてもらって
出来るようになって来たんだから。
また『どうしたら出来るようになるのか』
自分の再学習にもなるこの工程。
そこで色んなことを感じ学んでくれたことでしょう。
今年も鉢が揃い並び、
この子達の『アサガオお世話』が始ました。
さてさてアサガオ&この子達の心に
立派な芽が出るか、
どんな花が咲いてくれるのか、
いまからもって楽しみです。


【5月19日 春の遠足】
今日は『春の遠足』の日でしたが、
昨日からの雨模様で早々に中止を決定。
この日の朝には太陽の陽射しも差し込み
「やっちゃったかな?」と思ったのですが、
そのあと結構な勢いで再び雨が降って来ました。
その雨を見つめながら、
「連休明けから2週間、よくがんばりました。
今日はちょっとのんびり過ごしましょう」
と神様が僕らに与えてくださった
お休みのように思えたものでした。
10時までそれぞれのクラスで自由遊び。
いつもよりたっぷり時間をもらっての朝の自由時間に
子ども達ものんびりまったりうれしそう。
神越com.公園には行けなかったけれど
このまったり時間をたっぷり味わいながら過ごしていた子ども達でありました。

それからホールに集まって『春の遠足〜雨プロver.』が始まりました。
眞美先生と顔を見合わせて
「私ですか?」と言ってくれた先生に甘え
「お願いします」とつい言ってしまった僕。
今日はカメラマンに徹するつもりでそんな風にお願いしちゃったのですが
始まってみて「そう言えばたんぽぽさんがいたんだ…」。
「でも僕、もうビデオも回しちゃっているし…」と思いつつ、
あとは天と眞美先生にお願いするしかないと
そんな想いで見つめた開会礼拝でありました。
そんな中、やっぱり上手に会を進行してくれる先生の手腕に惚れ惚れしつつ、
時々わちゃわちゃしちゃうたんぽぽさんにも
その場に赴きその子達に寄り添ってくれた眞美先生の姿を見つめながら、
心から感謝したものでありました。
さすがの眞美先生、「ありがとう」。
そんな先生の進行で
ディズニー体操・双子の狼・おおかみさん…と
身体を動かす遊びでウォーミングアップ。
最後は赤チームと青チームに分かれて
『ボール運びゲーム』も楽しませてもらいました。

ホールの中でたっぷり遊んだその後に
みんなで一緒にお弁当タイム。
「見て!見て!」と嬉しそうに披露してくれる子ども達の姿に
「やっぱりお弁当ってうれしいんだな」
と改めて子ども達の想いを感じたものでありました。
作る方は大変なのは重々承知。
うちも分業作業でおにぎりを作りだけでひいひい言っていた僕なので
その大変さは身に沁みて知っています。
それが兄弟で異なるお弁当などを見た日には
「お母さん、がんばりましたね」と
感嘆の言葉しかありませんでした。
どのご家庭も素敵な力作の数々、
子ども達も大喜びしてくれておりました。
お母さん達、本当にありがとうございました。

お昼前から雨も上がって来たので
「おさんぽに行こう!」と美香先生。
すみれ・もも・ばら組の子達と連れ立って
『雨上がり散歩』に出かけました。
ヤギ牧場でヤギさん達と触れあったり
雨上がりの軒下を歩くサワガニを見つけて覗き込んだり、
日土散歩を楽しんだこの子達。
いつの間にやらすっかり緑濃くなった桜のトンネルを潜り抜けて
松岡の集会所まで歩いてゆきました。
この集会所への下り坂も
足元に力を入れてみんなで助け合って歩いた子ども達。
不安定な足場におけるこんな身の処し方のひとつひとつが
身体の体幹と筋力をつけて行ってくれるんだよね…と
思いながら見つめた情景でありました。
生まれた時からバリアフリーの社会で育って来たこの子達。
それが必要な人達には大事なインフラなのですが、
子ども達にとっては日常におけるエクササイズの機会を
スポイルされている現代なのかも。
この間の日土めぐりでも舗装路のつなぎ目につまづいて
転んでしまった子達があったのですが、
その段差は1cmもありませんでした。
確かに足の運びのタイミングでつまづくこともあるかもしれませんが、
そうなった時に次の一歩を踏み出しリカバリーする対応力が大事。
そのためにもこのような不整地での身の処し方を体験出来る『田舎道散歩』を
積極的に取り入れて行けたら良いなと思ったものでありました。

そんなこんなで一日たっぷりとゆっくりまったり&うれし楽しく過ごせた
本日の『春の遠足〜雨プロver.』。
先生達のおかげで充実したプログラムとなりました。
思い出深い&意義深い一日をありがとう。
週末はみんなゆっくり過ごして下さい。
みんなみんな本当にお疲れさまでした。

<たんぽぽ組>

<ばら組>

<もも組>

<すみれ組>


今週の顔
すみれ組のひかりちゃん、
ブランコで嬉しそうに遊んでいます。
身体を動かすことが楽しくてたまらない風のひかちゃん。
「ばらの時はあんなによちよちだったのに…」と思いつつ、
「やっぱりたけちゃんの妹だよね」と
その身体能力に改めて驚かされています。
いでごではオタマジャクシを片手で獲るなんてスゴ技も
見せてくれたスーパーガールのひかちゃんです。
もも組のこうちゃん、砂場遊びでご機嫌さん。
朝の登園でやんやん!言っても
妹のかほちゃんを引き合いに出したなら、
急にお兄ちゃんになるこうき君。
物知りだし色んなことを分かっているので
自分と折り合いをつけられるようになったなら、
きっとすごいお兄ちゃんに進化してくれるはずと
期待のまなざしで見つめている僕なのです。
すみれ組のけいくんです。
ももの時は口数少なくおっとりさんの感があったけい君が
すみれになっておしゃべり君になって大変身。
JRの話から始まって伊予鉄・琴電まで出て来る
電車博士のけいくんトークが止まりません。
『夏には観光列車にも乗るんだ…』と嬉しそうに
話してくれるけいくんです。
元気で明るいお兄さんになりました。
たんぽぽ組のかほちゃんです。
朝の登園ではやんやん!言っても
お外に遊びに出たならば
こんな弾けんばかりのピカピカ笑顔。
その中でも一番のお気に入りは水遊び。
洋服をびしゃびしゃにしながら
ご機嫌笑顔で遊んでいます。
そんな自由奔放のかほちゃんです。
たんぽぽさんのあさひ君です。
園庭にしゃがみこんでご機嫌笑顔。
「なんで?」とその指差す先を見てみれば
そこにいたのはアリさんでした。
あっちにちょこちょこ・こっちでストップ、
そんなして動き回る姿を目で追って
声を上げて嬉しそうに笑っておりました。
涙雨も上がって元気に遊んでいるあさひ君です。
たんぽぽ組のりょう君、今週お誕生日です。
いつも色んなことに興味を示しながら
黙々&タッタカ行動しているりょうが君。
遠足のお弁当タイムでカメラを向けたら
こんな素敵な笑顔をくれました。
モニターに写る自分の顔が嬉しかったみたい。
嬉しいものを知れてまたひとつ仲良しになれました。
3歳のお誕生日、おめでとう。



5月第4週

【5月22日 ひよこ広場】
今週はひよこ広場に新しいお友達が遊びに来てくれました。
誘い合わせて来てくださったお母さん・
一緒に遊んでくれたひよこちゃん達に感謝です。
今幼稚園の子達に大人気の色水遊び、
ひよこちゃん達にも大好評で
お兄ちゃん・お姉ちゃんに交じって
すり鉢とすりこ木でごりごりやっておりました。
やっぱりこう言うのって面白いよね。

在園児がお片付けでお部屋に入った後、
ひよこちゃん達と一緒にヤギ牧場まで行って来ました。
ひよこちゃん達からしたならば
自分の身の丈よりも大きな動物に
ちょっとたじっとなっちゃうみたい。
そんな中、ずんずんヤギに近づいて行った女の子。
どうしても自分のハッパを食べさせたくって
ヤギに迫って行くではありませんか。
ちっちゃいのに大したものだと
感心させられたものでした。
上を見て育つ下の子達は
やっぱりたくましいものですね。
また来週もどうぞ遊びに来てください。


【今週のスナップ】
週明けの月曜日、ホール後ろの『カニマンホール』を覗いてみたなら
底にうごめくカニ達の姿を発見。
ここ一年ほどここでカニの姿を見たことが無かったので
僕にとっても本当に嬉しい再会でありました。
子ども達を誘ってカニ捕りを始めてみたのですが
子ども達にとってこの一年のブランクはとても大きなもの。
誰もカニを捕れない・触れないのです。
かつては毎年躍起になってカニを追い求めていたすみれの姿に感化され、
その下の子達がここでのカニ捕りに挑戦し
触れるようになって行ったのでありましたが、
去年カニ捕り出来なかったのは大きかった。
一昨年にホール裏の護岸擁壁工事を行なって以来、
ここでサワガニがさっぱり捕れなくなってしまったのですが、
その際のモルタル溶液がここに流れ込んで来たからかもしれません。
それから一年以上、
ことあるごとにここでドブさらいをすることで
最近やっと底の砂が元に戻って来たような感じがしていたのですが、
やっぱりその効果があったのかもしれません。
この日は大小合わせて4匹のカニを捕ることが出来たのでありました。

捕ってもらったカニを自慢げに
みんなに見せて回る男の子。
触れなくともカニに対する愛情と好奇心は
誰よりも強く持っている様子。
そうそう、ここから育ってゆくのです。
生き物に対するリアルな好奇心が芽吹いて行ったなら
きっとそのうち自分の手で取りお世話も出来るようになるでしょう。
「地球を・自然を守り残し伝えて行くってこう言うことだよね」
と思いつつ見つめた情景でありました。
またこの子達、水の入れ替えや食べ残しの掃除など
カニのお世話も一生懸命やってくれています。
また今年もしばらくの間、
カニカニさんとの共同生活をしてみようかと思っています。
どんな物語や伝説が紡いでゆかれることでしょう。
おたのしみに。


5月23日 たんぽぽ組
今週のたんぽぽさんはお部屋でダンスをしているところ。
『春の遠足』でやったディズニー体操を踊っていたので
ちょっと覗いて参りました。
先週は礼拝から始まってこのダンスまで
すみれさんと一緒にやっていたこの子達。
ノリノリでリードしてくれるすみれさんに引っ張られながら
踊っていたのでありましたが、
今日は全員たんぽぽさんだけ。
「やってる!やってる!」と覗いて来たのですが、
たんぽぽさんだけでもご機嫌に
チャキチャキ踊っているではありませんか。
先生や実習生のお姉ちゃんの姿を見つめながら
シャンシャンやっている姿にびっくらこ。
ひよこ時代にはこう言う輪の中に入って来るのも中々だったり、
入園初週の登園時にはヤンヤン!言っていたこの子達が…
と思うとこの姿は驚きでしかありません。
入園からの眞美先生との二週間、
一杯想いを満たしてもらって
また一杯すみれさんから刺激をもらって、
「幼稚園、楽しい!」
って思ってもらえるようになったからだよね!と
嬉しく見つめた情景でありました。


5月23日もも・ばら組
ももばらさんは合同礼拝の後、
ホールでリズム遊びをして遊んでおりました。
美香先生のピアノに合わせておさんぽした後、
音が止まったならお家に逃げ込む
『三匹のこぶたゲーム』。
お家からはみ出していると
美香先生おおかみが
「美味しそうなこぶたちゃんがいるぞ!」
とやって来て、
子ども達をひゃーひゃー言わせておりました。
一斉指導の口頭説明でルールを教わったこの子達でしたが、
みんなすんなりと理解してくれているみたいで
それには驚かされたもの。
聞いているようで聞いていなくて、
聞いていないようで分かっている
とても不思議なこの子達。
この子達の『聞く耳インターフェイス』を開く鍵さえ見つけたなら
きっとどんどんその気になって、
色んなことを吸収して行ってくれることでしょう。
僕らも日々お勉強。
そんなことを感じさせてくれた
美香先生のリズム遊びでありました。


5月23日 すみれ組
すみれさんは製作の風景、
さくらんぼを作っておりました。
ハサミでまあるい形を上手に切り抜いていた子ども達。
そこにサクランボの顔を描いてゆきます。
人気作家のイラストのように
顔のパーツが中心に集まっている
可愛いサクランボを描いていた男の子。
あれやこれやどう描こうかと考えると
一杯アイディアが溢れて来て、
頭の上に『空想ワイプ』が見えて来そうな女の子。
そんなこの子達の面白お絵描きのその様子を
興味深く見つめていた僕でありました。
食べれるサクランボは少ししか採れなかったけれど、
お花見桜のサクランボは今一杯に生っていて
色水遊びを夢中になってやっているこの子達。
日常の実体験と製作課題が素敵にリンクして、
嬉しそうに・楽しそうに取り組んでいた子ども達の姿が
実に印象的でありました。


【今週のスナップ 5月24日】
今日はクッキングの日。
今回はそれぞれのクラスでお料理することとなりました。
メニューはホットケーキミックスのパンケーキ。
子ども達は卵&牛乳を溶く工程と
そこに粉を入れて混ぜるところをやってみました。
日頃からお母さんのお手伝いをしている子達は
やっぱり手つきも違います。
ばらさんと言えど卵を溶くのも粉を混ぜるのも
実に上手にやっていたので
大いに驚かされたものでありました。

今日のクッキング、
ホットケーキミックスのほのかな甘みと
中に混ぜ込まれたコーン&ウインナーのうまみが絶妙にマッチした
美味しいケーキとなりました。
いつもならパン給食で四苦八苦している子達も
このパンケーキは「おいしい!おいしい!」と言って
ぺろりと平らげておりました。
デザートにはフルーチェもつけてもらって、
嬉し美味しくいただいた本日のクッキング給食でありました。
お世話くださった先生達、
本当にありがとうございました。
とてもおいしゅうございました。



【5月25日 健康診断】
今日は清水医院の久和先生にお越しいただき
子ども達の健康診断をしてもらいました。
昼食後ホールに集まった子ども達。
「何もしないよ」と言われていたのですが、
目線が定まらない顔から緊張感が伝わって来ます。
でもでも何事もなくみんな大丈夫と言っていただいて
子ども達も僕らも一安心。
これからもいろんな面で健康に気をつけながら
園生活をこの子達と一緒に送って行きたいと思っています。
本日は久和先生、ありがとうございました。

【今週のスナップ 5月26日】
ジャガイモのハッパが段々枯れて来てしまいました。
それって『採り頃』ってことなのですが
なんか大きくなっていない様子に『様子見』だったここ数日。
でも来週はずっと雨予報と言うことで、
急遽ではありますが本日ジャガイモ掘りをすることになりました。

お花のお世話に来ていた眞一さんを捕まえて
お願いしました『ジャガイモ掘り指南』。
そのお話をよく聞いて
ジャガイモ掘りを始めた子ども達でありました。
やっぱりちっちゃいおいもが多かったのですが、
それでも中にはお店で売っている新ジャガサイズのものもありまして、
そんなお宝を掘り当てては歓声を上げていたこの子達でありました。
みんなみんな寄せ集めたら
何とかコンテナ一杯分になった今年のジャガイモ。
それでも一人3つずつはお家に持って帰れました。
このことに感謝しつつ、
ここまであれこれ手をかけお世話してくださった皆さんに感謝しつつ、
そしてここまで大きく育て
子ども達にジャガイモ掘りの体験を今年もさせてくださった神様に感謝しつつ、
みんなで喜び合ったものでした。
今週の合同礼拝で聞いたお話、
『成長させてくださったのは神です』。
誰がどんなにお世話しても
沢山採れない年だってあるものです。
でもこんな年でも子ども達にジャガイモ掘りをさせてくださり、
畑における学びや感動体験を与えてくださった神様。
このおいももそう、私達もそう。
いつも『いつも通り』『思い通り』にはならないけれど、
そのあれやこれやがあって初めて
僕らは成長してゆくことが出来るのです。
そんなことをもいちど思い起こさせてくれた
今日のジャガイモ掘りでありました。
意気揚々とお土産戦利品のジャガイモを持って帰った子ども達。
こんばんはそれぞれ大好きなジャガイモ料理を
お母さんにリクエストしていることでしょう。

<たんぽぽ組>

<ばら組>

<もも組>

<すみれ組>


今週の顔
すみれ組のあいこちゃんです。
砂場でまったり砂遊びを楽しんでいるところ。
ドロドロカレーを嬉しそうに混ぜ込んでいるあいピー。
「サラサラがいいんですけど…」と僕が言えば
「どろどろがいいのよ!」と大熱弁。
ドロドロカレーについての哲学を
延々と述べ聞かせてくれたあいぴーでありました。
この満足げな笑顔がなによりです。
すみれさんのたくまくん、カニのお世話の水換え中。
『カニマンホール』にて自力でカニが捕れたのが
嬉しくってご機嫌笑顔のたくまくん。
お世話が終わった後も「ずっと見てる!」
と言うほど只今カニにご執心です。
まだまだ生き物に対してビビりなところはありますが、
今回のふれあいがより自然のものを受け入れられる
きっかけになってくれたら嬉しいです。
たんぽぽさんのせなくん、今月お誕生日です。
せぇ君が今夢中になっているのは色水遊び。
すりこ木をごりごりやりながら抽出した色水を
ペットボトルに入れてご機嫌笑顔。
素敵な色水ジュースを掲げ
嬉しそうな笑顔を見せてくれました。
もうすっかりベテランさんのような顔。
3才のお誕生日、おめでとう。
ばら組のゆうまくん、涼やかな砂場で砂遊び。
まったりしたこの笑顔がなんとも素敵でしょ。
お部屋での自由遊びや帰りのバスなど
最近一緒に過ごすことの多い僕達。
そこでも一杯お話をしてくれたり
僕の冗談に笑ってくれたりと、
とっても仲良くさせてもらってます。
ぐぐんとお兄ちゃんになった感じのゆうくんです。



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