2025年度 5月の幼稚園
5月第2週、3週
【今週のスナップ 5月7日、8日】 連休明け、なかなかリズムが戻らない子ども達の 心の拠り所はヤギ牧場。 ゆく道すがら草を一輪車に積みこんで、 ヤギのおやつのたけのこも抱え込んで、 意気揚々と向かってゆきます。 登園途中に引っ込いて来たスイバ(イタドリ)は 自分の背丈ほどもある大物。 それをヤギが嬉しそうに食べるのを見届けたなら、 それに続いてたけのこの皮むき開始。 これが日課になったこの子達は 皮むきもすっかり上手になりまして、 下の方からペリペリぺりとはがしまして ヤギに差し出しておりました。 それをパリパリモグモグ食べるヤギさん達。 草やはっぱをいくら食べてもお腹一杯にならないからか、 最近はこのたけのこの皮&本体を ムシャムシャボリボリ食べています。 「お弁当給食にもたけのこ入ってたね」 と自分達の日常も振り返りながら、 ヤギ達から勇気と元気を分けてもらっていた この子達でありました。 またヤギにごはんあげに行こうね! |
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5月8日 ばら組 ばらさんは今日は下の『松岡いでご』まで出向きまして、 オタマジャクシ取りに行って来ました。 今年はまだ肌寒い日もあるので、 「オタマジャクシいるかな?」 と思い訪れた松岡いでご。 でもそこにオタマジャクシを見つけたのはベテラン眞美先生。 去年は網の目をすり抜けるほど小さなオタマジャクシだったのですが、 今年はそれなりの大きさがあって網でしっかりキャッチ。 次々とオタマを見つけて網ですくっておりました。 また目の良い子ども達が「あそこ!」「そこ!」 と教えてくれた言葉を受けて、 えりか先生も大奮闘。 オタマジャクシを何匹も捕獲し 子ども達の持つ飼育ケースに入れてくれました。 そんなこんなで思った以上の大漁で、 意気揚々と幼稚園に帰って来たこの子達。 ばらのお部屋で飼育を始めることとなりました。 この小さなオタマと子ども達。 どんなふうに成長してゆくことでしょう。 今からとても楽しみです。 またこう言うのも大丈夫なようなえりか先生、 とても頼もしく感じます。 素敵な保育と子ども達への想いの投げかけに 感謝しつつ見つめたこの子達のオタマ捕りの情景でありました。 |
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【今週のスナップ 5月8日、9日】 ばらさんが捕まえて来たオタマジャクシ。 でもどう飼っていいのか分からないので すみれさんに相談にやって来ました。 すると可愛い後輩のために一肌脱いでくれたすみれさん。 カエルの図鑑を探しに行ってくれたり 飼い方の本を見つけて食べるものを教えてくれたりと、 さすがのすみれさんぶりを見せてくれたのでありました。 美香先生のところにあったメダカのエサ。 去年オタマジャクシにあげた分の残りだそうで、 まずはこれを今年のオタマ達にもあげてみることにいたしました。 一杯あげると水が汚れてしまうので、 ちょっとずつ掌に乗せてもらった子ども達。 「くしゃみしたら飛んで行っちゃうよ」 って言っていたら本当にむずむず「ハックショーン!」。 そんな子ども達のハプニングに 思わず笑ってしまったものでありました。 また分からないことがあったら教えてね、すみれさん。 |
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一方、ももさんのお部屋にはカエル君が登場。 ななちゃんのお家に遊びに来たカエル君を みんなに見せてあげようと持って来てくれたとのこと。 この間の緑色とは違う土色のカエル。 「これかなぁ?」と図鑑を探しながら 研究していた子ども達でありました。 色んな子達が入れ替わり立ち代わり ケースを覗きに来て御機嫌笑顔。 本物のカエル君に心躍らせていたものでありました。 その見た目からアカガエルであろうこのカエル君。 幼稚園の山で見つかったのなら ヤマアカガエルかニホンアカガエルのどちらかかな? とも思うのですが、 ななちゃん家の水路のところに居たと言うこのカエル君。 他のカエルの可能性も考えられるので、 分かる人があったらどうぞ教えてください。 図鑑の一枚の写真と見比べても、 分からないことが多いのも本物の生き物の素晴らしさ。 人間でも個性や印象が一人一人違うのですから カエル君達だってね。 だからじっくりゆっくり自分のその目で眺めていられる こう言う場が大事なのです。 カエル君がイヤにならないような状況で、 その姿ときらめく命を また子ども達に見せてくれたら嬉しいな… とそう思ったこの日のカエル君訪問でありました。 また遊びに来てね! |
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5月7日 すみれ組 今日はすみれさんのお部屋の様子。 『はっけん』と言う月刊誌をテキストに学びと発見の楽しんでおりました。 色々な事をテキストから学んでみようと言うこの時間。 美味しそうな巻き寿司の写真の頁を見つめながら 「この中でお花は何個?」 なんてやり取りを通して 『分類』や『数』と言う概念を学んでゆきます。 一つの言葉によって定義される『分類』、 まったく同じものではないけれど 『同じ種類』とか『同じようなもの』でまとめると 傾向や分布など色んなことが分かって来るのです。 『これとこれは同じ』とか『仲間』って考えることが出来るようになると、 ものの考え方や受け止め方がとても楽に。 それをみんなで一緒に遊びながら楽しみながら やってゆきましょうと言うのが趣旨なので、 『出来た』『出来ない』や『分かった』『分からない』で 一喜一憂するものではありません。 新たに『知ること』『分かること』に喜びを感じられるようになって行ってくれたなら それが何より嬉しい事。 自分から受け入れよう・見つけ出そうとすることが、 人の学びの中でもっとも大切な要素なのだから。 次の頁にはツバメのトピックスがあって、 それに興味津々の子ども達&美香先生。 ツバメの子育てが紹介されていて、 「一日に親鳥が500回のエサを運ぶんだって」 と言うお話にみんなでビックリしておりました。 「幼稚園にも今はもう使っていないツバメの巣があるんだよ。 何処にあるか探してみて」 と言う僕の問いかけにやる気を見せていた子ども達でしたが、 でもまだ誰も答えを言いに来てくれていません。 「誰が気付いてくれるかな」と楽しみにしているのですが、 これも『あれとこれは同じ』の認識力の分化が必要。 写真と全く同じではないけれど、 『こんな感じ』『これに似ている』と言う気付きが得られたなら きっと発見してくれるはず。 さあさあ、誰が見つけてくれるでありましょう。 |
【今週のスナップ 5月12日】 今日はひげのおじちゃんにお世話をいただいて 朝顔の種蒔きをいたしました。 植木鉢に土を入れてもらいまして、 そこに3粒ずつ種を撒きました。 すみれさんはばらさんのお手伝いもしてくれて 丁寧に大事そうに種植えをしておりました。 これならきっと丈夫な芽が出て 素敵なお花が咲いてくれることでしょう。 これから毎日お水やりをしたり観察をして必要なお世話に気付いたり、 そんなことも必要になって来ますこの植木鉢。 『命が育つためにはそう言うことが大切なんだよ』 『君達もそうやってお世話をしてもらって大きくなって来たんだよ』 ってことをその体験の端々に投げ掛けながら、 この朝顔と子ども達の心を 大切に育ててゆきたいと思っています。 大きく素敵に育ちます様に。 |
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【5月13日 サッカー教室】 今日はすみれ・もも・ばらのみんなでサッカー教室。 色々とテクニカルなことも伝えながらやってもらっているのですが、 ばらさんが出来ちゃうのに意外な驚き。 「コーチの言うことをよく聞いているんだなぁ」と感心させられます。 今年のばらさん達、 例年のばらより身体が動いている感じ。 ついこの間まで泣いていた子達も フィジカルは結構強いよう。 積極的にボールに挑んで行っておりました。 ボール当て鬼やボール取り合戦でウォームアップした後、 今回はすみれ・もも混合の紅白戦とばらだけの紅白戦に カテゴリーを分けてやってみた平家コーチ。 ばらさんはガッツはあるんだけれど 上の子達と一緒の中では埋もれてしまうので… と言うことだったのでしょう。 ばらだけだったら誰もボールを追いかけないのでは… と思いもしたのでありますが、 そしたらばらの紅白戦が思った以上に大盛り上がり。 「こんなに出来るんだぁ」と感心しつつ コーチの見立てに驚かされたものでした。 一方のすみれ・ももはみんないい動きを見せてくれて、 なかなかの好勝負を繰り広げてくれました。 やっぱり『前を向いて・ゴールに向かって ボールを持つと何かが起きる、それがサッカー』 だと言うところを、 いくつも見せてくれた子ども達。 ベクトルさえ前に向いていれば 空振りしても跳ね返って来ても ゴールにつながるって言うところを 体現して見せてくれたのでありました。 今日もお天気に恵まれて、 気温も風も心地良く、 みんな元気に出来たサッカー教室。 段々と暑くなる季節に向かっておりますが、 また来月も元気にお外で出来ますように。 |
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【今週のスナップ 5月13日】 プランターで夏野菜を栽培し始めたすみれさん。 よくよく見て見ると葉っぱにアブラムシがつき出したのを発見。 「さてどうしよう?」とみんなで考えていたのですが、 「テントウムシを連れて来よう!」と言うことになりました。 「テントウムシはアブラムシを食べてくれるから」とモンモン。 さすが物知り&農業実地体験者の言葉は説得力があります。 「あそこに一杯いたはず」と美香先生の記憶を頼りに 公民館のおいも畑跡地に行ってみれば、 草が刈られていてすってんてん。 もう来月には今年のおいも植えをするからその準備に 刈ってもらっていたんだね… と言いながらもちょっと残念そうな子ども達。 でも…と探し始めたら 居ました・居ました、ナナホシテントウムシ。 一匹どころじゃなく5匹も6匹も捕まえることが出来ました。 僕らのイメージではもっともっさり動くと思っていたテントウムシ。 それがサカサカ小気味よく動いたその後で、 ひゆーぅと飛ぶのも早くてビックラコ。 「これ、野菜につけても飛んで行っちゃうんじゃない?」 と思いつつもとりあえずテントウムシ採集に勤しんだ子ども達。 これはこれで楽しかったみたいです。 「幼虫なら飛ばないよ」と言ってやっと見つけた幼虫は、 掴もうと思ったらぱっと草から落ちてその下へ。 もうそうなったら何処にいるのか分かりません。 「自ら手を放して落っこちることによって 敵から逃げているのかな?」 とそんな考察もいたしながら、 捕獲出来た成虫をプランターのところまで連れて来た子ども達でありました。 早速、ピーマンの苗に放したテントウムシ。 案の定、放した先からひゅーんと飛んで行って、 「あー、いかないでー」と子ども達。 それでも留まった葉っぱにじっとしている子もありまして、 「この子はアブラムシに気が付いたのかな」 とその動向をしばらく観察していた美香先生と子ども達でありました。 「さっき捕まったばかりだからみんな大慌てなんだよ」 「にげろ!にげろ!ってパニックになっているんじゃない?」 とテントウムシの心に想いを馳せながら 見守っていた子ども達でありました。 翌日見に来ると葉っぱに留まっていたテントウムシがありまして、 これを地道に続けようと言うことになった子ども達。 その日もテントウムシ集めに出かけて行ったのでありました。 そんな自然体験・自然観察をくり返しながら、 色々な気付きを得て行ってくれたなら嬉しいことです。 素敵な保育をしてくれている美香先生、ありがとう。 |
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【今週のスナップ 5月14日】 今日は今年最初のクッキングが行なわれました。 今年も今回は『ライスカップパフェ』に挑戦してみました。 カップにご飯を入れて、その上に自分の好きな具材を重ねてゆきます。 子ども達に「どれがいい?」と一人一人ひとつひとつ聞きながら、 フルカスタムの一品が出来上がり。 子ども達も『好きなものだけ!』『綺麗な見栄えが良い』 とそれぞれにこだわる所が違うようで、 どれもオリジナリティーあふれた 美味しそうなパフェが出来ておりました。 「トマトが好き!」「枝豆!」と言う子達は カラフルなイロドリのパフェが出来ていたし、 『ガッツリ系』が好みの子達は茶色いド迫力のコッテリパフェ。 それぞれに嬉しそうに食べている子ども達の顔が 実に印象的でありました。 『可愛いカップご飯』と思っていたら 2杯も3杯も「おかわり!」と言うこの子達。 炊飯ジャー2台分のお米をぺろりと完食してしまい、 先生達もビックリしておりました。 こうやって自分で作って食べる嬉しさや美味しさを 感じてもらった今回のクッキング。 ここからこの子達の食の世界がぐんぐん広がって行ってくれたなら、 それは本当に嬉しいことです。 『食わず嫌い』な所も多分にあるこの子達が、 自分の好きなものや食べられるものの世界を 拡大してくれたらそれがなによりのこと。 この体験を通じてこの子達がクッキング・ ひいては食べることに興味を持ち、 食べ物に関心・そして作ってもらっていることへの感謝の想いを 感じてくれるようになってくれたなら、 嬉しく思う僕なのです。 そんなクッキングのために準備・立案してくれている先生達に 心より感謝です。 |
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5月15日 もも組 今日は礼拝後、『新聞ジャンケン』で遊んだももの子ども達。 実祐先生との新生活にだいぶ慣れて来てくれたその中で、 一斉指導の声掛けやルール遊びに課題を感じた実祐先生。 遊びの中でそのやり取りをやってみようと思ったみたい。 製作などで普段やることの多い一斉指導。 『目指す形のものを作らないといけない』となると、 やる方も教える方も『結果』に想いが傾倒してしまいます。 でもゲームや遊びの中なら 『楽しい!』の想いが心の糧となって、 更には『出来る・出来ない』のプレッシャーもありませんから、 意志の疎通や言葉のキャッチボールもリラックスして 出来るところが良いところ。 そんな先生と子ども達のやり取りを興味深く見つめていた僕でありました。 「負けたら新聞紙を半分に折って行くんで」 と実祐先生。 僕らは長辺側を半分に折ってゆくのが効率的と思っているけれど、 子ども達は違います。 シューズの形になぞらえてなのでしょうか、 短編側を折って涼し顔で新聞紙の上に乗っている子もあって 「へぇー」と感心しながら見つめたものでありました。 「こうしたらいい?」「これでいい?」 と正解に合わせてゆくようなところのあったこの子達。 でもまずは自分のアイディアや発想を顕して、 そこから学びを得てゆく『もも組時代』となってくれたら良いな… と思いながら見つめた情景でありました。 |
【5月16日 春の遠足】 今日は春の遠足。 『朝、9時前にAコープ喜木に集合』 と言うことで集まって来たすみれ・ももの子ども達。 みんなやる気満々の顔で早々に来てくれたので、 予定より10分も早く出発することが出来ました。 喜木川に沿って川べりの道を下って行った子ども達。 川を泳ぐ鯉を見つけ 「あ、くろいこちゃん!きいろいこちゃんもいる!」 と盛り上がりながら 元気に歩いて行きました。 公園が遠目に見えるところまでやって来た頃、 ポツポツと雨が降り出します。 「あとちょっと!がんばれ!」 とラストスパートでがんばって 神越コミュニティー公園まで歩き切ることが出来ました。 そんなところから始まった今年の春の遠足。 さてさて、どうなったことでありましょう。 |
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公園の 四季の森で待っていてくれたえりか先生とばら組さん。 当初の予報では午前中はもってくれるはずだったのですが、 しばらく降り続きそうと言うことで 急遽や早めに保内中央体育館に移動して、 そこで礼拝から始めることにいたしました。 開会礼拝では心を静めてお祈り・讃美歌・聖句 と子ども達が礼拝を守る姿を ばらのお母さん達に見てもらうことが出来ました。 みんなこんなにがんばってます! って姿が伝わったなら嬉しいことです。 お祈りでは 「歩いて来た子ども達をここまで守ってくださりありがとうございます。 これからの時間も守ってください。 またお休みしている子も守ってあげてください」 とみんなでお祈りをいたしました。 そこから活動プログラムが始まります。 まずは予定していた準備体操。 すみれさん達に前に出てもらい、 ディズニー体操・かえるのたいそうと みんなで身体を動かすところから始めました。 当初『雨なら幼稚園で園内保育』 となっていた春の遠足。 急遽の『雨プロ』となったのですが、 そこはさすがの先生達。 手元にあった音源と小道具から出来る遊びをチョイスして たっぷりお楽しみの時間を演出してくれたのでありました。 『おおかみさん』『ジャンケン列車』 そして『たまご回しゲーム(爆弾ゲーム)』に『雑巾レース』などなど、 楽しいゲームのオンパレード。 『冒険の森で自由遊び』となっていた時間を 『みんなみんなでお楽しみ』の時間に変えまして、 子ども達・そしてお母さん達をも楽しませてくれたのでありました。 |
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さあ、お昼も近づき少し早めのお弁当タイムにいたしました。 お家の人が作ってくれたお弁当を嬉しそうに見せてくれて、 御機嫌笑顔でほおばる子ども達。 その後のお菓子タイムも 僕らの知らないお菓子について朗々とプレゼンをいたしながら 次々と平らげて行ったのでありました。 最近のお菓子、 二色成型のものが当たり前にあってビックリ。 「違うのがくっついているじゃない!」 と言うと 「こっちは何味、こっちは〇〇」 と涼しい顔で言ってのけるから「へー」。 もっとも何でも一口で食べてしまう僕などは 違う味がくっついていてもよく分からないのですが、 「今時のお菓子業界・そして子ども達ってすごいねー」 としきりに感心していた僕だったのでありました。 |
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お天気が回復して来たと言うことで、 お昼の後に公園へと繰り出すことにいたしました。 雨も上がり、遊具も濡れていなかったので、 待ちに待ったと言う面持ちで 公園に飛び出して行った子ども達。 あれだけ歩いて、体育館でゲーム大会も一杯やって、 その上でこんなに走り回れるこの子達のパワーとスタミナに 「体力着いたねぇ」と驚かされたものでした。 この日は八幡浜高校の一年生も遠足に来ていて、 卒園生の懐かしい顔に一杯出会うことが出来ました。 すっかり綺麗なお姉さんになっていて誰だか全然分からなかった子、 愛くるしい可愛さそのままにカワユイ女の子になっていて 「あ、〇〇ちゃん!」とすぐに分かった子もあって、 お互いに再会の時を喜び合ったものでありました。 「他に誰がいるの?」と尋ねたら早速卒園生を連れて来てくれた彼女達。 いつの間にか僕の身長追い越して 見上げるほどになっていた男の子との対面にびっくり。 他にも知っている子達の名前を聞かせてもらって 「みんな、がんばっているんだね」 と嬉しく思ったものでありました。 どの子も嬉しそうな顔で笑ってくれた卒園生。 三年前小学校を卒業した時に みんなで幼稚園に来てくれた日以来の再会に、 「本当に大きくなったね」と思ったもの。 そしてどの子にも 「また遊びに来てね!」 と声をかけた僕でした。 この子達にとって幼稚園の思い出が心の糧となっていること、 本当に嬉しく思います。 9年後、目の前の園児達もこんなに素敵に大きくなってくれることを祈りながら、 また幼児保育の業に精一杯務めて参りたいと そんな風に思ったものでした。 そう、今のこの子達もとっても素敵で個性的。 その心を大事に大事に持ったまま、 これからも大きくなって行って欲しいと思っています。 先生達の計らいで 最後にこんなサプライズな公園遊びもさせてもらって 楽しいこと尽くしだった今日の遠足。 お迎えに来てくれたお母さんの元に帰る子ども達も とても満足そうな顔をしておりました。 今日は楽しかったね。 お疲れさま。 お家でゆっくり今日の大冒険のあれこれを、 お母さんに聞かせてあげてください。 送り迎えにお世話くださったお母さん達にも感謝です。 みんなみんな、今日は本当にありがとう。 |
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今週の顔 | |
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すみれ組のとうまくんです。 最近鉄棒をがんばっているとうま君。 先生やお母さん達を見つけたなら 「見て!見て!見て!」と 猛アピールしての鉄棒チャレンジ。 いつからこんながんばり屋さんになったの? と思うような今日この頃。 嬉しい成長を感じさせてくれるとうま君です。 |
もも組のおうし君、今週お誕生日です。 すがすがしい初夏の木陰の下、 ニコニコ笑顔を見せてくれるおうし君。 でも頭の中は僕とのおちゃらけ合戦で 何言おうかとコンピューターフル回転。 あれこれおふざけ言い合いながら じゃれ合い遊びを楽しんでいる僕らです。 5歳のお誕生日、おめでとう! |
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もも組のあつむ君です。 のんびりまったりマイペース、 でもゆったりペースのその中でも あれこれ見聞きし考えているあつむ君。 「僕はお兄ちゃんになった!」の言葉は 決して伊達ではありません。 ちょっとお休みが続いちゃったけど、 来週はまた一緒に大冒険しようね。 |
すみれさんのいとちゃんです。 ブランコにちょこんと座って かわゆい笑顔で「はい、チーズ!」。 すみれさんになって張り切りモード全開で みんなに声をかけながら クラスを引っ張ってくれています。 恥ずかしがり屋さんだったのにねぇ…。 素敵なしっかりお姉さんになりました。 |
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ももさんのせな君です。 せな君は今月お誕生日で5歳になります。 コツコツやるのが好きなせー君は 大好きな塗り絵もじぃーっと集中職人技。 その背中にこだわりをひしひしと感じます。 「大きくなったらマリオ!」と言うせな君、 これまたマリオを語り出したら止まらない。 おたんじょうび、おめでとう! |
もも組のりょうちゃんも今月お誕生日。 今年も始まったサッカー教室で いつも大活躍のりょうが君。 スタートダッシュが速いので ボール支配率の高いスピードスター。 すみれ相手に引けを取らない活躍ぶりです。 「ヨッシーが大好き!」と言うりょうちゃん、 5歳のお誕生日おめでとう。 |
【5月19日 ひよこクラブ】 今日は5月のひよこクラブが行なわれ、 5人のひよこちゃんが幼稚園に遊びに来てくれました。 今回の担当は実祐先生。 新卒の年から年長・年中を持っていた実祐先生の 『小さい子』への投げ掛けはどんなもんだろう? と思いつつ見ていた回だったのですが、 ひよこちゃんにもお母さん達にも 上手に声掛けをしていた先生を見て 「なんかいいかも」と思ったものでありました。 子ども達もそうですが 先生達も色んなことをやってみるのも 色々な気付きを得られて良いものです。 さて、そんな実祐先生でしたが、 「この子、うちの子です」 とコキンちゃん人形を抱っこして触れ合い遊びをリードしたり、 紙芝居の読み聞かせでは 上手にお話をひよこちゃんに聞かせてくれたりと、 まったりとしたひよこクラブを演出してくれました。 今回のテーマは『サーキット』。 身体を使った運動遊びをやってみようと言うことで あれこれミッションを設定してくれた実祐先生。 ちっちゃい子が多かったのでありますが、 『わたしはできる』の年上ちゃんが満を持してやって見せてくれますと、 まだよちよち歩きのちっちゃい子達も 果敢に挑戦してくれておりました。 そんな子ども達の姿を嬉しそうなまなざしで 見つめながら後を追いつつ 必要に応じてサポートしてくれるお母さん達。 そんなお母さんの存在と『いつでも助けてくれる』と信じる想いが、 この子達を先へ先へと前に向かってゆかせてくれる そんな嬉しい姿を僕らに見せてくれたものでありました。 今回はゆっくりたっぷりのひよこクラブの時間を 楽しんで行ってくれたこの子達。 一足先に自由遊びでまったり過ごしていた子あり、 ずーっとサーキットで嬉しそうに身体を動かしていた子ありと、 それぞれ好き好きに過ごしてくれておりました。 次回は6月16日です。 またみんなで遊びに来てください。 |
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【5月20日 花の日礼拝】 今日は花の日礼拝です。 子ども達がお家から持ち寄って来てくれた お花をホールに飾ってみんなで礼拝を守りました。 綺麗なお花を素敵に活けてくれた先生達。 そんなお花を目にして子ども達は 嬉しそうな顔をしておりました。 この子達の持って来た花束も綺麗だったのですが、 それをこうして素敵に取り合わせて活けてもらったものを見ると これまた格別の良い気持ち。 更にそんな素敵な生け花の中に 自分の持って来たお花を見つけたなら これまた嬉しくなってしまいます。 そんな素敵な想いの中、 礼拝をみんなで守ることが出来ました。 礼拝が終わった後、 「みんなも上がって来て。お花のいい匂い嗅いでみて」 と呼びかけると 嬉しそうにお花の周りに集まって来た子ども達。 『見て綺麗』と言うのはネットの中にもあるけれど、 匂いを感じることが出来るのは本物の花だけ。 みんな絵本『はなをくんくん』のように くんくんやってお花を愛でておりました。 これも皆さんがお花を持たせてくださって こうして花の日礼拝を守れたからこそ。 後日、お隣の清水医院やJA日土・そして日土のめぐみにも この嬉しさをおすそ分けして参りました。 何処でもとても喜んでいただけました。 今年も素敵なお花、ありがとうございました。 |
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![]() 【清水医院へおすそわけ】 |
【今週のスナップ 5月20日】 今日は幼稚園の梅の木で『梅採り』をいたしました。 去年は梅も全然で ことごとく『実のなるもの』が不作だったのでありますが、 今年はさくらんぼに続き梅も豊作。 先週末の雨風で落ちてしまった梅の実を足元に見つめながら 「早く採らないとまたなくなっちゃう」 と思ったものですが、 ところが梅採りに子ども達と一緒に繰り出して行ってみれば 採っても採ってもなくならないほどの大収穫。 子ども達も僕らも大喜びしたものでありました。 そうは言っても相手は遥か頭上の梅の実達。 最初は見上げるばかりの子ども達でしたが、 ある子が気が付いた 「こっちに行けば手が届く」。 スロープになっている坂道を上がってゆけば ほら、枝が延びた先の梅に手が届いた。 やっぱり手ずから採れるのがうれしい子ども達。 これが本当の『梅採り』だもんね。 そうやって子ども達が届くところの梅を採ってゆく一方、 高いところは高枝ばさみと脚立を使って 先生達が枝ごと取ってくれたものに 子ども達が手を伸ばして「こっち、こっち」。 時よりポロっと枝から外れた青梅が 先生や子ども達の頭にごっつんこ。 『さるかに合戦』のようになってしまいましたが、 それでも嬉しそうに笑っていたこの子達でありました。 そうして取り集めた梅が大きなざるに三杯分。 翌日、カレーのおばちゃんと一緒に 梅ジュース作りにも挑戦した子ども達。 これまた素敵な体験をさせてもらったのでありました。 この梅ジュースも数週間もしたら出来るそう。 毎日梅ジュースの瓶をゆすりながら 出来上がりを楽しみにしている子ども達です。 |
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5月21日 ばら組 今日はばらさんのお部屋の様子を見て来ました。 まずは礼拝を守る子ども達。 「とても落ち着いたなぁ」 と思いながら、 上手にお祈りをし讃美歌も謳っている この子達のことを見つめた僕でありました。 この日は朝からの雨ふりで 大好きなお外遊びが出来なかった子ども達。 そんなこの子達の想いを汲んでえりか先生。 お部屋で出来る『やんちゃ遊び』をやらしてくれました。 いつも「散らかしちゃダメ!」 「むちゃくちゃしたらダメ!」 と言われて育って来たであろう現代っ子。 それは目の前で子どもがそんなことを始めたら、 『そう言わなくてはいけない』と思うのが親心。 でも状況や目的をちゃんと分かり伝えた上で こんな「やっちゃおう!」で遊ぶことも出来たなら、 それはそれで嬉し楽しい共通体験となるのです。 『新聞紙を細かくちぎって遊ぼう』 と言うこのプロジェクト。 ただただ無茶苦茶やるのではなく 『細かく』とか『細く』って課題を提示することによって、 遊びの中で指先や頭を使いながら 認識や運動の分化を促す大切な学びの場になるのです。 当の子ども達は最初「いいの?」って顔で疑心暗鬼。 でもえりか先生が自分から嬉しそうにビリビリやって見せるので、 子ども達も乗って来ましてビリビリビリ。 そう、子ども達の想いに寄り添って 自らの想いも子ども達に投げ掛けてくれる先生の姿。 その姿に子ども達は心を開いてくれるようになるのです。 ビリビリが出来たら おめでとう!のハッピーシャワーで 面白マックスになっちゃった子ども達。 この後また大いに盛り上がり 雨の日に消化不良になりがちな 心と体力の大発散を楽しんでくれておりました。 最初はそうでも…って感じだった子達も 最後はみんなみんな大はしゃぎ。 嬉しそうな顔を見せてくれたのが嬉しいことでした。 最後はちゃんとお片付けもしました、この子達。 それとお父さんがまだ読んでいない新聞は ビリビリビリってしないでね。 そんなTPOがあるってことを知るのも大切なお勉強。 こんな楽しいことを時々やっちゃいながら、 でのその中にもルールがあることも学びながら、 自分の心と体を思いっきり 伸ばして行って欲しいと思っています。 |
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5月23日 すみれ・もも組 先日の花の日礼拝を受けまして、 今日すみれ・ももの子ども達が『日土のめぐみ』まで 慰問に行って参りました。 先週の遠足でも長距離を歩いたこの子達。 すみれさん達に言わせれば 「去年も行ったし」と余裕しゃくしゃく。 なるほどこの子達の健脚ぶりには安心感があり、 今回もしゃんしゃん歩いて行ってくれました。 『日土のめぐみ』では毎回の如く 利用者さんとスタッフさんが待ちに待ってのお出迎えをしてくださって、 子ども達もそんな大歓迎ぶりに嬉しそう。 そうでありながらちょっと緊張顔もしていたこの子達を見ていると、 「去年のすみれの人懐っこさは天性のものだったんだなぁ」 と改めて思ったものでした。 でもやるとなったらしっかりやってくれるのも 今年のすみれの『らしさ&すごいところ』。 ちゃんとしっかりご挨拶をいたしまして、 それから今回の花の日礼拝の花束と 花の日のカードを受け取ってもらいました。 それからひととき、交流の時を持たせてもらった子ども達。 手遊びから始まって、 チーフを手に手に『お花が笑った』や『にじ』を 歌い披露して参りました。 利用者さんの分までチーフを準備して持って来てくれた美香先生。 おかげでおばあちゃん達も綺麗なチーフをたなびかせ 嬉しそうにふりふりしてくれました。 またそれからお手玉を使っての手遊びを 一緒にやったのでありますが、 「お手玉、見せてくださいますか」 との美香先生の投げ掛けに、 お得意のお手玉を見せてくれたおばあちゃん。 子ども達もスタッフの方も「すごーい!」 とその技に感動してしまいました。 僕もその一人であったのでありますが、 それと同時に美香先生のお年寄りへの投げかけが あまりにも上手だったので、 また先生のすごさを改めて見せてもらったような気がしたものでした。 その後を引きついて 実祐先生が『カマキリマッサージ』の触れ合い遊びをプレゼンテーション。 子ども達とおばあちゃん達が前に後ろになりまして 触れ合い遊びを楽しみながら、 心地良いトントンマッサージで その距離を縮めてゆきました。 だいぶこの場に慣れて来た子ども達。 おばあちゃん達に積極的に 関わろうとがんばってくれておりました。 実祐先生も大奮闘。 子ども達とお年寄りの触れ合い・関わり合いを 一生懸命橋渡ししてくれたものでありました。 そんなこんなであまりに楽しく盛り上がってしまったので、 いつもは30分位のところを交流が 10分も15分も延びるほど、 子ども達も楽しく過ごさせてもらいました。 そして最後はお互いに名残り惜しそうにいたしながら、 「また秋に来ます。それまでどうぞお元気で」 とお別れし、 日土のめぐみを後にした子ども達でありました。 帰り道はみんなの足取りの重いこと。 やり尽くしたのもあり・緊張していたのもあり、 「それだけがんばったんだね」 と思ったもの。 行きと同様に旧青石中学校でひと休みさせてもらいまして、 そこからまた幼稚園に向けてがんばり歩いたのでありました。 疲れてはいながらも想いは晴れ晴れ。 喜んでもらえた嬉しさも相まって、 お口は上々だった子ども達。 その日は幼稚園の駐車場で サボテンの花が綺麗に咲いていて、 「元気が残っていたら行きましょう」 と言っていたけど もう今日はしんどいかな…とも思った僕。 それでも先生達に「いこう!」と言ってもらいまして、 ちょっと足を延ばして『サボテンお花見』に行きました。 駐車場の入り口からサボテンの花を見つけると 急に走り出した子ども達。 「そんなに元気残っていたの?」 とその姿に僕らが驚くほどでした。 サボテンの花に喜びながら あっちこっちに走り回っていた子ども達でありました。 じきにその下を流れる水路に興味が移りまして 葉っぱを流して大喜び。 その間、僕はと言えば サボテンの花をゆっくり写真に撮らせてもらいまして、 うつろいゆく季節をゆっくりと楽しませてもらいました。 そんな楽しいこと・嬉しいこと盛り沢山となった この日の日土めぐりのお楽しみお散歩。 全ては花の日礼拝のお花から始まったこの日のめぐり逢い。 いろんな方と触れ合って・想い合って心満たされた 素敵な一日となりました。 皆みなさんに心より感謝です。 |
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5月26日 すみれ組 すみれさんは今日、お米の苗植えをしました。 先月種籾を苗床に撒いてここまで大きくなった稲苗達。 それを髭のおじちゃんの用意してくれた『お座敷田んぼ』に 子ども達が一本一本植えてゆきます。 砂場の砂遊びとは一味違った泥の『うにゅっ』と言う感触に 初めは驚いていた子ども達。 でもその手に伝わる抵抗を感じながら苗を植えてみたならば、 手を放しても自立しているその様にこれまたびっくり。 「ほら、立ってる」と美香先生と声を上げて喜んでいた 子ども達でありました。 そんな姿を見ているとこれまで考えてもみなかったのですが、 『田んぼって良く出来ているなぁ』を感心してしまいます。 稲が育つための環境とばかり思っていたけれど、 『植える』ためにも最適化されているこのシステム。 膨大な数の苗を植えるのに いちいち穴を掘って土をかぶせていたのでは、 生産性が上がらず本当に大仕事。 それが泥田であればこうして差し込んでゆくだけで 次々に植わってゆくのです。 それでも全てを手作業でやっていたその昔は 大変な作業であったでありましょう。 瑞々しくもっちりと美味しい日本のお米は こうして作られているんだ…と言うことを 改めて感じることの出来た体験となりました。 そんな僕の感慨はさておいて、 子ども達は次々と手渡される苗を植えてゆきます。 最初こそ「これでいいの?」って顔で植えていたこの子達でありましたが、 やはり数をこなしてゆくうちに『自分なりのコツ』を掴んで来たようでして、 最後の方ではスピードも上がり自信を帯びた手つきでもって 稲苗を植えておりました。 やっぱり口で「こうして」「ああして」言うよりも 自分の身体を使ってやってみることがどれだけ大切かと言うことを 僕らに教えてくれた体験となりました。 髭のおじちゃんもだいたいでOKな人なので、 「ちがう!」「ダメ!」って言わないところが こう言うレクチャーに向いているよう。 こだわりの強い人はすぐにダメ出しをしてしまいがちですが、 僕らがしたいのは『この子達に体験をさせること』。 その中から自分なりに何かを感じ取ってくれたなら それで良いと思うのです。 そんなおじちゃんに励まされ、 最後まで張り切りがんばって 稲植えをやり遂げたすみれさんでありました。 「運動会の頃に収穫出来るからね」と言うおじちゃんに 「ありがとうございました」と嬉しそうな顔でお礼を言っていた子ども達。 『5か月先の未来や自分を想像するって きっと今までしたこともなかったと思いますが、 こう言う体験やモノを手に目にしてみれば それが想像出来るかもしれないね。 『運動会』って言葉からいつ頃ってイメージも出来るだろうし… とそんなことを想いながら この小さな田んぼと子ども達の姿を 見つめたものでありました。 今日もこの子達のためにお世話下さり、 おじちゃんには心より感謝です。 僕らも毎日このお米の成長を見守ってゆきたいと思います。 |
【今週のスナップ 5月26日】 週末の雨があがった月曜日。 季節も段々と気温が上がって…とそんな時期。 『カニマンホール』にサワガニを見つけた子ども達が その周りに身を寄せます。 最初の一匹を捕まえたところで例の如く水が濁り 子ども達も「もう捕れない」。 そんな時に「こうしたらいいんだよ」と僕が伝授したのは マンホールにごっそり泥が取れるほど網を入れ、 その円周に沿って回す『底引き網カニ捕りテクニック』。 サワガニは基本横にしか動けませんので、 何処に居ようと動けばマンホールの外周に寄ってゆきます。 そこをぐるっと網で探ったら 網から逃げるカニはマンホールの内周に沿って移動することに。 なので濁ってカニの姿は見えずとも 円周方向に網を動かせば どこかで追いつき捕獲出来ると言うこの作戦。 そう言う理屈なのですが 当の子ども達は魔法を見るかの如く、 それで捕れるカニに感嘆の声をあげるのでありました。 僕がやって見せたのを自分でも実践しようと子ども達。 でも回しても回してもカニは捕れません。 カニのいる深度が分からない子ども達は 上澄みの方に網を放つも、 それでは捕れるはずもありません。 「もっと手を伸ばして。底の方」 と声をかけると 念願の一匹をゲットした女の子。 またひとつ自然遊びのコツを会得したようです。 大いに盛り上がったカニ捕りも お片付けの鐘と共に終わりを告げます。 幼稚園の中庭築山の入口に カニを放せば杜へとそそくさ帰ってゆきました。 『放すの・放さんの』でワイワイ言うこともありませんで、 一緒に遊んだ後は杜に返してあげると言う 自然遊びのルールも分かってくれるようになった子ども達。 またクラスの総意で『カニを飼う』となった時には お手伝いもするのでご相談下さい。 『自分達でちゃんとお世話をする。 生き物の命を大切に尊重する』 それが大事。 また季節と子ども達の想いが整ったら 『生き物プロジェクト』も始めたいな…と思う今日この頃です。 |
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【5月28日 お誕生会】 今日は5月のお誕生会が行なわれました。 3人のももさんが壇上に上がり、 この子達の誕生日をみんなでお祝いしてあげることが出来ました。 お誕生日さんに対するインタビューコーナーでは しっかりと受け答えが出来るようになったこの子達の 嬉しい成長を感じたもの。 たんぽぽ入園から丸二年。 この子達も大きくたくましくなりました。 その後は今月担当の美香先生ワールド。 『どろんこシアター』では子ども達とのやり取りに みんな引き込まれて大盛り上がり。 パンダだと思ったら実はしろくまだったと言うオチも 子ども達は大喜び。 僕らも楽しませてもらいました。 それから今回もすみれさんにインストラクターをお願いして ダンスで準備運動をたっぷりした後、 『新聞パラバルーン』をプロデュースしてくれた美香先生。 最初そのワードにイメージが湧かず、 運動会のバルーンに新聞紙の紙吹雪がひらひらするような そんなものを想像していた僕。 それが折りたたまれた新聞紙が出て来まして、 それが広げられてゆきますと なんとそれが全部ずーっとつながって、 新聞紙自体がバルーンになっているではありませんか。 元は新聞紙なのでこれは自分で作るしかありません。 綺麗に貼り合わされている新聞紙バルーンに 「これは作るのが大変だったでしょう」 とそのお仕事に想いを馳せたものでした。 その四隅を先生・そしてお母さんにも手伝ってもらい 子ども達の上でひらひらゆらゆら。 たなびくバルーンを見つめながら 「よく破けないなぁ」 とそんなところばかりに想いの行く僕。 頭の上でひらひらするバルーンに子ども達はこれまた大喜び。 「おやすみー」と横になったその上に 「おふとん!」と言って掛けられる新聞バルーン。 ストーリーも本当によくよく出来てます。 最後は子ども達を包み込んで 「『おはよう!』の声と共に飛び出して」と誘ったならば やんちゃモード全開の子ども達。 大喜びで「ばばぁーん!」と中から新聞紙を突き破って出て来ました。 それからあの新聞バルーンを惜しみもなく みんなでばらばらびりびりにしちゃって大興奮。 こんな『やっちゃえ』の場を提供してもらって 思いっきり想いを発散していた子ども達でありました。 さてさてそんなで楽しかった新聞バルーン。 最後は屑屑になった新聞紙を丸めて固めて 玉入れ競争でお片付け。 『やっちゃえ』の後はちゃんと「『あとのこと』もするんだよ」 って言う体験型のメッセージ。 これはこれで始まりから終わりまで ちゃんと一環とした活動プロジェクトになっているんだね… とつくづく感心させられた僕でありました。 そんな僕の想いは置いといて、 子ども達は大満足。 色んな体験をさせてもらって 嬉し楽しお誕生会となりました。 今回も素敵なものを見せてくれた美香先生、 そして遊びに来てくれたお母さん達に 心より感謝でありました。 楽しかったです、ありがとう。 |
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【5月31日 家族参観日】 あんなに心配したお天気も朝から快晴。 逆に暑さを心配したものでしたが、 始まる頃には涼やかな5月の風が園内を吹き抜けます。 そんな最高のコンディションで行なわれた 今年の『家族参観日』となりました。 残念ながら3人のお友達がお休みだったのですが、 今週は『9名がお休み』と言う日もあったことを思えば みんなよくよく戻って来てくれたと 神様に感謝したものでありました。 最初の子ども達の礼拝を見てもらうところから始まった 今回の家族参観日。 楽しいこと盛り沢山で 素敵な一日をみんなで過ごすことが出来ました。 |
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![]() <開会礼拝> 進級・入園から早ふた月。 こんなに心を落ち着けてお祈りをすることが出来るようになりました。 そんなこの子達の姿を見てもらって 僕らも嬉しかったです。 |
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![]() こんなに沢山の参加者を与えられ、感謝。 懐かしの卒園生の顔も見れて嬉しかったです。 |
![]() みんなのお得意、ディズニー体操。 お父さん達も元気にやってくれてありがとうです。 |
<園内ビンゴ・オリエンテーリング> さてさてこの日のメインイベント 『家族でビンゴゲーム!』の始まりです。 先生達が準備してくれた16個ものミッションに 家族で挑む大冒険。 幼稚園の中を一杯に使って 『幼稚園めぐり』を楽しんでもらいました。 写真やDVDでしか見たことのない幼稚園を 子ども達と一緒に味わってもらえて僕らも嬉しかったです。 そしてこのお天気に何より感謝。 雨が降ったら出来なかったこの企画。 お天気が良すぎて『雲を探して』と言うミッションに 「さて、どうしよう…」となったこともありましたが、 トンチの利くご家族は 壁面の雲を見つけて「くも、みっけ!」。 僕らの想定外のことにも柔らか頭で 対応してくれていた姿に感心させられたものでありました。 |
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![]() よーいスタート!で飛び出して行った子ども達。 よくよく知った幼稚園を お父さん・お母さんに案内してくれました。 |
![]() 『滑り台から転がす』のチェックポイント。 最後は自分達も滑って来て…が 子ども達には楽しいミッションとなりました。 |
![]() ホールであじさいを作るコーナー。 小学生助っ人のいる家族は さっさと出来て大助かり。 さすが頼れる小学生になったね。 |
![]() 探すもの一杯の今回のミッション。 幼稚園の中をあっちにこっちに 散策を楽しみながら 家族で歩いてもらいました。 |
![]() 『木を隠すなら森の中』、 〇〇のはっぱと言っても葉っぱだらけで どれがそれだか分からない。 「そこにあるのに」と思いながら見つめた僕でした。 |
![]() ヤギのミッションは超楽ちん。 最近は何でも際限なく食べてくれるので 「これ、食べんかった!」のNGなし。 ヤギも子どももWIN・WINで嬉しそうでした。 |
![]() 自分のお部屋だとやっぱり良く知っている子ども達。 『大きな鏡』と言われてなかなか見つけられなかったのですが、 そんな中でもももさんの正解率が高かく 「よく見ているんだね」と嬉しく思ったものでした。 |
![]() こちらも他クラスで飼育しているオタマジャクシ。 逆にこっちはももさんに知らない子が多かったのですが、 でも生き物が好きな子は印象に残っていたようで ささっと見つけて嬉しそうに覗き込んでおりました。 |
![]() 「いつもありがとう」の感謝の言葉を添えながら、 自分達で作ったプレゼントを お父さん・お母さんに渡していた子ども達。 渡す方ももらう方も嬉しそうな顔がとても印象的でありました。 |
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![]() この日の参観日を無事に終えることが出来たことに感謝して、 お祈りをして会を閉じました。 その後、クラス写真撮影をしたのですが、 みんなの嬉しい顔を一杯もらえてうれしかったです。 みなさんお忙しい中・そしてお疲れのところ、 お越しくださり本当にありがとうございました。 僕らも楽しかったです。 |
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![]() <ばら組> |
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![]() <もも組> |
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![]() <すみれ組> |
今週の顔 | ![]() |
もも組のさくや君です。 生き物大好きなさくちゃんは カエルでもオタマジャクシでも 飼育ケースの中をじいーっと覗き込んでは 嬉しそうに観察しています。 図鑑もめくって載ってるページを開きまして 「これで!」と僕に教えてくれるさくちゃん。 そんな素敵な『生き物博士』です。 |
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すみれ組のもとよし君、 砂場軍団を率いて工事プロジェクトの 現場監督で大活躍。 ちっちゃい子達も一緒の現場、 意思の疎通が難しいこともあるけれど 自ら動き働くことでリーダーシップを 大いに発揮してくれています。 頼れるお兄さんになりました。 |
すみれさんのそうた君です。 身体を動かすのが大好きなそうちゃん、 最近は野球に・転がしドッヂ そしてバドミントンと色々挑戦しています。 優しい心と広い視野で みんなのことを想ってくれるそうちゃん。 クラスの良心として 友達や先生を支えてくれています。 |
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もも組のやまとくん、 大好きなサイクリングで今日も御機嫌。 天性の明るさを振りまきながら、 でもお友達と話したり 相手を受け入れることだって 出来るようになって来た今日この頃。 さすがのももさん!って感じで 毎日あれこれがんばっています。 |
すみれ組のゆうま君です。 ちょっと前まで不安そうな顔が多かったのに、 ここ最近は自信がついて 色んなことに自分から向かって行って がんばってくれているゆうまくん。 それがまた『出来る自分』につながって、 こんな嬉し笑顔を一杯一杯 見せてくれているゆうま君です。 |