2026年度 夏休みの幼稚園


 【7月18日 夕涼み保育】
夏休み初日、すみれ組の夕涼み保育が行なわれました。
ここに来るまでプログラムを決めるのに
沢山沢山話し合いをして来ました、この子達。
一人一人個性の濃い子達なのですが、
今回は『ジャンケンでなくて』『多数決でもなくて』
と『みんなの納得』を唯一の条件に
この子達のディスカッションを見守り導いて来た美香先生。
この子達にとって何より大事なことなのですが、
それは同時に『カオスの入り口』『パンドラの箱』。
そんなチャレンジに辛抱強くお付き合いしてくれた美香先生に
心より感謝でありました。

さあ、そうしてやっと始まった夕涼み保育。
全員参加で出来て本当に良かった。
さて、その中味は果たしてどうなったでありましょうか。 
<開会礼拝>
 集合時刻に意気揚々と集まって来た子ども達。
ちょっとドキドキで変な顔をしている子、
舞い上がっちゃってお調子の止まらない子、
嬉しさ余って登園後の片付けが出来ずわちゃわちゃしていた子などなどと、
八者八様の集合タイムとなりました。
でもだからこそ礼拝でしっかり心を落ち着けて、
「事故や怪我の無いように守ってください」って神様にお祈りをして、
心と背筋を正し臨んだ夕涼み保育でありました。
 
<貝殻拾い>
 今回は子ども達たっての希望、
『海での貝殻拾い』をメインにスケジュールが組まれました。
他にもやりたいことの案出しが一杯一杯なされたのですが、
「これをやるためにそれは次回にして…」と
あれこれ話し合った結果実現した
この貝拾いのための『お出かけ小旅行』。
みんなで納得の結果、実施出来たプログラムなので、
バスの中ではテンションマックス・大はしゃぎの
この子達でありました。

暑い日となったので水分補給を心がけ、
繰り出して行った伊方町・九町海岸の砂浜。
貝殻は勿論『シーグラス』と呼ばれる
波に洗われて角の取れた色ガラスもありまして、
「わいわい!」「やいやい!」言いながら
砂浜散策を楽しんでいた子ども達でありました。
『怪盗ドロン』から届けられた『貝拾いバッグ』一杯に
貝に石に色ガラスなどなどを
拾い集めていた子ども達。
大満足の『貝拾い』となりました。
<宝箱作り>
 拾って来た貝殻を洗って乾かし、
それを使って宝箱を飾り付けよう
と言うのがお次のミッション。
ミッションと言ってもこれを決めたのもこの子達。
一連の話し合いから
お出かけ・貝拾い・製作まで
全部がつながっているトータルコーディネートを
「すごいなぁ」と言う想いで見つめていた僕でありました。
でもこれも全部先生が作ったプログラムではなく、
子ども達のアイディアをみんなで「あーだ!」「こーだ!」言いながら
素敵に融合させて行った結果です。
個性豊かな子達のアイディアに
他の子のインスピレーションが重なって、
どんどん素敵に化学反応して出来たこのプログラム。
この子達の可能性と底力を
強く感じたものでありました。

あまりに『個のタレント』が強いこの子達。
いつもはそれを主張し合ってなかなかまとまらずにてんやわんや。
でもお互いを認め合って・受け入れ合って
ひとつの方向性を見出しみんなでそれに向かってゆくことが出来たなら、
こんなに素晴らしいものが出来るのだと言うことを
示してくれた今回の『宝箱作り』。
この中には『この子達の成長』と言う
なにものにも代えがたい宝物が詰め込まれたのかもしれません。
<焼肉ディナー>
 晩御飯は焼肉・鉄板焼きです。
いつもは給食で四苦八苦している子達も、
今日ばかりは御機嫌顔で食べておりました。
眞美先生・実祐先生・えりか先生が焼いてくれたお肉と野菜を、
「ほしいひとー?」と美香先生が配ります。
すると「はーい!」「はーい!」と手を挙げる子ども達。
「いつもはそんなに食べないんじゃないの?」
と思いつつも、
八子の雛カラスに忙しくエサを給仕する
母さんカラスの姿を思い起こしたもの。
でもおかげさまで普段食べれないものにも挑戦し、
「おいしい!」と言っていたこの子達。
この嬉し美味し体験が食育となって、
色々なものが食べられるようになって行ってくれたなら嬉しいことです。
先生達のご奉仕に感謝です。
<夜の探検>
 食後は夜の幼稚園探検が計画されていたのですが、
またまた『怪盗ドロンが花火を盗んで行った』と言うことで
ストーリーが変った夕涼み保育。
『ドロンのミッションをクリア出来たら返してくれる』
と言う設定にがぜんやる気を出して立ち向かう
子ども達でありました。
『間違い探し』に『フープ渡し』、
そして『風船ミッション』といくつもの課題をクリアして、
花火の隠し場所まで辿り着くことが出来ました。

それがまた一番奥の真っ暗座敷。
『二人ずつもらいに行く』と言うことで、
ランタンを手に奥の部屋にある迷路を進んでゆきます。
中には絵本で親しみのある3人組の似顔絵もあって、
マイルドながらもしっかりとした肝試し。
でも『二人一緒』『明るいライトあり』が心の支えになったようで、
8人とも自分の花火を返してもらいに行くことが出来ました。
今回はめでたく
『勇気の大冒険』を成し遂げた子ども達でありました。
<お帰りの会>
 最後は『この日楽しかったこと発表会』。
それぞれに前に出て
自分の言葉で自分の想いを
みんなに伝えてくれました。
一日がんばったことのご褒美に
美香先生から『団扇のキーホルダー』のプレゼント。
それを嬉しそうに受け取り見つめていた
子ども達でありました。
忙しい中、子ども達の勇気を支える企画とアイテムを
準備してくれた美香先生にありがとうです。
<花火>
最後はお迎えに来てくれたご家族と一緒に
花火を楽しんだこの子達。
自分達で選んで買って来たこの花火。
兄弟やお父さん・お母さんにも分けてあげて
みんなで楽しいひとときを共に味わうことが出来ました。

今回のテーマ、
『みんなが嬉しくなれるように』
でやって来たこの子達。
それをお兄ちゃんや妹達にも分け合い喜び合える、
そんな素敵な想いも育って来てくれたみたい。
「一人で全部全部!って言うよりも、
みんな一緒・みんな嬉しい!の方がいいもんね」
ってことを学んでくれた今回の夕涼み保育。
なんか言葉でああだこうだ言うよりも、
実体験をもってそのことを悟り理解してくれたような気がします。
みんなと一緒でなければ出来なかったことも一杯あったし、
仲間に助けてもらったこともありました。
素晴らしい個性の持ち主であるこの子達、
その個を生かすためにも『受け入れ合い・協力し合う』そのことの
大切さを学んでくれたような気がします。
まばゆく輝く花火を見つめながら、
そんなこの子達の心のきらめきを
嬉しく感じていた僕でありました。

ここに至るまで色々とご協力もお願いして来ましたが、
お家の方々にも支えられ
こうしてこの子達の『夕涼み保育』が完遂出来たこと
心より感謝です。
途中で「やだやだうえーん!」って言い出す子があったり、
暴走して『検定中止』になる子がいるのでは…
と想いながら迎えた本番当日でありましたが、
神様に守られてこの子達
最後までやり通すことが出来ました。
そのために辛抱強く子ども達を支え・寄り添って来てくれた美香先生、
そんなこの子達の夕涼み保育のために尽力してくださった先生達、
そしてなによりこの日の天候や子ども達の体調を整え守り導いてくださった神様に
心より感謝です。

さあ、明日から夏休み本番。
がんばり過ぎた子達は燃え尽きているかもしれません。
逆に『勢いつき過ぎの夏休み』って子もあるかもしれません。
どちらもとりあえず、ちょっと・ほっと落ち着いて、
一学期と夕涼み保育のがんばりを讃え
共に喜んでいただけたら嬉しく思います。
皆さん、本当にありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。

<九町海岸にて記念写真>

















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