2023年度 9月の幼稚園

9月第1週


【9月1日 始業式】
長かった夏休みも終りまして今日から二学期が始まりました。
たんぽぽ組に新入生を迎えて総勢23名になった日土幼稚園、
感謝の再出発となりました。
初めての幼稚園・久しぶりの幼稚園で
ドキドキしちゃった子達もあったのですが、
あせらずはやらずゆっくりと
自分のリズムを取れるようになって行ってくれたら…と祈っています。
『私はぶどうの木、あなた方はその枝である』、
今月の聖句をもって子ども達に言葉を投げ掛けた今日の合同礼拝。
一人ではドキドキ不安になる時も、
お友達と・先生と
そしてなにより神様に心をつなげていたならば
きっときっと大丈夫。
みんなで支え合って・つながり合って
この二学期も歩んで参りたいと願っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

【今週のスナップ 9月1日】
初日から野山に繰り出して思いっきり遊んだ子ども達。
今、赤とんぼの真っ盛り。
頭の上を群れなし飛んでいる
トンボを追いかけていた子ども達でありました。
また早速ヤギ牧場までおさんぽに行った子達もありました。
今年は花桃の実が生り年で
それが美味しそうに今一杯熟しています。
残念ながら僕らには食べられませんが、
ヤギさんは子ども達が運んで来てくれる桃の実に
伸びあがって「ちょうだい!ちょうだい!」してました。
そんなヤギに子ども達も大喜び。
嬉しいことを一杯見つけて
「幼稚園たのしい!」ってなってくれたら嬉しいです。



9月第2週

【9月5日 ひよこクラブ・たんぽぽ組】
今日はひよこクラブの日。
7人のひよこちゃんと7人のたんぽぽさんと一緒に
賑やかに会を持つことが出来ました。
14人の子どもとお母さん達で今日のホールは大盛況。
嬉しい声がホールにこだましておりました。

初めて来てくれたひよこちゃん達も積極的。
たんぽぽさんと一緒に舞台に上がってダンスを踊ったり、
サーキット遊びも臆することなく挑戦してくれておりました。
一方のたんぽぽさん達。
夏休み明けと言うこともあってでしょうか、
なんか急に大きくたくましくなったように見え
嬉しく見つめたものでした。
サーキットもこわごわやってた一学期。
『お母さんが一緒だと甘えも出てしまってなおさらに…』だったのが、
今日は「ちょっとまってー」とこちらが置いて行かれるほどに
元気な姿を見せてくれました。

新しいお友達も加わって7名になりました、たんぽぽ組。
また眞美先生とこの子達の大冒険が始まります。
どうぞどうぞ、お楽しみに。


9月5日 もも・ばら組
今日のもも・ばらさんは夏休み帳の発表会をしておりました。
家族と過ごした夏休みの思い出を
嬉しそうに思い出しながらお話してくれた子ども達。
最初は夏休み帳を閉じたまま
話を聞き出した美香先生。
『なるほど、人は視覚情報に引っ張られやすいから、
まずは絵を見ずに一番楽しかった思い出を
記憶の中から引っ張り出すのね。
それって大事なこと&良い訓練だよね』
と思いながら見つめた情景でありました。

そうして子ども達の『うれしいプレゼン』が行なわれていったのですが、
自分の想いを伝えようと一生懸命言葉を紡いでゆく子、
楽しかった想いが自分の中でリフレインして来て
言語化する前に笑い出してしまって言葉にならなかった子などなど、
嬉しかった夏休みの思い出が
言葉ばかりでなくその表情やふるまいから
大い伝わって来たものでありました。

そのように大盛り上がりだった発表会。
お友達が見せてくれた写真に
人だかりを作って集まって来た子ども達。
そんな風にして共感することによりまして、
友達の嬉しかった想いをみんなで共有しておりました。
昨日のTVで人のコミュニケーションにおきまして
言語によって伝わる情報や想いは40%程だと言っておりました。
それには同感。
言語コミュニケーション能力を磨いて
想いを伝え合う・分かち合う努力を重ねてゆくのは大事な事。
でもそれに加えて言葉にならない想いを想い合い、
感じ分かち合う『非認知能力』を体得してゆくことも
同じくらい大事なことだと思うのです。

そんな意味でも夏休みの大冒険を題材に
とても良い分かち合いの経験をすることが出来たねと
嬉しく思い見つめたものでありました。


【今週のスナップ 9月5日】
今年は幼稚園の栗の木が生り年でして、
一杯一杯栗の実が茂っています。
そこで「栗取りに行こう!」と声をかけたなら
栗好きの子達がついて来てくれました。
落ちていたイガ栗を覗き込んでみたならば中身はからっぽ。
誰か先にお味見をした子がいるみたい。
そこで高枝ばさみで木に残っていたハゼた栗を取ってみれば、
中に大きな栗が一杯詰まっているではありませんか。
火ばさみを手に手に栗拾いにやって来たこの子達。
最初は栗の実の取り出し方が分からず四苦八苦していたのですが、
美香先生がちょっとコツを教えてくれたなら
すぐさま『栗取りマスター』へと急成長。
見事なスキルアップで上手に栗を取り出しておりました。

拾った栗を美香先生がゆがいてくれたのを
みんなみんなでご相伴。
幼稚園の木に生って自分達で取ったゆで栗です。
「おいしい!おいしい!」言いながら
スプーンですくってお口に運んいた子ども達でありました。
そんなこんなで嬉し美味しい笑顔があっちこっちで弾けていた
素敵な栗拾いとなりました。

中一日あけまして、
翌々日にみんなでもう一度栗拾いに繰り出しました。
今度はたんぽぽさんからすみれさん
そして先生達も総出で栗拾い。
風の強く吹いた晩の翌日で、
落ちたてのイガ栗の中に栗の実が一杯入っておりまして
子ども達は大喜び。
またその日は二段伸ばしのも一つ大きな高枝ばさみを持って行ったので
前回取れなかった高い所の栗も取れて大収穫。
これまたみんなみんなで美味しくいただきました。

それでもまだまだ青いイガが一杯残っている幼稚園の栗の木。
今年はさくらんぼもじゃがいもも例年ほどでは無かったのですが、
ここに来て嬉しい大収穫に心より感謝。
どれも僕らの力でどうなるものではないけれど、
自然と共につつましく暮らしているこの子達に
神様が与えてくださった素敵なプレゼント。
こんな嬉しそうな子ども達の顔も見られて
本当に本当に嬉しかったです。
「また来週栗取りに行こうね」とみんなで語らいつつ
次なる期待が膨らんだ今週の栗取りでありました。


【今週のスナップ 9月6日】
今日はクッキングの日。
前回大好評だったカレー作りに再び挑んだ子ども達。
たんぽぽさんも野菜洗いにお米研ぎ、
そして今回はプリン作りにも…と大活躍。
それに負けじとばら・もも・すみれさんも
野菜切りのお手伝いを一生懸命やってくれたのでありました。
やはり『経験値』と言うものは僕らの財産になるようで
お料理がちょっとずつ上手になって来た感のするこの子達。
幼稚園のクッキングがきっかけで
お家でもお料理をするようになった子もあったそうで、
なおさらの嬉しい相乗効果が
あちらこちらで見受けられたものでありました。

具材が切れたら美香先生と一緒に炒めながら
「いいにおい!」って鼻をクンクンさせていた子ども達。
そうそう、そう言う嬉し素敵なインプットが
作るのも食べるのも好きになってゆく糧となるのです。
『食育』と言う言葉をよく耳にするようになったこの時代ですが、
『勉強ありき』ではない
自分で感じ取った感動こそが生きた学びとなることを
改めて教えてくれたこの子達でありました。

そうして出来上がったみんなのカレー。
ごはんもカレーも足りなくなりそうになるほどに
みんな「おいしい!」と言って平らげてくれました。
たんぽぽさんと眞美先生の作ってくれたプリンもとってもおいしかったです。
今回も素敵な給食をありがとう!
本当に美味しくいただいた
みんなのクッキング給食でありました。
先生達もお疲れ様でした。


9月7日 たんぽぽ組
新学期が始まって、
そして新しいお友達が入って来て一週間。
みんなそれぞれに元のリズム、
そして新たな環境を
自分の中に受け入れて来てくれています。
新しいダンスに身体がなかなか動かなかった子達も
知っている曲・知っているフレーズなら
身体がふわっと動き出す姿が見受けられます。
そんなしぐさを見ていると決してカタクナなのではなく、
『徐々に徐々に自分のペースでがんばってるよ!』
と言う想いを感じることが出来るのです。

引き続き製作に挑戦していたこの子達。
そこでは先ほどの『遠慮がち』から打って変わって、
自分からどんどんやってゆく子達の姿もありました。
同じ『課題』に向き合うにしても
自分の興味や関心の大きさって
こんなにもパワーやエネルギーになるんだなぁってところを
嬉しく見せてもらった気がしたものです。

この子達だって全部が全部、
「いやぁ!」な訳ではありません。
課題を前にしても気が乗らない時、
ちょっとその気になれない時もあるものです。
みんな三歳になりたてのたんぽぽさんなんだから
(○十三歳の僕も未だにそうなのですが…)。
でもちょっと間を外して後から再び挑んだり、
違うことから先にやってそっちがうまく行ったなら、
「今度はこれもやってみようかな」
と言う気持ちにもなれるもの。
それってみんな一緒・みんな同じタイミングのはずはありません。
だから一人一人が自分の「これ楽しい!」を見つけながら
それを糸口に自分の世界を広げて行ってくれたなら
それがなによりと思うのです。
再始動したたんぽぽ組。
そんなこの子達の想いを受け止めながら
一緒にゆっくり歩んでくれている眞美先生に感謝です。


9月8日 すみれ組
すみれさんはダンスの練習をしているところ。
敬老参観日や運動会に向けて
嬉しそうに身体を動かしておりました。
本番の舞台を想像しながら振り付けを構成している実祐先生。
「ここはまだ…」と言う先生に
「まだ考えてないの!」と偉そうな口をきく子ども達。
でもそれだけ前掛かりにその気・やる気になっていると言うことでしょう。
そんなこの子達の姿を見ていると
たんぽぽやばらの頃には「こうやって!」と言う先生の言葉にも
ダンスがイヤで立ち尽くしていた子達の姿を思い出し、
「おおきくなったよねぇ」とちょっと感無量。
こんなフレンドリーなやり取りが成り立つ先生との間柄だからこその
この子達の『その気』なのかもしれないなぁ…と
思い見つめた情景でありました。

一学期、実祐先生の優しさに一杯に包まれて過ごしたこの子達。
そして夏休みの夕涼み保育では
先生の『頼り甲斐』に支えられ『お化け屋敷』もやり遂げて
素敵な体験もみんなで分かち合いました。
それを長い夏休みの間醸造し、
新たな課題に向き合うために『その気モード』にギアを入れたこの子達。
自分達の恥ずかしい姿も先生に見られてしまったのですが、
「そんなことはもう忘れた」とそんな顔で
でも先生の想いに応えようと張り切ってくれています。
でも逆にそれらの体験が
お互いの心の距離を縮めてくれたのでありましょう。
それぞれに自分らしさを全面に出しながら
張り切りつつマックスパワーでやってくれているすみれさん達。
これからのみんなの関わり合いと成長が
ますますもって楽しみなすみれ組です。


今週の顔
ももぐみのなぎちゃん、ゆったりブランコでこんな顔。
ゆっくりスターターのなぎさちゃんは
幼稚園のリズムに戻るのに四苦八苦。
楽しい夏休みだったもんね。
それでも一学期始めに比べたら朝の動きは早くなったし、
『お姉さんとしてがんばる!』と言う自意識を強く感じます。
お口は絶好調にフル回転してるのできっと大丈夫。
徐々に体力と勘を取り戻して行ってくれることでしょう。
たんぽぽさんのじゅん君、
アンパンマンに乗って御機嫌さん。
お母さんのお出かけも
お父さん・お兄ちゃんと一緒にお留守番。
初めてのバスにもイヤと言わずに
新たな体験を喜んで受け入れてくれました。
ひよこではお母さんにべったりだったのに…と思いつつ
「お兄ちゃんになったね」と感心したものでした。
たんぽぽ組のがくた君、
二学期から日土幼稚園に仲間入り。
あれこれよくよく気がつく男の子なので
最初は不安そうな顔をしていることもあったけど、
「これたのしい!」を見つけるごとに
こんな素敵な笑顔で笑ってくれるようになりました。
毎日嬉しそうにヤギ牧場にも通っています。
どうぞみなさん、よろしくね。
ばら組のゆうまくん、今月お誕生日です。
「チーン!」と焼けたトースターから取り出して
御馳走してくれたのはアツアツピザ。
みんなと一緒の『ごっこ遊び』が大好きで、
想像の世界にその身と心をたっぷり浸らせながら
嬉しそうに一杯一杯おしゃべりしてくれています。
明るい素敵なお兄ちゃんになりました。
4歳のお誕生日、おめでとう。



9月第3週

【今週のスナップ 9月12日】
毎日、お山散歩に繰り出しているこの子達。
その度に目についたものに興味を示しています。
山の入り口には鬼ぐるみの木がありまして
今年もその実がよくよく落ちています。
それを拾い上げた子ども達に
「これは胡桃」と教えてくれていた眞美先生。
それに続いて「くるみ!」「くるみ!」と拾い集めた子達の掌を見てみれば
そこに握られていたのは桃の種。
「それは桃ね」と笑いながら教えていた先生でしたが、
子ども達には『世の中には色々なものがあるんだよ。
だからよくよく見てごらん』と言うメッセージを
送っているように見えたものでありました。

その花桃の実を道すがら採ってもらい
両手いっぱいに握りしめながらヤギ牧場に向かう子ども達。
子ども達がやってくる気配に
「めぇー」と声を上げてヤギが迎えます。
手ずからあげた桃の実を
むしゃむしゃ平らげるヤギさんの姿を
嬉しそうに見つめていた子ども達でありました。

新学期が始まって二週間、
まだ気持ちの乗らない時もありますが
そんな時にもこうして自然の中に身を置けば
気付きや勇気がもらえることもあるものです。
僕らが投げ掛ける幾多の言葉より
この子達の心に響くものがここには一杯あるみたい。
そんな情景を嬉しく見つめた僕でした。


【9月12日 サッカー教室】
今日はサッカー教室の日。
ピカピカ天気に恵まれまして
お外で元気にサッカーすることが出来ました。
久しぶりのサッカー教室に「大丈夫?」と思った僕でありましたが、
なんのなんのよくよく身体が動いて
がんばる姿を見せてくれた子ども達。
中でも『二人組になってのボール当て』では
いつもの一人でのミッションではちょっと控え目だった子ども達が、
ちょっとテンションもハイになって
嬉しそうに走っている姿を発見。
手をつないで片手でボールを抱えるのは難しいことなのに
それでも御機嫌に走り回っているこの子達の姿を
興味深く見つめた僕でした。

後半は赤白に分かれて点を取り合う
対戦型ミッションに移行しました。
試合ではなかなか『自分事』として身体が動かない子ども達も
『1対1』『2対2』となって先生から「○○ちゃんよ!」と声を掛けられたなら、
やっと「私が行かなくちゃ!」と言う気にもなるみたい。
意外な効果とコーチの指導意図に
改めて感心してしまった僕でした。
すみれさんからばらさんまで実力差は大いにあるのですが、
小さい子でも自らボールに身体を寄せて行ったなら
上の子達のシュートコースをふさいだり
蹴られたボールを足に当てて跳ね返したりと
予想以上の大健闘。
相手から点を取るところまでは行かないけれど、
相手に点を取らせないことは出来るんだと言うことを
見せてくれたばらさん達のハッスルプレイでありました。
そんな姿が見られてとてもうれしかったです。

最後は紅白戦の試合が行なわれたのですが、
その頃になると体力の差が現れて来ます。
技術・モチベーションも大事ですが、
やはり日頃の体力増進が大事だと言うことも
感じさせてくれたもの。
それでもこのがんばり屋さんのばらさん達が
サッカーを三年間がんばったなら
きっとすごいサッカープレイヤーになるんじゃない?と
今からとっても楽しみです。
二学期からお母さん達のサッカー教室参観も始まりました。
子ども達のがんばりと成長を
共に喜び見つめてもらえたなら嬉しく思います。


【9月15日 敬老参観日】
今日はJA日土の3階ホールにて
『敬老参観日』を行なうことが出来ました。
本当に久しぶりの開催となったのですが、
愛孫のために集まって来て下さったおじいちゃんおばあちゃんの
喜んでくださる顔が本当にまぶしくて、
「やってよかった!」「出来て良かった!」と
心から思ったものでありました。

<歌のプレゼント>
みんなで一緒に開会礼拝を守った後、
おじいちゃんおばあちゃんに歌のプレゼントをいたしました。
子ども達が舞台に立って歌う姿を
嬉しそうに見つめてくださったおじいちゃんおばあちゃん達。
『おじいさんおばあさんありがとうのうた』、
これは僕の祖母・清水佐和子先生が作詞作曲した歌。
今でも子ども達が歌い継いでくれていることを
天国で喜んでくれていることでしょう。
おかげさまで僕にとっても
良いおばあちゃん孝行になりました。

≪たんぽぽ組≫

≪ばら・もも組≫

≪すみれ組≫

<クラス発表>
続きましてクラス毎にダンスを披露した子ども達。
みんなに見てもらえるのが嬉しくって
舞台の上で弾け躍動していた子もあれば、
緊張とドキドキでいつもの笑顔が見られなかった子もありまして、
子ども達にとってもちょっと特別な舞台となりました。
でもそんな所も含めて温かく見つめてくださったおじいちゃんおばあちゃん。
出来た出来ないではなく、
そんな目線で子ども達を見つめることが大切なんだよねと
改めて教えられたような気がした情景でありました。


<ふれあい遊び>
舞台を見てもらったその後は
おじいちゃんおばあちゃん達と一緒に『ディズニー体操』を踊ったり、
一緒に手遊びをしてもらったり、
更には『なべなべそこぬけ』を全員で
手をつないでの『かえりましょ』に挑戦したり。
文字通り『ふれあい遊び』の時間をみんなで楽しむことが出来ました。
最後は『チェッコリ玉入れ』で玉入れ対決。
かなり厳しいハンデキャップの下
子ども達の大勝利となったのですが、
そんな子ども達の姿を嬉しそうに見つめて下さった
おじいちゃんおばあちゃんでありました。
そう、『子ども達の笑顔がなにより嬉しいこと』だと言うことを
改めて思い出させてくださった『ふれあいタイム』。
僕らにとっても気付きと学びを沢山与えられた
素敵な時となりました。
本当にありがとうございました。

<お帰りの会>
お帰りの会として『今日楽しかったこと』を
舞台の上で発表してくれた子ども達。
その楽しかった想いをみんなみんなに聞いてもらいたくって
張り切って手を挙げてくれました。
次におじいちゃんおばあちゃんに一声戴こうと振ったなら
やっぱり恥じらいと遠慮の「・・・」。
それではと言うことで裏技
「おじいちゃんおばあちゃんと一緒に発表してくれる子?」
と振ったなら
「はーい!」と手を挙げてくれた子ども達。
そんな子達の想いに応えてくれまして
舞台に上がりありがたい一言を述べて下さった
おじいちゃんおばあちゃんでありました。
急なお願いにも応じて下さり
本当にありがとうございました。

最後は潤子先生にお祈りをしてもらって
会を閉じることが出来ました。
コロナのことを始めとして色んなことがありましたが、
こうしてまたみんなで集まれたこと、
僕らの呼びかけに沢山の方々が参加してくださったこと、
そしてみんなでこんなにも楽しい素敵な時を分かち合えたこと、
心より感謝です。
また幼稚園にも遊びに来てください。
「いついつまでも、お元気で」。
会場を快く貸してくださったJAの方々にも
「本当にありがとうございました」。


今週の顔
ばら組のもとよしくん、今月お誕生日です。
春の入園からはや半年、
どこにいても気分やムードを盛り上げてくれる
幼稚園に欠かせない存在になりました。
農機具や重機が大好きなもんもんは
砂場遊びもシャベルを奮って
デカ山作りに大活躍してくれています。
4歳のお誕生日、おめでとう!
ばらさんのそうちゃんです。
長い夏休みがあけまして
この二学期は時々雨降りの日もあるのですが、
それでも雨が晴れればこんな笑顔で
嬉しそうに遊んでくれています。
そしてそんな時には僕にツッコミ入れて来たり、
イタズラしかけて来たりなどなど、
そうちゃんらしい元気をふりまいてくれています。
もも組のこうちゃん、カメラを見つけてズームイン。
面白いことやものを見つけると
アンテナがぴん!と立ちまして、
興味と好奇心を持って駆けつけて来るこうき君。
その想いがあまりに大きすぎて
フレームアウトしてしまうこともあるけれど、
それがこうちゃんらしさの良い所。
今日は丁度のナイスショットで素敵に笑ってくれました。
たんぽぽさんのかほちゃん、
御機嫌笑顔でブランコ遊び。
ちょっと前まで人前ではシャイな所も見せていた
そんなかほちゃんだったのが、
参観日の舞台では飛んで跳ねての大活躍。
「えー、おおきくなったねぇ!」と
嬉しく見つめたものでした。
幼稚園を元気にしてくれている末娘です。



9月第4週

【今週のスナップ 9月19日】
今週は秋の収穫シリーズ。
先月のっぽな花を咲かせた今年のジャンボひまわり。
去年は大きな花が咲いたのに
種は空っぽで取れませんでした。
今年はちょっと小ぶりの花だったので
「どうかな?」と思っていたのですが、
ある日花の咲き終わったひまわりをほぐしていた美香先生が
「種あった!」。
その言葉を聞きつけて子ども達が集まって参りました。
でも子どもってどうしてこう『種集め』が好きなんでしょう?
黙々と種をほじほじやりながら
種を嬉しそうに収穫しておりました。
ひとつ謎なのは背は高くなったけどちっちゃく咲いたジャンボひまわり。
この種を植えたら来年は大きな花が咲くのでしょうか。
それともまたスマートで小ぶりなひまわりになるのでしょうか。
これは生まれ持ったDNA情報が有効か、
はたまた上書きされた親の特性が強く出るのか、
生物学・植物学的にとても興味深いテーマです。
その解明のためにも是非来年も
この種を育てて花を咲かせてもらいたいと思っています。

さて一方山の入り口を見てみれば
たんぽぽさんが胡桃拾いにご執心。
今日はまだ皮の中に包まれた胡桃を見つけ、
その皮の剥き方を眞美先生に教わったこの子達。
まだ渋い色ではあるものの
見慣れた胡桃が出来てて大喜び。
坂の上から転がして『どんぐりコロコロ』ならぬ
『くるみコロコロ』で嬉しそうに遊んでおりました。
只今色んなものに興味を示し遊んでいるこの子達。
転がる胡桃を見つめているその姿に
「この子達の中から偉大な物理学者が誕生するかもしれないぞ」
とそんな想いで見つめた情景でありました。


9月19日 もも・ばら組
ももばらさんは運動会に向けてダンスの練習を始めました。
まずは『こんな感じ』と言うことを分かってもらうために
ホールにて子ども達の近い所で丁寧に説明をしてくれた美香先生。
その中でちゃんと笑いやあおりを用いた子ども達とのキャッチボールで
上手にコミュニケーションを図っておりました。
『伝える』『伝わる』のやり取りにおいて
『伝えたい』と言う想いと努力は大事なんだなぁと思い見つめた情景でした。

またダンスの選曲も各所で「ゴー!ゴー!ゴー!」のリフレインが入る
元気一杯の素敵な曲。
音源の「ゴー!ゴー!ゴー!」には子どもの歌声が入っていて、
ももばらさんの声と重なれば
幾重にもパワーが増幅されて聞こえて来ます。
そんな音源だか自分達の声だか分からないけど
元気一杯の歌声がホールの中に響いて来れば、
子ども達のモチベーションもますますもって上がってゆきます。
まだまだ始まったばかりのダンス練習ですが
この子達のやる気ムードは最高潮。
運動会に向けての日々も
楽しみながら過ごしていることが伝わって来る
この子達のダンス練習の風景でありました。


9月19日 すみれ組
夏前に植えた稲苗がこんなに立派に大きくなりまして
刈り入れの時を迎えました。
またまたひげのおじちゃんにお世話いただき、
稲刈りに挑んだこの子達。
稲束を片手に掴んで引き寄せて
ハサミでちょきちょき切っての収穫です。
欲張って束を一杯掴んで挑むと
固くて切れなかったり、
握った手より下を切らなければ
切ったところから稲穂がぱらぱら下に落っこっちゃったり、
ハサミも刃先で切るより奥で切った方が力が入ってよく切れたり…などなどなど、
自分の手と頭を使って『刈り入れ』のコツとノウハウを
得とくしていた子ども達でありました。

今年は一杯一杯収穫出来た『すみれ米』。
「こんなに一杯取れたらももさん達の分もあるから
みんなで食べれるね!」
と嬉しそうに喋っていたすみれさん。
今月の合同礼拝で
『良く耕された畑に撒かれた種は
30倍60倍100倍もの実を結んだ』
と言う聖書のお話を聞いたこの子達。
そのことを思い出してくれたなら嬉しいな…と思いながら
見つめたこの日の稲刈り風景でありました。


9月20日 お誕生会
今日は9月生まれのお友達3人に加えまして、
新入園のがくた君と一学期のお誕生会はお休みだったかほちゃんの、
合わせて5人のお誕生日をお祝いすることが出来ました。
そんなお誕生会に沢山のお父さんお母さんも来てくれたので
大人も子どもも大賑わいのお誕生会となりました。
みんなで礼拝を守った後、
ひとりひとりの『インタビューコーナー』から始まったお誕生会。
すみれさんからたんぽぽさんまで
普段は口数少ないようなそんな子も
上手に嬉しそうに答えてくれた姿を見て、
「やっぱりお誕生日インタビューは特別なんだね」
と思ったものでありました。

今回の担当は美香先生、
最初は『画用紙シアター』。
動物達ががんばって運動している様子を表したパフォーマンスを見せてくれまして、
運動会に向けての子ども達の想いを
高めてくれたのでありました。
それで心がアップ出来た子ども達。
お母さん達にも参加してもらってのディズニー体操で
今度は身体をウォームアップ。
たんぽぽさんもよくよく身体が動いておりまして
見ている方が嬉しくなってしまいます。
それからバルーンを使った『大人VS子ども』の玉入れ対決もさせてもらって
運動会へのモチベーションも更にアップさせていたこの子達でありました。

そんなこんなで楽しく&前向きに企画進行してもらった今回のお誕生会。
遊びに来てくださった保護者の方々にも
感謝感謝でありました。
本当にありがとうございました。


9月21日 たんぽぽ・すみれ組
今日はすみれ&たんぽぽのダンス練習の風景です。
がくた君が入って来てくれまして
7人と7人になったたんぽぽさんとすみれさん。
園生活のあれこれを
受け入れられるようになって来たたんぽぽさんと、
小さい子達のことを気遣い関わってゆくことが
出来るようになって来たすみれさん。
お互いの今の姿をもって
更なる成長のそのために
この組み合わせで運動会ダンスに
挑戦してみよう!と眞美先生。
みんなの『今・想い・思惑』が神様の御心に満たされて
こんな情景を見せてくれています。

そうは言ってもまずは並ぶところから。
「ここはすみれさんお願いね」とすみれに託した眞美先生。
並び順や隊形移動など、
ちんぷんかんぷんなたんぽぽさんの手を引きながら
優しくリードしていたすみれさんの姿が
なんとも微笑ましく見えたものでありました。
クラスの中では自分の思い通りにならないと
苛立ちぶつかることもあるすみれさん。
でも自分より小さな子達を前に
『相手に合わせてあげること』
『その上で行く道を示し導いてあげること』
の難しさと大切さを
学んでいるように見えた情景でありました。
そんなすみれさんに従順なたんぽぽさんも
見ていてとってもいい感じ。
お家ではお母さんに対して我を張って
なかなか導き通りに動いてくれないこの子達。
でもすみれさんに対しては
嬉しさと憧れの想いが相まって、
こんなに素直について来てくれるのです。
僕らがやってもなかなかなことも
こんなこの子達の関わり合いのその中に
気付きやヒントを与えてくれた合同ダンス。
僕らもすみれさんを見習って
誠心誠意子ども達に向き合ってゆきたいと
そんな想いに満たされたものでした。


【9月22日 避難訓練】
今日は地震想定の避難訓練が行なわれました。
昼食後の自由遊び時間のこと、
突如非常ベルが鳴り出したと思ったら
ハンドマイクの『ウォンウォンサイレン』と「地震です!」のアナウンス。
「頭を隠して身を伏せて!」の言葉に
机の下に潜り込んだ子ども達でありました。
避難訓練の主査は僕なのでのんびりはしていられないのですが、
記録をとって置きたいと言う想いから
カメラを構えてその場にしばし帯同したのでありました。
指示を出している時にはあまり見えなかった子ども達の姿。
それが写真にちゃんと写っていて
「あぁ、ちゃんと机の下に飛び込んでいる!」
とこの子達の対応と先生の指示について
改めて評価をすることが出来ました。

揺れが落ち着いた頃合いを見計らい、
いつもの避難場所まで移動します。
通報訓練の電話を掛けながら
園庭を走る子ども達の姿を見つけ、
「慌てないで!走らないで、落ち着いて!」
と窓口から声をかけたものでした。
急ぐことが最善と思い良かれと行動している子ども達に、
避難時の約束事をその場で伝えることが出来ました。

地震と言うことで防災頭巾を被っての避難を
先生達が指示してくれまして、
被り方のおさらいにもなりました。
いくつかの反省点を見つけることが出来たのは、
僕らにとっても子ども達にとっても
大きな収穫となりました。
また与えられた気付きを基に、
地震について・避難について
みんなで考えてゆきたいと思っています。

昔は9月と言うと防災月間でありました。
9月1日の関東大震災が最大の地震災害事例であったから。
でも『3.11』の東日本大震災があって以降、
そのムードが薄れて来ているような気がします。
新学期が始まって
これから活動が活発になってゆくこの季節。
やっぱりここで大地震を想定して訓練するすることは
大切だと思うのです。
それぞれの御家庭におかれましても
関東大震災モデルの
『地震・倒壊・火災』の想定下の
避難についてもう一度考えて、
自分達のなすべきことを備えていただけたらと思います。


今週の顔
すみれ組のあいこちゃんです。
新学期に入ってたんぽぽさんのお世話を
任される機会が増えて大張り切りのあいピーちゃん。
「それがとっても上手なのよ」と先生達も大絶賛。
「末っ子ちゃんなのにどうして?」
とみんな不思議がっています。
でも昔から人のことはよく見ているし、おしゃべりも上手。
与えられた課題に才能開花・大満開のあいピーです。
たんぽぽさんのおーちゃん、
大すべり台を滑って来まして御機嫌笑顔。
学期始めにちょっと不安そうな顔を見せて
「大丈夫かな?」と思ったのでありましたが、
それを引きずらずすっと復帰して来るところが
おうちゃんの強味・良いところ。
天性の明るさとお調子で自家発電することで
すぐに元気を取り戻してくれたおーちゃんです。
ばらさんのかえでちゃんです。
タフなエンジンに身軽なボディ、
四方八方への好奇心と強いがんばりスピリッツ、
そんなものが相まって時が満ちつつ迎えている
ばらさんになっての運動会シーズン。
鉄棒もかけっこも ももさんを置き去りにするほどの
ハイパフォーマンスで僕らを驚かせてくれています。
パワフルな元気娘のかえちゃんです。
すみれ組のけい君、今週お誕生日です。
いつもどこかおっかなびっくり感があったけい君ですが、
この夏の大冒険を経て自分に自信が
ついて来たことを感じます。
想いを言葉にしながら先生や友達にアピールしている
そんな姿を最近よくよく目にします。
「大きくなったら運転手!」
電車大好きのけい君、6歳のお誕生日おめでとう。



9月第5週

9月26日、27日 たんぽぽ組
たんぽぽさんも運動会の練習、がんばっています。
今年のこの子達がすごいのは
眞美先生の言葉をよくよく分かっているってこと。
かけっこだって
「キリン、ぐるっと回って帰って来るのよ!」
と言う言葉を受けて
ちゃんと走っているではありませんか。
『たんぽぽのかけっこ』と言えば
どこを目指して走るのか?
どこに帰って来たらいいのか?
と言うことが『???』で、
大概ニワトリの後を追うように
僕らがおいかけて走るものなのですが、
今年のこの子達はちゃんと『かけっこ然』としておりまして
改めて感心してしまったものです。

日常のおしゃべりもびっくりするぐらい達者になったこの子達。
遠くから聞こえて来る会話の声に
「誰が喋っているの?」と思い目を向けたなら、
眞美先生とこの子達が
対等におしゃべりを楽しんでいるではありませんか。
先生の豊かな言語コミュニケーション能力が
この子達により良く影響いたしまして、
成長に導いてくれている姿を
嬉しく見つめている僕です。
段々とお休みさんが増えて来たのが
ちょっと心配ではありますが、
今週ゆっくり休んで
来週に向かって心と身体をゆっくりと
整えて来てくれたらいいなと思っています。
来週はみんなで運動会がんばりましょう!


9月26日、28日 もも・ばら組
ももばらさんはダンスの練習をしているところ。
お外に出まして広いグランドで自分の立ち位置の確認。
一つ一つ確かめながら自分達のダンスを作り上げて行っています。
でも「こうしなくっちゃ」だけだったら委縮してしまうものですが、
この海賊ダンスが大好きなこの子達。
「ゴーゴーゴー!」の掛け声で盛り上がりながら
踊りをみんなで楽しんでいます。

中でも驚いたのは
敬老参観日では涙目で舞台に立ち尽くしていた男の子が
誰よりも大きな声で「ゴーゴーゴー!」ってやってくれていたこと。
ひとつひとつの結果を取り上げたなら
「出来た!」「出来なかった!」と一喜一憂してしまうのが僕ら大人。
でも『できなかった』と言うこともこの子達にとって大切な経験。
そしてそれを踏まえて「次こそは!」と一番思っているのはその子本人だし、
敬老参観日のあの舞台を『良い・悪い』言うことなしに
おじいちゃんおばあちゃんが喜んでくれたからこそ、
今のこの子達の想いの芽生えてにつながってくれたのだと思うのです。
「僕らも見習わなければ…」
ってそんな風に思うのです。

最後の『決めポーズ』もどうしようこうしようと
子ども達と決めていた美香先生。
『ちゃっちゃっちゃー ちゃっちゃっちゃ ちゃらら
ちゃちゃちゃーちゃ!』
とノリノリのリズムなのですが、
その時間がとても短くてさあ大変。
ダンスが出来るようになって来た自分達が嬉しくって
にこにこへらへらしていると、
『全員集合』に遅刻しちゃって「んー、残念!」。
『決めのフェーズに入ったらすぐに動く』と言う
未来を予測して動く自己制御に
初めて挑んでいた子ども達の姿が
なんともまばゆく見えたものでありました。

『運動会』と言う課題を通じて
色んなことを体験し学びを得ているこの子達。
そのことにより心も体も大きく伸びて来たその姿を
運動会本番の舞台で皆さんにも見届けていただけたなら
僕らも嬉しく思います。


9月26日 すみれ組
すみれさんは障害走の練習をしているところ。
毎年、複数のミッションに挑むこの競技に挑戦しているこの子達。
それを『ものさし』にあてはめて
改めてその成長を見つめて見れば、
ばらの時にはあんなによちよちよちで
走るのも何をするのも「かわゆいなぁ」と思っていたのが、
すみれの今は自ら課題を受け止めて
「出来るようになりたい!」と言う想いがこちらに伝わってくるほどに
それぞれのがんばる姿がまばゆく感じられたものでありました。

一方『運動会初挑戦』となった実祐先生も奮闘中。
過去の資料を基に
競技を考え子ども達に投げ掛けているところ。
その過程で競技自体を改変したり
子ども達へのサポートを色々加えて行ったりと、
『初めて故』の日々の気付きをフィードバックしつつ
より良い運動会にしようと一生懸命がんばっています。

そんな先生に応えて子ども達も大奮闘。
練習を重ねてゆく中で
確実にそのスキルと体力がアップしている姿を
嬉しく見つめている僕です。
そんなすみれの子ども達と先生のことを
どうぞ温かく応援してあげてください。


【今週のスナップ 9月28日】
運動会に向けてがんばっている子ども達。
今日はリレーに取り組んでいる情景を
追いかけてじっと見つめて参りました。
障害走では個人のがんばりで自分自身と向き合って、
ダンスでは先生の指導を真摯に受け止め
みんなでがんばっているこの子達。
それがこのリレーでは
『走る順番や作戦をどうするか?』
自分達で考えると言う課題を与えられた子ども達。
赤組・白組に分かれて相談を始めたのですが
それぞれに自分の想いを口にするだけで
なかなかまとまってゆきません。
そこはすみれ主導で話しをまとめて行ってくれたなら、
一つの成長・そして学びの場になるのになぁと思いつつ
その情景を見つめたものでした。

すみれさんにしてみても
人前で臆することなくしゃべれる子と、
いつもはペラペラ話せるのに
意見を求められるとシュンとなっちゃう子がありまして、
そんなこの子達に上手に関わり振ってゆく美香先生。
話し合いの主査をするのではなく、
「今日はあなたがリーダーね」と
引っ込み思案な子に役割を振って
それぞれの自己啓発の後押しをしておりました。

そうやって作戦を決め挑んだリレー対決。
そんなの中で
目の前を走る相手の背中を
諦めずに本気で追いかけることの大切さや、
バトンの受け渡しで勝負が大きく左右されること、
そんなことを学んで来ている子ども達。
またそんなことを作戦会議で話し合って
みんなで自分達の走りを高めて行ってくれたなら
嬉しいなと思って見つめています。

勝負の方も勝ったらやっぱり嬉しくって
みんなで「やったー!」と大喜びしていた子ども達。
この喜びを分かち合うために
また運動会までの日々の中、
想いを分かち合う話し合い・関わり合いを
一杯一杯重ねて行って欲しいと思います。


今週の顔
ばら組のいとちゃんです。
最近『決め顔』にご執心な いとちゃんは、
カメラを見つけると「写真撮って!」とリクエスト。
撮影後の写真チェックも忘れないしっかりさん。
首を傾けたこのニッコリスマイルが
この日一番のナイスショットになりました。
かわゆさと明るさを兼ね備えた いとちゃんは
クラスの中の最強アイドルです。
たんぽぽさんのりょうちゃん、
滑り台をすべって来まして「ハイチーズ!」
カメラに向かって穏やかな顔で
笑ってくれているりょうが君です。
最近とっても落ち着いて来た感じで
先生の声も一番良く聞こえているみたい。
おちゃめなところはそのままに
素敵に大きくなってくれて嬉しい限りです。
すみれ組のひかりちゃん、
御機嫌笑顔のブランコアクロバット。
身軽な元気娘のアクションひとつひとつが
僕らを驚かせてくれています。
ばらの時はほよよーんって感じだったひかちゃんが、
今はひらめきと機動性を活かした行動力で
クラスのみんなを助けてくれています。
運動会に向けて今きらめいているひかちゃんです。
たんぽぽ組のせな君です。
幼稚園ではおすましさんなのか
『イケメン笑顔』で微笑んでいるせなくん。
でもお母さんといる時は人一倍おしゃべりで
「え?だれ?」とびっくりすることも。
でもそりゃそうだよね、
主張しないと大好きなお母さんを取られちゃうから。
そんなせな君がいとおしい今日この頃です。



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