当店の創業は戦前、約100年家族で繋ぎ、数えること四代目が切り盛りしています。
自宅工場にて、徳島県内の契約農家による栽培のもち米をはじめ、
また醤油、塩、バターなど国産の安心して口に入れることのできる良質の素材を用い、
「無駄なものは入れない」という信条のもと、おかきを作り続けています。
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たくさんのお声が毎日の励みに
お求めいただいたおかきは、「親の代から食べています」「シンプルな味わいながら奥深い」「やさしい味わいがする!」
「開封した瞬間、広がる甘美な香り。もち米の良さが伝わってくる」「真心こめてつくっている感じがします」
「子どもにも安心して食べさせられる」・・・様々なお声を子どもさんからご年配の皆さんまで、たくさんの方よりいただいております。
ゆえに、いただいた言葉を励みの糧に、美味しそうに頬ばる笑顔を思い浮かべながら、てまひま惜しまずにおつくりしております。
よくある質問にお答えします
「おかき」と「あられ」の違いってなあに?
あられと、おかきの違いはズバリ!『大きさ』です。
あられはその名の通り、冬に降る氷の粒「あられ」くらい小粒で、おかきはそれより大きめ、という感じです。
材料は同じもち米。ですので、何センチ未満が「あられ」、何センチ以上が「おかき」といった規定は特にありません。
井関製菓として「井関のおかき」と梱包箱には書いていますが「あられ」もつくっています!
徳島のソウルフードとして
本来、おかきはもち米が原料ですが、市販のもので、きちんとしたもち米を原料としているものはとても珍しくなっているのが現状です。
「ソウルフード」=「その地域特有の素材を使い、伝統的な製法による食べ物」と定義するなら、もち米は徳島産。品種はモチミノリ。
そのもち米を主原料として用い、餅つきも石臼と桜の杵でつき、手水をつけて手返しの杵どりという昔ながらの製法です。
①もち米・玄米からその都度精米 → ②洗米 → ③蒸す →
④杵つき。石臼と桜材の杵を使い、手水をつけ、手返しの杵どりをしています。 → ⑤冷蔵庫で 5 日固める
⑥裁断 → ⑦乾燥(機械乾燥)※おへぎに関しては自然乾燥(陰干し) → ⑧煎る → ⑨味付け
たいていのおかきをこのような過程でつくっています。
よくある質問にお答えします
「お米」と「もち米」の違いってなあに?
ごはんとして普段食べている普通のお米のことを「うるち米」といいます。
これに対して「もち米」は、お餅やお赤飯、おこわなどに使われるお米で、うるち米が半透明なのに比べて、もち米は白く不透明で見た目も違いますが、大きな違いはでんぷんの成分にあります。
うるち米はアミロースとアミロペクチンがおよそ2:8なのに対して「もち米」は、アミロペクチンのみでアミロースを含んでいません。このアミロペクチンがお餅の粘りのもとなのです。
素材へのこだわり・・・
「美味しそうに頬ばる笑顔」が思い浮かぶからこそ!
味の決めてとなる醤油、塩、バターなどは
主なアイテムの素材と製法は
- しょうゆ味・・・もち米、醤油、砂糖
- バター味・・・もち米、バター、塩
- 塩味・・・もち米、塩、ごま、青のり
- さとういり・・・もち米、砂糖、塩
煎ってでき上がり。砂糖や塩はつくときに入れています。
- すやき・・・もち米
煎ってでき上がり。素材がいいので、「もち米だけで、こんなにおいしくなるんだ!」との声をよくいただきます。
- おへぎ・・・もち米、砂糖、塩、のり、ごま
※砂糖入り、塩入りが混じっています。オーブンで焼いたり、温度の低い油で揚げても美味しくいただけます。
(地方によっては生おかきという。今では、ほとんど作られていない珍しいものとなっています)
- ひなあられ・・・もち米、砂糖、塩
もちが木箱などにつかないようにする取り粉には、北海道産馬鈴薯のでんぷんを使っています。
2月はひなあられ、 12月は正月用のお餅を。季節ごとの出荷に合わせて製造しておりますのでお問い合わせください。
井 関 製 菓
所在地:〒770-0944 徳島県徳島市南昭和町6丁目45-4
電 話: 088-652-9335