楽しいから笑うんじゃなく、笑うから楽しい?

皆さんは、つまらないと思う時間や、苦痛に感じる場所、状況で
どういう顔をしていますか?そりゃ嫌な顔に決まってますよね。

出来ればいつもニコニコしていたいけど、まわりを
見渡すとなにひとついいことがない。
楽しいことがあるなら笑えるけど、これといってない。

そんな状況から少しでも早く抜け出すなら、これ!
「笑うこと」です。
いいことがないのに笑えないよって方は、まず先に笑ってみましょう。

なぜそうしたほうがよいか、というと、脳のしくみに
「笑っていると、脳が楽しく感じる」というのがあるからです。

上大岡トメさんの本に、「のうだま」というのがあります。
この本によると、脳はからだの動きにつられて、だまされ易く、
笑うことで、脳には楽しいという錯覚が起きる、とのことでした。
(ここでいう、「笑う」というのは、口角を上げて、笑う表情を作る、
ということです。声を出して大笑いしなくてもいいですよ。)

この本には、実験として、口に割り箸をくわえて本を読むのと、
割り箸を噛んだ状態(口角の上がった状態)で本を読むのを比べると、
同じ本でも、割り箸を噛んで読んだほうが面白く感じる、とのことでした。

つまり、笑っていれば、楽しく過ごせるようになってくるのが、
脳のしくみなんだってことですね。

もちろん、からだに疲労が溜まってたり、寝不足や、生活習慣の乱れによって、
からだの不調を訴える方は、笑うことにさえ、エネルギーが必要になってきます。
なんだか最近笑えない、って方は、からだから休めという
サインが出ているのかもしれません。

こういう場合はおとなしく早めに寝て、心身ともに英気を養ってから、
思いっきりいい笑顔を作りましょう。
いつもと違う、日常が開けると思いますよ。






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