これは、昔々、頼りない私をずっと見ていてくれたひとを
想ってかいた詩です。
青空のようだった 見上げるといつも元気になれた
暖かいまなざしにいつも安心できた
その、空のほんの片隅でいいから、ずっとつながっていたい
ふたりとも本気で好きで、でも許されなくて、
だけど今でも心の片隅で
つながってる、プラトニックなふたりです。
こころ
ひろとが生まれてきた意味、わたしが生まれてきた意味
それはなんだろ
ひろとには、ひろとにしか出来ない事がある、
ひろとにしか守れない事がある、そしてひろとを必要としている人がいる
たったひとりしかいないひろと、だけど、ひろとは独りじゃない
わたしもひろとも殻に閉じこもってるだけ
だから、もっともっと自分を出して,怖がらずに殻を破ろうね
わたしたちには、とても難しい事だけれども、きっとできるよ
そしたら、外の世界にもっと広い世界に飛び出していける
そして、きっと自分でいることが楽になれる
人との縁って 不思議なもの
話しやすい人 話しづらい人
優しい人 冷たい人
自分にとってプラスになる人ばかりじゃないかもしれないけど
どんな人との出会いも きっと自分にとって必要なのだろうと思う
それは、“子育て”と言いながら、私の方が親として、人間として
成長させてもらっているのと同じ様に、いろんな人のおかげで
私も少しはましな人間になっていけるのかな
出会い
何だか とても 心細かった
誰かに見ててもらわないと 不安で仕方なくて
誰かにかまっててもらわないと 淋しくて仕方なくて
私には 家族もともだちもいるのに
どうして 心が満たされないんだろう
孤独
やっととれた 8日ぶりの休み
なのに、小学校の運動会の予行演習・・・
1日寝てたいと思ってたのに、真夏の様な暑さの中
広いグラウンドに3時間
もう勘弁してよ そう思った
でも ちょっと休憩と、藤棚の下でお茶しながら
子供たちの練習 見てた
いい風が吹き抜けてー
のんびりと 白い体操服の子供たちを 眩しげに見ながら
何故か じんわりと 胸に広がるものがあった
そうだよね
毎日 家族の世話をしながら 学校の役員したり
部屋の掃除しながら 夕飯のこと考えたり
何年か前までは そうやって過ごしてたんだっけ
いつから こんな仕事人間になっちゃたんだろう
いつもいつも 仕事のことが頭から離れなくて
自分の満足する売り場が作れて
売り上げが上がれば幸せ なんて
本当に心がギスギスしてた
しっかりしなきゃ、ひとりで頑張らなくっちゃ
ずっと気を張ってた それが去年の9月
でももう、頑張らなくていいんだ
マイペースでのんびりしていいんだ
これからのことは、
ゆっくり考えればいいんだ
仕事人間
あの日、救急車で運ばれてから、もう半年が過ぎた。やっと物事を考えられるように
なってきて、つらいことも増えてきた。思い出したくなかった出来事や、
なくした記憶の中の醜い自分が、フラッシュバックのように見えてくる。
これからのことを思うと、廃人と化してしまいたくなる。
それでも、生きていかなければならない。
過去
どうして上手くいかないんだろう
どうして思った様にできないんだろう
ひろとはきっと理想が高いんだな
本当にひろととは自分と重なる部分が多いよ
もし上手くできなくても
それはそれで一生懸命やった結果であって
それが自分の思い描いていたことと
ちがったとしても
それでもいいんじゃない?
否定ばかりしてたら、
自分が可哀想だよ
ひろとに言ってるつもりで
実は自分に対してだったりして
どうして
どのように死ぬかは、どのように生きたかだって誰かが言ってた。
だから、自ら命を絶つ事は最低なんだとも。
つい、2,3ヶ月前までは、死について毎日考えてた。
でもそれは、今まで支えてくれてた人たちへの裏切りだと気づいた。
それでも、やっぱり、どうしてもつらくなると、とにかく今
この苦しみから逃れたいと思う。鬱な心の風邪だなんていうけれど
風邪どころじゃないよね。私は、桜の花が舞い散る穏やかな日に
死にたい。
死
自分にはないものを持ってる人を羨ましく思うことあるよね。
でも、きっとそれはお互い様。みんなそれぞれ長所もあれば、短所もある。
自分の短所ばかりを見ていたら、自分が可哀想だよ。
いい所だってたくさんあるのに。いい所を捜してみようよ。
そうしたら、殻もうすくなってくるかもしれない。
完璧な人間なんていないんだから。
ないものねだり
少し良くなってきたよ。でも、まだ闇の中なの。どっちへ進んでいいのかわからなくて。まるで、迷子になって、独りでしゃがんで泣いてる子供みたい。誰か、明かりを灯してくれないかな。
迷子
誰か、私の手足を操ってくれないかな、マリオネットのように。
また、鬱の始まりだ。心は、闇の中。家族にさえ、元気を装ってる自分が哀しい。
Kill Me
私の見ている空は、ひろとの見ている空につながってるよね
私のみているおひさまは、ひろとの見ているおひさまとおんなじだよね
私の髪なびかせた風は、ひろとの所に届いてるかもしれないね
そうしたら、私の心もひろとに届くかもしれないね
いつでも願ってるよ ひろとが元気になる様に
ひろとへ
今年もあと1ヶ月ないんだね。病気にはなったけど、そのかわり、
みんなにも会えたし、いろんなことに気付かせてもらった。
2004
あの、不機嫌そうな顔、もう見たくない。
そういえば、子供の頃からそうだった。
パパの顔が曇るのがとても嫌でいつもいつもいい子を演じていた。
そうなんだ。 私はずっとマリオネットだった。
結婚するまでは父の、その後は主人の。
いつも 愛されていたかった。
いつも 笑いかけてほしかった。
いつも 見ていてほしかった。
嫌われる事が とても怖かった。
独りになるのが嫌だった。
マリオネット U
1日の終わり
今日という日は、もう来ない。
夕日
今年の半分は、組織の中の壊れかけた歯車、
半分は心の壊れたロボット。
楽しかった事は何だろう。
忘れていた家族との時間かなあ。
風に揺れる木の葉、香り立つ金木犀、鳥たちの声。何もしない時間。
もし、あのまま組織に埋もれて離婚してたら、きっと野垂れ死んでんだろうな。
途中で気付かせてくれたのは、誰だったんだろう。
確かに私の体だし、心だったけど、でも
職場のみんなが予測してたことだったから・・・
あの時、倒れて正解だったね、あなべる。