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P・mの詩

人は巡り合って いつか好きにになって
時は短すぎて だけど止まれなくて
だから一緒にいた 二人で歩いてた
とても愛しかった とても大事だった
人は一人きりで始める旅がある
人は一人きりで見つめる夢がある
だから淋しくなる だから逢いたくなる
とても愛しくなる とても大事になる

無題

胸に手を当てて誓った
約束の言葉を思い出す
あの希望に満ちた響きと
選択の瞬間の光景
汚れだけが目に付いて、忘れかけてた笑顔と思い出
都会での毎日の生活

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ふと気付いてみると、親しかった友人は僕を置いて走り去ってしまってた。
気が付かなかった。僕は自分のことで精一杯だった。
頭を垂れ、こつこつと仕事することしか出来なかった。
無題
ひろと、君の気持ち痛いほどよく分かるよ。
僕も似たようなもんだ。昼間から酒飲むことはあまりないけど。
絶望と無気力。そして現実逃避。本当に酒に溺れたいよ。
僕は時間を無駄にしているんだ。おそらく時間が僕を消耗し尽くすまで。
もし僕がいなくなったら、僕を思い出させるものは何が残るというのだろうか?
昨日の日記を読んで 
神サマ…
人間の掌に掴める物は最初から決まっているのかい?
俺だってさ、掴みたかったよ
おいしい食い物、何でも買える金
あったかい家、笑い声
そして、きれいな女の手
でも俺の手はいつだって握られたままだ
神サマ…
拳じゃ何にも掴めないよ…。

「掌の歌」より一部抜粋
(無題)