人は巡り合って いつか好きにになって
時は短すぎて だけど止まれなくて
だから一緒にいた 二人で歩いてた
とても愛しかった とても大事だった
人は一人きりで始める旅がある
人は一人きりで見つめる夢がある
だから淋しくなる だから逢いたくなる
とても愛しくなる とても大事になる
胸に手を当てて誓った
約束の言葉を思い出す
あの希望に満ちた響きと
選択の瞬間の光景
汚れだけが目に付いて、忘れかけてた笑顔と思い出
都会での毎日の生活
ふと気付いてみると、親しかった友人は僕を置いて走り去ってしまってた。
気が付かなかった。僕は自分のことで精一杯だった。
頭を垂れ、こつこつと仕事することしか出来なかった。
無題
ひろと、君の気持ち痛いほどよく分かるよ。
僕も似たようなもんだ。昼間から酒飲むことはあまりないけど。
絶望と無気力。そして現実逃避。本当に酒に溺れたいよ。
僕は時間を無駄にしているんだ。おそらく時間が僕を消耗し尽くすまで。
もし僕がいなくなったら、僕を思い出させるものは何が残るというのだろうか?
昨日の日記を読んで
神サマ…
人間の掌に掴める物は最初から決まっているのかい?
俺だってさ、掴みたかったよ
おいしい食い物、何でも買える金
あったかい家、笑い声
そして、きれいな女の手
でも俺の手はいつだって握られたままだ
神サマ…
拳じゃ何にも掴めないよ…。
「掌の歌」より一部抜粋
(無題)