私の庭のバラ観察 Nonohana-garden |
冬のバラの葉は 落葉するバラと、しないバラがあるということですね。私の庭のバラはどうなっているのでしょう。冬のバラの葉の様子を観察してみました。 |
紅葉するバラの葉 わたしの庭ぐらいの寒さでは、寒冷地の紅葉の美しさには及ぶべくもありませんが、寒さにあたるとバラの葉は色づきます。紅葉するメカニズムがどうなっているのかよくわかりませんが、紅葉するバラとしないバラがあることに気がつきました。 まず、葉が赤や黄色に色づくバラを集めてみました。これらはほとんどが自然に葉が落ちて、冬の間は茎だけになるグループです。落葉性のバラということでしょうね。 |
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![]() カンタブリギエンス |
![]() タカネイバラ |
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色づきながら新芽も出ています このバラは、庚申バラと返り咲くオータムダマスクとの交雑種のひとつです。色づきますが、新芽は緑で活動を続けています。半常緑のグループでしょうか。 |
色づくバラと緑のバラの境目は 半常緑のバラというのはどういうのでしょう。 |
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いきなりの寒波に 耐寒性は同じなのに、枝先には葉が残っていて休眠しないバラに、寒波が来るとこうなります。ほかのガリカやカニナなどの仲間が落葉する中、このダマスク系といわれる香水バラ達は、緑の葉を残したまま冬を過ごしていました。 そこに積雪、氷点下の日々が、数日ですがやってきました。 枝先の葉だけは解凍して戻りました。でも、ほかの葉はちりちりに巻いて枯れています。 こうなるバラはカザンリクと、このローズドメだけです。耐寒性のバラなのに、まったく色づきません。 |
常緑のバラの葉は凍らないの? 冬が近づくと、葉の中の水分は不凍液になるのだと聞いたことがあります。冬の間も葉をつけている、チャイナ系やノイバラの葉は、氷点下の気温の後、また復活します。花も凍ることはないです。活動は鈍くなりますが、新芽が展開し、つぼみは少しずつ開きます。バラは、寒さにはかなり強い植物のようです。 |
![]() ノイバラ 葉のふちが赤くなるのは冬の葉の特徴です |
これは落葉するガリカと、ほとんど休まないノイバラの交雑種です。かなり葉が残っています。そして赤く色づきます。半常緑といわれるバラたちがもっと寒い地方では、どういう戦略で冬を越しているのか、とても興味が湧きます。 |
常緑のバラの落葉は新旧交代? 常緑のバラがあるということを、今回知りました。では常緑のバラと、半常緑との境目はどうなっているのでしょうか、興味のあるところです。 見ていると、この、一年中緑のナニワイバラも、風の強いところの枝は落葉します。でも雪が降ろうが、氷が張ろうが、緑のままです。茎がすこし赤くなるくらいですね。2月にはもう新芽が動きはじめています。 |
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寒くても元気なバラ 暖かい地方の原産のバラは常緑で、色づくこともほとんどありません。九州に分布するツクシイバラ、ヤエヤマノイバラなどは変化なしです。右のバラは、武蔵野の野生の野ばらからの選抜品種です。どういう性質が受け継がれているのか、買ったばかりなので興味深く観察中です。最低気温がマイナス4度くらいではびくともしません。 |
![]() ノイバラの自然交雑選抜品種「おぼろづき」 |
バラの紅葉や、冬越しの様子からも原産地がわかる? トゲや芽吹きの時期からも、それぞれのバラの原産地が想像できて、とても興味深かったのですが、紅葉する様子、冬越しの様子などからも、その性質の違いが見て取れます。まだまだ観察を始めたばかりでわからないことのほうが多いのですが、いろいろと興味深いことがわかりました。 日本に自生するノイバラと同じグループ(シンスティラ節)の、ヤブイバラ、フジイバラ、アズマイバラ、ミヤコイバラなどは、紅葉したあと落葉することがわかりました。同じ条件で育っていますので、この違いはなにか遺伝的な要素があるのでは、と思います。テリハノイバラも採取した場所によって紅葉、あるいは常緑ままなどの違いが出ています。すんでいた場所に適応した性質が受け継がれているのでしょうね。それを違う場所に移してずっと栽培していると変化するものなのでしょうか。次々と興味がわいてきます。 何か情報をお持ちでしたら教えてくださいね。 |