工具関連(特殊工具等)



オートバイや車の整備に必要な工具、使いやすい工具、お勧め工具の紹介

ドライバー類、最低でも2番、3番の+-は、必要
一番左は、キャブセッティングに重宝
リングの取り外しに便利なのは、下右2番目か上右3番目
Tレンチは、作業効率が高いNSR50に良く使うのは、8,10,12,14,17
マフラーのフランジのナット外しには、左から2番目が欠かせない
スパナは、なめ易いので出来るだけめがねを使用

特殊工具はこれからね沢山あるぞー






















素人的溶接考察
100V交流アーク溶接機編
溶接に関しまして私はプロではございませんので関係の方には笑われるかもしれませんが
素人が溶接をする為の情報は少ない様に思います私も随分苦労してきましたが
私なりに溶接を始めて思う事を少し書いてみました。

最近量販店で溶接機が安く売られています9800円程度安いものなら8000円程度の物までありますね
これが交流アーク溶接機と言われる物です家庭で使用しやすいように100V対応です
これで溶接が出来るのなら安い物だと思いますねしかしこれが技術的に一番難しいのです
溶接をする機会が多く信念の強い人にはお勧めかもわかりません初めての人が
1週間や10日でマスターするのは非常に困難ですが、、、
しかし裏返してみればこの溶接機で綺麗なビードが描けたら怖い物無しになるのでは?
ちなみに私は3ヶ月かかりました少し鈍いのかも分かりません(^^ゞ

三相と単相200V
溶接機は高い物、200V(三相)の物程簡単に作業が出来ます
しかし200Vの三相は契約しないといけません
契約金ですが基本料金と使用料に応じた金額、1kw=1050円でした
全く使わないと基本料金の半額を支払います
それと最近では使用機械のプレートにある必要な使用量が契約の際に
証明出来なければなりませんだから2kw分で良いと言うわけにはいかないのです
業務用の溶接機であれば大概の物が15kw程度の容量が必要になります
これを契約すると言うことは基本容量に1050円×15=15750円いるわけです
これが毎月ですからたまった物ではありません
そう言う訳で私は単相の200Vにしました
単相は大抵の家庭にはエアコン等の為に引き込まれています
私も今の家を建てるときに単相200vのコンセントを引いてもらっていました
これは契約も何も必要ありません
しかし困ったことに最近の溶接機は三相が殆どで単相は少ないのです
特に中古となればなおさらです随分オークション等でチェックしましたが
なかなかありません


この安い溶接機を購入前に溶接の専門書を買いまして自分なりに勉強してみました
アーク溶接のページは分厚い本の中でほんの4ページ程度の内容しかありませんでした
それだけプロ向けでは無いと言うことと注意事項があまりないのですこれなら出来るかもと思いました。

溶接機と同時に溶接面、皮手袋、皮の作業服、手ごうを買いましょう火傷や服に穴が開いたりするのを
防いでくれます
溶接面の遮光ガラスは9番から11番程度初心者は良く見える物ほどやり易いが明るすぎると目玉焼きになり
夜に目がころころするらしいですね(雪目)私は最初から基本に忠実にやっているので一度も目玉焼きになった事がありません悪くすると失明するようです
親から授かった体です何をおいても体を大切にすることが一番です
自然界では考えられない強烈な紫外線です体に良いわけがありません作業中に光が目に入ってしまう事もあるでしょうが
直ぐに目を瞑るなど知識として憶えておくことが必要です。

最近は瞬時に遮光する面も売っていますが20000/1秒等少しは目に入っているので昔ながらの物が良いように思うのは
私だけでしょうか?しかし初心者であれば両手が使えるので作業性は良いですからお勧めかもしれません前だけではなく上もすっぽり覆うので上からスパッタが降ってきても
髪が焦げません良いですが目の位置が人によって違うので最適な位置に改造しましょう


100vの溶接機でも接続するコンセントは15A程度ですとブレカーが頻繁に落ちて仕事になりません
最低でも20A、出来れば25ないし30Aあればスムーズに仕事が出来ます。
そしてこれくらいの溶接機ですとアース線とクランプ(アースの先にある挟む物)も安物ですので
アースを取ったつもりでも接触不良を起こす事もしばしあり作業が中断します
安い物は太い配線を使用していないので長くも出来ないのです
勿論電源の配線にも太くて短い配線がついています電気のロスを少しでも減らすようになっているのです
ですから配線はなるべく元の電源に近い所の物を使用しますリール式の配線や蛸足配線は厳禁です

アーク溶接棒ですが普通の物と低電圧用の2タイプありますが安物のアーク溶接機の場合
低電圧用を使用すると簡単です
普通の物は長くて安いので経済的ですが安い溶接機ですと溶け込みが不十分だったり遅いのでやり難いのです
低電圧用の棒は低電圧でも先まで電気が通り易くする為に先が短く作られていますそれだけ頻繁に
溶接棒を交換しなければならず作業性と経済性は悪いのです
太さは溶接する物によって細い物を使用したり太い物を使用したりします
溶接棒には鉄の真にフラックスという薬剤を塗っています(塗っていると言うより盛っています?)
これはアークで溶けた金属に酸素が結びつき酸化するのを防ぐ役割を担っています
溶かいした金属は酸素と結びつきやすくそうすれば溶接個所はもろくなり不純物等の混入も
許してしまいます、フラックスは棒の心材と共に燃焼して
回りの酸素を害の無い二酸化炭素にしてしまいます

使用率ですが10分間に使用できる時間を示します
これらの安物溶接機は10前後あるなしですから10分間に1分程度しか溶接できません
私は知らずに溶接を繰り返していましたが頻繁に溶接棒が母材にくっついたりして仕事になりませんでした
ひどい場合は壊れてしまうそうですが私の場合それまでにいたった事はありませんでした。

溶接機にはリール式の電源を調整する物があります
板厚によって強さを変えるのですが最初はあまりわかりません
低すぎると棒と母材が引っ付きはなれませんそれが原因でブレーカーが落ちたりします
高すぎると電源にもよりますが20A程度だとブレーカーが落ちたりします
溶け込むスピードは速いのですが板厚が厚いと高くするのは言うまでも無いでしょう
慣れてくると分かりますが高めがし易いが薄い板だと穴があく事もしばしば

溶接する物にアースをして溶接棒をセットすると溶接にかかれます
最初は母材に棒をマッチをするようにして棒の先端のフラックスを剥いて
芯に電気が通り易くするバチバチと火花がでて先端が赤く心材が溶けだすと
やり易い溶接棒をできるだけ母材に対して90°近くにするのが基本ですが利き手により
少し角度を付けますフラックスが回りに均一に燃焼する事をイメージすると良いかもしれません2つの金属を引っ付けるのですから境を溶かす事になりますが一方の金属を溶かして
もう一方の金属も溶かすと言うように交互に行ったり来たりを繰り返す感じです

溶接には下向きするのが一番容易ですこれを下向き溶接と言いますが慣れてくれば
横向き溶接、縦向き溶接、そして最後に上向き溶接ですがこれは本当に難しいです

使用する度に溶接棒は短くなりますので溶接個所を移動しながら短くなる棒に対応して
少しずつ手も近づけていく事になります3次元に動かす訳でこれが難しいのです

溶接棒の先端と溶接個所は常に5mm前後に
保つわけですからこれらの慣れが必要です練習としては電源を入れないで溶接棒を
運ぶ練習をします、棒を動かす事=運棒と言います

金属が溶けるところを良く確認すると上達が早いと思いますなるべく近くで観察しましょう
しかしフラックスで発生するガスは有毒ですのでマスクにも気を使わないといけないかも知れません

最初のアークが発生するとアークが途切れないように移動します
最初に比べると先端が暖まっているので簡単に進みます綺麗に移動できるとうろこが重なった様になりますこれは良く観察すると分かるのですが溶解池が渦を巻くのでこの様な形になるのですそして最後のビードで普通に終わると渦の真中に凹みが出来ますこれをクレータと言い
強度不足になったり穴が開いたりしますそれを防ぐ為に最後のビードではソフトクリームを
巻くようなビードの終わり方をしますそうする事によりクレータを防ぐ事が出来ます。

スパッタ(火玉)を防止するために防護服は完璧にしよう

ダイヘン手棒アーク溶接機ファンシー160を購入
溶接になれてきましたので200V手棒溶接機を新品購入しました
















半自動溶接機アーネスト○田新品購入
これはワイヤーにフラックスが入ったワイヤーの家庭用の100Vでも溶接出来る
半自動溶接機ですそのままで溶接しようと思ったら随分うんこ溶接になってしまいました
色々思考錯誤してみるとアースのクリップがおもちゃのようです
これをプロ用に変えると随分良くなりましたそれでも手棒のようにうまいビートが描けません
本体に張っている100Vのシールをはがしてみるとそこには110Vとなっていました
欧米の仕様をそのまま使っているみたいです降圧して、、、良いはずありませんね
ですから昇圧機を使って昇圧して使用するとうまくいく様です
しかしフラックスワイヤーとは風の強い日などは風の影響を受けにくいので
便利ですが普段は溶接部分についたフラックスをはがさないといけないのと
下手に溶接するとスラグがとけ込んだりして強度の低下等を起こす、
フラックス入りワイヤーは素人向けですので手に入れにくい高価、ワイヤーの巻きが少ない
等不便な部分が多い
不活性ガスを使用するタイプもありますが容量が少ないので高くなる等のため手放しました

シールドガス=不活性ガス
不活性ガスには主に二酸化炭素の他にアルゴンガス、双方を取り入れた混合ガス(二酸化炭素20%アルゴン80%程度他にもあり)
等があるようです最初は酸化防止のために不活性ガスを吹き付けて母材を酸化させないためにある物だけだと思っていましたが
それ以外にも火玉が発生するとき(プラズマ状態)でのシールドガスはアークを保護するとともに、アークそのもののベースであって
シールドガスの成分はアークの状態を大きく左右し、さらに溶接の結果に大きな影響を与えるのだそうです
特に二酸化炭素はアークの特性を大きく変化させる物質であると言うことです
この為にガスの会社では企業秘密で混合比率があるそうです

この度私が二酸化炭素だけと混合ガスの違いを体験する事が出来たので検証しました
混合ガスに比べて二酸化炭素だけの時にはスパッタが多い気がします溶解池の沸きが多い気がします火球も良くはじけます
このことから高品位溶接では混合ガスが良いと思います値段も500円/3000リッターしか違わないし
外国特にヨーロッパでは二酸化炭素だけの溶接は下級品だけに限られるという事です
詳しくは下記のHPにて
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AF%E6%BA%B6%E6%8E%A5#.E3.82.B7.E3.83.BC.E3.83.AB.E3.83.89.E3.82.AC.E3.82.B9
尚シールドガスの販売ですがタンクを用意しないといけません
ボンベには大中小とあります小型の物はアーキュリーシリーズなどでオプションとしてありますミニボンベ容量700だったかな?
中はミドルボンベ容量は1500Lです大は一般的な7000Lで本職が使用している物です
私のお世話になっている会社はミニボンベとミドルボンベは購入しないといけませんが
7000リッターのボンベはレンタル出来るのです
ミニボンベでも大きなボンベでも購入すると容器代の他に登録と中古の場合は直ぐに検査が必要です
登録が3000円程度検査5000円ぐらいだったかな????ボンベの年数によって3年または5年の検査が必要です
その分かれ目は1990年ぐらいだったと思いますこれらの詳しい情報はわかり次第更新します
ミニボンベ代金でも新品だったら25000円程度しますが充填代金は二酸化炭素ミニボンベ3500円(700リッター)大きなボンベでも(7000リッター)7500円
ですから大きなボンベを使用しないと損なんです大きなボンベでも使用状況ではあまり持ちません
ミニボンベでは使用状況にもよりますが2時間程度しか持ちませんので移動する場所などでの使用が本来の目的のように思います
これらのことから素人でも大きなボンベをレンタルで借りるのが安く良いと思います
最初私もミニボンベで始めてみましたがあまりの持ちの悪さと単価の高さに驚き契約しました
契約には資格とか保証金は不要でしたが一応2ヶ月までに交換して下さいと言われましたがこれらは死語のようです
実際はこれ以外でも問題ないそうですが私などはガレージを造り始めたら2週間ほどで7000リッターを使い切りました
結果仕上がりまでに3回入れ替えましたので頻度がわかると思います勿論溶接もへたですので
結構ガスの吐出量を多めにしましたし風が良く吹くので20リッター/rpm程出した時もあるので




半自動溶接機ナショナルシングルオート300中古購入
半自動ですので手棒溶接と違い溶接棒の交換も不要で不活性ガスを吹き付けてスラグも出ずに作業が出来るので
仕事のスピードが格段に速くなりました半自動にするともう手棒溶接には戻れませんね
ですが強風下では不活性ガスが流されて溶接が不安定になるガスが高価などの問題もあります
半自動溶接機のコツですが
溶接しながら止める場合素早くトーチスイッチを切ってしまうと火花がチップまで上ってきてしまいチップとくっついてしまい
次にスタートする場合ワイヤーが出なくなるのでチップとワイヤーをペンチなどを使って切り離さないといけません
そうならないようにするのは止めるときに少しゆっくりスイッチを離す様にすると良い

ワイヤーが引っかかる場合はトーチスイッチを新品に交換するのが一番ですが内部はワイヤーを巻いて作ったバネの様な
構造ですので引っ張り出して灯油で洗浄すれば少しはマシになるようです

不活性ガスですが上手な人は7L/分程度普通の人で10程度下手な人で15程度強風下では20L程出してすることもあります

この機械は単相200Vで使えるので非常に便利です
この機種で今まであったトラブルを紹介します
ガスが出なくなった=新品のボンベを圧力調整機につないでみても
表示する玉が動きませんこれらは電磁バルブが壊れているのです
電磁バルブのある場所は上とサイドのパネルを開けば直ぐに分かりますが
ホースが入った直ぐそばにある黒い円筒形の部品ですこれは凄く簡単な
構造ですので清爽で直る事が多いです
それでも何回も止まるようなら新品交換です+と-は関係ありません

本体のヒューズがトーチスイッチを押すと切れる
これは本体の内部をエアで清掃したら直った=ゴミが堆積して過電流が流れるのが
原因としては大きいらしいですメーカーに頼むとエアガンで吹いて直っても2-3万らしいので
あきらめる前に行ってみることが大切ですねこれらはお世話になっている方に教えて頂きました本当に直ったときは地獄から天国に上る感じです





TIG、MIG溶接機コンパ300を中古購入







2007/11/11溶接について書いてみました画像はアップできませんので後日