ホンダNS-1改80の部屋


初期の80改

管理人の街乗りバイクです。
ホンダNS-1改です。
NSR50と80でレースをしていて余ったパーツで作りました。
ベースは、部品取りのNS-1を2個一にする事から始めました。(2台で3万位だったと思う)前期モデルと後期モデルです。
エンジンは、NSR80のエンジン(レースで余った物)を街乗り用に少しだけチューンした物です。
私にとって街乗りの定義は、分離給油である事、NS-1であるが故にメットインである事、
耐久性を重視する事、燃費も良い事ですがお金をかけないで製作する事は、言うまでもありません

NS-1の欠点は、とにかく重たい事ノーマル重量で93kgもあり原付とは、思えない大きさです。
NSRに比べてこの重たい重量の為に発進加速がとても遅いこの問題を解決するために軽量化と
トルクの太い出力特性が必要と言うわけで80ccのエンジンを載せて改造しています。


80ccのエンジンを載せても配線は、フライホイルをNS-1を使用したらそのままボルトオン
勿論市販のリミッタ-カットは、使用しないといけません。
50ccは、NSR、等全てリミッターを装着済みですが、80ccは、ありません。
その他にもリミッタ-の解除方法は、色々あります。


シリンダーは、ベースパッキンを3枚重ね
ダイレクトポート2個所
ピストンは、吸気穴をを大きく開け下部をカット


NSR80のエンジンを載せてみましたが、(ボルトオン)そのままでは、ギアが合わずに1速のギアが高すぎる。
5速と6速が近すぎて引っ張れないなどの問題がありました。
そこでギアだけをNS-1のギアをそのまま使うと言う事にしました。
詳しい事は、NSR50の部屋を見てください、エンジンは、ギアを除き殆ど同じです。

エンジンは、ボルトオンですが、一部ヘッドをNSR用を使用するとメットインがそのままでは、着きません
ヘッドの水周りを加工するかメットイン部分のプラスティック部分を加工することになります。
下の画像は、フタだけを取り付けて装着状態を分りやすくしてみました。
最初は、熱でフタを膨らまして見ましたがこれでは、追いつかずに穴をあけました。
ホースの逃げを作ったのです、しかしこれ以外でもNS-1のシリンダーヘッドを
NSR80用に加工したらそのまま付きます

NSR80とCR80の水冷初期型は、ボアストロークが同じなんです.
意外と知られていない事実ですが、
確かD型とE型、です、
私は、もしかしてシリンダーやピストンが使用できるのでは、と思い
調べて見ました、そして確かめるべくCRを探していた所
田舎の軒下に放置しているCRを見つけました.
丁度知り合いの近くだったので連絡すると何と友達だったので格安で譲ってもらいました.
勿論E型であることは、確かめていたのは、言うまでもありません
早速ばらしてポートの研究材料にしました.
この結果シリンダーは、ボルトが6本の為に使用できませんが
ダイレクトポートの大きさ、吸気ポートの大きさは、勉強になりました.
ピストンは、コンプレッションハイトが低くなるもののシリンダーの上面を削る事で
使用できることが分りました.その他多くの部品が流用可能なのを知りましたが、
これらは、もう1992年頃の話なんでもう欠品になっているかもしれません.
これらの部品は、全て保管していますので機会があればアップしたいと思っています.


もう一つの問題は、これが一番困るのですが、チャンバーです。ショップからNS-1改80用チャンバーが
沢山出ていますがやはりこれでしょうね、2ストで一番性格を左右する物ですから、
私は、今のところもらい物のNSR80用BRDチャンバーを加工して着けていますが、NSRに使用すると
いい感じで吹けるのですが、NS-1では、いつも回していないと面白くありません。最低でも7000rpm
お金が出来たらステンレスの専用マフラーを買いたいと思っています。
街乗りなら迷わずステンレスでないと錆が凄い。

上の画像は、長期放置していたので埃が凄くガソリンが漏れている。
キ○コのマニホールドは、ゴムの部分がひび割れが凄い、長期使うと純正でもひび割れるけどね!
プラグは、E8EGV、プラグコード+キャップは、ノロジーホットワイヤー使用

冷却ですが、80ccのチューニングエンジンですとレース以上にシビアな物があります。
お金がなかったのでNSR80用と50用2個を連結して装着するツインラジエーターに改造
部品は、水道の配管とかな口を自作、アルミ板でシュラウドと補強をかねて製作
意外とカッコいいのですが、これは、ばらす度にエア抜きが大変でした。
今は、MH80のラジエータを購入していますのでひまな時に装着する予定です。

分離給油が条件ですが、80のチューニングエンジンと言う事でオイルの吐出量を多めに調整した。
これは、ワイヤーを引っ張りながら調整するので最初は、多めに調整して、少しずつ少なくするしか方法がない。
今は、煙が多くて、オイルの減りも早い、少しずつ吐出量を少なくしてみます。

この事からこのようなマシンに仕上がりました。とは、言っても現在進行中でありますが


20パイキャブを使用して、燃費の向上とトルクアップ(掃除してないので汚い)

CRのマニホールドを使用したいが、厚みがありオイルポンプに接触してしまう。
20パイVMでもスロットルワイヤーのステ-を曲げないと取り付け不可。
この為に大きなキャブやマニホールドは、混合仕様には、しずらい。
何とかならないものか、皆さんどうしているの??


エアクリーナーの内部ファンネルをホットボンドで取り付けている。

18パイ改19パイ、20パイVM、24パイフラットキャブやVM26、28、PWK28等
色々なキャブを使用してきた私が選んだのは、このキャブでした。
直キャブは、エンジンを傷めるのが早いのでノーマルクリーナーを使用している。
キャブとクリーナーを接続している様子。
接合には、ホットボンド使用
クリーナーボックスは、吸気量に応じて穴を開けてある。
この仕様で街乗り115kmまでは、一瞬です。ねばれば130km/h位まで。
ただ如何しても重いので出だしが悪いのが欠点です。
オイルポンプを外せばどのようなキャブでも装着可能ですが、それじゃ意味ないし

フロントフォークが柔らか過ぎるのもこのバイクの欠点です。
一度サーキットを走らせてみましたが、走れた物では、ありませんでした。
フロントのバネを強化してあります。少しましになりました。
減速の時に街乗りといえどもノーズダイブが少しましになりました。
バネを強化する事によってタイヤのグリップが制動時に逃げないかと思われたが、
この位の強化では、まだまだ柔らかすぎるぐらいノーマルは、駄目。

リアのショックも中古ですが、(サスの中古なんか買うなよってか?)程度よさそうだったので買いました。
クワンタムなんか無縁の私(^_^;)
少し改造しようと思っています。

最終的には、ネイキッドにしたいなと思っている私。
部品は、全て揃っている。(全て中古や昔のパーツ)

ヤフオクで買ったMH80のアルミタンクとラジエータ
私の信念である小物入れがなくなりそうです


バッテリーをフレームの真ん中に装着

アルミタンクを装着するとバッテリーがノーマル位置には、置けないのでピボットシャフトの上に変更した。
ノーマルガソリンタンクを外すと何処でも置けるが結構重い物なので中心が良いかと思いこの位置にした。
アングルを溶接してアルミでボックスをつくってゴムを貼ってバッテリーを入れた。
後から考えるとアルミは、腐食するのでステンレスにしたら良かったかな?
バッテリーの配線が−側を20cm程延長するとノーマルカプラ-がそのまま使用可能になる。


ネイキッドにするのでメーターをこの様に加工して装着した。
水温計は、是非装着したい物の一つです。


ネイキッドモデルになったNS-1カッコいい!

現在この様な感じになってます。
アルミタンクを装着するとこでメットインがなくなってエアクリーナーも装着出来ませんので
パワーフィルターを装着していますが、小物入れは、ノーマルタンク位置に
作れそうです結構容量が取れそうですが、入り口は、給油穴なので小さいのが欠点
リアフェンダーを装着して小物入れは、FRPで作れそうです。

この後の予定 ハンドルは、アルミ製のセパハンかバーハンに
出来ればリアスイングアームをアルミ製の物に変えてリアフェンダーを装着して、
小物入れを作る。
ラジエータを大容量に変えてチャンバーをステンレスの専用品にする。
ブレーキが利かないので前に大径ディスクを装着


パワーフィルターを装着した事によりエアクリーナーを外さなければならなくなり
この際キャブも24パイに変更です。
オイルラインのあるものを購入して分離給油にします。

最近他のコンテンツを見てもらうと分るのですが、色々な趣味に走ってしまって
NS-1の事がおなざりになってしまっていました。
ふと、ヤフオクでアルミタンクを落札して思ったのですが、2000年のホンダ50cc2ストが販売中止になっ
部品の販売数が激減しているのを痛感しました。
このままでは、パーツもなくなってしまうのでは、ないのかという危機感から
再度NS-1の改造計画を前倒しで行う事を決めました。
本来なら安いパーツが入ってから改造していたのがどうもそう言ってられない感じです。

誰かアルミのスイングアーム譲って下さい。
80ccのNS-1用チャンバーできればステンレス製を
高値で買わせて頂きます。


この先工事中です、すいませんね。(^o^)丿