これが完成した静岡大学工学部で開発された「STARS-C」です。
大きさは2Uサイズですので、縦10cm横20cm奥行き10cmです。
太陽電池パドルに張られた赤色テフロン電線がアンテナのエレメントです。
太陽電池パネルとアンテナ・エレメントが同一パドル面に共存します。
衛星筺体とパドル・アンテナ部全体で、変形のダイポール・アンテナとして動作します。
アンテナは、親機・子機それぞれに145MHzと437MHzのエレメントが張られていますので、
写真の結合状態では、4面に各アンテナ・エレメントが張られていることになります。
ISSからの放出後、親機・子機それぞれの太陽電池パドルが120度で開きます。
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