郵便事故はどちらの責任?
郵便定型外発送ご希望の場合、 - 法律相談所の答えは? - 

法律相談所の答えは?
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発送方法を選んだ人の責任となるのが一般的 郵便事故は出品者の責任となるのが一般的
普通郵便での事故は補償ゼロ

出品者と落札者で話し合って、様々な輸送手段(※1)から発送方法を選ぶことになります。

普通郵便を選べば費用は安く済みますが、記録が残らないうえに、紛失したり、壊れたりしても補償してもらえません。宅配便を選べば費用は高くなりますが、記録が残り、紛失に対する保険もつけられています。

このようなことを考えると、発送方法を最終的に選んだ人が責任を負うと考えるのが一般的でしょう。
出品者があらかじめ「普通郵便で落札者の手元まで商品を届ける」と約束しているような場合に郵便物が紛失したときは、落札者は出品者に対し返金を求めることができます。

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郵便事故は出品者の責任となるのが一般的
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先生、もっと教えて! トラブルに遭わないために
エルム法律事務所
川畑直美弁護士

2000年4月に弁護士登録。インターネットに関する消費者問題などに精力的に取り組んでいる。
先生、もっと教えて!
配達の記録が残り、かつ、補償のある運送方法を選ぶのがいちばん。落札者がどうしても普通郵便を希望した場合は……
・事故が起きた場合にはどうするのかを、あらかじめ決めておく。
・出品者と落札者で半分ずつ料金を負担して、配達記録扱いにする。
……などといった方法でトラブル防止を心がけて!
※1 補償の有無
補償してもらえるかどうかは、運送契約の内容、郵便法などによって決まります。
普通郵便…………………………… ×(郵便物の中身が壊れたときも同じ)
書留扱いの郵便物、小包郵便物… ○ 損害賠償を請求できる
宅配便など………………………… ○ 補償の条件や金額は、それぞれのサービス内容によって異なる

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