愛媛みかん 大平みかん園 建ちゃんみかん屋日記

7月 8月

2009 7/11 6月の降水量

4・5・6と3ヶ月間少雨が続きこのまま夏を迎えたらどうなる事か
心配していた宇和島の今年の降水量。
ようやく梅雨も後半になりまとまった雨が降り6月の降水量は219mm
平年を若干下回るものの夏場を迎える準備が整いました。

過去の宇和島の降水量

8/9 みかんの摘果は終わったが

今年のみかんは異常に結果量が多く人手を増やし早くから摘果作業にあたりました。
ようやく極早生、早生、20号、みうら、デコポンの順に一まわりすんだところです。
これからポンカン、伊予柑と進んで行く所ですが、今年は春先から天候がなにかおかしいのです。
梅雨時期には雨待ちの状態で雨がなかなか降らないかと思うと夏場に入ると一転雨ばかり
暑い夏が来ないまま秋になりそう、このままではみかんの品質低下が心配されます。
今日も昨夜から酷い雨がふり続いてやむ気配がありません。
一日も早くギラギラと輝く真夏の太陽を待ち望む日々です。

8/15 宇和島市津島町限界集落大平の盆おどり

以前大平みかん園HPで三浦に伝わる盆おどりくどき歌を紹介したところ
宇和島市商工観光課大塚さんより、くどき歌の資料を貸してほしいとの申し出がありました。
事情を聞いてみると津島町のあるところに総戸数7戸の限界集落があり
そこへ最近都会の若者4人が移住し、住民の減少で数十年間途絶えていた盆おどりを
その若者らが中心となり復活させたいとの事、地区の名を聞けば大平と言うらしい
当みかん園と同じ名前、これも偶然とわいえ双方をめぐり合わせるなにかのご縁でしょうか
そんなご縁でうちのみかん園を手伝ってくれている従兄弟の大塚君と二人で盆おどりに
出かけたような次第です。
 大平地区に行くには津島町畑地地区の国道から山手に向かい川ずたいに入って行きます。
川と山の間に、へばり付くような細い道は樹木に覆われ昼でも薄暗く車で上って行くにつれ
辺りは一段と山深く、人の気配がまったく無なり道を間違えたのではないかと心配になるくらいです。
沢ずたいに15分ほど車を走らせた頃、
突然空が開け棚田に囲まれた大平集落が目の前に現れました。
着いた時には盆おどりはすでに始まっており、この日の為に地区を離れていた元住民も
大勢帰郷している様子、ふるさとでの久しぶりの盆おどりにある人はボランティアで
露店を出したりしてご馳走を振舞いました。
市商工観光課大塚さんや若者の奮闘でみんなの故郷への思いがひとつになり盆おどりは大成功
立派な盆おどり復活と成りました。

8/24 今年最後の定期防除終わる

スプリンクラーでの薬剤散布も今日で予定していた防除はすべて終了しました。
今年は今のところ病虫害や台風の被害も無く例年に比べ外観の良い物ができて
いるみたいです。
心配していた天気も良くなり晴天の秋晴れが続くようになりこの分なら今年も
美味しいみかんが採れそうです。
楽しみです。