愛媛みかん 大平みかん園 建ちゃんみかん屋日記

 5月ー6月

5月ゴールデンウイーク東京・長野のから大平みかん園に見学者来る
遠方よりおいで頂きありがとうございました。
近年当農園にはリピーターのお客様がぼつぼつご見学に来て頂くようになりました。
これも長年に渡りみかんをご購入して頂くお客様が増えたおかげだと感謝しております。
これからもお客様のご見学希望があれば特別の事情が無い限り積極的に受け入れしたいと思います。
お客様との信頼関係を大切にしご要望にお答えできるみかん作りに取り組んで行きたいと思います。
今後とも宜しくお願いいたします。

5/9 今年初めての薬剤散布
今日は天満地区のみかん園共同防除の日、集落全体の病害虫防除をスプリンクラーによるコンピューター制御防除システムを
利用して約半日で散布作業を完了できます。
以前は手散布で7日〜「10日かかっていました。薬剤散布は大変な重労働でしたが設備のおかげで今は楽になりました。

5/26 スプリンクラー防除施設の故障修理
SP施設は制御室からの自動制御で遠隔操作していますが先日行った
薬剤散布中40番のブロックの電磁ベンが故障して閉まらなくなっていました。
今日はその電磁ベンバルブが正常に開閉できるように分解修理しました。
器具を装着して通水試験、うまく故障復帰できたみたいです。
これで次回の薬剤散布が通常どうり出来そうです。

5/28 接木の芽を摘芯作業
3月末に接木した芽がようやく伸びてきました。
このままにしておくと芽が伸びすぎて風で折れてしまうので、
葉っぱ5〜6枚の所で摘芯して芽を早く充実させてやり、丈夫な幹にしていきます。
早く元の樹幹に成るよう、これから害虫や病気が付かないように手をかけて育てていきます。
来年にはどれくらい成長するか楽しみです。

6/3 ホームページのネタ取材
今日は久しぶりの雨昨夜からの雨が昼を過ぎてもまだやまない
家でごろごろしてるのも退屈だ、急に思いつき ホームページのネタ取材に出かける事にした。
取材先はカツオの水揚げ基地深浦港、電話で聞いてみると3時にかつお船が入港予定との事
今から出かければ入港に間に合うだろう、早速デジカメを持ち出発、1時間程で深浦港に到着
見ると丁度カツオ船も入港し魚の荷揚げの最中、聞いてみると土佐宇佐港所属の
乗組員6人乗りのカツオ船だそうだ、船長に今日の漁を聞くと3000k程度の水揚げだそうだ。
(金額にすると約200万円)最近は黒潮の潮流の影響か魚群が四国沖を離れ九州南方海域に
カツオの群れが移動しているらしい、そんな訳で
今年は不漁が続いていたが今日は久しぶりの豊漁、
品薄で価格も高いらしい、魚を30分程で陸揚げし間もなく始まるセリを待つ、
やっと船長の顔から仕事を終えた安堵感からか笑みがこぼれた。
 今の時期カツオにまじりビンタ(上写真マグロの子ヨコとも言う)がよく釣れる
味も良く価格も手ごろ私はどちらかと言えばカツオよりヨコが大好き、
晩酌の肴に安く分けてもらい取材を終えて家路へと急ぐ、今夜は1日2杯の規定量を超えそう。

6/23 摘果作業
品質の良いみかんを作る為多くなり過ぎた(現在直径2cm程)の実を間引く作業を摘果と言います。
昨年、実が少ない裏年の影響で今年はどこの園地でも実がたくさん付いています。
このままの状態で放置するとみかんの木が衰弱し小玉果ばかりになってしまいます。
そればかりか来年の花が少なくなりその結果着果不足で著しく果実の品質を悪くします。
そうならないよう摘果で適正な状態にしてやり毎年美味しいみかんが出来るようにするのです。
理論的には解っていてもその年の天候で思うようにならないものです。