変体仮名(へんたいがな) ※新しいページを開いていますので元のページ戻る際はこのページを閉じてください
(下に示した”かな”は小学生が習う造形ではありません。また小学生で習う46文字以外のものも含まれていますが、
もともとは、今使われている”かな”の仲間だったものです大人になって使われる造形のヒントがこれらにあります。)
平安時代に発達した平仮名は、一音につきいくつもの字体がありこれがために変化に富んだ仮名書道が発達した。しかし、
学校教育にあっては、これでは表現が複雑であり、多量の思想を表現するのに、わずらわしいので、明治33年(1900年)
の小学校令により、一字一音の仮名が制定され、今日に至っている。
そこで、現在一般に使われている“ひらがな”に対してそれ以外の“ひらがな” を区別して“変体仮名”と呼んでいる。
変体仮名の例(高野切第一種系)