書道のジャンル            戻る         

漢字書道部門

  古代、中国で発生し、発達してきた表意文字。

  漢字書道は、書道界をジャンルに分けた場合の

  一分野。




かな書道部門

 
 漢字は中国で生まれ中国で育ち、かなは漢字

  をもとに日本でアレンジして、日本で進化して日

  本独特のかなとして育ちました。かなを習うときは、

  かなの基本を古筆(こひつ
)によってしっかり臨書

  することから始めることが大切です


前衛書道部門

 
 上田桑鳩が祖となり、更に墨芸性を唱える



近代詩文書(調和体)部門

  書道におけるジャンルの中で、今日最も

  注目をあびているのが、このジャンルの漢字

  とかな交じりの作品。
金子鷗亭が唱えたこの

  ジャンルは、漢字・かなの分野に比べるとまだ

  まだ歴史は浅い。しかし、「漢字」の分野のよう

  に難しい漢文を読みづらい草書体で書くと

  一般の人達にとって非常にわかりづらい。さり

  とて、「かな」の作品は、日本の歌人とか、万葉

  集あたりを題材とすることが多いようでこれも、

  流麗さを表現しようとすると、どうしても草書、

  ならびに
変体仮名を使うことになる。これが一

  般の人達にとってはまたやっかいになる。そこ

  で、近年の書道界は、漢字作家といわれる先生、

  またかな作家といわれる先生、ともに誰にでも読

  める【書】を作品にしようとこの現代書(調和体とか

  代詩文書とか漢字かな交じり文といろんな名称で

  いう)を書いて発表しているが
もともと専門分野で

  ない
にわか作家がこの分野の作家の領域に審査

  員という肩書のまま出展している現状を思うと果た

  して
専門分野で研究している調和体部門の作家

  如何なる思いで今日の現象をみているのだろうかと思う。


少字数書部門

 
 独立書人団の祖、手島右卿が1字ないし2字程度の

  少ない字数を作品化したもの




篆刻の部門

  
古文・書を中心に印材に刻す