逆入平出(ぎゅくにゅうへいしゅつ)



 清の包世臣(ほうせいしん)が唱えた用筆法で、

 書の気満にはこの方法が大切という。

 右方から筆鋒を逆に押し入れるように

 力を加えて起筆し、鋒をはたらかせ、

 平正な状で筆を出すことをいう。

  



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