背 勢 (はいせい) 戻る
向勢に対する語。楷書を書いた時、 二本の縦画が背き合う(中央部を引 きしめて上下に開いた形)ように書く 造型法。理知的で引きしまった 、 厳しい感じが出る。欧陽詢(おうようじゅん) 欧陽通(おうようとう)父子の楷書が代表 的な作品である。 ■欧陽詢(おうようじゅん)の九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんめい ) 『門』字の場合上の端が背勢