「よさこい祭り」とは、四国・高知県で毎年８月９日から１２日にかけての４日間開催される祭りです。初日の「前夜祭」と「花火大会」、中２日の「よさこい鳴子踊り」、そして最終日の「後夜祭」で幕を閉じます。

「よさこい」とは、実は「夜さ来い」と書き、つまり「夜に来てください」「今晩いらっしゃい」という意味だそうです。

「よさこい祭り」は、１９５４年（昭和２９年）に高知商工会議所観光部会のメンバーによって始められました。現在では参加者が１万人を超えるこの祭りも、第１回の参加者は７５０人、参加団体は２１だったそうです。

「よさこい祭り」に参加するためには、以下２点の条件を満たしていなくてはなりません。 �@「音楽」　　これは、故・武政英策氏（作曲家）が作曲した「よさこい鳴子踊り」のフレーズを、曲のどこかに必ず入れること。 �A「鳴子」　　鳴子を持って踊ることは必須条件です。 　「えっ、たったこれだけ？」と思われるかもしれませんが、そう、たったこれだけなのです。 だから、音楽にしてもロック、ポップス、サンバ、ジャスでも何でもあり。自分たちで自由にアレンジしてよいのです。また、衣装についても自由。ハッピだけではなく、スーツでも何でもＯＫです。最新のファッション情報は、すぐにその年の衣装にも反映され、毎年新たなスタイルが誕生しています。どうです、想像するだけでもわくわくしそうなお祭りでしょう。 また、見ているだけではなく参加してみたいという県内外からの飛び入り希望の方々のための連もあるそうなので、ぜひご参加してみてはいかがでしょうか。