一同着席《 時間になりましたら、着席の案内をする 》
「間もなくご葬儀の時刻となりますのでご着席願います。−− 尚、携帯電話のスイッチはお切りくださるかマナーモードに設定してくださいますようご協力をお願い致します。」
「導師入堂でございます。皆様、合掌にてお迎えください」 「合掌おなおり下さい」

開式の言葉
「本日はご多忙中のところをご臨席いただきましてありがとうございます。只今より、故◯◯◯◯様のご葬儀を執り行います。(故人の呼称は、社会的に高い地位にあったり知名度が高かったりする場合には肩書きをつけたり、「先生」などの敬称をつける場合もあります)

葬送の辞 (導師より葬儀の辞がのべられます)

鼓鉢三通  (チーン ドン ジャラーン)
    「葬送の辞」が無い場合には、この時「皆様合掌、礼拝願います」終わって「合掌おなおりください」
授戒 (剃髪・懺悔・洒水・受戒)
    自宅での場合、授戒が終わったら「これよりしばらくは足を楽にしていただいて結構です」
読経

 鼓鉢三通
(チーン ドン ジャラーン)
    「皆様合掌、礼拝願います」終わって「合掌おなおりください」
弔辞弔電
   「これより弔辞を頂戴致します。◯◯◯◯株式会社専務取締役 ◯◯◯◯殿、お願い致します。」
   弔辞に対して「ありがとうございました」等のお礼の言葉は不要です。黙礼だけで結構です。
   同じく、弔辞を頂戴致します。◯◯◯◯殿、お願い致します。
   身内の弔辞、お孫さんなどの弔辞は「送別の辞」としたほうがよいでしょう。

   「次に弔電を奉読させていただきます。◯◯◯◯殿、お願い致します。」
   (セレモニーホールの場合には進行役が弔電を読み上げる場合がある)

立ち焼香の場合の作法は【弔辞弔電なら祭壇横で導師に一礼してから焼香台の前に進む。遺影に合掌一礼し、焼香してから奉読します。奉読が終わったら祭壇のわきに置き(斎場側で受け取る場合もある)、遺影に合掌焼香し一礼してから一歩後ろ、さらに遺影の方を向いたまま横に下がって頭を下げ、導師と遺族に合掌一礼して席に戻ります】

【弔電が二十通以上の時には、時間の都合もありますから葬儀前に住職と葬儀担当者と打ち合わせておきます。弔電多数の場合には電文五、六通拝読したあと、お名前だけ奉読します。】
   例文 「弔電を奉読致します。(尚、敬称は略させていただきます。)       
   ・・・・・・ 弔電多数の為これよりお名前のみご奉読させていただきます。」

   例文「他に◯◯通頂戴しておりますが、時間の関係上省略させていただき、
   御霊前へお供えいたします」 と参列者に断りの挨拶をします。

  「これから導師さまが引導法語をおとなえになりますので、改めて姿勢を正してください」
 引導法語

 読 経

喪主・会葬者ご焼香
   焼香時には僧侶から焼香の合図があります。
  「喪主さまは正面にてご焼香願います。」
  「ご会葬の皆様順次ご焼香をお願い致します。なお、焼香の終わりました方は額紙(ひたいがみ)     をお取りください。」
 【お寺で葬儀の場合、親族は二名づつ仏前(正面)で焼香します。】

 鼓鉢三通 (チーン ドン ジャラーン)「ご会葬の皆様・・合掌」

喪主謝辞  
「本日はご会葬(かいそう)いただきまことにありがとうございます。ここで遺族を代表いたしまして当家喪主◯◯よりお礼の言葉を申し上げます。」

喪主挨拶例文 【多忙の中をわざわざご会葬いただいたこと、故人のご厚誼に対する感謝、ご香典を頂戴したことへの感謝、尚、変わらぬご厚誼を賜るようにお願いし、ありがとうございましたとしめくくる。】

僧侶退場(斎場の場合)「ご導師退堂でございます。皆様合掌にてお見送りください」
    導師退場を確認したら 「合掌、おなおりください」
閉式の言葉  
「以上をもちまして、故◯◯◯◯様の葬儀、並びに告別式をとどこおりなく終了致しました。長時間のご会葬誠にありがとうございました。」
 【ただちに次の出棺案内と灰寄席案内をして下さい。】
出棺案内 「それではこれより出棺となりますが、葬列で持っていただ く物はお願いしております方にご協力願います。
           【葬列の持ち物案内は別紙を参照してください】
           【近親者は縁側(半戸枚)より出ますので縁側に靴を用意して下さい】
           【出棺の時の配車を再確認しておいて下さい】

灰寄案内 
「尚、出棺後に灰寄・初七日供養を行いますのでご案内差し上げました方はご焼香下さいますようお願い致します。又、今晩時より村念仏を致しますので契約の方はよろしくお願いします。」

会食(食事の前の挨拶)
「本日はお忙しいところ、誠に有り難うございました。無理を申し上げて恐縮ではありますが、お時間の許される限り、故人をお偲びいただきたいと思います。」

【献杯】か、【ご導師さまの発声】で会食となります