ほのぼのレシピ

1.サンマの塩焼き心得帳 
  少し前まで秋の風味サンマは四国では開きしか食べられなかった。でも最近は輸送手段の発達で生でも食べられるようになった。
  生のサンマは口の黄色いのを買うべし。100円くらい高くても大きいのを買うべし。本当は炭で焼くのがいいが、ガスで焼くときはグリルの水を少な目にすべし。塩は遠目に少し振る。100円くらい高くても出来れば天然塩が良い。ほんの少しでよい。塩焼きとはいうがサンマは醤油で食べるものと心得よ。
 熱いうちに、大根おろしと醤油、そしてスダチをかけて召し上がるのだ。スダチは必需品なのだ。内臓もちゃんと食べるのだよ、そうしないと生の意味がない。
 側にご飯と味噌汁と白菜の漬け物があれば言うことなし。
   
2.アジの南蛮漬けワンポイントレッスン
 作り方は料理の本に嫌というほど書いてあるけど、もちろん魚は新鮮なものを準備すること。下ごしらえでは3%の塩水でよく洗って水気をちゃんと取っておくこと。この時点で臭いがないようにね。そして必ず2度揚げすべし。問題は漬け汁なのだ。ただし君風味は三杯酢の砂糖を控えめにしてお酒を加える。目茶甘いのはマーケットで売っているが、あれは味のごまかし。米酢の量を減らしてその分柚子の酢をたっぷり入れる。1:4くらいかな、これがコツ。最初きつく感じても蒸発してしまうから心配なし。
できあがった上から野菜をいっぱい散らしてラップして冷蔵庫で3時間以上冷やす。
頭から尻尾までちゃんと食べてね。