この世の果てで恋を唄う少女
YU-NO人物辞典_現世編06
武田 絵里子

PS4版
CV:小林ゆう
セガサターン版
CV:久川綾
B96-W60-H87

境町学園の常勤校医。
境町学園に赴任してきてからまだ2ヶ月弱というのに、すでにベテランのような存在感を確立している。
ピッチピチのボディコンスーツに白衣を羽織り、セットしていないボサボサの髪とくわえタバコがトレードマーク。

武田 絵里子


 境町学園校医。一月ほど前に海外から境町学園に赴任し、唐突にたくやのクラスの担任となる。校内の超問題児でありながら学長の友人(=広大のこと)の息子であるたくやの扱いに教師達も手を焼いており、たまたま赴任してきた彼女が押しつけられるような形で担任となったのが事の経緯。生徒たちに関しては放任主義というか最低限度の責任しか負おうとはせず、校医という立場からか他の教師たちとは異質の性格の持ち主。そういう所がたくやと合うのか、彼女が担任となってからはたくやの行動も幾分かは落ち着くことになった。校医でありながら保健室を空にすることも多く、また学園内の噂、特に武家屋敷のタタリ騒動に関してはかなりの興味を持って調べており、たくやや他の生徒達からも色々と情報を集めている。

【美月編】

 喫茶EVENINGにて、町中や校門前で擦れ違う謎の美女が絵里子であることを知ったたくやは、同時に彼女が竜蔵寺を密かに尾けていることも知る。校内の社会科準備室はおろか、竜蔵寺の屋敷も探っているようで、以降美月の頼みで龍蔵寺の事を調べているたくやと様々な場所で鉢合わせる事になる。

 たくやが武家屋敷内の土蔵で梅の死体を発見後にまたしても鉢合わせ。直後に事故を起こした美月を介抱し、その際、発狂したかのようにたくやに襲いかかった彼女が「ナイアーブ症」と呼ばれる強力な催眠術をかけられている事を告げる。その後再侵入した土蔵内から白骨死体を発見。それが本来の龍蔵寺であることと、一連のタタリ騒動の真実を知った二人の前に龍蔵寺を名乗る何者かが姿を現す。見慣れぬ銃を突きつける絵里子、そして意味不明の言葉で会話を交わす二人・・・どうやら彼女は次元間を移動する犯罪者を追い駆ける役職に就いているらしく、勿論たくや達の世界とは異なる次元からやって来た存在であるらしい。

 結局の所龍蔵寺を取り逃してしまった絵里子は、たくやの持つリフレクターの存在に気付き、今まさに別次元に移動しようとするたくやに向かって別れと再会の言葉を交わす。

【美月編以外】

 謎の美女=絵里子であることには全てのルートで発覚。元々たくやの担任であることから接触や会話の機会は多く、澪編や神奈編では担任として二人を気遣い、彼女たちを心配するたくやの相談に乗る事も多々。また異世界編では次元監査官として後半に登場するが、そちらは「異世界編」の方で紹介。

【再録】talkの独断偏見コメント


 YU-NO登場人物中最も好きな人物。剣乃作品全般で見ても1,2を争うくらいに好きですね。とにかくカッコイイ!目を隠したボサボサヘアーでボディコンに白衣、おまけに始終タバコをスパスパふかす姿が印象的で、顔を披露してくれる謎の美女姿も綺麗でステキ。会話の口調や、真面目なのかボケてるのかわかんないやり取りもとにかくイカすのであります。素敵だわ!!一応美月編では関係を持つに至るわけですが、「キミは可愛いからな・・・特別だぞ」のセリフがなかなか強烈ではないかと。亜由美や美月や香織とは違ったタイプの「オトナの女性」を見せてくれて、ストーリーに深みを増してくれてます。

 ちなみに私は神奈編・校門前で出くわしたたくやに向かって頼み事をするシーンが大好き。「キスしてくれたらOKする」と冗談で言った瞬間に、昼間の校門前で熱いキスをするのが何とも格好良くて惚れます。美月と龍蔵寺の情事を目撃した時も「おいおい、こんな所でするかぁ?」とか言いながら、直後にたくやとロッカー内で始めたりと、もうつっこみ所満載。謎の美女姿も、結局正体がバレバレだったりして基本的には尾行がポンコツ。それになかなか気付かない龍蔵寺もどうかなあと個人的には思うわけです。別次元の人間は細かいことを気にしないのかしら・・・?

 ゲーム開始直後のプロローグから始まって、現代編の殆どのルートでも接する機会が多く、しかも異世界編でもちゃんと登場してたくやと相変わらずのやり取りを交わしてくれたりと、全ての登場人物の中で最も接触が多い人物。オトナの女性の余裕、だけど結構抜けている性格、それでいて実は次元監査官というトンデモナイ設定の持ち主・・・とにかく色々な姿を見ることが出来るというのも魅力の一つではないでしょうか。サターン版をお持ちの御方は久川綾の名演技を堪能してくださいませ。もっともっと惚れます・・・って、私惚れてばっかりやないの。でもそれくらい絵里子センセが好きなんです。


20年越しのキャラデザ変遷+名字の元ネタ


 ぼさぼさヘアーに咥えタバコという校医姿の基本ビジュアルはほぼ同じですが、尾行時の衣装はややマイルドになった印象。「イケイケのボディコン」というたくやの冗談アドバイスに気付かず、数年前の極端な流行衣装、いわゆるジュリアナ全盛期のイケイケ衣装をチョイスしてしまっているので、周囲から浮きまくっていて尾行に全然向いていないという点が面白かったわけですが、流石にその当時の時代背景を20年後のユーザーにも共有してもらうのは難しかったようで、胸元を大きく強調した服装という程度の衣装に変更されています。また、キャラデザ変遷の影響であのむっちむちのダイナマイトバディぶりが少々大人しくなっているのが残念でなりません(笑)

 上でも触れていますがサターン版久川綾の演技が相当ハマっていたのでこれを超えるのは難しいだろうなあと思っていましたが、リメイク版ではこれ以外考えられないだろうという小林ゆうの起用をばっちり抑えているのが流石のキャスティングですね。それでも個人的にはサターン版の色気むんむんの久川綾の演技の方が好みなのですが、キャラデザの変遷に伴って絵里子先生もサターン版よりやや若いイメージになりましたので、リメイク版のデザインにはやはり小林ゆうの演技がしっくり来てると思います。要するにどちらの声でも絵里子先生の素敵さを存分に堪能出来ますよということですね。

 名字の元ネタは信玄公で有名な甲斐の戦国大名・武田氏。

 武田氏(たけだし)は、平安時代末から戦国時代の武家。本姓は源氏。家系は清和源氏の一流・河内源氏の一門、源義光を始祖とする甲斐源氏の宗家である。安芸国・若狭国に分派が存在し、上総国などにも庶流があったが、いずれも通字として「信」(のぶ)が使用されている。古代の国造である武田臣の後裔が河内源氏義光流の棟梁と婚姻したという説も伝わっている。河内源氏の名族の一つとして戦国時代には戦国大名化し、武田晴信(信玄)の頃には領国拡大し中央の織田・徳川勢力に対抗するが勝頼期には領国の動揺を招いて宗家は滅亡し、江戸時代には庶家だけがわずかに残った。(Wikipediaより)

 『信長の野望』では最強勢力の一角。優秀な家臣団と精悍な騎馬隊とで合戦では向かうところ敵なし。駿府の今川、相模の北条との三国同盟のおかげで後背を攻められるリスクも少なく、伸びたい方面に好きなように勢力を拡大することが出来る初心者向けの大名です。しかし根拠地の信濃・甲斐が日本列島の真ん中に位置しているため、どの方面に版図を拡大していくかを考えないと四方が敵だらけという状況にもなりがちで、勢力を拡大すればするほど人材と資源の配置にも留意していかないといけません。戦術面での不安はほとんど無い分、戦略面にやや頭を悩ます大名でもあります。絵里子先生のおっぱいと存在感は、まさに風林火山の武田騎馬軍のごとし!存分に堪能しましょう(笑)


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