キウイフルーツの先進地、香川県が開発した”讃緑”です。酸味が少なくてとても食べやすい品種です。現在、香川県下にだけ栽培が許可されている特別な果物はまるで???そのものです。ちょっと調子良すぎたかもしれませんが田中農園では、現在定植にとりかかったところで味わえるのは 早くて2年先です。                  

キウイの接ぎ木をしています。ヘイワード台に香川県が開発して生まれた新品種”讃緑”の穂木を腹接ぎという方法で接いでいます。接ぎ木にはかなりの技術を必要とされるので普及センターの指導員の先生に接いでもらいました。春になれば穂木の芽から新梢が伸び始めます。タ・ノ・シ・ミ!!

危ぶんでいたことが発生しました。接ぎ木をしたところを野良犬が駆けていったらしく穂木がポッコリ取れて外れていました。もう絶句。何とも悲しくてたまりません。この苗木は1本の穂木で品種改良にチャレンジすることになります。
残り1本、がんばって!根性!私の夢を叶えて!お願い!

讃緑と言う品種は芽吹きがほかの品種より早いので霜対策のため、藁を巡らしました。穂木に藁が当たって活着に支障をきたすといけないのでそっと巻きました。コレで何とか霜害から免れればいいのですが・・・

心配していた接ぎ穂から讃緑の芽吹きを確認しました。霜害で枯れるかもしれないと覚悟していましたがビロードのように毛羽立った芽がのぞいていました。まだまだ安心できませんが少しほっとしました。ちょっとわかりにくいかもしれませんが画面中央あたりです。