カガッタ・スポルト紙


 2006/07/17   海の日の奇跡
≪ 海の日エンジョイ大会 〜アスパラドリンクフットサルフェスタ〜 ≫
 
〔日時〕 2006年7月17日(日) 10時〜17時半
 
〔試合会場〕  Jフット丸亀
 
〔出場者〕  加賀宇、関、福井、山地、池北、喜田、浪越、三崎
 
〔試合方式〕 前半7分―休憩1分―後半7分。
        20チームが5組に分かれて総当たり戦後、決勝トーナメントを行う。
        決勝トーナメントでは同点の場合、延長戦はなく即座にPK戦とする。
 
〔試合詳細〕
 
<グループリーグ第1試合>
 
Ultra Donkeys  0−0  鈴卓クラブ
 
[前半]  0−0
 
[後半]  0−0
 
[試合経過]
 前半にウドンズメンバー、後半に助っ人メンバーで挑んだウドンズ。前半、いつものメンバーがいつものようにプレーをし、徐々に流れをつかみ始める。そして池北が豪快なゴールを決め、ウドンズが先制!・・・のはずが、その直前のプレーでファールがあったとしてノーゴールの判定に。さらに後半はシュートの嵐で相手を圧倒するが、スーパーセーブを連発する相手GKに阻まれ、結局ゴールは割れずじまい。無念のスコアレスドローに終わる。この後に強豪との連戦を控えているだけに、この時点では痛い引き分けと思われた。
 
 
<グループリーグ第2試合>
 
Ultra Donkeys  2−1  蹴遊会
 
[前半]  1−1  (得点者:三崎)
 
[後半]  1−0  (得点者:福井)
 
[試合経過]
 通称“海の日の奇跡”。ウドンズフットサル史に残るスーパーゲームその1。
 この試合から前半に助っ人メンバー、後半にウドンズメンバーで臨むこととなった。前半、圧倒的な強さを誇るはずの蹴遊会を相手に、なんとウドンズが圧倒する。調子を上げ始めた助っ人メンバーが素晴らしいプレーを見せ、三崎のファインゴールで先制。このままリードを保てるかに思われたが、前半のうちに同点に追い付かれてしまう。後半のメンバーの方が実力的には落ちる。状況は厳しくなったかに思われた。
 しかし、後半のメンバーが大奮闘する。一進一退の攻防で、相手にゴールを割らせない。むしろ若干押し気味だったが、同点のまま試合時間は過ぎていく。そして、試合時間は残り1分を切る。残り30秒。20秒。10秒。コーナーキックのチャンス。残り6秒。ボールがこぼれる。そこに、福井が飛び込んでくる。残り3秒。「撃て!!」。チームメイトの想いを乗せたその一閃が、ゴールネットを射抜く。決勝ゴール!!残り3秒での劇的弾で、ウドンズは大きな一勝をものにした。公式戦史上最高とも言われるこの奇跡のゴールは、チームの士気を高揚させた。
 
 
<グループリーグ第3試合>
 
Ultra Donkeys  3−2  FORTUNA FC
 
[前半]  1−1  (得点者:池北)
 
[後半]  2−1  (得点者:関2)
 
[試合経過]
 グループリーグが混戦の様相となったため、この試合に勝つか引き分けるかすればグループ1位での決勝トーナメント進出が決まるウドンズ。逆に、もし負ければ一気に3位に転落し、その時点で敗退が決まる。福井の「デビュー戦より緊張した」という言葉が表す通り、かつてない大一番の一戦となった。
 前半、強豪相手にも関わらずウドンズが優勢に試合を進める。そして池北のゴールで先制。引き分け狙いでいくならば、大きな1点となる。しかし、試合前にチーム内から出た「勝つ気で行かないとやられる」の言葉通り、決して甘い相手ではなかった。すぐさま同点に追い付かれる。試合の流れが相手に傾きつつある中、勝負は後半へ。
 そして、悪い予感は当たった。FORTUNAがさらに1点を追加して、逆転。完全に相手ペースになり、予選敗退の最悪の事態が迫り始める。だが、ウドンズはそこで呑まれなかった。気持ちで負けない。攻める。そしてついに・・・。関が同点ゴールを決める!盛り上がるUltra Donkeys!さらに、手を緩めない。関が、大きな大きな追加点!会心の決勝ゴール!!土壇場での大逆転勝利を挙げた。そう、“海の日の奇跡”は終わっていなかったのだ。
 ウドンズは劇的な2試合の勝利で勝ち点を7とし、堂々の1位通過で決勝トーナメントへ。ちょうど1年ぶりの決勝トーナメント進出となった。
 
 
<決勝トーナメント・準々決勝>
 
Ultra Donkeys  1−1  FC FIFTH
          (PK 3−2
 
[前半]  0−0
 
[後半]  1−1  (得点者:関)
 
[PK戦]  3−2  (得点者:浪越、三崎、喜田)
 
[試合経過]
 またも対戦経験のある強豪チームと顔を合わせることになった。FC FIFTHはグループリーグでは2位に終わったものの、敗者復活のPK戦で勝ち上がってきたチーム。前回対戦した時にはウドンズは完封負けを喫している。さらに、FIFTHには前回不出場だったエースがいる。
 だが、強いのはこの日のウドンズも同じ。しかも試合を重ねるごとにチーム力は上がってきている。前半、両者一歩も譲らず0−0。試合の行方は後半に託された。
 そして後半。ついにこの時が訪れる。関が先制ゴールを決めたのだ!大きな1点を奪い、チームのムードは最高潮に。いける。時間は刻々と過ぎていき、あとわずか・・・。ここで相手選手がカウンターで抜け出す。ウドンズの選手も必死で追う。追い付いた!キーパーも前に出てコースをふさぐ!しかし相手選手は倒れ込みながらもシュートを放ち、グラウンダーのボールは無情にもゴールの中へ。同点!試合終了間際のまさかの失点。勝負は痛恨のPK戦にもつれこんだ。
 1年前のこの日、このコートで、ウドンズはPK戦で敗退し、ベスト4入りを逃した。しかもFIFTHはPK戦で勝ち上がってきたチーム。明らかに分が悪かった。
 PK戦。先攻はFIFTH。1人目。豪快なシュートを決める。後攻、ウドンズ。蹴るのは浪越。シュート!しかし、ボールはキーパーの股下へ。キーパーに当たり、ボールの勢いが弱まる。外した・・・!?だが、ボールが止まったのはゴールラインを越えてから。ゴール!
 2人目。FIFTHのシュートはまたも豪快に飛んでいく!が、クロスバーを直撃!跳ね返ったボールはゴールラインを割らず。PK失敗!
 ウドンズの2人目は三崎。みごとなコースに決める!この場面で冷静にPKを決められる精神力と技術はさすが。これでウドンズが1本リードを奪う。
 3人目。FIFTHが決める。そして、この大激戦の勝敗は、喜田という一人の男のキックに委ねられた。
 喜田は実はこの時、逃げ出したくなるほどのプレッシャーを感じていたという。チームの命運を賭けた1本。とてつもない重圧。それを背負いながら、喜田が蹴る。シュートはキーパーの横をすり抜けてゴールの中へ!決まった!!なんと、悲願のベスト4!!
 決勝トーナメントでもウドンズの快進撃は止まらなかった。初のベスト4、その未知の領域についに足を踏み入れたのだ。
 
 
<準決勝>
 
Ultra Donkeys  0−1  Goal on Demand
 
[前半]  0−0
 
[後半]  0−1
 
[試合経過]
 この試合、今大会初めて先制点を許す。後半、1点を奪われたのだ。ここまで激戦を勝ち抜いてきたウドンズ。選手達には徐々に疲労の色が見え始めていた。だが、気力を振り絞る。喜田も関も相手の激しいマークに遭いながらも踏ん張る。加賀宇が声を張り上げて味方を鼓舞する。だが、1点が遠かった。惜敗。優勝の夢は絶たれた。
 
 
<3位決定戦>
 
Ultra Donkeys  0−5  ☆conperse
 
[前半]  0−3
 
[後半]  0−2
 
[試合経過]
 ☆conperseはまぎれもなく強かった。今までのチームとは別格。これがトップクラスにいるチームか。しかし、喜田は素晴らしいキープ力で相手を次々と打破していく。彼は負けていない。だが、チーム力では歯が立たなかった。点を取り返そうと前掛かりになった後ろを突かれ、失点を重ねる。大敗。
 結局、4位で大会を終えた。20チーム中4位は誇るべき結果だ。何よりも、これだけ熱い一日になると誰が予想できただろうか。寄せ集めの急造チームだったはずが、一日で素晴らしい一つの“チーム”になった。フットサルは楽しい。そのことを誰もが感じていたに違いない。

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