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日商簿記各級の概要と合格率
〈3級〉
【基本的な商業簿記および記帳、決算等に関する初歩的実務を理解している。
(試験時間) 120分
(合格基準) 70点以上
(受験料) 2,500円
※初めは馴れない言葉がでてきて理解するまで少し時間がかかるかもしれません。
でも…小さい頃にお小遣い帳をつけた事がある方、主婦なら家計簿をつけている方は「家庭簿記」というりっぱな簿記をすでに経験しているんです(b^ー°)
簿記は誰でも簡単に帳簿がつけられるように作り出されたものです。
難しく考えずに始めてみてください。
合格率…50%前後
〈2級〉
【高校程度の商業簿記及び工業簿記(初歩的な原価計算を含む)を修得している。】
(試験時間) 120分
(合格基準) 70点以上
(受験料) 4,500円
※3級と比べ商業簿記はより多くの仕訳があり、株式や社債・手形の問題につまづく方が多いようです。
それと新たに工業簿記が入ってきます。
商業簿記とは全く異なる勘定科目に最初は戸惑うと思いますが、実際の工場での工程をイメージしながらじっくり勉強すればそんなに難しくはないと思います。
合格率…30%前後
【大学程度の商業簿記・工業簿記・原価計算ならびに会計学の修得し、財務諸表規則や企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析ができる。】
(試験時間) 3時間
商業簿記・会計学(90分)
工業簿記・原価計算(90分)
(合格基準) 70点以上
ただし、4科目のうち1科目でも40%(10点)に達していなければ不合格となります。
(受験料) 7,500円
※2級までの試験とは違い、会計学という規則・法規に関する項目と製造業で使われる原価計算が増えますので難易度がかなり上がります。
会計学と原価計算の理解を深めることが合格の近道となります。
(私的な感覚ですが3級〜2級と2級〜上級はかなりの差を感じました)
むつみと1級挑戦したい方は全力で応援します!!
合格率…10%前後
次回は合格率の詳細をお知らせします。