愛媛みかん 大平みかん園 建ちゃんみかん屋日記


7月〜8月


7/4摘果作業



今日は長く降り続いた雨があがり真夏のような陽ざしが照りつけます
ラジオは四国地方は梅雨明けしたと伝えています
雨で遅れていた摘果作業もいよいよ本番、ひたたり落ちる汗をぬぐいながらの
作業は根気と忍耐力のいる仕事です。
これから8月のお盆までに摘果のめどを着けなければいけません
炎天の中辛い作業がつずきます

7/5 西内小夏 夏販売開始



西内小夏の一番美味しい季節の到来です。
7月になり気温の上昇と共に西内小夏本来の味を堪能
して頂ける暑い夏がようやくやって来ました。
低温貯蔵庫が出来て初めての試みとして小夏の
名のとうり夏販売の開始です。
今日第一便発送しました。
お客様に喜んで頂けるでしょうか
評価が楽しみでもあり、心配です。

今日は真夏日 暑い
7/13 


梅雨が明けて比較的しのぎやすい夏が続いていましたが
今日は朝から気温はうなぎ上り、摘果作業も遅れていますが
夏将軍には敵いません誰がなんと言っても午後から休養と決めました。
そして3時間程の昼寝から覚め倉庫に行って見るとワンワン防衛隊も
暑さでかなりまいっている様子、何か良い方法はないか考えていると
断熱パネルがあったのを思い出しそれを天井に張ってやる事にしました。
不器用な私ですがやってみると意外と簡単なんとか夕方までに作業が完了
明日からは少しは涼しくなる事でしょう。

7/15 今年度の最終出荷です



今日、ようやく昼までで極早生園の摘果が一段落つきました。
午後からは西内小夏の予約夏販売、最後の荷物の発送です。
箱詰め前に、まずは冷蔵庫から出しておいた小夏の食味検査、
サンプルを取り品質の劣化が無いか皆で食べて異常が無いかを確認します。
7月まで置くのは今年初めての試みです。
少し不安もありましたが、低温貯蔵庫のおかげで品質の劣化もないようです。
これなら待って頂いたお客様に喜んでもらえるのではないでしょうか
汗だくで荷作りを済ますとウズ・マリンが様子を察知しトラックに飛び乗ります。
車の冷房をガンガンにきかしトラックターミナルへ出発です。

7/17 みかん山への出勤はバイク

四国の農協系スタンドではガソリンがついに188円になりました。
毎日みかん山へはトラックで行っていましたが農道は急勾配で
カーブだらけ、燃費は最悪です。満タンにしていてもすぐに無くなります。
この所のガソリンの急騰で荷物の無いときは50CCバイク通勤に切り替えました。
みかん山の登り口からはモノリールに乗り換え、今日はデコポン園の
摘果作業よく成っているのでデコポンはこの分なら豊作が期待できそう

7/20 我が家の客人

最近我が家に夫婦で訪れた客人は1週間ほど居候をしています。
どうも数日前に赤ちゃんが出来たらしく、母親は暑い中不眠不休で
子供の世話をし食事の時間も満足に摂れない様子です。
だんなの方はと言うと、遊び人らしく家族をほたらかしにして遊びほうけて
ほとんど我が家に帰って来ません。
そんなふうで母親は日に日にやつれ心配しています。
私が食事を勧めても、なかなか食べてくれず、陰よりそっと見守る事しか出来ません。
そのような訳で、我が家では子供が早く成長して親子元気で巣立つ日が来るのを
祈るような気持ちで待ちわびているのです。
昨今、人間界では親子のいやな事件が続いていますが
命をかけて子育てするけなげな山鳩の母を見ていますと
どうしてこんな情けない社会になってしまったのか考えさせられます。



7/29 非常事態我が家の客人家があぶない

毎日ハトのヒナ誕生を待ちわびて、これまでそっと見守っておりましたが
今日みかんの摘果から昼休みに帰って、いつもの様に巣を見上げると大変、
さくらの木の又の所にしている巣が安定が悪い為、
落ちる寸前の状態になっているのです。
今まで気にはなっていましたが人間が良かれと思って手を出すと
野生の鳥ですので警戒して巣を放棄してはいけないと思いそっとしていました。
しかし上の巣はこのまま放っておけば落ちるのは時間の問題、
やむを得ずイチカバチカ木にはしごを架け電線で巣の周囲を補強してやりました。
思ったとうり親鳥は驚き飛びさってしまいました。巣をそっとのぞいて見ると
なんとヒナがかえっているのです、もう1個もかえる寸前の様子、
手早く応急処置を済まし隠れて親鳩の帰りを待つ事にしました。
しばらく気をもみ待っていると親鳩は子を心配し帰ってきてくれました
もうこれで大丈夫、当面の危機は脱出できた様子です。
鳩のお母さんたのんだよ、ヒナが無事すだつまで・・・・

8/14 みかん園の潅水

7月上旬に梅雨明けして以来、大地が湿る程の雨が今だ降っていません。
みかんの味を決める重要条件の一つが夏場雨量です。
今年の場合雨量が少なく糖度が上がる環境にあり、この分なら秋には
間違いなく美味しいみかんんになると予想しています。
ホームページタイトルに暑い夏にも水我慢して苦労する程味が出る‥‥
のごとく、みかんが水が欲しくても吸収できない状態にあります。
こういう非常事態には、植物は種の存続を計る意味から果実に
糖を蓄積していきますが、さじ加減を間違えるとみかんの木も
果実も死んでしまいます。
みかんの状態を見ながら潅水をしてやらないといけません。