愛媛みかん 建ちゃんみかん屋日記 3-4月  建ちゃんの愛媛大平みかん園

春みかんなつみ 4/10

春みかんなつみとは,なんと良いネーミングだろう。
この名前だけでどんな柑橘商品なのか まだ なつみ 
を知らない方でも凡そご理解頂けるのではないでしょうか。
春みかんなつみの名はアグリストクラブで指導頂いている
愛媛うまいもの販売専務飯尾さんより教えて頂いたものです。
以前、販売相談会の折,なつみが販売商品にあるが新しい品種
なので消費者の方はほとんど知らないと思う、そこで名前を見るだけで
その商品が解るインパクトのある商品名にするほうが良いと助言され
すぐにこの名前を使用する事となりました。
春みかんなつみはまだ同業者がウェブサイト上では使用が珍しく
このキーワードで検索を架けると大平みかん園のHPがトップに表示されます。
(特にグーグルでは)お試しください。

いのしし防護電柵設置 4/13



みかん産地は生産者の高齢化等で廃園が増え いのしし・ハクビシン等の害獣がやりたい放題、
当農園でも昨年より数十万円の被害を受けています。
ウズ・マリのみかん山防衛隊もお手上げ状態このまま放置しているとやっと熟した小夏が
収穫前に食べられてしまうので大枚をはたき、いのしし避けの電気柵を設置する事になりました。
最新鋭の電気柵は9500ボルトの電圧でいのししを撃退してくれるでしょうか
終わり無き害獣との戦いが続きます。

苗床植え付け 4/15



毎年この時期になるとみかん苗木が入荷します。
時代と共に目まぐるしく変化する柑橘品種、お客様のニーズに合う新しい品種を予想し
苗を仕立てますが実が成り収入を得るには5年から10年の歳月がかかります。
このように苦労して植え付けても予想的中率は3割〜4割はずれた物は全て骨折り損に終わります。
これまで期待の新品種が出る度に幾度と無く裏切られた事か、いくら情報を集めて導入しても
最後は自分の園地で作って見ないと解らないとこらがあります。
そこがみかん作りの難しさとおもしろいところでしょうか。

採集した春みかんなつみの袋出し 2/20



春みかんなつみは1個ずつ袋かけ栽培しています。
注文に合わせ順次出荷が出来るように袋ごと採集したなつみを
袋から出し荒選別をして冷蔵庫に貯蔵します。
今年は特に品質が良くほとんど傷物などの二級品が出ません。
袋出し作業も自然と楽しくなります。
ばあちゃん何してるの美味しい物なら私にもちょうだいとマリンが
近づき見守ります。

みかん山防衛第三弾害獣防護柵設置 4/24

株式会社トーアミは金属網のトップメーカーこの会社を知ったのはここ数年のイノシシ被害をくい止める
手立てを探している内に、九州の防護柵製造業社に辿り着き、問い合わせをしたところ
何と、その営業マンは自社の物より低価格の防護柵製造メイカーがあると、ライバル会社のトーアミを紹介してくれたのです。
おそらく電話の会話のやり取りで当農園が困窮しているを気ずかい特別に教えて頂いたのでしょう。
資材が先日岡山から届き従兄弟に応援をたのみ3日間で200mを張り終えました。
ここは当農園で一番旨いみかんの出来る1等地、今年から食害の心配無く完熟まで木に置く事が出来ます。
お客様により美味しいみかんをお届けできると期待しています。
全てのみかん園2000mを全部張り終えるには何年かかるのでしょうか
一つ一つ地道に作業を積み重ねて行くしかありません。

春みかんなつみ出荷始まる 4/28



今日から春みかんなつみの発送が本格的に始まりました。
ご予約の皆さんが待っていると思うと少しでも早くお届けしなければと
あせる気持ちを抑えつつ、ようやく本日より発送の開始です。
今年の作柄は昨年より酸抜けがやや良いように思います。
今までお送りした感じでは少し味のばらつきがあるものの
徐々に味が乗って来ているようです。
先日お得意様から、味のばらつきがあるとのご指摘を受け再度むさくいで
サンプルを採取糖酸検査を実施しました。
その結果味を左右する酸度は高い物で1.2〜0.7という結果が出ました
(酸のベスト値0.8〜1.0)このことから判断するとだいたい良い状態に
近ずいているように思います。
これらからして5月10日前後が一番の食べ時になるのでは
と推測します。