カガッタ・スポルト紙


 2005/08/26   深夜の練習試合
 2005年8月26日(金)午後10時から、ウルトラ・ドンキーズ2回目の練習試合となる『Final gear』戦がJフット丸亀にて行われた。
 
 練習試合には特別ゲストとして田尾さんが参加した。田尾さんは、高校サッカー部時代には県選抜候補にも選ばれた、県内屈指のゴールキーパーだ。
 しかしこの日、ウドンズにとって大きかったのは、彼のプレーヤーとしての能力以上に、経験者としての視点だった。
 彼の本格的な戦術指導により、ウルトラ・ドンキーズのフットサルは大きな変貌を遂げることになる。
 
 田尾さんが考えたポジション配置は、意外とも言えるものだった。
 なんとディフェンスが本職の阿波を、ポストプレーヤーとして最前線に置く。最後尾には福井と真鍋正を抜擢し、全体のバランスを執る役目を任せる。そしてサイドに攻撃の起点を作り、この位置に宮武か加賀宇を起用。乙武は中盤やや下がり目の位置で攻守のつなぎ役だ。各選手の役割分担をはっきりさせた。
 
 彼が目指したのは、選手個々の能力に頼り過ぎるプレースタイルからの脱却。ボールをつなぎ、チームとして攻撃を作っていくやり方だ。
 今までのウルトラ・ドンキーズは、持ち味であるスピードと運動量しか活かせていなかった。しかし、これだけではチームとしての力に限界がある。そこで、いくつかの決まり事を設けた。
 
 攻め手が少ない時には攻め急がず、ボールを戻して後ろから攻撃を組み立てる。
 味方がボールを持ったらフォローを早くし、パスコースを2ヵ所作るようにするなど、常に3人が連動して動く。
 後ろの選手がバランスを執り、前線の選手を自由にさせる。
 攻撃の選手は相手を引き付ける動きをし、スペースを作る。
 ポストプレーを活用する。
 
 そう、目指すべくはチーム全体を活かす“パスサッカー”だ。
 
 いざ実際にやってみると、慣れない動きに戸惑う選手が多かった。いきなりの要求に、各選手がその実力を充分に出せていたとはいえない。
 だがそれでも、田尾さんが言わんとする事の正しさは誰もが感じていた。それは、ここ数ヵ月のフットサルで感じ取っていた事でもあるからだ。
 
 結局、新たな試みは未成熟なままに終わったものの、時間が経つにつれ少しずつ形になり始め、今までになかった素晴らしい連携プレーが見られるなど可能性は見出せた。あとはこれからどう成熟させていくかだ。
 
 県内屈指のプレーヤーは言った。「このチームは化ける」。ウルトラ・ドンキーズの潜在能力の高さはついに“本物”にも認められた。素人集団、どこまで強くなれるか。
 
 
〔日時〕 2005年8月26日(金) 22時〜0時
 
〔対戦相手〕 Final gear
 
〔対戦場所〕 Jフット丸亀
 
〔参加者〕 阿波、乙武、加賀宇、田尾亮、福井、真鍋正、宮武
 
〔試合設定〕 前後半7分ハーフ×3試合 + 7分×1試合
 
〔スコア〕
 
<1本目>
 
ウルトラ・ドンキーズ  4−2  Final gear
 
前半  1−1  [得点者] 阿波1
 
後半  3−1  [得点者] 加賀宇1、田尾亮1、真鍋正1
 
 
<2本目>
 
ウルトラ・ドンキーズ  1−3  Final gear
 
前半  1−1  [得点者] 宮武1
 
後半  0−2
 
 
<3本目>
 
ウルトラ・ドンキーズ  1−3  Final gear
 
前半  1−1  [得点者] 宮武1
 
後半  0−2
 
 
<4本目>
 
ウルトラ・ドンキーズ  2−3  Final gear
 
[得点者] 阿波1、加賀宇1

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