2004年5月1日、下高瀬小学校グラウンドでサッカーの合同練習が行われた。
通常はミニサッカー大会の前日に非公開練習として行われることが多いのだが、この日はゴールデンウイークの真っただ中ということもあって公開練習という形で実施され、史上最多の観衆を集めた。
(観衆→野球の練習をしに来て、こちらを全く気にしてない少年7人)
この日の参加者は加賀宇、関、田中、福井、真鍋正の5人。
まずはパス回しと2対3のミニゲームで軽く汗を流した。(注:この日の最高気温は25℃を超える夏日)
開始早々、軽く力尽きていた。
そしてその後、本格的な練習に入る。4人でパス交換をしながら攻撃の形を作る練習、ゴールキーパー練習、フリーキック・コーナーキック等セットプレーの確認、PK練習などである。
この日一番の収穫は、何といっても新加入のGK・田中の技術力の高さが見出せたことだろう。
FW福井のトリッキーなアウトサイドシュートがゴール左下隅にきれいに飛んでいったのに対して、抜群の反応でこれを弾き出した。彼はこのファーストプレーをきっかけに、本来持ち合わせているGKセンスを開花させる。
ボールや人に対して臆することなく向かって行き、自分の間合いで勝負する。福井・加賀宇・真鍋正の繰り出す無数のシュートをことごとく止めていた。
さらに、ゴールキック練習でも飛距離十分の正確なキックを成功させ、ゴールキーパーとして即戦力ぶりをアピールしていた。
そして、この日最も皆の度肝を抜いたのが関のフリーキックだ。
彼は“ロベカルキック”と“ベッカムキック”の2種類のキックを使い分けることができる。
“ロベカルキック”は低弾道でグングン伸びる強烈なキックで、驚異的なスピードと破壊力を誇る。並大抵のキーパーに止められるような代物ではなさそうだ。
一方、“ベッカムキック”は技巧的。インサイドで蹴ってボールに横回転を与えるもので、相当な技術がなければボールを浮かせることはできない。
この2種類のキックが使える関がいることで、フリーキックはチームにとって大きなチャンスとなりそうだ。
また、関をキッカーとしてコーナーキックの練習も行った。ゴール前にはセンターに福井が位置し、ニアサイドに加賀宇、ファーサイドに真鍋正が飛び込むという形。
この練習でも関は素晴らしいボールを供給しており、飛び込んだ選手もタイミングが合っていたため、練習次第でさらに精度は上がりそうだ。
この日の練習では、攻撃陣が円滑なパス交換でテンポ良く攻められ、セットプレーもある程度形ができたことで、今後に期待の持てる実り多き一日となった。
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