福村農園自己紹介

   経  歴

   
2004年  ブルーベリー苗木 初めて20本(南部ハイブッシュ系の2種類:オニール、リベイル)植える。
        翌年初めて数10粒のブルーベリーを収穫する。
   2005年  自宅近くの田を改良して農業用ハウスを新設する。(1号ハウス)
   2006年  北部ハイブッシュ、南部ハイブッシュ、ラビットアイを鉢植えする。
   2010年  農業用ハウス 自宅近くの土地(1号ハウスからほぼ500mの距離)に新設する。
        (2号、3号ハウス)
        1号ハウスのラビットアイの移設(2号ハウス)、及び新たにラビットアイ新規植付(3号ハウス)
   2013年  現在に至る。

     ブルーベリーを始めたきっかけ

   
サラリーマン生活で50歳を過ぎた頃、7年間東京に単身赴任を経験しました。休日に一人で
   ふらりと書店に立ち寄る時間も増えていきました。目を引く本があれば何でも購読していました。
    ある時近くの本屋でふと見つけた『育てて味わう!まるごとベリー ブルーベリーと人気の10種』
   (日本放送出版協会)を手に取り本の内容と添付した写真に感動しました。

   高齢とともに目の病気(白内障、緑内障)にかかり治療を受けていた父のために少しでも役立つ食べ
   物として何か良いものがあれば摂り入れたいと心に留めながらも、日々生活では忘れていたものが、
   繋がった思いがしました。 
   その本を囲み家族と話し合い、ブルーベリーを栽培することになりました。

   
 やりがいを感じる点
   ブルーベリーは不思議な魅力を持った果物です。四季を通じてブルーベリーを見ていると、その美しさに
   感動します。ブルーベリーを栽培して最も大切にしたいことは、完熟果のブルームのついた摘みたて生果を
   お届けすることです。店頭にたくさん並んでいるブルーベリーが1個ずつ買い物かごに入って、おいしく食
   べていただくことを思うとやりがいがありますし、ますます頑張ろうと思います。

   加工にも向いているブルーベリーをワインにしたら、また新しいブルーベリーの魅力を持つのでは、と思
   いました。適期の完熟収穫する生果出荷とは流れる時間が変わります。ブルーベリーがゆっくりと眠り、
   じっくりとブルーベリーワインになっていきます。
   福岡県久留米市に『巨峰ワイン』というワインの森を持つ素敵なワイナリーがあります。ブルーベリー
   100%を原料として委託製造してもらいました。お世話になった方や知り合いにクリスマス、年末年始に 
   試飲していただいただいたことがありました。毎年の好評に力を得て、2012年には販売を開始することに
   なり福村酒店になりました。

     これからの計画

   『自然の休憩所のベリー公さんから「福村農園は摘み取り園に向いている」と言ってもらったことが
   ずっと心に
ありました。しかし当初から市場出荷を目標として摘み取り園は全く考えていませんでした。
   ある初夏の日、2歳前の男の子が農園にやってきました。ブルーベリーが大好きでお店で買ったものが
   駐車場を出る頃には無くなり、熱が出たときは、水とプリンとブルーベリーしか食べれないと言う。
   男の子のブルーベリーを見る真剣なまなざしに心が動きました。
   2013年、摘み取り園をオープンしました。

   新鮮な生果をお届けすることを一番に考えています。
   高機能の果物ブルーベリーを多くの人にジャムとしてもお届けしたいと思うようになりました。
   ブルーベリー本来の爽やかな味、そして健康に良いジャムを現在、元気で夢のあるお店と試行錯誤を
   重ねています。完成したらまた報告します。